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前回のベースとなる用土編の続編です。『ブルーベリー培養土変更計画ベースとなる用土編』冬に向けてブルーベリーを植え付ける培養土を変更しようと計画を練っている最中です。今使っている用土は過去に配合などを書いた記事があります。『縁の下の力持ちブル…ameblo.jpベース用土をピートモスからココピートに変更し、ネックとなるpHは硫黄かサンドセットで調整すると書いたのが前回の内容です。ココピートは排水性も通気性も保水性も保肥力優れているのですが、通気性が良すぎる為乾燥も早いです。その為、保水
人生で初めて育てたラズベリーはトゥラミーンという、一般的な市場には出回らない品種です。入手経路がほぼヤフオクしかなく、最近は偽物が出回っているという物騒な情報もあります。(当園で栽培しているトゥラミーンは、これが偽物なら日本に本物が無いと言えるくらい信頼できる方から購入した物になります)そういう希少品種を育てるのは、一般的な品種を一通り栽培して、満足できなくなってからというのが普通なのでしょうが、いきなり希少種から入ってしまったため、比較対象が無く、実際に収穫して食べましたが、これが他のラ
挿し木は色々と試行錯誤しましたが、試すほど無駄を省いた基本的な方法に戻ってきています。最近は発根促進系の薬品も使わなくなりましたし、枝を切って、土に挿す部分を斜めにカットして、余分な芽を取り除いて、土に挿すという至って普通の挿し木方法で行っています。気にしているのは挿し木後の管理です。特に水管理には気を使っています。以前、水管理を試験的にいくつかのパターンに分けて実験してみた事があります。植物の種類や土は全く同じで、水管理だけを変えました。その内容は①しっかりと土が乾燥してから潅水
6月からスタートした、ブルーベリーの品種ごとの食べ比べも11回目まで来ました。『ブルーベリー食べ比べ第10弾!』ブルーベリーの品種食べ比べもついに10回目です。『ブルーベリー食べ比べ第9弾!最後にお知らせも。』今回が500回目のブログです。3日坊主の私ですが、いつも見て…ameblo.jp前回までで、57品種を食べ比べましたので、今回は58品種目からスタートです。まずは、ウィトウです。甘く果汁が滲み出してくる美味しい品種です。フルーティな香りが口の中で広がり、味に関してはかなりレベルが
昨日は畑に行っておそるおそるぐみの木の写真を撮ってきた。これは昨年の春買ってきたびっくりグミだ。やはりヤツらはいた😭昨年はこのアブラムシを顕微鏡で覗いたりしたが、その苗木は1番遠くの畑に移移したので今年はそこまではしない。代わりにアブラムシについて書いたブログがあるので載せてみますね。ちょうど1年前ですこの時も小川眞先生のコラムを読んで感動していた。山の樹木はきのこの菌根菌が守っているが果樹栽培となるとそのバランスが崩れるという。だったらその果樹に菌根菌を付ければ病害虫から守ってくれるので
自分のためでもありますが、ヤフオクなどで日本では絶対に果実を実らせる事ができないイチジクが出回っているようなので買って良いグループと買ってはいけないグループをまとめてみました。イチジクは無花果と書く通り、咲いている花は果実の中にあるので目で見る事はできません。現状のロンドボルドーの大株です。恐らくまだ膨らみ始めていない小さな果実を割ると白いフワフワした綿毛のような物が中に入っていると思います。その白い綿毛状の物がイチジクの花です。そして実の中に花があって、どうやって受粉するの?という事で
正解は低温です。なぞなぞを期待された方すみませんでした。面白い答えを思いついた方がいましたらコメント欄で教えてください。さて、ブルーベリーは休眠中に低温に当たる事がかなり重要です。具体的に低温とは何度の事?と思いますが、7.2℃以下とされています。系統や品種によっては寒すぎてもいけませんが、どんなに寒さに弱い品種でも-10℃くらいまでは耐えられると思います。7.2℃以下の気温で何時間以上休みたいというのは系統や品種毎に決まっています。例えば、寒い地域を好むとされるノーザンハイブッシュ
イチジクにレディ3姉妹と呼ばれている品種があります。レディブラックレディホワイトレディグレイの3品種があるのですが、まずはブラックとグレイが収穫を迎えたので、食べ比べてみました。こちらがレディブラックです。そしてこちらがレディグレイです。どちらも首が長い、洋梨のような形で、色以外はよく似ています。イチジクの秋果は小さめの物が多いですが、レディブラックとレディグレイはまずまず大きいです。レディ3姉妹の果実は、収穫した段階で、濃厚なジャムになっているような、写真を何度も見てきたので
以前、カルシウムを酢酸に溶かして液肥を作る記事を出しました。『【実験】酢酸カルシウム液肥作りに挑戦!』植物の生育に欠かせない成分であるカルシウムです。しかし、根から与えても植物に取り込まれるのに時間がかかる事や、一部を除いて土壌酸度をアルカリ性に傾けてしまう事…ameblo.jp炭酸カルシウムが主成分の卵の殻や貝の殻などを酢酸で溶かしただけの単純な物です。作り方の説明は省くので、上の記事を見てください。1つだけ注意点です。溶かす時に使うのは必ず酢酸にしてください。前回記事を出した際にクエ
気を取り直して、レアイチジクの話です。挿し木1年生のブラックマデイラKKという品種に果実が着き始めていました。ビックリする程、樹勢が弱くて、1年経っても鉛筆くらいの太さしかなく、樹高も30cm無いのに、幼果が着いているのは驚きました。流石に、今からでは、完熟せずに冬になるのと、挿し木1年生では、体力的に不安なので、摘果しました。樹勢が強い品種より、樹勢が弱い品種の方が果実の着きが良いのは、ほぼほぼどの果樹でも共通ですね。ブルーベリーでは、ピンクレモネードやコロンバスあたりは樹勢が強くて
【柿の生理落果&ブラックベリーの仕立て方】九州〜山口が梅雨入りしましたねいよいよ梅雨入りが近づいてきました今日は梅雨入り前の貴重な晴れ間でしたので、野菜〜ブドウ〜柿〜柑橘まで総薬剤散布デー頑張りました〜バテバテなタカさんです柿の6月生理落果(ジューンドロップ)が始まりましたこれは落果した痕跡適正な数になるまで自然落果は続きます。これからの時期は曇雨天による日照不足での栄養不足、果実同士や果実と枝葉の伸長での養分奪い合いが起こるので、栄養争奪に負けた果実は落果していきます。甘柿『興
時々書いているのですが、植物の苗木を作る方法の1つに接ぎ木という方法があります。ある優秀な品種の枝(穂木)を、丈夫な根を持つ別の木(台木)につなぎ、優秀な品種をより栽培しやすくする技術です。なぜそんな事が行われるのでしょうか?果樹に限定して話すのであれば、品種改良は基本的に果実の味やサイズに主眼を置いて行われます。耐病性や強健度を求める事もできるのですが、それらを求めて、味やサイズが理想からかけ離れてしまっては元も子もないので、品種改良の際は、耐病性や強健度の優先順位はかなり下げるのが
以前のブログに書いた、鉢の中にミミズが入って、土が泥状になった事で、根が酸欠を起こし腐ってしまったチャンドラーの続報です。『植物を栽培していて嬉しい時』枯れそうな植物は諦めなさい。植物栽培を生業としている人は口を揃えてそのように言います。枯れそうな植物を立て直す為には時間もお金も掛かります。ビジネスで栽培して…ameblo.jpチャンドラーは、ノーザンハイブッシュ系では最大の果実が採れる品種です。この木も去年は元気だったので、安定して500円玉を超えるサイズの果実を着けてくれていました
数日前は食べられる果実を探すのも大変だったブルーベリーですが、日増しに食べられる品種も増えました。日曜日に家族で食べた時に、「あと3日遅かったら」と思っていた通りに、食べごろの果実が増えました。先日紹介できなかった品種を中心に食べ比べをしていきます。できる限り収穫した品種は全て食べ比べてまとめていきたいので、8月のラビットアイ系まで長丁場ですが、お付き合い頂けたらと思います。まずはヌイです。先日紹介したレカ、そしてプルと同じ親から生まれた3兄弟の品種です。巨大果のヌイ、甘味のプル、酸
2023年4月から、コーナンオリジナルの不織布プランターでラズベリーを育てていました☺1年半経ちまして、鉢から出してみることにしましたー!使ってたのはこれ↓コーナンオリジナルLIFELEXフェルトプランター7L直径22×高さ23cm楽天市場657円${EVENT_LABEL_01_TEXT}見た目の劣化、機能性、根っこの生育についてまとめてみます!見た目は劣化、内側は余裕!まず外観から。2回の夏を経験し、やはり紫外線によるダメージが出てます!↓半年
我が家のキウイの芽が動き出し、花芽がわかるまで育ったので摘蕾を行っています。中心部が鮮やかな紅色に染まる紅芯のレッドキウイを育てています。レッドキウイには3種類ほどが定番で『ルビーレッド』『レインボーレッド』『紅妃』です。自分が思っているイメージは以下です。『ルビーレッド』紅芯の赤肉『レインボーレッド』紅芯の緑肉『紅妃』紅芯の黄肉3種類の中で我が家で育てているのは『紅妃』です。【紅妃(こうひ)】4年目黄緑色の果肉の中心部が鮮やかな紅色に染まる紅芯キウイフ
ブルーベリーの挿し木3年生の子供苗が数か月で見違えるような成長を遂げました。3月末の時点では、太くても鉛筆程度、高さも膝までがやっとというサイズ感でした。この3枚が3月時点の写真ですが、やっぱりどう見ても子供です。これらの苗が4か月強で想像を遥かに上回るスピードで成長してくれました。枝の数が増えて、ボリューム感が一気に上がりました。高さも胸くらいの高さまできました。高くても膝くらいの枝しかなかったのが信じられないくらいです。こちらも良い感じの太い枝がまっすぐ伸びています。そして、裂
花ごころが出している花ちゃん培養土という土があります。鉢植えで植物を育てるなら(室内管理は除く)とりあえずこの土に植えておけば間違いないレベルで信頼しています。多肉植物など一部合わない植物もありますが、この土に植えて枯らしたら、管理の問題か外れの苗木に当たったか、害虫など土に関係の無い事故のどれかだと思っています。(個人的には、土のせいにせず、自分の管理の問題点をしっかりと洗い出したいタイプなので、安かろう悪かろうの土はあまり使いたくないです。)14リットルサイズなら400円以上、25リ
実家のブルーベリーですが、ラビットアイ系が旬の時期になってきたので食べ比べてみました。平均樹齢15年前後で、剪定や摘果、肥料などを与えない状態で生育している木なので、適切に管理すれば果実サイズや味などは変わると思います。参考までにご覧ください。まずはウィトウです。ラビットアイ系の中では大きい方で、摘果無しにも関わらず100円玉大くらいの果実が実っていました。味は最初の一口は甘い、後味で蜂蜜レモンのような爽やかな甘酸っぱさが来ます。果肉自体は柔らかめで、個人的にはもう少ししっかりした果
1月に収穫したアイスクリームバナナ(ナムワ系)が3週間経って色付いてきたので試食しました。途中で成長が止まってしまったので果指は10cm少々と小さく細いです。う~ん…美味しい状態のナムワバナナの味を知った後では、食べられないことはないけど微妙な感じでした。酸味も甘味も中途半端でモチモチしているけどなにかが物足りない。次に期待します。そして期待を一身に受けることとなったアイスクリームバナナの現状です。強風で葉の損壊が進んでいますが、昨年よりずい分状態が良さそうです。仮茎にズー
昨年の年末に叩き売りで1本500円で6品種購入したヘーゼルナッツの木です。若い木なので、花も果実もまだまだ先の話かと思われますが、木自体がとても多くの魅力に溢れています。では、早速書いていきましょう。ヘーゼルナッツの魅力1樹形や葉がカッコいい!単幹の苗を買っても、ひこばえが生えてきて、株立ちになっていくようです。大きい葉でボリュームがあり、パッと見存在感のある木です。果実目当てではなく、シンボルツリーとして植えても良いレベルの木だと思います。白い洋風の家によく合うイメージが浮かび
今日は趣味で栽培しているイチジクの剪定を行いました。12月末に施肥した発酵油粕のペレットはまだ形を残しています。雨などで風化した後、微生物が食べて分解される事でようやく植物が吸収できるようになる肥料なので、効き始めるまでが長いですが、2月の後半根が動き出す頃に少しずつ効き始めてくれればと思っていたのでほぼ狙い通りです。有機肥料の効きを早くしたい場合は土に埋めてしまったり、上から堆肥などを被せてやる事がオススメです。それにより、微生物の分解効率が何倍にも上がります。さて、イチジクの剪定です
フィンガーライム栽培も、始めてから数年が経ち、まだ数回の冬ですが、一緒に乗り越えてきました。その中で、肌感覚ですが、耐寒性の強い品種、弱い品種が少しずつ見えてきました。特に寒さに強いのは、ブラッドオレンジの血が入っているハイブリッド品種、オーストラリアンブラッドです。他には、ワイルドホワイト、デザートライムなどの、野生種が強いです。味や見た目が良くなるように品種改良が進められている事もあり、どの植物も原則園芸種より、野生種の方が強いです。フィンガーライムの改良種の中で、耐寒性の強さを感
夏から秋にかけて、フィンガーライムの栽培方法を変えました。というのも、果実をたくさん収穫している方のフィンガーライムと、当園のフィンガーライムでは、葉の大きさが違う事に気付いたのが1つ、そして、果実にならない奇形花が咲く理由が肥料不足とわかった事が1つです。手始めに、夏の終わりに与える肥料を予定の1.5倍程度にしてみました。すると葉が大きくなりました。どちらも同じ木で、上が肥料を増やす前に出てきた葉の大きさ、下が肥料を増やしてから出てきた葉の大きさです?明らかに大きさも違いますし、何
だいぶ前に、接ぎ木の方法が色々ありすぎて、どの方法を選べば良いのかがわからないというメッセージをもらいました。私自身、接ぎ木はあまり得意ではなく、最近になって、少しずつ成功率か上がってきたところです。得意ではないからこそ、成功しやすかった方法などを伝えられると思い、今回、記事にまとめてみる事にしました。冒頭で書いた通り、接ぎ木には、様々な種類があります。今回は、その中で、切り接ぎ、剥ぎ接ぎを紹介します。芽接ぎ、腹接ぎ、呼び接ぎなどもありますが、それらは、まだ上手くいきません。そして、接ぎ木
アミちゃんの足のケガの経過…まだ皮ができてないものの、回復の兆しが見え…(昨日小児科で処置してもらった)来週からは一年生も給食が始まるので、少しラク出来るかなーと思ってます今週はまだアミちゃんが午前中で帰ってくるので、合間で植物の手入れ新しくお迎えした、さくらんぼのナポレオン🍒↓昨年植え付けたさくらんぼ紅秀峰↓アメリカンチェリー↓🍒受粉のこともあり、さくらんぼは3品種育てることにしました巨峰も新芽がニョキっと気温が一気に上がってきたので、みんな喜んでいるように感じますカジイチゴ
イチジクのメアリーレーンが初収穫を迎えました。まだ、挿し木2年生の子どもの木なので、果実は数えられる程度に抑えています。9/26の様子です。黄緑色から、黄色っぽくなり、一回り大きくなりました。黄緑の時はピンポン球より小さかった果実が、色付くと同時に小さい鶏卵くらいのサイズになりました。そして、昨日の夕方に収穫しました。耳たぶくらいの硬さになって、指で軽く持ち上げた時に大きさ以上のずっしり感が出てこれば、完熟の目安です。1日早いかな?と思いつつも収穫です。完熟しても、黄色い皮が特徴的
期間限定でオープンするアトリエNoce.只今来季に向けて準備中です。一年中毛糸を編んでいます。🌻🌻🌻🇺🇦🌻🌻🌻鉢植えの杏が初めて実をつけました。今のところ9個。無事に熟してくれますように🙏編み図や作品をCreemaにて販売中です!アトリエNoce.インスタグラムもよろしくお願いします。
農園の片隅で趣味で育てている果樹がいくつかあります。果実がなった時に評判が良かったり、使い道を思い付けば、ブルーベリーやフィンガーライムに並ぶ主力に格上げされるかも知れませんが、今のところはあくまでも趣味の園芸です。(仕事も植物、遊びも植物って一体...?)そのうちの1つですが、日本スーパーフード協会が発表する2020年スーパーフードトレンド予測で第4位に輝いたのものが、今日紹介する果樹です。その果樹はシーベリーです。サジーやシーバックソーンとも言うグミ科ヒッポフェア属の果樹です。幹に
11月から3月までの各月でイチジクの挿し木をしてきましたが、その成長具合を載せていきます。ちょうど1か月前の様子がこちらにまとめてありますので宜しければご覧ください。『秋冬に挿し木をしたイチジクはどうなった??』秋冬に挿し木をし、室内管理をしているイチジクです。前回の現状報告から1か月が経ちました。『秋・冬に挿し木したイチジクの現状』11/11にマルコポーロという品種…ameblo.jpまずは11月に挿し木をしたマルコポーロです。早い段階で2枚の葉が出ましたが、その後寒さのせいか成長が止