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前々からSNSで面白いと話題になっていた小説、原浩さんの『火喰鳥を、喰う』を読んでみました。さっそくですが、感想・考察・評価を交えた簡単なレビューをどうぞ!あらすじ舞台は信州の旧家。主人公の久喜雄司は幼い頃に自動車事故で父を亡くしている。現在は妻の夕里子と、母・伸子、そして祖父の保と三人で暮らしている。そんなある日、久喜家の墓が何者かによって破壊される事件が発生する。なんと棹石の側面に刻まれていた大伯父・久喜貞市の名前が削り取られていたのだ。貞市は太平洋戦争で戦死した保の兄で、そこに
我が子は読書が大好きです。もともと我が子はADHDで読み聞かせなども座ってられず、佐藤ママの講演会に行き「本を聞いてくれません」と相談もしたことがありますが、佐藤ママは「聞いてなくても読み続けるのよ」と答えてくださいました。本を聞いてられない我が子が本を好きになったのは環境です。住んでいる場所が、六本木TSUTAYA、代官山TSUTAYA、恵比寿有隣堂(昔はbookcaféで本屋の商品をスタバに持ち込めた)など近く、bookcaféでスタバで本を持ち込み読み本を買って帰る。が日常だった
西尾潤さんの小説『愚か者の身分』のレビューになります。こちらは2025年秋に、北村匠海主演、綾野剛と林裕太の共演で映画化が決定している作品でもあるので、ぜひ実写版と原作をセットでお楽しみください。それでは、さっそく小説の概要を説明していきます。<概要>本書は半グレが仕切る戸籍売買ビジネスに関わった者たちを描く連作短編になっています。主な登場人物は、柿崎護、槇原希沙良、江川春翔、仲道博史、梶谷剣士の五名。文庫版ではそこに「特別書き下ろし」として、「神尾あやこの憂鬱」というサ
湊かなえさんの『落日』のネタバレ感想になります。あらすじ脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督・長谷部香から、新作の脚本を書いてほしいとオファーを受ける。現時点で考えているのは、「笹塚町一家殺害事件」を題材にしたもので、ぜひ笹塚町出身の千尋に事件についての詳細を教えてほしいと言う。決して自分の仕事が評価されたわけではなく、ただ地元の人間というだけで声をかけられた千尋は、最初オファーを断ってしまう。しかし、師匠の大畠に香との仕事を奪われそうになるや否や、悔しさのあまり勢いで「自分
こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日~30日開業2周年感謝キャンペーン!!サービスお申し込みいただいた先着限定3名様にアクタスギフトカタログプレゼントします!!(サービス終了アンケートにお答えいただける方対象)詳しくはこちらへ↓『【お知らせ】9月2日より開業2周年感謝キャンペーン!!今年はプレゼント企画です!!』こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日より開業2周年感謝キャンペーンを開催します!!!昨
昨年の『カフネ(阿部暁子)』に相当する本を見つけました。おそらく2025年のトップスリーに入るのではないかと思われます。佐藤正午さんの『熟柿(じゅくし)』熟柿とは、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つことを意味します。◆あらすじ◆激しい雨が降る夜、泥酔して眠りこけた夫を助手席に乗せ、片手に携帯電話を持ちながら運転していたかおりは、突然現れた老婆を撥ねてしまう。パニックになった彼女は、そのまま逃走してしまい、その後あっけなくひき逃げ犯として逮捕
雨穴さんの『変な家』シリーズ第二弾のまとめ(考察のためネタバレあり)になります。シリーズを読んだことのない方は、先に一作目の概要をご覧ください↓『「変な家」雨穴【不動産ミステリー】レビュー』今回ご紹介するのは、雨穴さんの「変な家」です。こちらは現在話題のネットを中心に活動するホラー作家、雨穴さんの不動産ミステリーになります。雨穴さんはユー…ameblo.jpそんなの面倒だ!という方にざっくりと説明しますと、とにかく変な間取り図の家の謎に迫る本だと思ってください。さっそく
ベイテラス&ラウンジでお酒飲んでくつろいでいた人はどこへ行ったの〜〜〜?と思っていたら。B1大樹のこかげとボードゲームエリア・インドアアクティビティエリアにいた!大樹のこかげは大人も子供も楽しめるライブラリーこのエリア、チェックインは15時からですが14時からオープンしているんですよ!終了時刻は23時30分朝は5時からオープンしていて午前の終了時間が12時。すごくないですか?チェックイン前もチェックイン後も遊べる!居心地の良さといい、本好きにはパラダ
こんばんは。ニューカッスルに向かう電車の中で読み始めたこの本。私史上最短で読み終えた英語の本かも。一週間で読みました。(日本語なら1日だから、いかに英語は苦手か・・・ですね)めっちゃ面白くて早く結末が知りたくて・・・でも、読み終えるのが寂しい気もして・・・なぜ、この本がおすすめなのか?!翻訳が秀逸らしく、翻訳本が苦手な方にもおすすめなんですって。人工内耳のリハビリにも、ぜひオーディブルで!ぜひ、この記事読んでみてください。https://ddnavi.com/articl
警察学校を舞台としたミステリー小説「教場」シリーズ7作目。6話収録の連作短編集。2026年2月公開予定の映画「教場」の原作本。【あらすじ】刑事指導官・風間公親を急襲し、右目から光を奪った“千枚通しの男”十崎波瑠が、「風間道場」門下生の刑事たちの手によって逮捕された。警察学校長の四方田は、風間の門下生の刑事たち6人を「風間教場」に招き、順番に月に一度特別講義を行ってもらうという新たなカリキュラムを提案する。警察学校の教官を務める風間は、生徒たちの間で起こる様々な問題や葛藤を、鋭敏な洞察
香坂鮪さんの『どうせそろそろ死ぬんだし』のレビューになります。本書は、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作ということで、話題の一冊でもあるのですが、SNSの反応を見ると、どうも評価が低い。それはなぜ?と、気になって読んでみたら・・・なるほど。ざっくりなあらすじは以下のとおり山奥のある館で、余命宣告を受けた人たちが集まる二泊三日の交流会が開催されている⇒参加者の一人が突然死するが、その死因が病死なのか、殺人によるものなのか、はっきりしない⇒
本屋大賞2025の3位は、野﨑まどさんの『小説』に決定しました。いやぁ~、こういう小説がトップスリーに入るのは嬉しいですね(ちなみに1位はわたしゴリ押しの『カフネ』でした)。本書は「私たちはなぜ小説を読むのか」というテーマを掲げている壮大な物語になります。さっそくですが、あらすじと感想を書きつつ、内容を整理していこうと思います。作品紹介:小説を読む意味とは?文学少年の内海集司は人生を読書に捧げています。十二歳のとき、小説の魅力をわかち合える生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説
背筋さんの『近畿地方のある場所について』のレビューになります。あれ?前にしなかった?と、いうアナタ。そうなんです。既に単行本のレビューをしているのですよ。しかし、今回は文庫版のレビューをしたいと思っています。なぜなら、こちらの物語は、単行本と文庫本とでは内容が異なると筆者が宣伝していたからです。え~!そんなことってあるんだ~(驚)さっそくですが、この二冊の違いについて説明していきます。あらすじまず、真っ先に文庫を読まれた方の感想を読むと、「単行本と全然違う話になっているじゃない
あ~面白かった!癖の強い主人公が好きな方はぜひ読んでみてください!村山由佳さんの『PRIZE』PRIZEとは・・・そう「賞」のこと。本書では作家の憧れでもある「直木賞」のことを指します。今回の主人公で小説家の天羽カインは、どうしても直木賞が欲しくてたまりません。もう、欲しすぎて欲しすぎて性格が歪みかけているくらいです。<あらすじ>ライトノベルの新人賞でデビューした天羽カインは、3年後には初の一般小説を上梓、その作品で〈本屋大賞〉を受賞。以来、絶え間なくベストセラーを生
明けましておめでとうごさいます。年明けにブログを開き記事を起こそうと思ったものの、愚痴になってきたので、新年早々愚痴は嫌だなと思い若干気持ちが落ち着いてきた年明け後の3連休今の住まいに引っ越して約1年以前住んでた住まいよりも狭いため、本棚の置き場がなく段ボールに入れたまま、窓際に置きっぱなしだった5箱の本の整理を年明けから少しづつやっている。読みはしないけど、思い出の本(思い出No1は、オースン・スコット・カードさんの「辺境の星」高校生の時に読んで衝撃を受けた本です。)あ
こんにちは!沖縄のライターなべはること小鍋悠です一昨日、久しぶりに平日オフdayでしたので、久々にカフェ巡りに行ってきました!instagramで「発見タブ」に表示されていた南城市のカフェ「cream」へ車を走らせましたよ~の写真は、お店の外観。瓦屋根のドーム型で、まるで博物館のようですよね~中に入ると、これはこれはノスタルジックな空間!お洒落すぎて、口をパカーンと開けてしまいましたw私の言葉が追い付きませんが、北欧のオシャレなカフェに来たかのような素敵な空間だと
真梨幸子さんの小説『坂の上の赤い屋根』の解説レビューになります。ネタバレ要素を含みますが、全体の詳細を知るには本書を読んでください。坂の上の赤い屋根(徳間文庫)Amazon(アマゾン)評価4.6/5相変わらず複雑な構成ですが、比較的真梨作品の中では理解しやすく、読みやすいほうです。また、筆者が得意とするリンク読みも現在で、詳しくは『フジコの十ヶ条(殺人鬼フジコシリーズ)』と『6月31日の同窓会』で確認できます(本書との共通点は、「轟書房」と「松川凜子弁護士」)。これから真梨
今朝(23日)で去年の2月から始まった新聞連載小説、大沢在昌センセの【棺の狩人】が完結した。本好きですが、新聞連載小説を最初から最後迄読んだのは初めてです。毎朝新聞を楽しみに待つ1年でした…大沢センセの【狩人シリーズ】はこれまで5作出ていて、新聞小説の6作目【棺の狩人】読みながらコレまでの狩人シリーズを読みたくなり順に北の狩人、砂の狩人、黒の狩人、雨の狩人、冬の狩人を読み終え、今回の棺の狩人も今朝雨の中☔車で読み終えて読了…色んな山場も有りましたが、昨日犯人を確保し今日は淡々と完結した【
こんばんは🌙*゚古内一絵さんの「マカン・マラン二十三時の夜食カフェ」(中央公論新社)を紹介します。マカン・マラン二十三時の夜食カフェAmazon(アマゾン)まずはどんな本なのか、あらすじを読んでみてください。あらすじ商店街を入った路地裏に、深夜だけ営業するカフェ、それが「マカン・マラン」。店主はドラァグクイーンのシャールさん。ここには、導かれるようにさまざまな悩みを抱えた人々が集まってくる――目次・春のキャセロール・金のお米パン
読書好きなら一度は泊まってみたい「ブックホテル」。関西には、まるで図書館にいるような静かな空間で、本に囲まれながらゆっくり過ごせる宿が増えています。この記事では、楽天トラベルでも話題の人気ブックホテルを厳選し、読書好きのための癒しの宿をご紹介します。本の香りと心地よい静寂に包まれながら、心を整える“読む旅”を楽しんでみませんか。関西で「本に包まれて泊まる」ブックホテルが人気の理由読書と旅の融合——そんな新しい滞在スタイルとして「ブックホテル」が注目されています。この章では、なぜ今関西
背筋さんが推薦していたホラー小説を読んでみました。『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』寝舟はやせインパクト大な題名ですよね。さっそくですが以下に、あらすじ・考察・感想を含めたレビューをしていきたいと思います!※最後に私の心霊体験談アリあらすじ母親に金を奪われ、衝動的に家を出たタカヒロは、人生がどうでもよくなってしまいます。そんなとき、一枚の奇妙な張り紙を見つけ・・。「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!月給十五万~※住み込み必須(何でも屋)
朝倉かすみさんの『平場の月』のあらすじ・感想になります。<あらすじ>須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代、「太い」感じのする女子だった。50年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。第32回山本周五郎賞受賞の大人のリアルな恋愛小説。ジャンルは大人の恋愛小説。主人公は5
何年も前から読もう読もうと思っては「長いしなぁ」と見送り、ようやく映画化される直前になって重い腰を上げ、読みました。真藤順丈さんの『宝島』。もう本当に読んでよかった。なぜもっと早く読まなかった?と後悔しましたよ。さっそくですが、この興奮をお伝えしたく、以下に簡単な内容を説明していきたいと思います。沖縄の歴史を描いた大作<概要>・第160回直木賞受賞作・舞台は1952年から1972年の沖縄・テーマは「沖縄戦直後に始まる米軍統治時代から日本復帰までの地元民の戦い」<はじ
忙しい毎日の中で「心を整える時間」が欲しいと感じることはありませんか。そんな時におすすめなのが、旅先で本を読む「読書泊」。読書泊とは、一人旅と読書、そしてホテルステイを組み合わせた新しい過ごし方です。静かな空間でページをめくる時間は、自分の内側を見つめ直すきっかけにもなります。この記事では、読書泊の魅力からおすすめの読書ホテル、そして楽天市場・Amazonで揃う“旅読書アイテム”までを網羅的に紹介します。「一人旅×読書×ホテル」で心を解きほぐす、癒しの時間を見つけてみませんか。一人旅
とうとう地上波放送されましたね!!ギリ劇場で観てたけど、これでネタバレ書いてもいいだろうと思って、私なりの考察書きますわーい。何がすごいってさあ、また宮崎駿監督の新作長編が見れるという奇跡ですよ。ありがとうございます!って感じ初っ端から引き込まれました!あの火事の表現凄かった。人がブワって形を失って火事のエネルギーに巻き込まれて。もしカメラで撮影したら、ただ人が火事の周りでわーっと騒いでいる様子になるんですが、あれは眞人くんの主観の世界なので、周りの人たちも自分の体も歪んで、音もよく聞こ
【雑感】空想のような、夢の中のような、まるで鏡の国に入り込んだような不思議な世界観を味わうことができました。タイトルの「ジャバウォック」とは、ルイス・キャロルの「鏡の中のアリス」の作中の「ジャバウォックの詩」に登場する怪物の名前でした。本書では、カマキリに寄生するハリガネ虫のような「ジャバウォック」を退治するという展開でした。読み始めて、主人公の量子(36歳)がモラハラ夫を殺してしまい「さあ、どうしよう」というサスペンス的な書き出しで惹きつけられましたが、55ページで突然、破魔矢君と絵
こんばんは!訪問ありがとうございます3歳の男の子を育てているごおるママです!今日も小説の紹介です藤崎翔さんの『逆転ミワ子』逆転ミワ子/藤崎翔【3000円以上送料無料】楽天市場【書籍情報(敬称略)】出版社:ポプラ社著者:藤崎翔[あらすじ]人気上昇中のピン芸人・ミワ子が、コミカルなエッセイ&ショートショート集を発売した。一見なんの変哲もない芸人本……と思いきや、なんと発売直後にミワ子は行方不明に。人気俳優と結婚したばかりで、公私ともに順調なはずのミワ子に何が
下村敦史さんの『口外禁止』のレビューになります。さっそくですが、この本、マジで面白いです。というわけで、今回は先に評価のほうをどうぞ!口外禁止Amazon(アマゾン)評価4.5/5面白さだけで言えば満点にしたいが、結構早い段階で真相がわかってしまうタイプの本だったので4.5に。ただ、ネタ漏れしているのに、なぜか先が気になって読んでしまう不思議な一冊でもあり。もしかすると、推理よりも、なさそうでありそうな話が売りになっているのかもしれない。ネタバレ・感想あらすじ
本を読むために泊まる——そんな贅沢なコンセプトを体験できるのが、京都の「ブックホテル」です。この記事では、話題の「BOOKHOTEL京都九条」で過ごした滞在記をもとに、読書と癒しが融合した最新の宿泊スタイルをご紹介します。静かな京都の街で、ページをめくる音だけが響く時間。BOOKHOTEL京都九条楽天トラベルホテルの魅力、読書の楽しみ方、そして楽天トラベルでのお得な予約方法まで、余すことなくお伝えします。「読む・泊まる・また読む」——そんなひとり時間を京都で過ごしたく
斜線堂有紀さんの『恋に至る病』(原作)の超簡単レビューになります。今回は、どちらかと言うと、既に本書を読まれた方向けの考察的レビューになるのでご注意ください。あらすじだけ知りたい方は、そこだけチェックしてみてください。あらすじ自殺教唆ゲーム『青い蝶』(ブルーモルフォ)の主催者・寄河景。彼女は才色兼備で、誰からも好かれる心優しい女子校生だった。そんな彼女の正体を知りながらも支えている宮嶺望は、幼い頃に「景のヒーローになる」と誓った約束を忠実に果たそうとしている。しかし、やがて『青い蝶』