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皇女の霊柩内田康夫浅見光彦は、姪の智美から相談を持ちかけられる。クラスメイトの母親が、殺人事件の第一発見者になり、警察にあれこれ聞かれて困っているというのだ。その事件は、大学の研究室に勤める事務員の女性が、名誉教授の誕生パーティーの帰りに殺害されたもの。事件の概要を調べるなかで、名誉教授に心酔していた女性が、パーティーを中座して一人だけ先に帰宅したことに若干の違和感を覚えた浅見は、女性の出身地、木曽の妻籠を訪れることにする。京都の大学生、池本美雪は悩んでいた。そろそろ卒論のテーマを
こんにちは今日は風が強くて肌寒い横浜です大好きな本屋「Title」さんのウェブショップで購入した「自分のために料理を作る」を読みました料理をあまりしない方にはすごくハードルの下がる本私は結婚してから料理がとても辛い時期がありましただって子はお腹を空かせて待ってくれないし毎日フルタイムで働き忙しすぎたからでもこの1〜2年ほど料理のプロセスを愉しむことを覚えました「自分で自分のために料理を作り味わうという小さな幸せ誰かにシェアしなくても自分だけの嬉し
たおやかに輪をえがいて結婚して20年が経ち、子育てを卒業した主婦の絵里子。夫は多忙で家を空けがちだし、年頃の娘の行動が少し気になるものの、平穏な結婚生活を送っていた。しかし、夫の持ち物から偶然知ってしまった夫の秘密に彼女は動揺する。その事を本人を責めることも誰かに打ち明けることもできず、ひとり悶々とする絵里子は…。長年、家庭に生きてきた主人公と、ついこないだまで独身を謳歌してきた私。私達の人生は重ならないはずなのに、不思議なくらい共感し、一気読みでした。年齢的には、
塔山郁著『薬なければ病なし』。薬剤師の毒島さんの元に、様々な悩みを持った患者さんが訪れる。認知症の祖母にまつわる相談や処方箋を悪用した闇バイトなどなど。またしても毒島さんが次々と解決。残薬調整についてはもっと積極的に取り組んだ方がいいんじゃない?って思いました。今回も為になる知識を得られたことは良かった。そして、まさかの毒島さんの過去の恋愛も知れて嬉しかった。今回は爽太が登場しなかったのが残念。次回ではぜひ二人の関係を前進させてほしい。薬なければ病なし薬剤師・毒島花織の名
杉井光著『世界でいちばん透きとおった物語』。ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は多くの女性と交際し、そのうちの一人との間に子供がいた。それが燈真だった。宮内の長男から、最後に執筆したと思われる小説を探し出してほしいとの依頼をうけ、仕方なく遺稿探しを始めた燈真。このタイトルからして、何か透けてるのかな?と考えながら読んでいました。実験的な感じ?火で炙るのか?水で濡らしたら文字がみえてくるのか?結果、なるほどね〜!紙の本でしか味わえないですよね。正直、ストーリーそのものは、
一人飲みで生きていく/稲垣えみ子「さりげなく一人飲みが出来るヒト」にあこがれて、修行(?)を始めた著者。ドキドキしながら、ひとり居酒屋に飛び込んで“一人飲み”を実践する日々。見ず知らずの人の中での一人飲み。気まずい思いや恥ずかしい思いをすることもあったけど、傷だらけ(?)になりながら、何度目かの挑戦で自分の居場所を作るコツがわかってきた。それから先はもう、楽しくて楽しくて…。著者が"一人飲みの極意"を通して伝えたかった大切な事とは…。居酒屋で女性の一人飲みって、なかなか
【読書記録】484冊目『青山美智子リカバリー・カバヒコ』日の出公園に昔からあるカバのアニマルライド。自分の治したい部分と同じ部分を触ると治るという・・・その都市伝説を信じた、信じたい人たちがカバに触れると心も身体もふっと楽になっていくリカバリー・カバヒコ、どんな時も心の片隅に存在させておきたいなと思いました青山先生の人に対する優しい目線が大好きです。読み終わった後に温かい気持ちに包まれました幸せのヒント、何気ない日常にたくさん溢れてるリカバリー・カバヒコ
「かりんとう侍」中島要双葉社一昨年だったかな?図書館から借りたのだけど予約した新刊が次から次へと順番が来てしまって面白かったのにちょっとだけ読んで返却した本ちょっと余裕が出来たので借り直しました私の好きな作家、中島要の10年くらい前の作品です主人公の日下雄征(たけゆき)は旗本(賄頭)の次男家は年の離れた長兄が継いでおり、母が末っ子の雄征の事を甘やかして育てたのもあり、少々のんびりした性格母は、死の間際でも長兄の嫁にくれぐれも雄征をよろしく、と頼んだほど(笑)その後は義姉の志
「先駆けの勘兵衛」松永弘高小学館面白かった!北近江の浅井長政の重臣・阿閉家家臣の母衣衆、鑓の勘兵衛(あたらずの勘兵衛)渡辺勘兵衛を描いた長編武将活劇戦場では常に先駆け一番乗りを狙う勘兵衛一度、戦場で被弾、幸い命は助かるその時の鉄砲の弾を御守りに「二度と鉄砲弾には当たらん!」と、敵の攻撃を掻い潜り先駆けする様を見て「あたらずの勘兵衛」と呼ばれる浅野家滅亡で織田信長に仕えることになった阿閉家信長にも名と顔を覚えてもらえた勘兵衛は、使いとして秀吉の元へ秀吉と阿閉家当主とは犬猿の仲
培風館線形代数学~初歩からジョルダン標準形へ~三宅敏恒著問題1.2解答行列の演算について↓問題1.2の間違いです↓↓問題1.2の間違いです↓にほんブログ村クリックをよろしくお願いします(´・ω・`)
洛中洛外図(緒方本)を見に行った話『【京都(の郊外)】ちょっとちょっと!写真と全然違う!中華料理屋のから揚げ定食』とある郊外の中華料理店、初めて入ったこのお店。魅力的なメニューいっぱいで迷った末、中華飯をオーダーしてみた。しばらく待って運ばれてきた定食が…ameblo.jp先に外食情報アップしてしまったけど(あまりにインパクトありすぎて)この日の目的は「京都府立山城郷土資料館」へ行くこと。京都府立山城郷土資料館(ふるさとミュージアム山城)g
私の名刺代わりの一作といえば、まず思いつくのはこの作品を挙げたい。ジェローム・K・ジェロームの書いたこの「ボートの三人男」は、今から約130年前もの作品でありながら、現代においても褪せることのないユーモアセンスと、気品にみちみちた作品である。ちなみにこの作品はこれまで4度買い直している。最初はAmazonのあなたにおすすめの本の自動表示で知り、これまでのシリアス路線から一歩離れてみたく購入し、のちに読書会の「おすすめの一冊」イベントにて献本。ちなみにこのときは、まだ真の面白さに気付
アオジがもうすぐいなくなることが寂しくてたまらなかったけれどシジュウカラの高らかな声が響き始めてやっと春を明るく迎える気持ちになってきました😊シジュウカラ、大好きです(≧▽≦)ということで久しぶりに、購入した本です。作品紹介より言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。〈編集者からのおすすめ情報〉
おはようございます!ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだので、感想を残します。この本を読了後に見ることをおすすめします。↑著作権が怖いので自作POPを作りました!実はカラフルに作ったのは理由がありまして、人がそれぞれもっているカラーをイメージしてつくりました!見にくいかもしれませんが、見やすい人間っていないと思うので、それも意識して作りました!感想それでは語っていきます!!!①ブレイディみかこさんを社会科の先生に推薦しますブレイディみかこさんは
前回書いた、「当選したこと」とは、北海道砂川市にあるいわた書店さんの「一万円選書」です。当選すると1万円分の本が無料で頂けるのではなく、書店さんがメールで送って下さる選書カルテ(アンケート)の質問に答えたり自分の意見などを書いたりして、期限までにメールか郵送で返信。そのカルテを読み込みながら、店長の岩田徹さん(72)がお1人でその人に寄り添った内容の本を店内で選んで下さいます。そして、メールでその中に既読本があるか確認して下さり、ある場合は別の作品に替えて下さいます。そして、代金を振り込んだ後書
この世界は目にも耳にもうるさくて、どこかなじみきれない感じがする。こちらの本は、34歳の時にASDと診断された著者によってまとめられたものですASD者にとってこの世界の何が、どのように困るのか。それはなぜか。定型発達者向けに作られた世界の中で、人間関係、友人、学校、職場などの様々な場面や日常での困難や生きづらさを説明し、訴えています。自身が感じているASDの世界を、著者は、次のように表現しています。◯ASD者はこの世界を生きているだけで、とっくに生まれつき耐えられるストレス量の上限、
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。今日は、花粉が多い〜そのせいか、もしくは寝不足のせいか……眼がショボショボする〜読了本📖です。引き出しの多い岩井圭也さん。今作の主人公は事件記者です。事件記者の安田賢太郎は、週刊誌からの依頼で死傷者7名を出した殺傷事件の犯人の素顔を追うことに。逮捕された35歳無職の深瀬礼司は「死刑になりたい」と供述。犯人への非難と中傷が世間に溢れ返るなか、安田は深瀬の言葉の真意に近づくため、彼の過去を知る
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。今日は、右肩に激痛がこ、これは……ウワサの五十肩というやつ🤔めっちゃ痛いのに誰も知らんぷり痛みは孤独に感じるわなるべく安静にしたいけど今日は、図書館本📖の返却日。本📖持てるかな🤔頑張って運転せねばだって自転車🚲️はもっと無理だったから……すでに朝買い物で自転車🚲️乗ってみたので読了本📖です。実は苦手な作家さん伊与原新さん。直木賞受賞作ということで予約しました。澄み渡るほどこころ整う全5
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/7月4日から京王百貨店にて催事詳しくは、『ビーズフェスティバルのお知らせ』コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセ…ameblo.jp
新井素子中央公論新社2024STORY:小説家の陽子さんの旦那・正彦さん。コロナ禍で通勤に危機を覚えた正彦さんは会社を定年退職して…。感想:久しぶりの新井素子の小説。それも定年後の話なんて面白そう!と思って読んでみたら、やっぱり面白かった。念のために書いておくと、新井素子の小説は合う合わないが多分ある。この文体が嫌いな人には受けないと思う。私は中学生頃からの筋金入り新井素子ファンで、多分ほぼすべてに近い作品を読んでいる。この作品、ほぼ本人と旦那さ
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop昨日、図書館へ行ってきました先々週お借りした本のうち1冊は1ページも読めていなくて予約もはいっていないものだったのでもう一回お借りしてきました。(写真真ん中)予約した本は、題名が私好みだったのと前に読んだ本のシリーズぽいから(未確認)それ以外、情報な
「犬と笛」から得る教訓と現代に生きる私達の向き合い方今回は芥川龍之介の作品「犬と笛」についてお話ししたいと思います。この作品は年少向けに作られた作品で童話らしい要素もふくまれているのでどの年代の方にもおすすめです。「犬と笛」の内容ざっと解説主人公.髪長彦※山岡真弥さんという粘土こねブログをあげている方から画像をお借りしました。(許可済み)(めちゃくちゃかっこいい)主人公は木樵である髪長彦という人物で笛が上手いという設定です。ここから物語が始まりま
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。今日もいまいちなお天気水曜日は何だか憂鬱は〜😮💨最近、平和ボケして失念しておりました。今日は、世界自閉症啓発デーです。自閉症のこと、少しでも気にかけてくださる方が増えると嬉しいですよく知らないですが、東京タワーとか青色にライトアップされるのでは?青色はシンボルカラーです。読了本📖です。本当は、優しいお話の気分だったのですが……順番がね返却日が今週なので結婚=地獄家庭=牢獄「新井家
「これくらいできないと、困るのはきみだよ?」と言われたり、ほどほどにできなかったり、子どもたちの世界は、本当に大変です…『ほどほどにできない子どもたち』は、子どもたちが現代社会でどのように育ち、どのように教育を受け、社会の中で、いかに困難を抱えているかについて深く掘り下げています。アメリカでは、子どもが貧困や身近な暴力にさらされる逆境で育った場合、健康や幸福に対するリスクがどれくらいふえるのかという調査が実施されていましたが、その結果、驚くべきことがわかりました。貧困にある子ども達以上に、
鳥見で20000歩+25000歩の2日間の後、特に膝も腰も痛みはひどくならずに過ごせました。テニスの日に足があまり動かなかったけど…それは体重が増えてるせいかも(苦笑)昨年よりも、歩けるようになっているのが嬉しいです😊(2022/04)作品紹介・あらすじよりひとりぼっちの少女とコンビを組み、失踪した三毛猫を探すことになった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン幼なじみと急接近!さらに次郎と名乗る弟までが現れて……。やっかいでかけが
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。明日は、図書館本📖の返却日。なのに分厚い本📖が2冊も未読ヤバイよヤバイよ〜💦で、読まなきゃなのにやること山積みだし考えることも多くて頭の中は娘ちゃんでいっぱいクラス替えのこととか……修学旅行もあるのにね複雑なクラス替えでした娘ちゃんファイト〜💪母は全力で応援するよようやく読了本📖です。初読み作家さんです。本屋大賞翻訳小説部門第1位ソウル市内にある小さな本屋さん。新米女性書店主と店に
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。苦戦しました💦初読み作家さんです。5歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに内海集司の人生は小説にささげられることになった。12歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。しかし、その屋敷にはある秘密があ
おはようございます!東野圭吾「手紙」を読んだので、感想を残します。ネタバレ注意!↑著作権が怖いので自作POPを作りました!感想この小説の良かったところを語っていきます。①舗装道路を走らせてくれてありがとう東野圭吾さんの本を読むのはこれで2作目です。1作目の「クスノキの番人」の時もでしたが、なんのひっかかりもなく、シンプルな文章で、サクサク読める印象を受けました。東野圭吾さんの文章は、難しすぎず、簡単すぎずでとても読みやすいです。例えるならば、小石などが転がっていて凸凹な道を車
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。昨日は、激痛とたたかいながら運転右腕上がら〜ずシートベルトに手が届かず車庫入れは気合い入れて家の車庫、ちょっと難しいのですこの痛み、ずっと……なのかなあ図書館に行ってきましたよ🎵5冊返却して……あらら増えちゃった💦今野敏さん祭りと岩井圭也さん祭りが開催出来そうです素晴らしい好きだ〜本📖を受け取って除菌ボックスから取り出すとき思わず右手を使ってしまい……うっ……って言っちゃいま
あのやりたい放題な精神科医・ドクター伊良部がなんとなんと17年ぶりにコロナ禍の日本に帰ってきたぞーーーー‼️‼️‼️コメンテータードクター伊良部(文春e-book)Amazon(アマゾン)1,700円私、全然誇れるレベルではないけれど、色々な本を読んできましたが、その中でもダントツ好きなのが、奥田英朗さんの「ドクター伊良部」シリーズなんです。『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』本当に全部大好き。注射が好きで、ぶっ飛んでいて、ふくよかで、患者にフランクに接して、