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前々からSNSで面白いと話題になっていた小説、原浩さんの『火喰鳥を、喰う』を読んでみました。さっそくですが、感想・考察・評価を交えた簡単なレビューをどうぞ!あらすじ舞台は信州の旧家。主人公の久喜雄司は幼い頃に自動車事故で父を亡くしている。現在は妻の夕里子と、母・伸子、そして祖父の保と三人で暮らしている。そんなある日、久喜家の墓が何者かによって破壊される事件が発生する。なんと棹石の側面に刻まれていた大伯父・久喜貞市の名前が削り取られていたのだ。貞市は太平洋戦争で戦死した保の兄で、そこに
何年も前から読もう読もうと思っては「長いしなぁ」と見送り、ようやく映画化される直前になって重い腰を上げ、読みました。真藤順丈さんの『宝島』。もう本当に読んでよかった。なぜもっと早く読まなかった?と後悔しましたよ。さっそくですが、この興奮をお伝えしたく、以下に簡単な内容を説明していきたいと思います。沖縄の歴史を描いた大作<概要>・第160回直木賞受賞作・舞台は1952年から1972年の沖縄・テーマは「沖縄戦直後に始まる米軍統治時代から日本復帰までの地元民の戦い」<はじ
雨穴さんの『変な家』シリーズ第二弾のまとめ(考察のためネタバレあり)になります。シリーズを読んだことのない方は、先に一作目の概要をご覧ください↓『「変な家」雨穴【不動産ミステリー】レビュー』今回ご紹介するのは、雨穴さんの「変な家」です。こちらは現在話題のネットを中心に活動するホラー作家、雨穴さんの不動産ミステリーになります。雨穴さんはユー…ameblo.jpそんなの面倒だ!という方にざっくりと説明しますと、とにかく変な間取り図の家の謎に迫る本だと思ってください。さっそく
湊かなえさんの『落日』のネタバレ感想になります。あらすじ脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督・長谷部香から、新作の脚本を書いてほしいとオファーを受ける。現時点で考えているのは、「笹塚町一家殺害事件」を題材にしたもので、ぜひ笹塚町出身の千尋に事件についての詳細を教えてほしいと言う。決して自分の仕事が評価されたわけではなく、ただ地元の人間というだけで声をかけられた千尋は、最初オファーを断ってしまう。しかし、師匠の大畠に香との仕事を奪われそうになるや否や、悔しさのあまり勢いで「自分
あ~面白かった!癖の強い主人公が好きな方はぜひ読んでみてください!村山由佳さんの『PRIZE』PRIZEとは・・・そう「賞」のこと。本書では作家の憧れでもある「直木賞」のことを指します。今回の主人公で小説家の天羽カインは、どうしても直木賞が欲しくてたまりません。もう、欲しすぎて欲しすぎて性格が歪みかけているくらいです。<あらすじ>ライトノベルの新人賞でデビューした天羽カインは、3年後には初の一般小説を上梓、その作品で〈本屋大賞〉を受賞。以来、絶え間なくベストセラーを生
香坂鮪さんの『どうせそろそろ死ぬんだし』のレビューになります。本書は、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作ということで、話題の一冊でもあるのですが、SNSの反応を見ると、どうも評価が低い。それはなぜ?と、気になって読んでみたら・・・なるほど。ざっくりなあらすじは以下のとおり山奥のある館で、余命宣告を受けた人たちが集まる二泊三日の交流会が開催されている⇒参加者の一人が突然死するが、その死因が病死なのか、殺人によるものなのか、はっきりしない⇒
昨年の『カフネ(阿部暁子)』に相当する本を見つけました。おそらく2025年のトップスリーに入るのではないかと思われます。佐藤正午さんの『熟柿(じゅくし)』熟柿とは、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つことを意味します。◆あらすじ◆激しい雨が降る夜、泥酔して眠りこけた夫を助手席に乗せ、片手に携帯電話を持ちながら運転していたかおりは、突然現れた老婆を撥ねてしまう。パニックになった彼女は、そのまま逃走してしまい、その後あっけなくひき逃げ犯として逮捕
真梨幸子さんの小説『坂の上の赤い屋根』の解説レビューになります。ネタバレ要素を含みますが、全体の詳細を知るには本書を読んでください。坂の上の赤い屋根(徳間文庫)Amazon(アマゾン)評価4.6/5相変わらず複雑な構成ですが、比較的真梨作品の中では理解しやすく、読みやすいほうです。また、筆者が得意とするリンク読みも現在で、詳しくは『フジコの十ヶ条(殺人鬼フジコシリーズ)』と『6月31日の同窓会』で確認できます(本書との共通点は、「轟書房」と「松川凜子弁護士」)。これから真梨
斜線堂有紀さんの『恋に至る病』(原作)の超簡単レビューになります。今回は、どちらかと言うと、既に本書を読まれた方向けの考察的レビューになるのでご注意ください。あらすじだけ知りたい方は、そこだけチェックしてみてください。あらすじ自殺教唆ゲーム『青い蝶』(ブルーモルフォ)の主催者・寄河景。彼女は才色兼備で、誰からも好かれる心優しい女子校生だった。そんな彼女の正体を知りながらも支えている宮嶺望は、幼い頃に「景のヒーローになる」と誓った約束を忠実に果たそうとしている。しかし、やがて『青い蝶』
新潟駅まわりで安く泊まりたい、できればカプセルホテルっぽく気軽に使える宿がいい、でも駅から遠かったり、安いだけで寝づらかったりするのは避けたい……そんなふうに迷いますよね。とくに終電を逃した日、出張費を抑えたい日、寝る場所さえ確保できれば十分な日ほど、ホテル選びに時間をかけすぎたくないものです。とはいえ、雑に決めて「思ったより遠い」「個室のほうがよかった」「結局あまり安くなかった」と後悔するのも避けたいところです。この記事では、新潟駅まわりでカプセルホテル感覚で泊まりやすい宿を軸に、実際に選
古書店には頑張ってほしい8/20AEMで冷やしラーメンを食べたその後。13:00~19:00まで開店の古書店、「ジェロニモ」に行こうと思いました。いや、本当の目的はこっちで、昼ごはんで時間調整をしたのが正解です。以前から、いつ見ても店は閉まっている状態で、閉店したのかな?と思ってました。MOSバーガーから大通りを渡って目前のビル3Fなのですが。オープン時はネットでも取り上げられていました。今回の記事はあくまでも本好きGGの私見です。私は古書店の
こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日~30日開業2周年感謝キャンペーン!!サービスお申し込みいただいた先着限定3名様にアクタスギフトカタログプレゼントします!!(サービス終了アンケートにお答えいただける方対象)詳しくはこちらへ↓『【お知らせ】9月2日より開業2周年感謝キャンペーン!!今年はプレゼント企画です!!』こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日より開業2周年感謝キャンペーンを開催します!!!昨
朝倉かすみさんの『平場の月』のあらすじ・感想になります。<あらすじ>須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代、「太い」感じのする女子だった。50年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。第32回山本周五郎賞受賞の大人のリアルな恋愛小説。ジャンルは大人の恋愛小説。主人公は5
背筋さんの『近畿地方のある場所について』のレビューになります。あれ?前にしなかった?と、いうアナタ。そうなんです。既に単行本のレビューをしているのですよ。しかし、今回は文庫版のレビューをしたいと思っています。なぜなら、こちらの物語は、単行本と文庫本とでは内容が異なると筆者が宣伝していたからです。え~!そんなことってあるんだ~(驚)さっそくですが、この二冊の違いについて説明していきます。あらすじまず、真っ先に文庫を読まれた方の感想を読むと、「単行本と全然違う話になっているじゃない
こんにちは!BOOKBRIDGEこども文庫をご利用いただいている皆さんの中にはご本人が本好きであったり、そうでなくても子供には本を読んでもらいたいと願っていたり、形はいろいろでも本や図書館に興味がある方が多いのではと思います。なので、図書館から借りて来るだけではなく本を購入されたり、周りから譲り受けたりして家族で読書ライフを楽しんでいらっしゃるのではないでしょうか?でも、本がだんだん増える中で、「いい本だけど、もう読まないかな~」「この本はもう子供の年齢に合わないな~」
町田そのこさんの『月とアマリリス』のレビューになります。さっそくですが、あらすじ・感想・評価の順でふり返っていきます!あらすじ・相関図※(完全なものではありませんが)ネタバレ注意<あらすじ>北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたの
こんばんは。ニューカッスルに向かう電車の中で読み始めたこの本。私史上最短で読み終えた英語の本かも。一週間で読みました。(日本語なら1日だから、いかに英語は苦手か・・・ですね)めっちゃ面白くて早く結末が知りたくて・・・でも、読み終えるのが寂しい気もして・・・なぜ、この本がおすすめなのか?!翻訳が秀逸らしく、翻訳本が苦手な方にもおすすめなんですって。人工内耳のリハビリにも、ぜひオーディブルで!ぜひ、この記事読んでみてください。https://ddnavi.com/articl
小説紹介のけんごさんがオススメしていたので読みました。織守きょうやさんの『ライアーハウスの殺人』。内容は、ミステリ小説の王道=館×クローズドサークル×計画犯罪といったものになっております。さっそくですが、以下にあらすじと見どころをレビューしていこうと思います!<注意事項>二度読み必須の結末!表紙と裏表紙、そして帯にも重要な意味が隠されている!登場人物みんな嘘つきという筆者からのヒントを忘れずにお読みください※表紙の絵を担当されている平尾アウリさんのキャラクターカードを
東京の奥沢。夫婦で雑貨店をやっています河野です。待ちに待った秋が来た♡「秋になったら何を着よう?」とワクワクしていた人も多いはず。そんな人におススメが「乾きやすいブロードワイドテーパードパンツ」です。普段パンツにこだわりのある妻が、試着して思わず「これ、とてもイイ!」と口にした一本。今日は色ちがいしたストライプバージョンをコーデしたので見て下さい!こんにちは!昨日更新した番外編のトートバッグがキナリノモールで紹介されています。『バッグマニアの妻が認めた◎あの!美しいトートバッグ
背筋さんが推薦していたホラー小説を読んでみました。『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』寝舟はやせインパクト大な題名ですよね。さっそくですが以下に、あらすじ・考察・感想を含めたレビューをしていきたいと思います!※最後に私の心霊体験談アリあらすじ母親に金を奪われ、衝動的に家を出たタカヒロは、人生がどうでもよくなってしまいます。そんなとき、一枚の奇妙な張り紙を見つけ・・。「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!月給十五万~※住み込み必須(何でも屋)
結婚詐欺師に翻弄された50代の熟年女性たちの悲惨な末路が描かれた、7つのエピソードから成るイヤミス小説。【contents】Episode1パワーカップルの末路Episode2ニュータウンの末路Episode3おひとり様の末路Episode4女子高生(JK)の末路Episode5嫌な女の末路Episode6復讐の末路Episode7初恋の末路【主な登場人物】作家の近田朝美(結婚後石塚朝美、50歳)、フリーライターの東三条景子(旧制秋沢)、雇われ
西尾潤さんの小説『愚か者の身分』のレビューになります。こちらは2025年秋に、北村匠海主演、綾野剛と林裕太の共演で映画化が決定している作品でもあるので、ぜひ実写版と原作をセットでお楽しみください。それでは、さっそく小説の概要を説明していきます。<概要>本書は半グレが仕切る戸籍売買ビジネスに関わった者たちを描く連作短編になっています。主な登場人物は、柿崎護、槇原希沙良、江川春翔、仲道博史、梶谷剣士の五名。文庫版ではそこに「特別書き下ろし」として、「神尾あやこの憂鬱」というサ
⚠️ネタバレありです。原作との比較が多いです。他のポワロシリーズの感想が入る場合もあります。⚠️「ポワロと私デビットスーシェ自伝」原書房上記の図書より、引用している箇所があります。オリエント急行の殺人、名探偵ポワロでは第12シリーズ3作目、通算64話目のドラマ化になります。ドラマシリーズも終盤、満を持して傑作の登場ですね!いきなりラストシーンに言及全部視聴してまず思ったことなんですけど。ラストシーンのポワロ、どこ行くの???いや普
忙しい毎日、スマホの画面ばかり見て目が疲れていませんか?「次の休日は、誰にも邪魔されずに本の世界に没頭したい…」「温泉で温まった体で、ふわふわしながら読書したい…」そんな知的な癒やしを求めているあなたへ。実は今、「図書館のある温泉宿」が密かなブームなんです📚♨️数千冊の本に囲まれるラウンジ、隠し部屋のようなライブラリー、そして、本を持ち込める足湯…。今日は、私がリサーチを重ねて厳選した、「温泉×読書」の極上ステイが叶うお宿9選をご紹介します。最高に贅沢な「積
今日は本好きさんなら誰もが一度は悩む「本の電子化問題」について、とっておきの解決策をご紹介します。本棚を眺めながら「この本たち、全部スマホで読めたらなぁ」って思ったこと、きっとありますよね?でも、本をバラバラに切って裁断してスキャンするなんて、考えただけで心が痛みます...。特に、何万円もした専門書や、学生時代にお世話になった思い出の参考書なんて、絶対に切りたくない!そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、今回レビューするCZUR(シーザー)のShineUltraPr
こんにちは!沖縄のライターなべはること小鍋悠です一昨日、久しぶりに平日オフdayでしたので、久々にカフェ巡りに行ってきました!instagramで「発見タブ」に表示されていた南城市のカフェ「cream」へ車を走らせましたよ~の写真はお店の外観。瓦屋根のドーム型で、まるで博物館のようですよね~中に入ると、これはこれはノスタルジックな空間!お洒落すぎて、口をパカーンと開けてしまいましたw私の言葉が追い付きませんが、北欧のオシャレなカフェに来たかのような素敵な空間だと思
こんにちは、あさりみかん🍊です。週末に夫婦で国立国会図書館へ初めて行ってきたので、レビューをまとめてみました。国立国会図書館の名前を初めて聞いたのは大学生の頃。日本で発行されるほぼすべての本・雑誌・漫画・新聞が所蔵されているのだと知って本好きとしては、天国のような場所に感じたのを覚えています。「いつか行ってみたい」そう思い続けて、ついに実現です!!どんな楽しみ方があるのか紹介します。国立国会図書館へのアクセス国立国会図書館は駅からのアクセス方法は以下
赤川次郎さんの、作家生活50周年記念作品。【感想】令和の現代にあっては突っ込み所が満載で、「ありえない」と心の中で思いながら読み進めました。鍵を握る登場人物が、次々と不可解な死を遂げていく展開に、真梨幸子さんの作品が重なってきました。終盤で唐突に真相が明らかになり、犯人に辿り着くという展開で、一捻りがほしかったです。ミステリー要素に興味を惹かれ、サクサクとあっという間に読了。50年前、中学生の時から手当たり次第に赤川次郎さんの文庫本読んでいた自分自身を思い起こすことができました。特
この夏、立川のPLAY!MUSEUMでは、“大どろぼうの家”という展覧会が開催されています。テーマはズバリ、「どろぼう」。最後の盗みに出て留守中の大どろぼうの家に、来場者がこっそりと忍び込む・・・というていの展覧会です。相手が大どろぼうとはいえ、現実に人の家に忍び込んだら、犯罪になりますが、これはあくまで、そういうていの体験型エンターテインメント。ちょっとだけ背徳感を抱きつつ、入り口を入ってみました。すると、まず目に飛び込んできたのは・・・・・・
以前から気になっていた「ランプライトブックスホテル」ですが、3月に名古屋のホテルに行っていました。『名古屋市☆ランプライトブックスホテル(2025関西春の旅-8)最終☆』「2025関西春の旅ー8」の記録は最終です。以前から気になっていたホテルに一泊だけ宿泊しました。本の世界を旅するホテルランプライトブックスホテル名古…ameblo.jp先日、やっと札幌の「ランプライトブックスホテル」行ってきました。市内なので宿泊はしませんが「ランプライトブックスカフェ札幌」でランチを楽