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前々からSNSで面白いと話題になっていた小説、原浩さんの『火喰鳥を、喰う』を読んでみました。さっそくですが、感想・考察・評価を交えた簡単なレビューをどうぞ!あらすじ舞台は信州の旧家。主人公の久喜雄司は幼い頃に自動車事故で父を亡くしている。現在は妻の夕里子と、母・伸子、そして祖父の保と三人で暮らしている。そんなある日、久喜家の墓が何者かによって破壊される事件が発生する。なんと棹石の側面に刻まれていた大伯父・久喜貞市の名前が削り取られていたのだ。貞市は太平洋戦争で戦死した保の兄で、そこに
昨年の『カフネ(阿部暁子)』に相当する本を見つけました。おそらく2025年のトップスリーに入るのではないかと思われます。佐藤正午さんの『熟柿(じゅくし)』熟柿とは、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つことを意味します。◆あらすじ◆激しい雨が降る夜、泥酔して眠りこけた夫を助手席に乗せ、片手に携帯電話を持ちながら運転していたかおりは、突然現れた老婆を撥ねてしまう。パニックになった彼女は、そのまま逃走してしまい、その後あっけなくひき逃げ犯として逮捕
雨穴さんの『変な家』シリーズ第二弾のまとめ(考察のためネタバレあり)になります。シリーズを読んだことのない方は、先に一作目の概要をご覧ください↓『「変な家」雨穴【不動産ミステリー】レビュー』今回ご紹介するのは、雨穴さんの「変な家」です。こちらは現在話題のネットを中心に活動するホラー作家、雨穴さんの不動産ミステリーになります。雨穴さんはユー…ameblo.jpそんなの面倒だ!という方にざっくりと説明しますと、とにかく変な間取り図の家の謎に迫る本だと思ってください。さっそく
湊かなえさんの『落日』のネタバレ感想になります。あらすじ脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督・長谷部香から、新作の脚本を書いてほしいとオファーを受ける。現時点で考えているのは、「笹塚町一家殺害事件」を題材にしたもので、ぜひ笹塚町出身の千尋に事件についての詳細を教えてほしいと言う。決して自分の仕事が評価されたわけではなく、ただ地元の人間というだけで声をかけられた千尋は、最初オファーを断ってしまう。しかし、師匠の大畠に香との仕事を奪われそうになるや否や、悔しさのあまり勢いで「自分
何年も前から読もう読もうと思っては「長いしなぁ」と見送り、ようやく映画化される直前になって重い腰を上げ、読みました。真藤順丈さんの『宝島』。もう本当に読んでよかった。なぜもっと早く読まなかった?と後悔しましたよ。さっそくですが、この興奮をお伝えしたく、以下に簡単な内容を説明していきたいと思います。沖縄の歴史を描いた大作<概要>・第160回直木賞受賞作・舞台は1952年から1972年の沖縄・テーマは「沖縄戦直後に始まる米軍統治時代から日本復帰までの地元民の戦い」<はじ
とうとう地上波放送されましたね!!ギリ劇場で観てたけど、これでネタバレ書いてもいいだろうと思って、私なりの考察書きますわーい。何がすごいってさあ、また宮崎駿監督の新作長編が見れるという奇跡ですよ。ありがとうございます!って感じ初っ端から引き込まれました!あの火事の表現凄かった。人がブワって形を失って火事のエネルギーに巻き込まれて。もしカメラで撮影したら、ただ人が火事の周りでわーっと騒いでいる様子になるんですが、あれは眞人くんの主観の世界なので、周りの人たちも自分の体も歪んで、音もよく聞こ
朝倉かすみさんの『平場の月』のあらすじ・感想になります。<あらすじ>須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代、「太い」感じのする女子だった。50年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。第32回山本周五郎賞受賞の大人のリアルな恋愛小説。ジャンルは大人の恋愛小説。主人公は5
こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日~30日開業2周年感謝キャンペーン!!サービスお申し込みいただいた先着限定3名様にアクタスギフトカタログプレゼントします!!(サービス終了アンケートにお答えいただける方対象)詳しくはこちらへ↓『【お知らせ】9月2日より開業2周年感謝キャンペーン!!今年はプレゼント企画です!!』こんにちは。カワサキアキコです。お知らせ9月2日より開業2周年感謝キャンペーンを開催します!!!昨
背筋さんの『近畿地方のある場所について』のレビューになります。あれ?前にしなかった?と、いうアナタ。そうなんです。既に単行本のレビューをしているのですよ。しかし、今回は文庫版のレビューをしたいと思っています。なぜなら、こちらの物語は、単行本と文庫本とでは内容が異なると筆者が宣伝していたからです。え~!そんなことってあるんだ~(驚)さっそくですが、この二冊の違いについて説明していきます。あらすじまず、真っ先に文庫を読まれた方の感想を読むと、「単行本と全然違う話になっているじゃない
真梨幸子さんの小説『坂の上の赤い屋根』の解説レビューになります。ネタバレ要素を含みますが、全体の詳細を知るには本書を読んでください。坂の上の赤い屋根(徳間文庫)Amazon(アマゾン)評価4.6/5相変わらず複雑な構成ですが、比較的真梨作品の中では理解しやすく、読みやすいほうです。また、筆者が得意とするリンク読みも現在で、詳しくは『フジコの十ヶ条(殺人鬼フジコシリーズ)』と『6月31日の同窓会』で確認できます(本書との共通点は、「轟書房」と「松川凜子弁護士」)。これから真梨
香坂鮪さんの『どうせそろそろ死ぬんだし』のレビューになります。本書は、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作ということで、話題の一冊でもあるのですが、SNSの反応を見ると、どうも評価が低い。それはなぜ?と、気になって読んでみたら・・・なるほど。ざっくりなあらすじは以下のとおり山奥のある館で、余命宣告を受けた人たちが集まる二泊三日の交流会が開催されている⇒参加者の一人が突然死するが、その死因が病死なのか、殺人によるものなのか、はっきりしない⇒
この夏、立川のPLAY!MUSEUMでは、“大どろぼうの家”という展覧会が開催されています。テーマはズバリ、「どろぼう」。最後の盗みに出て留守中の大どろぼうの家に、来場者がこっそりと忍び込む・・・というていの展覧会です。相手が大どろぼうとはいえ、現実に人の家に忍び込んだら、犯罪になりますが、これはあくまで、そういうていの体験型エンターテインメント。ちょっとだけ背徳感を抱きつつ、入り口を入ってみました。すると、まず目に飛び込んできたのは・・・・・・
あ~面白かった!癖の強い主人公が好きな方はぜひ読んでみてください!村山由佳さんの『PRIZE』PRIZEとは・・・そう「賞」のこと。本書では作家の憧れでもある「直木賞」のことを指します。今回の主人公で小説家の天羽カインは、どうしても直木賞が欲しくてたまりません。もう、欲しすぎて欲しすぎて性格が歪みかけているくらいです。<あらすじ>ライトノベルの新人賞でデビューした天羽カインは、3年後には初の一般小説を上梓、その作品で〈本屋大賞〉を受賞。以来、絶え間なくベストセラーを生
こんにちは!沖縄のライターなべはること小鍋悠です一昨日、久しぶりに平日オフdayでしたので、久々にカフェ巡りに行ってきました!instagramで「発見タブ」に表示されていた南城市のカフェ「cream」へ車を走らせましたよ~の写真はお店の外観。瓦屋根のドーム型で、まるで博物館のようですよね~中に入ると、これはこれはノスタルジックな空間!お洒落すぎて、口をパカーンと開けてしまいましたw私の言葉が追い付きませんが、北欧のオシャレなカフェに来たかのような素敵な空間だと思
チャオーーーーーーーーー!!!昨日の番茶についても、温かい心で受け止めてくださってありがとうございました・・(ぺこり)番茶を1リットル1包で水出ししているすごいギャーミーがいたので(笑)私もそれで作ってみようと思います(味出てるんかな???w)『【お詫び】赤ちゃん番茶について&仕切り直しでスタート。』チャオーーーーーーー!!!本日3本目の更新です~!!一本目、みんなのコメント欄がほのぼのする(笑)みんな愛されてる&原型を届けない呼び名でほっこり♡…ameblo.j
斜線堂有紀さんの『恋に至る病』(原作)の超簡単レビューになります。今回は、どちらかと言うと、既に本書を読まれた方向けの考察的レビューになるのでご注意ください。あらすじだけ知りたい方は、そこだけチェックしてみてください。あらすじ自殺教唆ゲーム『青い蝶』(ブルーモルフォ)の主催者・寄河景。彼女は才色兼備で、誰からも好かれる心優しい女子校生だった。そんな彼女の正体を知りながらも支えている宮嶺望は、幼い頃に「景のヒーローになる」と誓った約束を忠実に果たそうとしている。しかし、やがて『青い蝶』
今日は、授業参観へのご出席、誠にありがとうございました!!お忙しい中だとは思いますが、多数出席頂きました(__)1年生は、初めての授業参観!!今日は、ミカTの授業!!国語の学習!!みんな落ち着いてできたかな?2年生も、成長した姿を見てもらえた!!3年生は、割り算!!いつもの集中した姿を発揮できた!!4年生は、事典の使い方!!4年生も、ばっちりみんなで集中!!5年生も、成長した!!6年生は、さすがの授業の姿!!1年生は、発表も見てもらえた
背筋さんが推薦していたホラー小説を読んでみました。『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』寝舟はやせインパクト大な題名ですよね。さっそくですが以下に、あらすじ・考察・感想を含めたレビューをしていきたいと思います!※最後に私の心霊体験談アリあらすじ母親に金を奪われ、衝動的に家を出たタカヒロは、人生がどうでもよくなってしまいます。そんなとき、一枚の奇妙な張り紙を見つけ・・。「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!月給十五万~※住み込み必須(何でも屋)
ひとり旅箱根本箱宿泊の続きですいやはや、何度見ても圧巻のブックホテル温泉に入ったり、ウロウロゴロゴロしてるうちにあっという間に夕飯タイム。17時半&19時半の2回制且つ一斉スタートで、17:15よりこのホテルの所以や提供される東海道ガストロミーについて、スタッフによる案内がありました。食材は地元産やこちらの↓方々から仕入れるとのこと。またメニューは、江戸時代の文献や広重の東海道五十三次の浮世絵なども参照に構成してるそうです。箱根宿はとろろと甘酒ですね〜♪レストランはライブ感あふれるキッ
本屋で試し読み小冊子が置いてあり、読んで気になっていたマンガ、「本なら売るほど」。私がブログに書いたあと、友人が購入したとのことで、友人から借りて読ませてもらいました。本なら売るほど1(HARTACOMIX)Amazon(アマゾン)本なら売るほど2(HARTACOMIX)Amazon(アマゾン)なんか、泣きそうになる。感慨深いものがあって言葉にはできないなぁ…。本が好きな人には絶対読んでほしい。個人店の古本屋の店主が主人公で、本を買いに来る人
小説紹介のけんごさんがオススメしていたので読みました。織守きょうやさんの『ライアーハウスの殺人』。内容は、ミステリ小説の王道=館×クローズドサークル×計画犯罪といったものになっております。さっそくですが、以下にあらすじと見どころをレビューしていこうと思います!<注意事項>二度読み必須の結末!表紙と裏表紙、そして帯にも重要な意味が隠されている!登場人物みんな嘘つきという筆者からのヒントを忘れずにお読みください※表紙の絵を担当されている平尾アウリさんのキャラクターカードを
新潟駅まわりで安く泊まりたい、できればカプセルホテルっぽく気軽に使える宿がいい、でも駅から遠かったり、安いだけで寝づらかったりするのは避けたい……そんなふうに迷いますよね。とくに終電を逃した日、出張費を抑えたい日、寝る場所さえ確保できれば十分な日ほど、ホテル選びに時間をかけすぎたくないものです。とはいえ、雑に決めて「思ったより遠い」「個室のほうがよかった」「結局あまり安くなかった」と後悔するのも避けたいところです。この記事では、新潟駅まわりでカプセルホテル感覚で泊まりやすい宿を軸に、実際に選
こんばんは。ニューカッスルに向かう電車の中で読み始めたこの本。私史上最短で読み終えた英語の本かも。一週間で読みました。(日本語なら1日だから、いかに英語は苦手か・・・ですね)めっちゃ面白くて早く結末が知りたくて・・・でも、読み終えるのが寂しい気もして・・・なぜ、この本がおすすめなのか?!翻訳が秀逸らしく、翻訳本が苦手な方にもおすすめなんですって。人工内耳のリハビリにも、ぜひオーディブルで!ぜひ、この記事読んでみてください。https://ddnavi.com/articl
最近よく芸能人の読書ネタに遭遇して、いろいろな本エピソードや、オススメの本を見たり聞いたりして参考にしています。個人的に本の趣味が合うなぁと思うのは、芦田愛菜ちゃん。愛菜ちゃんが紹介する本は「私も読んだことある!」「私もそれ好き!」となるパターンが多いので、もはや月一で紹介してほしいレベルです。本好き芸能人と言えば、上白石萌音ちゃんも。最近の萌音ちゃん発言で共感したのは、「その日の気分によって読みたい本は違うから数冊を同時並行で読む」という読書法。「5~6冊の本を同時並行」して読む上白石萌
赤川次郎さんの、作家生活50周年記念作品。【感想】令和の現代にあっては突っ込み所が満載で、「ありえない」と心の中で思いながら読み進めました。鍵を握る登場人物が、次々と不可解な死を遂げていく展開に、真梨幸子さんの作品が重なってきました。終盤で唐突に真相が明らかになり、犯人に辿り着くという展開で、一捻りがほしかったです。ミステリー要素に興味を惹かれ、サクサクとあっという間に読了。50年前、中学生の時から手当たり次第に赤川次郎さんの文庫本読んでいた自分自身を思い起こすことができました。特
読書好きなら一度は泊まってみたい「ブックホテル」。関西には、まるで図書館にいるような静かな空間で、本に囲まれながらゆっくり過ごせる宿が増えています。この記事では、楽天トラベルでも話題の人気ブックホテルを厳選し、読書好きのための癒しの宿をご紹介します。本の香りと心地よい静寂に包まれながら、心を整える“読む旅”を楽しんでみませんか。関西で「本に包まれて泊まる」ブックホテルが人気の理由読書と旅の融合——そんな新しい滞在スタイルとして「ブックホテル」が注目されています。この章では、なぜ今関西
昭和、平成、令和にまたがる壮大なスケールの全553ページの警察小説。昭和49年に起こった未解決事件中心に、昭和→平成→令和の三つの時代で刑事たちが捜査を繋ぎ、真相を追い求め、解決に至るストーリー。【あらすじ】兜町の異端児の桜井信吾の変死体が葛飾区のアパートの一室で発見された。桜井の死の真相追及をきっかけに、未解決のまま50年が過ぎた佃島家族3人惨殺事件(昭和49年)に行き着き、止まっていた時計の針が再び動き出す。当時、警察は犯人グループを追い詰めながらも、時代的な背景や様々な要因に阻ま
町田そのこさんの『月とアマリリス』のレビューになります。さっそくですが、あらすじ・感想・評価の順でふり返っていきます!あらすじ・相関図※(完全なものではありませんが)ネタバレ注意<あらすじ>北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたの
KingGnuCEN+RALTour2026は広島で参加。その前に、広島でのお楽しみ広島に行くと決まったら、必ず行きたい場所が。ブログきっかけでファンになった古本屋さんのマハ本店。アートとサブカルの本をメインに揃えていらっしゃいます。マハ岩ちゃんのブログマハ岩ちゃんさんのブログです。最近の記事は「シン・マハ岩ちゃんの「ワンミニッツ」2(画像あり)」です。ameblo.jp最近の情報発信はInstagramメインだそうです。InstagramCreatea
時を超えて、人から人へ―所沢に残る小さな古本屋の物語と僕らの古本屋もどき^^;最近の読書は、ビジネス書と呼ばれるジャンルばかりでしたが、とても興味深い漫画を発見したので、その漫画の紹介と、そこに展開している、古本や古本屋さんをモチーフに人と人をつなぐ地域のコミュニティ的なのものを呟いて見たいと思っています。そんな、ことをなんとなく考えさせてくれた漫画がこちらです♪^^「本なら売るほど」小さな古本屋を受け継いだ若者が、古本を通じて様々な人と