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千葉市民会館大ホールにて開催された朝日新聞スペシャル講演会「アロハ記者の田舎暮らしトーク&文章講座」に参加してきました。定員900名のところ、応募者多数で抽選だったそうです。講師は名物記者近藤康太郎さん。動いて喋る近藤康太郎さんを見るのは初めてでした。期待どおりの格好で現れました。想像していたとおりの、低めの声。話し出したら止まらない勢い。頻繁に漏れる毒舌。(千葉県民、朝日新聞に対しても含む)講演会はライブだ、と
トーマス・クーンは、その著作『科学革命の構造』を通じて、科学の発展が単なる理性的なデータの蓄積ではないことを力説している。それは、世界を見る根本的な枠組みである「パラダイム」が丸ごと入れ替わる革命的な過程だ。彼は科学的な変化を説明するために「翻訳」、「改宗」、そして「進化」という概念を導入し、科学を極めて人間的かつ社会的な活動として再定義したのである。まず、パラダイム転換の核心となる鍵は「翻訳」の役割にある。異なるパラダイムを支持する科学者たちは、あたかも異なる言語や文化を持つ集団のように、世
村田沙耶香さんの『世界99(上下巻)』を読みました。相変わらず凄かった。というか衝撃だった。でも、今回は安定のクレイジーな世界観でありつつも「とてもわかる」一冊でした。なんというか、ここに描かれてあるのはディストピア小説なのに、もはやリアルとそうかわらないのではないか?と感じてしまう不安さのようなものがありました。おそらく皆さんも「ついていけない」反面「しっくり」くるはず。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ。上巻のあらすじ主人公の空子には性格がありません。性格がないとはど
お立ち寄り下さりありがとうございます本の紹介とときどき中高一貫校生との暮らし録を挟むブログです続くノーベル賞受賞に沸き立ちましたね連休は残念ながらパッとしない天気。子どもの学校行事もあってワタワタするので、行事に行く以外は今夏直木賞候補作で気になっていた下記図書の予約が回ってきたので読みました踊りつかれて(文春e-book)Amazon(アマゾン)最初の冒頭文だけ、読むと苦しくて読めなくなりましたが、話が転がり出してからは続きが気になり2日で読み切りました。
【言語化が大事。言語化を強化しろ。なんて、あちこちから聞こえてきます。とはいえ、思ったことを言葉にするのはなかなか難しい。どうすればいいでしょうか】明日やろうは馬鹿野郎こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。衝撃的な言葉ですがこれは、今日ご紹介しようと思っている本に書かれていた言葉。まさしく「明日からでいいかな、甘いものを我慢するのは……」と思っていた私は、自らに「ばかやろう!」と叫んだのでした。(でも食べた)はてさて。本日のテーマはこちら。
一昨日の「文化の日」、次男が隣市の書店で開催されたビブリオバトルに参加したいとのことで、仕事前に送迎をしました。富士店|店舗〒416-0908富士市柚木404-1www.yajimaya.co.jpオンライン販売が拡大の一途を辿る中で、街中の書店さんは経営が大変だと思います。谷島屋さんは静岡では有名な書店ではありますが、それでも決して「油断できない」経営環境ではないかと、勝手に思っております(笑)。そんな中で、書籍の普及のためにビブリオバトルを開催してくれたことには、ただただ感謝なので
こんばんは新井一です毎週月曜日20時~放送中!!!会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法Amazon(アマゾン)起業神100則Amazon(アマゾン)誰でもできるけど、みんな気づいていない!1億円稼いでいる人は何をしているのか?Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?Amazon(アマゾン)596〜4,466円
ここ最近、私がドップリとハマっている事…。それは何かと言えば、今、私が最も「一押し」の作家、三宅香帆(みやけ・かほ)が書いた本を読む事が有る。1994(平成6)年生まれで、現在、31歳の三宅香帆は、「書評家」「文芸評論家」として大活躍し、多数の本を出し、ベストセラーを連発している、出版界のホープだが、今、私は当ブログにて、私の「推し作家」である三宅香帆の魅力を発信するために、連載記事を書いている。『書評家・三宅香帆の本の面白さを語る⑥~「文章の書き方指南書編(3)」』私が今
この本は本屋さんで見かけて少し前から気にはなっていたのです。戦前から戦後までの昭和を描いた時代小説ですと。しかし分厚い。しかも三部作。まだ最後の巻までは出ていないし、これは読み終えるまで長くかかりそうだ・・・と引けていたところ、思い切って読み始めました。けっこう書評とかで評判なんですよね評判の通り、面白い!スルスルと進みます。続きが気になって読んじゃう。これはおすすめ本です。今、第一部を読み終わったところで、ひとまず感想を書きます。まずは物語の設定なんですが
※本記事にはネタバレが含まれております。スワイプ厳禁変死した大学生のスマホAmazon(アマゾン)閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書Amazon(アマゾン)1.ネタバレなし感想うん。これ、9月に刊行予定の『閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』の方も読まないといけないやつだった。これ単体で読もうとしたら色々と謎だらけでスッキリしないかも。どういうわけか、その理由は後述のネタバレ有りの感想で書きますけど、正直言ってあんまり読み応えはなかったかな
『詩と思想』5月の投稿詩評新しい風に書評が掲載されましたこの冊子はたくさんの方に読んでほしいです岩佐聡さんのツイッター(X)@iwasasatoshiそしてnoteSatoshiIwasa|note岩佐聡。現代詩人会HP投稿欄新人賞。日本現代詩人会員。詩誌「凪」同人。詩集「羊歯植物記」。在庫あります。Twitter:@iwasasatoshi1984iwasasatoshi0428@gmail.comマガジンに過去作を収めてありますのでご覧になってnote.com鼻にい
読書をしていると、一冊の本の中に「次に読みたくなる本」が隠れていることがあります。先日読み終えた青柳碧人さんの「乱歩と千畝ーRAMPOとSEMPOー」は、まさにそんな出会いを運んでくれました。作家になる前から探偵小説を愛していた江戸川乱歩は、戦後、英語が敵性語ではなくなったのを機に、面白い洋書を求めて古本屋を巡ります。進駐軍の兵士たちが手放した英字小説の中に、優れた探偵小説があるはずだと考えたのです。当時、日本ではまだ探偵小説というジャンルが十分に確立されていなかったため、海外作品
みのおエフエム「図書館だより」私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。今日(2025月9月24日)放送の番組では、加納朋子さんの『空をこえて七星のかなた』をご紹介しました。楽天ブックス(送料無料)空をこえて七星のかなた(集英社文庫(日
現役書店員芸人カモシダせぶん(デンドロビーム)の木曜に、一冊、本の話を今回はー、笛吹太郎の連作ミステリ短編集コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎とあるカフェに集まる作家や編集者、古本屋さん、彼ら彼女はミステリが大好きでいつもミステリ談義をしている。日常の謎、コージーミステリが特に好きな彼らの元に謎が舞い込む。彼らは一旦考え抜いた推理を披露するもしっくりこない。手詰まりかと思ったところで店長の茶畑さんが丁寧に真相を明らかにしていく。コージーミステリらしく、どの話も肩の力は抜けてい
「一次元の挿し木」松下龍之介という作家をご存知でしょうか。1991年生まれの34歳、現在のところおそらく本業は会社員。「一次元の挿し木」で2025年第23回「このミステリーがすごい!」大賞文庫グランプリを受賞して、作家デビューした新人作家。GW前に読んだ作品ですが、まだまだ話題の一冊のようです。一次元の挿し木(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)私は昔から、決まった作家の作品ばかり読む傾向があってこの2~3年
「第四間氷期」安倍公房一種のタイムマシンを開発する組織。その機械で未来を見たりすることが出来る。そこで実験として不特定の男に目を付ける。しかし彼は殺され、彼の遺体から意識だけを抜き出し、対話を試みるが失敗。犯人と思われていた女も殺される。裏で堕胎組織が関係しているらしい。やがて豚の胎児培養施設から、人間の胎児培養の話になり、海底生活の話になり、主人公の未来を予見し、主人公自身を殺す話にまでなる。第四間氷期というのは、どうやら地球の滅亡サイクルのことらしく、未来予見で機械が地球の絶望
やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ[ジョン・ストレルキー]楽天市場仕事や日々の忙しさに追われ、ふとした瞬間に「自分は何のために頑張っているんだろう?」と立ち止まってしまうことはありませんか。そんな心の疲れを感じている方に、ぜひ手に取ってほしい一冊があります。ジョン・P・ストレレッキー著の『世界の果てのカフェ』です。この本は、世界中でベストセラーとなり、多くの人々の人生観を変えてきました。今回は、なぜこの物語がこれほどまでに現代人の心に響くのか、その魅力
探偵小説が不思議なのは、話の中で探偵対犯人が知恵くらべするはずなのだが、加えていつからか作家対読者が知恵比べすることになってしまっていること。この、いわゆる読者への挑戦状を初めてやったのはコニントンという作家で1926年のことらしい。ちょうど100年前。有名になったのはエラリー・クイーンの「ローマ帽子の謎」(1929年)で、その後国名シリーズで継続して行なわれた。探偵が推理するために必要な要素はすべて読者にも開示しなくてはいけないし、読後に納得するためにはそこがフェアでないといけない。し
【接物語】あの『人は一人で勝手に助かるだけ』の忍野メメが語り手とは思えない協力で強力な継ぎ接ぎ物語だった。斧乃木余接という存在はこれまで思っていた以上に魂のこもった(移った?)ものだったんだな。これで斧乃木余接の作り方を知ったが、知ったのと作れるとはまったく別物。同じく、接物語を知った後の忍野や貝木の印象も知る前とではまったくの別物。学生時代の忍野と貝木こんなに素直なのかよ。驚いたよ。阿良々木暦より素直じゃないか??#接物語#読了#講談社#物語シリーズ#読書#読書記録#読書
岩井圭也さんの『夜更けより静かな場所』を読み終えました。岩井さんの作品を読むのはこれが初めてです。楽天ブックス(送料無料)夜更けより静かな場所[岩井圭也]楽天市場1,980円夜更けより静かな場所【電子書籍】[岩井圭也]楽天市場1,881円岩井圭也さん『夜更けより静かな場所』この小説は「深海」という名前の古書店の常連客、あるいは店員たちの物語です。主な登場人物は6人。遠藤茂:「深海」の店主。62歳。ロバのような長い顔が
窪美澄さんの「私は女になりたい」この本を私はまだ読んではいないのだけれど大久保佳代子さんの書評を読んだだけでわかる…と思わず、頷いてしまった「もうセックスすることはないのかな」。STORY世代の誰もが抱く不安に深く切り込む”筆剣”|大久保佳代子のあけすけ書評storyweb.jp私は彼女達よりも年上だけれどそれでもわかるサレ妻となり5年の歳月が流れた今この主人公とは年齢もシチュエーションも全く違うけれど、「女でいたい」という気持ちは正直未だに消える事はない母である事を軽んじ