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高田郁さんの『銀二貫』を読み終えました。2026年6月12日に宝塚バウホールで初日を迎える星組『銀二貫』。その観劇前に原作を読もうと思ったのです。実は宝塚歌劇団での『銀二貫』の舞台化は、今回が初めてではありません。2015年に雪組で上演されました。その際、主役を務めた月城かなとさんは、のちに月組のトップスターになられました。今回は星組での上演で、主役は松岡修造さんのお嬢さんである稀惺かずとさん。すっきりとした二枚目に成長された稀惺かずとさんを頭に思い浮かべながら
この本は本屋さんで見かけて少し前から気にはなっていたのです。戦前から戦後までの昭和を描いた時代小説ですと。しかし分厚い。しかも三部作。まだ最後の巻までは出ていないし、これは読み終えるまで長くかかりそうだ・・・と引けていたところ、思い切って読み始めました。けっこう書評とかで評判なんですよね評判の通り、面白い!スルスルと進みます。続きが気になって読んじゃう。これはおすすめ本です。今、第一部を読み終わったところで、ひとまず感想を書きます。まずは物語の設定なんですが
この本を知ったのは昨年のことで、ジュンク堂の幻想文学の棚に置かれた本のタイトルに惹かれて手に取った。幻想小説だと思ったのだ。作者は25歳で自死した女性編集者で彼女が死の直前まで書いていたブログ日記を編集したものである。亡くなったのは20年以上前のことである。八本脚の蝶とは東大寺大仏殿の華瓶の蝶の脚が8本あるという謎から付けたタイトルだそうだ。少し読むと二階堂奥歯という人は、私が本当はやりたかったのに意気地がなくて選ばなかった道に進んだ人であることがわかった。彼女は第一文学部の哲学科を卒業し国
※本記事にはネタバレが含まれております。スワイプ厳禁変死した大学生のスマホAmazon(アマゾン)閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書Amazon(アマゾン)1.ネタバレなし感想うん。これ、9月に刊行予定の『閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』の方も読まないといけないやつだった。これ単体で読もうとしたら色々と謎だらけでスッキリしないかも。どういうわけか、その理由は後述のネタバレ有りの感想で書きますけど、正直言ってあんまり読み応えはなかったかな
今回は葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」。恥ずかしながら葉山嘉樹を知らず「セメント樽の中の手紙」というタイトルからニコラス・スパークスの「メッセージ・イン・ア・ボトル」のような甘い香りをイメージしてしまったのです。山川方夫みたいな作家かなと。でもって読んでみたら全然違うのよ。これはプロレタリア文学の名作だったのですね。国語の教科書にも載ってる作品だそうですね。プロレタリア文学といえば若い頃仕事が嫌になった時に小林多喜二の「蟹工船」を読んで、なんて自分は甘いんだ!と気持ちを引き締められたことがあ
「やりたいことが分からない」――そんなふうに感じていませんか?目の前の仕事に追われて、本音が見えなくなる「やらなきゃ」を優先しすぎて、心が置き去りになる私もかつて、そんな日々を過ごしていました。でもある本と出会い、「自分の中にある“答え”」に気づく方法を知ったんだ。今回は、感情ではなく「体の反応」で本音を知る方法をご紹介します。やりたいことが分からなくなる理由とは?以前の私はバリバリと全国を出張しまくって仕事してた。忙しくも充実した日々――
52歳になって初めて太宰治作品を読みました。暗くて陰鬱というイメージがあったので避けてきたんです。でも、あるドラマで太宰治の本が映ったので、これも縁だろうと思い読んだ次第。作品名は「人間失格」です。そして、読了後の感想は・・・「なんだこれ?」です。これが太宰治の代表作なのか❓読んで共感・感動する人が本当にいるのか❓残念ながら私には全く理解できませんでした。太宰作品に共感する人がたくさんいると聞いていたので、自分はどこに共感するんだろうと期待したのが悪かったのかな〜。再読はないか
5つの物語を読み進める読者を静かに確実に夢の中へ誘う。誘われた先に現れる『カリスマ』たちの物語はどれも妖しく、魅惑的。不思議な読後感が私を包み込み、ずっとこの感覚から覚めたくなかった。この小説は三浦しをんさんから読者への恩寵だと思う。#PR夜の恩寵(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)
【さよならの言い方なんて知らない。10】10巻続いた8月が終わった。最後まで、最後は特に、壮絶だった。こんな終わり方で終わっちゃうなんて、と驚きを隠せない。これで、第1部が完結なんだって。香屋歩はどこまで架見崎を続けてくれるの。9月の架見崎はなにが待っているの。香屋歩にはなにが見えてるの。とても気になるけど、続いてくれるなら、まださよならを言わなくていいね。それが嬉しい。まだ生きる楽しみが続くね。好きなシリーズの続編を待てるなんて素敵なことだから。#さよならの言い方なんて知らない
著者の印南氏は、書評家として「ライフハッカー[日本版]」他,複数の情報サイトに,月60本近くのブックレビュー記事を寄稿されてるそうです。でも実は、かなりの遅読家だそうです。(前書きより)遅読家にもかかわらず、毎日一本の書評記事の仕事を引き受けてしまったそうで、すごい度胸だと思います。本書に詳述されていますが、著者は思い切って,書評の仕事を引き受けて,そこから、締切に間に合わすために、いろんな工夫をされたようです。"ただ読むだけじゃなく「書くために読む」ことへと意識を変える"(80ページ)
人間の活動によって自然環境が破壊され、地球上の多くの生物種が姿を消している。だが、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「サピエンス全史」によると、これは最近の数百年の現象ではなく、ヒト=ホモ・サピエンスが何千年にもわたっておこなってきたものだという。「私たちの祖先は自然と調和して暮らしていたと主張する環境保護運動家を信じてはならない。産業革命のはるか以前に、ホモ・サピエンスはあらゆる生物のうちで、最も多くの動植物種を絶滅に追い込んだ記録を保持していた。私たちは、生物史上最も危険な種であるという、か