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村田沙耶香さんの『世界99(上下巻)』を読みました。相変わらず凄かった。というか衝撃だった。でも、今回は安定のクレイジーな世界観でありつつも「とてもわかる」一冊でした。なんというか、ここに描かれてあるのはディストピア小説なのに、もはやリアルとそうかわらないのではないか?と感じてしまう不安さのようなものがありました。おそらく皆さんも「ついていけない」反面「しっくり」くるはず。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ。上巻のあらすじ主人公の空子には性格がありません。性格がないとはど
千葉市民会館大ホールにて開催された朝日新聞スペシャル講演会「アロハ記者の田舎暮らしトーク&文章講座」に参加してきました。定員900名のところ、応募者多数で抽選だったそうです。講師は名物記者近藤康太郎さん。動いて喋る近藤康太郎さんを見るのは初めてでした。期待どおりの格好で現れました。想像していたとおりの、低めの声。話し出したら止まらない勢い。頻繁に漏れる毒舌。(千葉県民、朝日新聞に対しても含む)講演会はライブだ、と
この本は本屋さんで見かけて少し前から気にはなっていたのです。戦前から戦後までの昭和を描いた時代小説ですと。しかし分厚い。しかも三部作。まだ最後の巻までは出ていないし、これは読み終えるまで長くかかりそうだ・・・と引けていたところ、思い切って読み始めました。けっこう書評とかで評判なんですよね評判の通り、面白い!スルスルと進みます。続きが気になって読んじゃう。これはおすすめ本です。今、第一部を読み終わったところで、ひとまず感想を書きます。まずは物語の設定なんですが
一昨日の「文化の日」、次男が隣市の書店で開催されたビブリオバトルに参加したいとのことで、仕事前に送迎をしました。富士店|店舗〒416-0908富士市柚木404-1www.yajimaya.co.jpオンライン販売が拡大の一途を辿る中で、街中の書店さんは経営が大変だと思います。谷島屋さんは静岡では有名な書店ではありますが、それでも決して「油断できない」経営環境ではないかと、勝手に思っております(笑)。そんな中で、書籍の普及のためにビブリオバトルを開催してくれたことには、ただただ感謝なので
※本記事にはネタバレが含まれております。スワイプ厳禁変死した大学生のスマホAmazon(アマゾン)閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書Amazon(アマゾン)1.ネタバレなし感想うん。これ、9月に刊行予定の『閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』の方も読まないといけないやつだった。これ単体で読もうとしたら色々と謎だらけでスッキリしないかも。どういうわけか、その理由は後述のネタバレ有りの感想で書きますけど、正直言ってあんまり読み応えはなかったかな
これって、どんな感じなのかな?と思い初めて、はや数年。そんな私にチャンスが訪れました。百聞は一見にしかずといいますが、これ、チャレンジするしかない????はい。ということでチャレンジしたのは、ビブリオバトル。ビブリオバトルとは、"本の紹介コミュニケーションゲーム"というもの。詳しくはこちら↓知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトビブリオバトルとは?ビブリオバトルは、誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッ
推し活には「幸せ」だけでなく、「苦しさ」や「怖さ」もありますよね…好きすぎて苦しくなったり拗らせたりマウントに嫉妬したり気づいたら信じられない金額使ってたり…(こわい)気持ちが暴走して「これ私大丈夫?」って不安になる瞬間もあります推し活は光と闇がセット怖さを知らないまま突っ走るのが一番危ない今日は私が「推し活の闇」や「推す自分の気持ち」を理解するのに役立った6冊を紹介します📚💛📘1:イン・ザ・メガチャーチ|朝井リョウ「推し活」の宗教的な側面と、仕組まれた経済的側
20日の地元紙の書評欄に『西洋のレッスン、日本の手習い』という本の書評が載っていました。その書評が面白かった。評者は誰なんだろうと思いながら読んでいくと、なんとあの『老後とピアノ』の著者の稲垣えみ子さんでした。稲垣さんが言うには『とりわけ私が絶望したのは大人と子供の差である。子供は新しい動きをゼロから身につけるが、大人は既に身についた無意識の動きをいったん意識化し、それをグイッと矯正し、さらにその新しい動きが無意識にできるようになるまで反復せねばならない。それだけでも困難す動きをゼロから身
【接物語】あの『人は一人で勝手に助かるだけ』の忍野メメが語り手とは思えない協力で強力な継ぎ接ぎ物語だった。斧乃木余接という存在はこれまで思っていた以上に魂のこもった(移った?)ものだったんだな。これで斧乃木余接の作り方を知ったが、知ったのと作れるとはまったく別物。同じく、接物語を知った後の忍野や貝木の印象も知る前とではまったくの別物。学生時代の忍野と貝木こんなに素直なのかよ。驚いたよ。阿良々木暦より素直じゃないか??#接物語#読了#講談社#物語シリーズ#読書#読書記録#読書
安藤玉恵さんの『とんかつ屋のたまちゃん』を読み終えました。楽天ブックス(送料無料)とんかつ屋のたまちゃん[安藤玉恵]楽天市場1,540円${EVENT_LABEL_01_TEXT}とんかつ屋のたまちゃん【電子書籍】[安藤玉恵]楽天市場1,463円${EVENT_LABEL_01_TEXT}安藤玉恵さん『とんかつ屋のたまちゃん』アーガイルのセーターにチェックのミニスカート、風に揺れるおかっぱの後ろ姿。表紙を見た瞬間
①宮本茉由、10周年で魅せた“決意の素肌”初のランジェリー&温泉ショット収録の記念写真集(リアルサウンド)-Yahoo!ニュース『宮本茉由アニバーサリー写真集※タイトル未定』(小学館)が2026年1月21日に発売される。2017年にCanCam専属モデルとなり、現在俳優としても活躍中の宮本茉由。今年30才を迎えた彼news.yahoo.co.jp②宮本茉由、写真集が2026年1月に発売の画像一覧|RealSound|リアルサウンドブック注目の本の著者インタビューから、新
岩井圭也さんの『夜更けより静かな場所』を読み終えました。岩井さんの作品を読むのはこれが初めてです。楽天ブックス(送料無料)夜更けより静かな場所[岩井圭也]楽天市場1,980円夜更けより静かな場所【電子書籍】[岩井圭也]楽天市場1,881円岩井圭也さん『夜更けより静かな場所』この小説は「深海」という名前の古書店の常連客、あるいは店員たちの物語です。主な登場人物は6人。遠藤茂:「深海」の店主。62歳。ロバのような長い顔が
お立ち寄り下さりありがとうございます本の紹介とときどき中高一貫校生との暮らし録を挟むブログです続くノーベル賞受賞に沸き立ちましたね連休は残念ながらパッとしない天気。子どもの学校行事もあってワタワタするので、行事に行く以外は今夏直木賞候補作で気になっていた下記図書の予約が回ってきたので読みました踊りつかれて(文春e-book)Amazon(アマゾン)最初の冒頭文だけ、読むと苦しくて読めなくなりましたが、話が転がり出してからは続きが気になり2日で読み切りました。
みのおエフエム「図書館だより」私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。本日、2026年1月7日放送の番組では、中野信子さんの『エレガントな毒の吐き方脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』をご紹介しました。楽天ブックス(
関口雄一郎『量子力学I』(東京大学出版会)という本が昨年末に出版されたらしい。標準的ないい本だとアマゾンコムの書評に載っていた。著者は宇宙物理を専門にする方らしいが、直接には存じ上げてはいない。ぜひ購入して読んで見たいと思っている。『量子力学I』と本のタイトルにあるのだから『量子力学II』が間もなく出るだろう。新定番のテクストとなるとは東京大学出版会の宣伝文句である。まだ全く読んではいないが、宣伝文句はたぶんウソではなかろう。しかし、ここで取り上げたいと思ったのはそれが理由では
【ゴリラ裁判の日】◽︎第64回メフィスト賞これは読む人の、ひいては人間という種の器が試される物語。タイトルから想像したのは、ゴリラが裁判に勝つために奮闘する物語(ゴリラが裁判を起こすという設定自体は受け入れる前提であるが)。読んでみると、『私』であるローランドゴリラのローズがゴリラでありながらよい意味で人間臭く、考え方の成熟度に惹かれる。ただ単に裁判の話ではないということが分かると同時に、人間臭くと言いながらも、回想シーンでローズがこれまでどんな生き方をしてきたのか、当たり前であるが人間
『アノーラ』公開と合わせて読んだのが、この小説。'16年に起きた東大生による女子学生強制わいせつ事件を題材にしたもの。題名は、加害者の東大生の加害者に対する暴言から。著者のカオルコさんは、題材になった事件で、ネット上の関心が加害者を擁護する方向に『のみ』行ったことに対し疑問を抱いたことがきっかけでこの本を書いたそうな。『東大生が』『東大生の未来を(被害者が)奪った』『(被害者が)東大生狙いの女子大生』と、この違和感は何だろう?日東駒専以下は底辺大学と罵るアレ以上のものじゃないかと。
どーも、takashiです。読みに来てくれて、ありがとうございます。この世の中には、いつの時代も終わることのない「二分論」というものが存在します。「きのこの山」派と「たけのこの里」派の争いのように、厳密には両方食べる人もいるけれど、派閥争い自体はなくならない。その中でも、我々の人生を左右する最も熾烈な戦い。それが、「好きなことをやれ」派VS「得意なことをやれ」派の仁義なき戦いです。言葉を変えれば、「世間は無視して自分の道を生きろ」というロックな生き方と、「世間に認められる場
図書館で予約していた本が2冊同時に順番が回ってきました1冊はミステリー小説だし、気分が乗れば早く読めるかも?と思っていたら、面白くて予想以上に読むスピードが早まって読了!『ハウスメイド』フリーダ・マクファデン著前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋をあたえられ、生活を始める。
サンクチュアリ犬塚理人あらすじ「警察でも探偵でもない。検事だからこそ掴める真実を、私が暴いてみせる」宗教団体〈サンクチュアリ〉の周囲で続く不可解な死。事件の裏に隠された「もう一つの真相」を暴くため、若手検事の瑞穂は現場に向かう!Amazonより2025年講談社感想ミステリー?サスペンス?なんとなく、映画とかドラマになりそうなお話だなぁと思いました。最初から一章ごとに事件が解決されます。駆け出しの検事やるじゃん。ちょっとうまくいきすぎな感じもあるけども。こうやっ
おかえり水平線渡部大羊おかえり水平線1(ジャンプコミックスDIGITAL)Amazon(アマゾン)おかえり水平線2(ジャンプコミックスDIGITAL)Amazon(アマゾン)あらすじ海辺の街の銭湯屋さんの息子の前に、父の隠し子だと言う少年がやってくる。グッときたポイント導入はスキャンダラスな印象だけど、全然そんなことはなく、思春期の少年たちのありふれた心の機微に一喜一憂してしまう。2人は同い年の高校生で、一緒に暮らすことになる。同じ高校に通うが、2人のことは秘
【すごい習慣大百科】習慣の本って毎日、毎朝、毎晩、1日○回、○分…って、やりたいと思う習慣があればあるほどしんどくなる印象だったんだけど、この本はそんなことなかった。すごい。ちょっとした行動の詰め合わせ本。すぐできる。ひとつの習慣を見開き完結で紹介してるからサクッと読めて理解できるのもありがたい。チャプターは[仕事の効率化][勉強][ダイエット・健康][コミュニケーション][メンタル][生活]に分かれてるのでとりあえず気になるやつ、習慣にしたいやつからでも良いなと思った。
今回は「AIを使って考えるための全技術」を紹介します。AIを使って考えるための全技術――「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法Amazon(アマゾン)評価(A~C)B+概要生成AIを使った、アイデア出し、検証、実現方法の検討、課題分析を様々なプロンプトと具体例を交えながら紹介しています。1部すぐにアイデアがほしいとき第1章「AI特有の力」で考える第2章「自由な発想」で考える第3章「ロジカルな発想」で考える2部アイデアを磨きたいとき
吉田修一作昭和40年代生まれの人は青春を重ねてしまうシリーズAN通信シリーズに続き、横道世之介シリーズを読んだ。主人公は1968年長崎生まれ(作者と同じ年齢、出身地)の設定。大学進学・上京からスタートするこのシリーズは昭和40年代に生まれ、高校、大学と進んだ私たちにとって、どうしても自分の青春と重ねてしまうシリーズだ。第一作『横道世之介』は2009年、『続横道世之介』は2019年(文庫化の際に『おかえり横道世之介』に改題)、完結編『永遠と横道世之介』は2023年刊行である。ちなみ
「一次元の挿し木」松下龍之介という作家をご存知でしょうか。1991年生まれの34歳、現在のところおそらく本業は会社員。「一次元の挿し木」で2025年第23回「このミステリーがすごい!」大賞文庫グランプリを受賞して、作家デビューした新人作家。GW前に読んだ作品ですが、まだまだ話題の一冊のようです。一次元の挿し木(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)私は昔から、決まった作家の作品ばかり読む傾向があってこの2~3年
こちらの本を予約購入していて、着くなり早速読みました!『最強のチームはお題を出し合う』著:山本ノブヒロさん最強のチームはお題を出し合う-JMAM日本能率協会マネジメントセンター「人・組織・経営の変化」を支援するJMAMの書籍pub.jmam.co.jp著者の山本ノブヒロさんは、ネットで「大喜利」と検索するとたまに出て来たので知っていました。大喜利を活用してセミナーのようなことをされているようで興味はありました。大喜利のどの要素が、人々にどうい
瀬戸内としまなみ海道を旅したが、我が家の近所もインバウンドという旅を楽しんでいる人がタップリ・・・三田通りはさしずめ観光名所かも。このグループの車列は少ない、15分おき位にマリオカートが疾走・・・そのどれもが車列8台前後で、賑やかに大声張って走っていく。・・・・・ドキッとするタイトル、電車などで外読みする時は表紙にカバー・・・山本一力の江戸風俗、面白い江戸知識が得られる。腕のいい大工として評判の熊五郎は、酒にのまれすぎるのが玉にきず。飲みすぎないように
【言語化が大事。言語化を強化しろ。なんて、あちこちから聞こえてきます。とはいえ、思ったことを言葉にするのはなかなか難しい。どうすればいいでしょうか】明日やろうは馬鹿野郎こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。衝撃的な言葉ですがこれは、今日ご紹介しようと思っている本に書かれていた言葉。まさしく「明日からでいいかな、甘いものを我慢するのは……」と思っていた私は、自らに「ばかやろう!」と叫んだのでした。(でも食べた)はてさて。本日のテーマはこちら。