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書店の棚を眺めながら本を見つけ出すこともあるが、圧倒的に多いのが新聞の書評を読んでいて、目に留まることである。この本「風まかせ十二カ月・著者、柳家三三」もそうである。2026.4.25付毎日新聞東京本社版朝刊掲載紙面より落語家は話すことが本業なので、その話すことと文を書くということも共通するようで、文が達者な方が多いような気がする。この書評に書かれている、落語「笠碁」を巡る、大師匠の五代目柳家小さんと、十代目金原亭馬生の比較論が面白い。ありし日の立川談志との「芝浜」についての短いス
月村了衛さん「対決」、NHKでドラマ化されるんですね。あの作品はめっちゃ面白かったのでわかる!鈴木保奈美さんも、役と合いそう。「対決」から月村さんにハマり、まとめて紹介記事を以前書いているので他の作品もぜひ読んでみてください!!『月村了衛さんにハマり中実際の社会問題をフィクション仕立てに』月村了衛さんにハマっている。きっかけは、書評で紹介されていた作品「対決」。ある医大が、入学試験で女子学生の得点を意図的に下げていたことが発覚。この問題を…ameblo.jp
お立ち寄り下さりありがとうございます本の紹介とときどき中高一貫校生との暮らし録を挟むブログです続くノーベル賞受賞に沸き立ちましたね連休は残念ながらパッとしない天気。子どもの学校行事もあってワタワタするので、行事に行く以外は今夏直木賞候補作で気になっていた下記図書の予約が回ってきたので読みました踊りつかれて(文春e-book)Amazon(アマゾン)最初の冒頭文だけ、読むと苦しくて読めなくなりましたが、話が転がり出してからは続きが気になり2日で読み切りました。
ここ最近、私がドップリとハマっている事…。それは何かと言えば、今、私が最も「一押し」の作家、三宅香帆(みやけ・かほ)が書いた本を読む事が有る。1994(平成6)年生まれで、現在、31歳の三宅香帆は、「書評家」「文芸評論家」として大活躍し、多数の本を出し、ベストセラーを連発している、出版界のホープだが、今、私は当ブログにて、私の「推し作家」である三宅香帆の魅力を発信するために、連載記事を書いている。『書評家・三宅香帆の本の面白さを語る⑥~「文章の書き方指南書編(3)」』私が今
私が今、最もハマっている「物書き」が居る。それが、「書評家」「文芸評論家」として、ベストセラーを連発している、三宅香帆(みやけ・かほ)という書き手である。私はここ最近、三宅香帆が今まで書いて来た本を片っ端から読んでみたが、どれも大変面白かった。そこで、今度はこの私が、大変僭越ではあるが、三宅香帆が書いた本の「書評」を書き、「三宅香帆本」の魅力を、皆様にご紹介したいと思い、このような記事を書かせて頂いている。『書評家・三宅香帆の本の面白さを語る②~「書評・文芸評論編(2)」
【レビュー】研究熱心が度を越えた、本気の潜入ルポ!さて今回、わざわざ今頃になってレビューする作品は、社会心理学界では伝説的名著となっている『予言がはずれたとき』です。当記事に検索で辿り着いた方々でしたらば既に本書の存在は知っているでしょうから、出版社の商品説明的な紹介は不要でしょう。が、この本、何度も商品ページを開いてはポチるのに二の足を踏んでいる方々も多いのではないでしょうか。それもそのはずで、発表から70年近く経っていて古いこと、勁草書房から出ている骨太そうな学術本であること、しかもやたら
昨日は、松田知也さんと品川で待ち合せて、大森のフラメンコ衣装店「ナジャハウス」にうかがった。8月29~30日の公演『ロルカフェスティバル2026~沃野(ベガ)の月~』のオープニングの衣装の打ち合わせだ。オーナー/デザイナーの立川広子さんと三人、よもやま話で盛り上がりながらも、しっかりと色やデザインを決めることが出来た。お店で公演の仮チラシもおいていただけることになり、ありがたい。昨日の午後、松田さんはスタジオの大掃除、私はエルスール財団記念館での事務仕事があったので
本日2回目の更新です。呉勝浩さんの『爆弾』を読み終えました。呉さんの作品を読むのは初めてのことです。楽天ブックス(送料無料)爆弾(講談社文庫)[呉勝浩]楽天市場1,067円爆弾【電子限定特典付き】【電子書籍】[呉勝浩]楽天市場1,067円呉勝浩さん『爆弾』この小説はジャンルで言うとミステリーです。私は特別にミステリ愛好者というわけではありませんが、これまで色々なミステリを読んできたと思っていました。ところが
この本は本屋さんで見かけて少し前から気にはなっていたのです。戦前から戦後までの昭和を描いた時代小説ですと。しかし分厚い。しかも三部作。まだ最後の巻までは出ていないし、これは読み終えるまで長くかかりそうだ・・・と引けていたところ、思い切って読み始めました。けっこう書評とかで評判なんですよね評判の通り、面白い!スルスルと進みます。続きが気になって読んじゃう。これはおすすめ本です。今、第一部を読み終わったところで、ひとまず感想を書きます。まずは物語の設定なんですが
みのおエフエム「図書館だより」私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。今日(2025月8月20日)放送の番組では、清水忍さんの『ロジカルダイエット』をご紹介しました。楽天ブックス(送料無料)ロジカルダイエット3か月で「勝手に痩せる
関口雄一郎『量子力学I』(東京大学出版会)という本が昨年末に出版されたらしい。標準的ないい本だとアマゾンコムの書評に載っていた。著者は宇宙物理を専門にする方らしいが、直接には存じ上げてはいない。ぜひ購入して読んで見たいと思っている。『量子力学I』と本のタイトルにあるのだから『量子力学II』が間もなく出るだろう。新定番のテクストとなるとは東京大学出版会の宣伝文句である。まだ全く読んではいないが、宣伝文句はたぶんウソではなかろう。しかし、ここで取り上げたいと思ったのはそれが理由では
※本記事にはネタバレが含まれております。スワイプ厳禁変死した大学生のスマホAmazon(アマゾン)閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書Amazon(アマゾン)1.ネタバレなし感想うん。これ、9月に刊行予定の『閲覧厳禁猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』の方も読まないといけないやつだった。これ単体で読もうとしたら色々と謎だらけでスッキリしないかも。どういうわけか、その理由は後述のネタバレ有りの感想で書きますけど、正直言ってあんまり読み応えはなかったかな
自己肯定感の磨き方(ブルー)[ジェリー・ミンチントン]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}「どうせ私なんか…」「もっと完璧じゃなきゃダメだ」――知らず知らずのうちに、自分を追い詰めてはいませんか?今回ご紹介する『自己肯定感の磨き方』は、そんな風に頑張りすぎる私たちに、「あなたは、あなたのままで素晴らしい」と語りかけてくれる、心に効くお守りのような一冊です。#あらすじこの本は、人生の土台となる「健全な自己肯定感」、つまり自分を信じる心を育て
今回は認知心理学の名著「人間この信じやすきもの」である。著者はコーネル大学の心理学の准教授トーマス・ギロビッチ。1991年の著作である。副題は、迷信・誤信はどうして生まれるか。先日海老原嗣生の外国人問題のデータの本を読んで、確かにデータは取り方次第で結果は変わるよねと思ったものの、海老原氏の出し直したデータを果たして信じて良いのかなんて思ったりもして。人間なんて他人の言ったことを「なんとなく本当っぽい」というだけで信じてしまいますものね。で、なんとなくこの本を読もうと思ったわけです。『海老原
おかえり水平線渡部大羊おかえり水平線1(ジャンプコミックスDIGITAL)Amazon(アマゾン)おかえり水平線2(ジャンプコミックスDIGITAL)Amazon(アマゾン)あらすじ海辺の街の銭湯屋さんの息子の前に、父の隠し子だと言う少年がやってくる。グッときたポイント導入はスキャンダラスな印象だけど、全然そんなことはなく、思春期の少年たちのありふれた心の機微に一喜一憂してしまう。2人は同い年の高校生で、一緒に暮らすことになる。同じ高校に通うが、2人のことは秘
今回読んだのは「人間らしさとは何か生きる意味をさぐる人類学講義」。内面的な人間らしさの話ではない。東大教授の海部陽介氏による大学の講義を文章化したような口語体で書かれた人類学の本である。大学の時に人類学の授業を受けたが、記憶にあるのは先生が直立猿人の研究者で、長男に直人、二男に立人と名付け、もし次に三男が生まれたらいよいよ猿人だな、という冗談だけである。さて、700万年前に生まれた猿人から300万年前に北京原人などの原人、30万年前のネアンデルタール人などの旧人がいて、そのうちのアフリカにい