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万物の理論としての圏論Amazon(アマゾン)元エンジニアとして抱え続けている難物に、量子物理学がある。先日もそれを平易に語った書籍を投げ出し、この学問の本質は結局未だ、この世の中は分からない事ばかりを確認するものだと嘯いた。事実、人類が知り得たこの世界の物質は高々、1割にも満たないと言われている。ところが、ここに又、難物が登場した。無知ゆえに、今更ではあるが、この圏論である。「万物の理論としての圏論」:丸山善宏氏を読んでいる。https://note.com/saek
なんとパソコン画面がつかなくなって真っ黒データ復元もできず強制終了しました11年間も活躍してくれたパソコンに感謝というわけで新パソコンで初投稿ですいったん強制終了こそがビッグチャンス!作家&スピリチュアルカウンセラーの本田健さんと並木良和さんの共著です。👇『風の時代を幸せに生き抜く方法』『風の時代を幸せに生き抜く方法』本田健並木良和|ご本まみれのひやしあめ風の時代を幸せに生き抜く方法[本田健]価格:1,540円(税込、送料無料)(2024/3/
『愛・セックス・結婚の哲学』(名古屋大学出版会)-著者:R・ハルワニ-R・ハルワニによる本文抜粋|好きな書評家、読ませる書評。ALLREVIEWSR・ハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』へのR・ハルワニの書評。恋愛・セックス・結婚は、なぜ人生で重要とされるのか──。レバノン人哲学者ラジャ・ハルワニの著書『愛・セックス・結婚の哲学』の日本語版がこのたび刊行されました。日本ではあまり取り上げられることのないトピックを含め広範な議論allreviews.jp
トロイア戦争でトロイアから脱出したアエネーアースがローマ建国の神話にもつながると知り、『アエネーイス』を詠むにあたって『ラテン文学を読むウェルギリウスとホラーティウス(岩波セミナーブックス)[逸身喜一郎]』を読みました。ローマ時代のラテン文革の特徴と、ウェルギリウスと『アエネーイス』とホラティウスの『カルミナ』の2作品の大枠での楽しみ方が分かる1冊ラテン文学を読む――ウェルギリウスとホラーティウス(岩波セミナーブックスS14)ラテン文学を読むウェルギリウスとホラーティウ
つなわたりの倫理学相対主義と普遍主義を超えて(角川新書)Amazon(アマゾン)倫理というものは中々、厄介である。本文でしばしば引用される、サンデル教授の正義論もその類である。多面的な解釈と理解。それが必須の複雑な社会に私たちは住んでいる。「つなわたりの倫理学相対主義と普遍主義を超えて(角川新書)」:村松聡氏を引き続き、読んでいる。https://note.com/saekiworld/n/n7766c9f09207
図書館で最後に借りた本は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう遠藤周作の「影に対して」だったかな?様々な書評で取り上げられていたもの。遠藤さんの根本がモチーフになっていて、そこに昭和30年代初頭と思われる時代が重なっていた。少し長いけど、いい作品。
シェア型書店のこと先日、マハ本店の常連さんから日経新聞のネット記事のコピーを頂きました。タイトルは「『シェア型』で誰でも本屋さん」です。もう、10年以上前のお話になりますが、岩ちゃんもシェア型書店の経験者です。喫茶店の本棚に「数店舗」が本を置いて販売する。当時、地元では珍しい事でした。その時も店名は「マハ本店」です。懐かしい棚で~す。それから、2013年には一箱古本市でお世話になった方が主催し、街中にオープンした古本屋の集合体⇒「古本交差点」(2015年閉店)です
2024/04/3014:36火曜日曇り今日は朝からあいにくのお天気でしたが、なんとか雨は上がって、過ごしやすい陽気になりましたね。朝からずっと本を読み続けて、また一冊読了したのでこの記事を書いています。今日読了したのはこちら。ただいま神様当番Amazon(アマゾン)読書メーターの「読みたい本」にずっと登録されたままだったので、図書館で借りて読んでみました。「坂下」というバス停で落し物を拾って(自分のものにしようとした)5人が次々と「神様当番」にされてしまうという不思議な
ギリシア悲劇を読み進める中、神話・悲劇だけでなく文学についての歴史を知りたいと思い、『ギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)[高津春繁]』を読みました。西洋文化の源泉、そして今も世界中で影響を及ぼしているギリシア・ローマ文学の展開を知る1冊ギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)Amazonギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)[高津春繁]楽天レビュー2024年はギリシア悲劇を読んでいますが、そのためにはギリシア神話を読む必要があり、その中のト
つなわたりの倫理学相対主義と普遍主義を超えて(角川新書)Amazon(アマゾン)人が人足るには、道徳が必要としばしば議論される。そして、その道徳の根源には倫理という厳然とした法が控えているはず。が、現実はそう単純ではない。例えば、人の命。他人の命を奪ってはいけない。これが倫理の原点を思いきや、戦争や紛争に当って、敵側の命はこの他人に含まれない。国が認めた殺人行為は倫理観を超越するのだ。詰まり、この倫理感もご都合主義の極みであり、皮肉屋の尤も引用する好事例でもある。「つなわ
【レーエンデ国物語夜明け前】2024年本屋大賞第5位レーエンデ国物語の第4巻異母兄妹のレオナルドとルクレツィア。間違いなくふたりは目指すところは同じく「レーエンデの自由」であるが、それを成し遂げるための正義は真逆と言ってよい方法をとる。もし正義に色があるのなら、ふたりの正義は真逆の色をしているのだろう。だけど、相反する色であろうと、ふたりが描くのは「レーエンデの自由」なのである。どちらの色が欠けてもこの先にレーエンデの自由は無かっただろう。読み終わって言えるのは、どちらも当人にとっ
「シャーロックホームズの回想」コナンドイル何回も読み直しているのですが、大久保訳のものを読むことに。なぜある小説に魅かれるのかというと、その主人公に会いたいから、というのが私の場合、理由かも知れません。それゆえ、探偵小説は物語やトリックよりも探偵が魅力的であるかが私の場合、大事なのかも知れません。私は音楽でも例えばストーンズとかクイーンとはあまり興味がなく、好みはすごく狭いです。世にいろいろバンドがあるけれど、基本的に好きにならない。別に嫌いなわけではないけれど、興味が持てないわ
こんにちは!50代の女性の生き方を発信している山口朋子です私の知り合いに、IBMから社員16人のベンチャーに転職し、そこでのコンペに300戦勝ち続けた人がいます。300戦ですよ?無敗で「選ばれ続けた」わけです。その方とは、井下田久幸さんと言います。最近、『選ばれ続ける極意』という本を出版されました。10年ほど前に、あるセミナーで知り合い、交流会などでご一緒する機会があって何度かお話しさせていただきました。彼を見ていると、仕事ができる人、信頼される人、ファンを
先週の評点:「つなわたりの倫理学相対主義と普遍主義を超えて」(◎):村松聡、「万物の理論としての圏論」(◎):丸山善宏、「fromunder30世界を平和にする第一歩」(〇):河出書房新社、「正力ドームvs.NHKタワー:幻の巨大建築抗争史」(△):大澤昭彦。「つなわたり・・」は倫理というものが実に不可思議で、流動的な事に気付かせてくれる良書である。何気なく正しいと思っている事は一旦、白紙状態にして考え直す姿勢が大切だと感じる。「万物・・」も面白い書籍だ。圏論など知らなかった。我が
書紹しましょ。今回はこちら。そんな家族なら捨てちゃえば?5、6巻作)村山渉先生ここにきてさらにディープというか、主人公(令太郎)がこの問題に対して奮闘していく様子が出てきました。今作ですが、改めて簡単に説明すると、歪んだ性格の妻(和美)と娘(一花)、主人公(令太郎)一家が直面している家庭崩壊寸前の環境が舞台となります。6巻まで読んでいくと、和美の異常さだったり、それをどうにかしようとして心身に不調をきたしている令太郎の様子が色濃く表現されてきていて、尚且つ家族という形をどうに
書評「カーヴの隅の本棚」文藝春秋鴻巣友季子「熟成する物語たち」新潮社鴻巣友季子文学の翻訳者による、文学とワインの異色の組み合わせを、その類比を俯瞰しながらも、自らが読み、自らが味わうという目線を外さない。その組み合わせによる関係を自らの言葉へと翻訳さしめ、ワインを、文学を味わっているのは翻訳者自身であるはずなのに、それらのMariage具合の妙ささえ気づけてしまう、言葉の普遍性ゆえの共感の創出であろうか。あるいは、身体的に隔たれている自身と他者が本質的には個々であるはずの人で
なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度(単行本)Amazon(アマゾン)「なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度(単行本)」:ジェド・S・レイコフ,川崎友巳他を引き続いて、読んでいる。https://note.com/saekiworld/n/n785f9ab81fd6
読書三昧で過ぎた一日朝のアレコレを済ませてすぐに読書…もちろん…デシート読みやすいのでスラスラスラスラ読むと…頭が追い付かない登場人物…ぼんやりモザイクがかかっているみたい途中まで進んで…メモ登場人物の名前とその特徴や…人と人との関係すでに読んだ人が書いたブログ「バラバラだった断片が…おぼろげに姿を現す」確かにその通りだったまだまだ序の口…メモが頼りいただき物の串団子食べてるのに…味がわからない折角の好意…感謝して団子中の餡は白あんだ
※すい臓がん+悪性リンパ腫の軌跡です。ブログに訪問下さり、誠にありがとうございます😊Amazon.co.jp:急に具合が悪くなる:宮野真生子,磯野真穂:本Xに流れてきたポストをたまたま見て、読んでみようと思いました。哲学者と人類学者の往復書簡だそうです。高学歴で大学准教授の二人が、知の応酬から次第に魂の全力投球になっていくという軌跡・・・。読み応えありそうです。・・・宮野さんは全身に癌が転移して、医師から「急に具合が悪くな
能勢博、山本正嘉、猪熊隆之、宮内佐季子監修「科学が教える山歩き超入門」☆☆☆(3.0)2021年7月27日初版第1刷発行オールカラー191ページ株式会社エクシア出版○能勢博、山本正嘉、猪熊隆之、宮内佐季子監修「科学が教える山歩き超入門」読みましたかこの本は4人の監修者、医大先生、体育大先生、天気予報会社社長、アドベンチャーレーサーが、それぞれの自分の専門分野を生かして登山での歩き方とか体力とか、必要知識を解説してくれます。たとえば、理想的な山の歩き方としては重心
これは図書館で借りた本。スポーツクラブの近くにあるこぢんまりした図書室という感じの場所で居心地良いです。ウロウロして気に入った本を見つけるのが楽しいです。『おいしさをつくる熱の科学』料理好きにはとてもためになりました。今ベッドサイドにある本たち。↓杉浦日奈子さんの3冊は水曜日に行った駒込で東洋文庫ミュージアムのそばの「ブックス青いカバ」さんで入手。杉浦さんやっぱり好きです。新潮社の「波」は好きなので、定期購読しています。川本三郎さんの「荷風の昭和」、杏さんや椎名まことさんやらの連載毎
大河ドラマ『光る君へ』の時代に花開いた貴族たちの日記『蜻蛉日記と王朝日記〈更級日記・和泉式部日記・土佐日記〉男と女、それぞれの“日記文学”(ビジュアル版日本の古典に親しむ)[竹西寛子]』を読みました。蜻蛉日記、更級日記、和泉式部日記、土佐日記など平安王朝時代の日記の著者や作品のエッセンが豊富なビジュアルとともに分かる1冊蜻蛉日記と王朝日記(更級日記・和泉式部日記・土佐日記)―男と女、それぞれの“日記文学”(ビジュアル版日本の古典に親しむ10)Amazon蜻蛉日記と王朝日
リサイクル事業を中心に活動されている(株)和愛グループ代表取締役若山陽一郎さんのご本です。👇『恩送りの法則』『恩送りの法則』若山陽一郎|ご本まみれのひやしあめ恩送りの法則仕事で、人生で幸福度を上げる考え方[若山陽一郎]価格:1,650円(税込、送料無料)(2023/11/30時点)楽天で購入https://www.amazon.co.jp/%E6%81amechanhiyasi.com様々な事情で会えない人はいますか?会えない人にもなんとか
私たちはなぜ家を買うのか:後期近代における福祉国家の再編とハウジング(シリーズ数理・計量社会学の応用2)Amazon(アマゾン)「私たちはなぜ家を買うのか:後期近代における福祉国家の再編とハウジング(シリーズ数理・計量社会学の応用2)」:村上あかね氏を引き続いて、読んでいる。https://note.com/saekiworld/n/nda3537488cef
今日もアクセスしていただきまして、ありがとうございます。以前より、このブログでもお伝えしていますが、私は、待ち合わせの空き時間、移動時間、外食時の食事が提供されるまでの空き時間などスキマ時間には読書をしています。そのような中で、つい先日も図書館で借りた、読み終えた本があります。シェアしたい内容がありましたので、私の考えと合わせて投稿します。【タイトル】脳が変わる生き方/人はどこまでも成長できる【原タイトル】ー【著者名】茂木健一郎氏脳科学者である、茂木
昨日、ライティングの記事を職場に提出しました。今回は、文章の書き方に書いてある事を用いて書いたし、最近Xや、ブログを沢山書いているので、ライティングも進んで、思いのほか良い出来栄えでした。でも、多分、米須さんが、あたしのライティングにコメントしたんだろうけど、なんか、謙虚な気持ちに、なって書いてあるので、応援したいですと。ライティングに、謙虚な気持ちも、ないでしょ。ましては、自己啓発書の書評。たんたんと、事実を述べるだけでいいのでは?米須さんは、相手の自信に耐えられない、弱い人間。
悪の出世学ヒトラー、スターリン、毛沢東Amazon(アマゾン)NHKBSの「英雄たちの選択」のタイトルが一時期だけ変わった時がありました。テーマで東條英機を取り上げた際に「昭和の選択〜太平洋戦争東條英機開戦への煩悶〜」と看板が架替えられました。戦犯の是非云々はさておきミスリードした敗戦の責任の一端があったのは事実ですし、東條英機が「英雄」ではないのは確かですが、やはり最近自由になってきたNHKにも最低限のタブーはあるんだな、と安心しました。信長や秀吉も大河ドラマで扱われ
私たちはなぜ家を買うのか:後期近代における福祉国家の再編とハウジング(シリーズ数理・計量社会学の応用2)Amazon(アマゾン)前月のブログで三日間も掛けて、「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を紹介し、我が国の貧弱な公的住宅体制を問題視した。国政の大欠陥1,2,3と題して、論じたが、覚えて居られるだろうか。度重なる自然災害直後に発生する仮住まい場所の欠如が、二次災害として被害者に襲い掛かるのだ。それは福祉国家と鼻高々な政治家たちの虚勢とは別物な、公的住居整備といった
『宝石の国』が完結するのとのことで、コミックDAYSにて2024年4月29日まで最終話を除く107話が無料となっている。淡々と読める静かで切なくて良い作品だと思うのだが、オタク(ここで言う「オタク」とは特定の分野を極めていたり愛情を注いだりしている人たちのことではなく、「人より多めにインターネットをしている自己顕示欲と承認欲求の強い人」を指す)の「この作品でいかに面白い感想を呟くか」という大喜利が気色悪くて嫌気が差す。「読む地獄」だの「メンタルがやられる」だの「一般人にはおすすめできない」だ
雑なようで、「ツボは押さえている」『定食屋「雑」』書評不器用な2人の胸温まる連帯感|好書好日好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。book.asahi.com無償に惹かれる言葉がある。雑草、雑誌、雑談。「雑」にはありふれている。当たり前。珍しくない。ごちゃごちゃしている。いい加減