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参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編④(卵黄吸収)の続き。孵化後7日目辺りで、魚としての形はほぼ整った。卵黄はまだ少し残っています。ここからが本当の勝負所。卵黄吸収前後、速やかに「適した餌が十分にある環境」を用意しないと、あっという間に全滅する。これは魚に限らず生物共通の課題。とりあえず育成容器を3つ用意しました。①孵化観察容器をそのまま使用●水温23℃●弱めのエアレーションを追加●餌は冷凍ワム
今回は、サンインコガタスジシマドジョウ(山陰小型筋縞泥鰌)CobitisminamoriisaninensisNakajima,2012コイ目ドジョウ科シマドジョウ属コガタスジシマドジョウ種サンインコガタスジシマドジョウ亜種の飼育と繁殖についてです。毎度お馴染み長文になります。時間に余裕のない方は動画でご覧ください。ドジョウの眼の動きに注目!あなたがドジョウを見ている時ドジョウもまたあなたを見ているサンインコガタスジシマド
段々気候も暖かくなってきており、冬眠していたクサガメ及びミシシッピニオイガメが冬眠から起き始めたので水替えを行いました。飼育6年目のクサガメ。私はあまりペットに名前を付けない派なので我が家のペットは名無しが多いです。溝にはまっていた所を捕まえた。黒化個体は非常に格好良い。オスちょうどこの時期ぐらいに山で遊んでいた所、産まれた後そのまま冬眠して土から出てきたばかりの子亀が溝に落ちていたので、家に連れて帰って飼っています。オスなのでメラニズムが始まっていますね。冬眠
以前カゼトゲタナゴを累代維持しようとするもカネヒラ浮上で終わったタナゴ飼育。今年は真面目にやってみました。動画作ったのでご笑覧ください。今回は「小学生や外国人でも理解できる」をコンセプトに作ってみた。カゼトゲタナゴの生態では記事を。まずは種親の健康チェック問題無し。九州遠征から3年近く経過。フルサイズを採集したから、推定年齢5歳くらいでしょうかね。野生寿命は2年程度。カゼトゲは飼育下だと長生き。●カゼトゲタナゴ飼育(
先日(https://ameblo.jp/neofunkorogasi/entry-12579967514.html)の中の人の一人(?)である参謀長さんにお声をかけて頂き、セトウチサンショウウオその他兵庫県の案内をして頂きました!生憎我が家の車は使えなかったので、参謀長さんの運転で大阪から一気に兵庫のポイントへ。コナラやクヌギ等の落葉広葉樹林を主体とした良い環境です!兵庫県あたりから中国地方の方はスギ‐ヒノキ植林だらけじゃないので良いですね~。早速車を降りるとセトウチサンショウ
実は前まで我が家には使用可能な漁網はありません。沖縄遠征で使用していた折り畳み網は前回の湖北遠征で折ってしまい荒ゴミへ。長年愛用していたサデ網は下部分の重りとの連結部分が千切れてしまったため修理待ち。ホームセンターで売っていたたも網は南紀遠征時に同期に返しました(元々私のではない)。残っているのは水中で魚を追い掛ける用の大きめの金魚網×2のみ。これでは普段使いは出来ません。という訳でこれを機に調査&フィールド界隈でも評価が高く、愛用者が多い皆様ご存じ三谷釣漁具店さん
みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。今回は文章ばかりで写真がないので、「いらすとやバージョン」でお送りいたします。★★★★★★★★★上部フィルターはGEXのグランデカスタム600です。これに合いそうな底面フィルターを取り付けます。上部フィルターと底面フィルターを連結されている方の例を見ようといろいろ検索しましたが案外少ないです。調べた結果上部フィルターに底面フィルターを連結すると・・
みなんさん、こんにちは&こんばんは。いっしーです。前回のブログで、上部フィルターと底面フィルターは、連結せずに独立して運用するほうが効率できだという意見があることを書きました。現在の日淡水槽です。考えてみれば、この水槽は、エーハイムのエココンフォート2234と底面フィルターにつないだGEXF1フィルターという構成で、外部フィルターと底面フィルターを独立して運用しています。調べたところ、グランデカスタム600とエココンフォート2234の流量はほぼ一緒です
春になりうちの太平洋系陸封型イトヨが産卵しました。成熟したメス雌雄の性成熟が始まったのでペアリング開始。しかし今年はペアの形成がうまくいきません。ペアのどちらかが攻撃性が強く産卵行動に至らず。脱卵したメスこのように成熟した状態で産卵しないと卵を排出してしまいます。こぼれた卵はオスによって巣に運ばれましたが回収すると無精卵でした。巣と無精卵無精卵失敗を
TwitterやInstagramを眺めていて、あちこちから春色のアカヒレタビラやタナゴが流れて来るのでソワソワが止まらなくなり、電車に飛び乗ってやって来た北関東!!!雷雨!釣り無理!!止むまで待機!!!と、いうことでまさかの15時過ぎからの釣り開始になりました。今回は駅から徒歩なので、行ける範囲で新規開拓をすることにしました。が、17時まで釣果ゼロ!二枚貝はいても魚はいない。そして夕方のチャイムが流れる頃、やっと見つけた魚がいる場所。カワムツ天国でした。国内外来種で最もあちこちに
参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編⑤(仔魚期育成)の続き。1日2回の餌やりを続けること1ヶ月。稚魚期に入りドジョウらしい姿になってきました!ナガレホトケドジョウ孵化後30日目全長約1㎝眼の横に線が表れる。餌を求めて水底を泳ぎ回ります。多少しっかりしたとはいえ、そこはやはり稚魚。直接触ると死んでしまうので取り扱いは優しく。同時期、屋外では断続的に産卵が続く。あまり多いと育てきれないため、途中で採卵は中止。水温が17℃を超えた辺り
トミヨ編⑦の続き。無事産卵を終えたトミヨ。メスは産卵するとその場から泳ぎ去ります。残ったオスは婚姻色で真っ黒になり、非常に気が荒くなります。特に他の個体が複数近くにいる場合は婚姻色が強く出ます。産卵直後のメスは攻撃されて死ぬ恐れがあるため、水草を多く入れて隠れ場所を作ってやるか隔離しましょう。オスは巣に近づく者すべてを威嚇し攻撃します。そして、定期的に巣の中にある卵をチェックし、胸鰭で新鮮な水を送ります。ファンニングというやつですね。
我が家には素焼き鉢がめちゃくちゃたくさんあるのですが、それの多くは使用せず庭に転がしてあります。汚い…(-_-;)元々私が食虫植物を始めた当初に使用していたもので、特に高山種を多く植えておりました。素焼きは適度に水を通すため気化熱で根部が良く冷えるということだったのですが…あまりにも良く水を通すため逆にドライアウトが頻発し、鉢自体も重量があるし、苔は生えるし、別にスリット鉢でも通気が良いし、素焼き鉢が特別素晴らしいとも思えない!温度が下がるのは下がるんでしょう
ハイサーイ明日やろうは馬鹿野郎👊毎日、馬鹿野郎なヤカノミ館長です会いに行く水族館日本全国、魚と一緒にどこまでも笑顔を届けに伺いますきれい、かわいい、おもしろいをテーマに生き物に興味を持っていただき、自然と共に生きる未来へ。ひとつの体験、みっつテーマで『ひ・みつ』wwwそんな「ひみつの水族館」では、現在、2025年度移動水族館開催場所を募集中です他、金魚すくい体験、ワークショップなども開催しております。2025年5月18日(日)きんたい廃校博物館にて日本の川魚の魅力、現状
こんばんは!今日は休暇を取って平日にしか出来ない事をアレコレ。そして休日でも出来る事をアレコレ。その中の1つがコレ、タナゴの観察。休日の方がやりやすい。“タテボシ貝”という二枚貝を知っているでしょうか。イシガイの琵琶湖産個体なんだけど、どうやら地元の人はアサリやシジミな感じで食すぐらいポピュラーらしい。5月から禁漁期間とのことで、4月には入手してました。このタテボシ貝がニッポンバラタナゴの産卵床に適するのか、今年は実験ですね。さすが琵琶湖産の貝
こんばんは🌙nittanloverです。先日(8/20)は丹波篠山市のタナゴポイントにガサガサ採集へ行ってきました。ヌマムツカワムツヌマムツはヒレが赤いので、見分ける事が出来ます。カマツカ恐らく、ノーマルです。ムギツクカネヒラ達ドジョウブルーギルの幼魚ヤツメウナギの幼性恐らく、スナヤツメです。ズナガニゴイイトモロコと悩みましたが、日淡会の西村さんに教えて頂きました、ありがとうございます。ミズカマキリ&アカハライモリハイイロゲンゴロウとコオイムシも居ました。
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編②産卵の続き。無事孵化したサンインコガタスジシマドジョウの仔魚水温20℃で管理しながら様子を見守ります。サンインコガタスジシマドジョウ仔魚孵化後1日目全長3.5mm孵化仔魚は基本底に横たわったり壁面に張り付いたりしているが時々盛んに泳ぐ。眼球と外鰓が確認できる。仔魚は卵黄を吸収しながら壁面に張り付いたり底を泳ぎ回る。孵化後3日目全長約4mm仔魚は盛んに泳ぎ回る。ドジョウ
こんばんは本日は夜勤でして、その前に釣りに行ってきました。場所は先日チェックしてた夢前川の上流。まずは中流辺りで餌探し。川の中の石の下にいる虫を採りに行く、主にトビゲラの幼虫。15匹程採ったけど余ったので持ち帰り餌に。石を除けながらガサガサしてたらタモロコも一匹採れた。餌が採れたらいよいよ上流へ上流の方は小雨が降ってたけど大したこと無いので決行。途中の禁漁区の看板カジカは解る、(ドッチン)って呼名は知らなかった。続いてアカダ?これは全く解らない。(ギンシャ)って言われ
4月に入りうちの日本淡水魚は徐々に充実し始めました。サンインコガタスジシマドジョウオス筋模様がはっきりしてきました。メス卵巣が膨らんできました。サンインコガタは既に高齢のため産卵するかは微妙ですね。無理ならこのまま寿命を全うさせます。ビワコガタスジシマドジョウ去年生まれた4世個体。野生個体のオスと同サイズになりました。デメモロコ濃尾型2歳魚。野生下寿命は推定1年のため2歳魚はやや老けています。これも今年増えるかは微妙です。ツチ
2017/09/01この日は会社の創立記念日かなにかでお休み。久々に昼ガサをしようかと、出かけることにしました。多摩川水系の某有名ポイントでオヤニラミを探してみることにしました。オヤニラミが付きそうなボサは連日のガサで習得しています。こーゆーボサには正直いません。ヨシノとムギツクちゃんがとれました。で、見渡すと本筋から流れを避けつつ小魚やエビなどが溜まりそうなボサの突端下流側がまず目に入ります。釣りなんかだとこういう突端部分は1級のポイントになります。まぁ、つまり
トミヨ編③の続き。トミヨ編第4回です。今回は発情したオス対策について。トゲウオ飼育において最も重要なのは、実はここ。いくら水温、水質、餌に気を配っても、ここでつまずけば世代交代できずに絶える。十分に餌を与え、適度な水温15℃-20℃になると、オスは発情してきます。こうなる。発情したオス婚姻色で真っ黒になります。プラス凶暴性MAXに(汗)水槽内に他の個体がいると黒くなる傾向がありますね。仕切りを作ると発情しても色は
今回はシナイモツゴか雑種か区別が付かないため、モツゴ繁殖編とします。初春の遠征で採集したシナイモツゴ雑種(推定)採集した場所はシナイモツゴ分布域。しかし、過去に水族館やショップで見たシナイモツゴとは形が違っていました。なんというか、モツゴに比べてシナイモツゴは、太短く背中が盛り上がりより受け口で全体に茶色く側線がはっきりしないそういう魚なんですよね。決め手は有孔側線鱗数5~6枚ということですが、採集した個体は中途半端な上に鱗が剥がれてはっきり
同好会加入前からのライフワークだったナガレホトケドジョウ。一区切りがつき、記事にすることにしました。今回も長い(笑)ブログにしては長すぎますか。まあこれ以上は削れないのでしょうがない。長文回避したい方にまとめ動画を作りました。ナガレホトケドジョウの生活史4分40秒ナガレホトケドジョウ各集団、トウカイナガレホトケドジョウとの比較。飼育環境紹介。繁殖の記録。では、写真を交えてナガレホトケの生態を追っていきましょう。成熟したオス
トミヨの卵~寿命までを追った飼育記録です。今回のシリーズは全12回と長いため、4分程度の動画にまとめました。トミヨの一生(Pngitiussinensis)では飼育記事はここから。気温と共に水温も下がってきましたね。春に採集したトミヨ淡水型いつか纏めた形で飼育日記にしようと思っていました。時間が掛かりそうなので不定期公開することに。まあ、時勢もありますしね。飼育に関しては、「暑い、汚い、飢え、他
こんばんは今日は生駒市まで90cmガラス水槽の引き取りに行ってきました。高速代片道2500円往復で5000円。せっかく安く買ってもこれじゃあ出費は余り変わらなくなる。有料道路を使わないで行くと日中なら5時間くらいかかりそう。って事で深夜に走る事に。夜中のら1時半に姫路を出発。途中休憩を挟まず3時間ちょっとで奈良まで着いた。大和郡山市の用水路には金魚が居るって事で、網を持って行ってました。まだ暗い5時過ぎから網を持ってガサガサしてきました。YouTuberさんが撮影してた場
自然孵化組のイトヨの浮上が始まりました。巣立ちするイトヨの稚魚人工孵化組も卵黄吸収が終わり遊泳開始。稚魚容器で2週間ほどエサを与えた個体膜鰭(ヒレの元になるもの)がまだ残っていますねにほんブログ
推定シナイモツゴ雑種の子供が大きくなってきました。記録のため撮影卵~稚魚までの記録はこちら。参謀長の飼育日記(モツゴ繁殖編)親はこういう姿関西のモツゴとは色形が違います。こちらで採れるモツゴは白っぽくて細長い。雰囲気だけならシナイモツゴ。シナイモツゴの条件である有孔側線鱗数(身体の中心を走るミシン目みたいな穴)5~6枚を明らかにオーバーしてますね。特にオスは5枚どころか尾鰭までいっちゃってる……
イチモンジタナゴを人工授精で継代繁殖させている方とお話した時のこと。どうも生まれてくる子の体型が丸いと。養殖の世界では体型異常が出るのは常識ではありますが、観賞魚で奇形の累代を改善しないのはどうなんだという話になり元の姿に戻せるか協力することになりました。人間の記憶は当てにならないのでとりあえず記録から元の姿を確認します。野生個体ペア画像上のオスは性成熟後体型が変化していると仮定します。画像下のメスがこの個体群では非繁殖期の一般的な体型。オス野生下では吻
3/17、水槽で育てている水草達の調子が段々と上がってきたので、春が来たと判断し、久しぶりにタナゴ釣りに出かけてきました。お昼前に電車に乗り、2時間ほどかけて到着。自分の知っているこの地域のポイントで、最も早く魚が来る場所に来たものの、魚の姿はなし。。。二枚貝だけはいました。仕方が無いので水路を取水元の川の方へ遡ること数十分、いい感じの深みを発見。魚影もたくさん見え、ちらほら朱色の鰭を持った影も。早速持ってきたグルテン1とコンビニで買った温泉たまごの黄身を混ぜて黄身練りを作り(持って
参謀長の飼育日記サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編①準備の続き。親の産卵準備は整いました。問題はここからです。自然産卵が最も高いハードルです。●気温20℃以上●水温20℃程度になったら産卵床をセット。越冬済みの個体が入った容器ここに産卵床を入れます。●産卵床は植木鉢に荒木田土を入れ、抽水植物やイネ科等の陸生植物を鉢に植える●土は多めに入れた方がよい●水面と鉢上部の距離が5㎝程度になるよう鉢を沈める●水濁りの防止植木鉢に荒木田土を入れ