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こんにちは。筆耕士で書道家の清水克信です。以前、当ブログとは別のブログに、書写技能検定への挑戦記を書いていました。試験結果や勉強方法をリアルタイムで記録していたのですが、操作を誤って、ブログ自体すべて消してしまいました。今思い返しても、本当にもったいないことをしました。ただ、当時の経験や、自分なりに確立した勉強方法は残っています。そこで今回は、毛筆書写技能検定の上位級を目指していた頃、普段どのように古典臨書をしていたのかをご紹介します。1級合格まで3年かかりました
「書きぶり」を選ぶ楽しさを。どんな「書きぶり」(書法や書風)で書くかによって、同じ言葉でも、また新鮮な響きをもってくれるものです。習字や書道といえば、先生が用意した手本の「書きぶり」を真似るお稽古が一般的です。ひとりでは出会えない古典に触れたり、上達に必要な書法を学んだりする。選びぬかれた手本を通して、自分の中に少しずつ書の引き出し(書芸)を増やしていきます。一方で、自ら手本を選んでみることも大切です。この言葉なら、どんな書風が合うだろう。楷書か行書か、それとも隷書か。楷書を選んだとし
先週の土曜日、全日本ジュニア音楽コンクールの香川予選の審査をさせていただきました学年が上へ行くほどにレベルが高くなり、難易度の高い曲を弾くようになります。まだ10代なのに本当にすごいなぁと思います。私がイギリスに留学した際に学んだことのひとつ、それは演奏の『スタイル』の大切さでした。単にバロック、古典、ロマン派、近現代、と分けるだけでなく作曲家の作曲スタイル、そして作曲家が意図する演奏スタイルを知ること。これが聴く人にたいしての大きな説得力になることを。そのおかげで日本でオーケストラ
【感想】スタンリー・キューブリック監督亡き後、私の一番好きなクリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」が9/11(金)から日本でも公開される。「オデュッセイア」は古代ギリシャの吟遊詩人ホメロス(またはホメーロス:紀元前8世紀頃)の作とされる一大叙事詩であり、トロイ戦争の英雄オデュッセウスの故郷イタケ島へ帰還するまでの10年に亘る苦難の旅を描いているが、その前段に当たるトロイ戦争の物語が、同じホメロスの作とされる「イリアス」である。こんな能書きをわざわざ書かなくても、殆どの欧
私は、本を読む事が大好きであるが、その私が今、最もハマっている「推し作家」が居る。それが、現在、「書評家」「文芸評論家」として活躍し、ベストセラーを連発している、三宅香帆(みやけ・かほ)という人である。現在、当ブログにて、三宅香帆が書いた本の「書評」を、私が順次、書かせて頂いている。『書評家・三宅香帆の本の面白さを語る⑦~「文章の書き方指南書編」(4)』ここ最近、私がドップリとハマっている事…。それは何かと言えば、今、私が最も「一押し」の作家、三宅香帆(みやけ・かほ)が書いた
古典の迷宮にようこそ(第1回)ボッカッチョの「デカメロン」今回は、14世紀イタリアの文人ボッカッチョ(GiovanniBoccaccio)が、当時の社会に渦巻く生への執着や欺瞞、他人の目を気にする世俗的な人間模様を冷徹に切り取った一節を題材としています。以下は、ボッカッチョが「デカメロン」(IlDecameron)の序文において、人間の本性や社会の混乱(ペスト流行時の人々の利己的な振る舞い)を冷徹に描写した一節です。原文:"eintantaafflizionee
日本の古典園芸植物の中で蘭は、風蘭と石斛(セッコク)が古くから熱心に栽培されて来ました。現在風蘭の花を紹介していますが、並行してセッコクの古典名である長生蘭の現在見頃になっている葉芸を載せることを思い立ちました。私は元々セッコクの花物の保有が多く、長生蘭は現在の株数が少ないですが、私自身の勉強のためにもいろいろと調べて記事を載せて行きます。昭代(しょうだい)3画像7月6日に撮影長楕円葉の「白雲龍」が進化した白覆輪の品種で、羅紗地の強いスプーン状の楕円葉となります。昭和3年に命