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だいぶ日が過ぎてしまいましたが、10月21日は、志賀直哉の命日でした。昭和46年(1971年)10月21日。享年88歳8か月。当時は、随分長生きだと思いましたが、今日では、もうそうでもないですね。加山雄三が88歳6か月でまだご存命ですから。私は88歳まで生きたくありませんが。志賀直哉の短編小説「城崎にて」が中学3年の国語の教科書に載っていて、感銘を受けました。いわゆる私小説、心境小説というやつで、自分の心の中を表現する小説ですが、志賀直哉の性格に興味を持ちました。分裂気質のよう
ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロ氏のデビュー作の映画化「遠い山なみの光」を観ました。原作は読んでいました。1950年代の長崎と1980年代のイギリスを舞台にした、戦争と家族の記憶についての物語です。映画のクライマックスを観て「おー、そう来たか!!」と驚きました。小説を原作とした映画化にはいろいろあります。原作を忠実に映画化するパターン。大幅に改変するパターン。この作品は、最初は原作に沿って映画化しているな、と思いながら観ていたのですが、物語の革新となるクライマックスの
5つ前の当ブログ、11月25日(三島由紀夫さんの命日)に再録した文章に続いて、当ブログ2020年11月24日に書い「『NHKスペシャル三島由紀夫』を観ました。(2)」を以下に再録します。***先週の土曜日、11月21日に観た「NHKスペシャル三島由紀夫」について続けます。ひ弱な身体だったことへのコンプレックスについて触れたあと、もうひとつのコンプレックスとして、「作家」としての側面から迫っていました。山中湖にある「三島由紀夫文学館」の館長さん