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翌日は、いよいよ娘のステージの日でした。ラヴェル《ピアノ協奏曲ト長調》を東京交響楽団、指揮者の出口大地さんと共に演奏する「フレッシュ名曲コンサート」へ。前日のアリーナの余韻を抱えながら向かったコンサートホールでしたが、また違う感動の時間でした!こちらも大ホールの1220席が満席のお客様で埋め尽くされ、娘はソリストとして、今年2回目となるラヴェル《ピアノ協奏曲ト長調》を演奏しました。いつものように伸びやかで、音がキラキラと輝くような生き生きとした演奏で、とても嬉しい時間に✨オーケストラ
ルイージ指揮・N響A定期(NHKホール)に行きました。今回の前半のコンチェルトと後半の交響詩には楽章毎に標題が付いているのが特徴です。前半はショスタコーヴィッチ没後50年では今年最後のショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」で、この難曲のソロは名手・カヴァコスによるものです。第1楽章(ノクターン)は「夜想曲」らしく、陰鬱なVnソロで始まりますが、カヴァコスによる堂々たる構え、明晰な演奏が続いていきます。カヴァコスの語り口は饒舌になり、しみじみとした郷愁感のある雰囲気も醸し出していました。この
長女と一緒に、キリル・ゲルシュタイン×藤田真央ピアノ・デュオ・リサイタルを聴きに行ってきました。愛知県芸術劇場コンサートホール今回どうしても行きたかった理由は、プログラムに入っていたラヴェルの《ラ・ヴァルス》。長女の学校の定期演奏会で、オーケストラで演奏した思い出の曲(長女はヴィオラで参加)ピアノデュオでの《ラ・ヴァルス》!絶対に聴いてみたい!!と、長女の希望でチケットを取りました。学校帰りの長女をピックアップして
発表会を終えてひと回り成長したちびさん2名のレッスン終えたら、燦々と輝いていたお日様が隠れ、ぐっと冷え込みました。みんなで家にこもります。昼食後に市民ホールへ向かう頃には再再び、暖かくなりました。良かった。お世話になったTさん20年くらい前にご縁ができて今でもしばしば相談に乗って貰う旧知の調律師さんが私の町のホールで仕事すると聞いて「そりゃ、私も行かねば」と急遽チケットを取りました。(完売後でしたが何とか手配でき
今日のN響定期はデュトワによるラヴェル生誕100周年プログラムで、おそらく今年の日本でのラヴェル・アニバーサリー公演としては最も豪華だと思います。先日に引き続き、パリ管首席Hrnのバルソニーがゲスト出演、合唱も後半に参加します。今週のバルソニーは東京藝大で教えていて、これは素晴らしいことです。日本には優れたHrn奏者が足りません↓。前半のラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌは、バルソニーが活躍する名曲です。デュトワは健康的な歩き方でステージに入ってきますが、指揮台に上がると、先週に比べてスポッ
今日の午後は裏にサントリーでガランチャの公演があるので迷いましたが、今日もN響定期今シーズン最終公演に来ました。今日のNHKホールは日本人の推し活系ピアニストのソロがないのに完売しているはシーズンラストにふさわしい公演になりそうです。昨日の公演は遅刻のため、前半は客席で聴けなかったので、今日は前半と後半は昨日との違いを中心に書いていきます。前半のコルンコルドのVn協奏曲のソロ務めるロザコヴィッチはペルトコスキの親友の関係らしく、その光景も演奏中の随所に現れていました。ロザコヴィッチは艶のある
昨日のテノール歌手・カマレナの投稿はあまり読まれてないので、今回はきちんと書きます(おそらくカマレナへの関心度の低さも原因かと思います)。ウルバンスキの指揮で東響やガスタイクでミュンヘン・フィルを聴いてきましたが、この指揮者は秀才肌で(ちなみに筆者は滅多に天才的とは書きませんので、これはかなり褒め言葉です)、何が起こるか分からないスリルのある指揮者だと思っております。ある人がネットであげていたウルバンスキのチャイコフスキー4番(フランクフルト放送響)の映像があります↓。-YouTubeYo
伊佐山芳郎弁護士の訃報です!嫌煙権運動発足当初から関わって国鉄(JRの前身)に禁煙車設置を求める嫌煙権訴訟の主任弁護人を務めるなどタバコ野放し社会だった日本の喫煙事情を変えるために非常に大きな役割を果たされました。学生の頃に四谷の事務所で少しだけお手伝いさせていただいたこともあります。突然の訃報には驚きました!心からご冥福をお祈りいたします。東京から持ってきてマンションの物置にしまっていた読みかけの伊佐山さんの著書を今年になって取ってきて読み終えたばかりで
https://www.imdb.com/title/tt0278827/?ref_=fn_all_ttl_1***************背骨を骨折した若い俳優(舞台でひどい転倒事故に遭い、身体が不自由になった)が病院で治療を受けている。彼は完全に障害を負い、これ以上生きることを望まない。隣の部屋に住む10歳の少年、レオニードと知り合う。少年は腕にギプスをはめて入院していた。二人は仲良くなる。実は俳優は少年を利用して毒を盛ろうとしていたのだ。彼は不思議な童話を語り始める。「ヨーホー
今日は若手の最注目指揮者のペルトコスキによるN響定期です。この公演は年始のおすすめ公演12選に入れております↓。『2025年クラシック公演おすすめ12選』読者の方から今年の行くべき公演について質問がありまして、最初はおすすめトップ10にしようと思いましたが、10公演に収まらず、20公演にしてハズレも出てくると、…ameblo.jp筆者がペルトコスキの凄さを感じたのは、飛行機内で彼のモーツァルト交響曲集を聴いて、ハマるほど良かったからです。例えば、モーツァルトの40番は何度も聴いて飽きてしま
先月のブロムシュテット指揮の定期演奏会に続き、11月のデュトワ指揮のNHKホールでの定期演奏会(Aプロ・Cプロ)も完売で、ルイージ指揮のNHK定期は全席種空席となっています。期待度の高い演奏会でしたが、デュトワは見事に応えました。また、最近のN響のHrnセクションの不振が目立ちますが(6月の当ブログで指摘)、パリ管首席奏者のバルソニーがデュトワのAプロとCプロをサポートします(Hrnが重要な曲目が多いため)。バルソニーはほぼ失敗しない人で、異次元の美しさの音色を出す完璧で素晴らしい助っ人です↓。
来月のクラシック番組も充実しております。特に今年のザルツブルク音楽祭で話題になったオペラ(新制作)の「マリア・ストゥアルダ」と11月のデュトワN響定期は必須だと思います。また、大変申し訳ございませんが、「必見!クラシック番組6選」シリーズは多くの方に読まれているのですが、書くのに少し手間がかかり疲れてしまいまして、今回が最終回で終了予定です。1.12/7(日)Eテレ21:00-23:00デュトワ指揮・N響定期演奏会デュトワによる「惑星」全曲が取り上げるのは珍しく、前半のメシアン含めて忘
筆者にはオーストリアに師と仰ぐ音楽業界に詳しい方がおり、その方から色んな情報をもらってます。例えば、昨年夏にネルソンスが松本のフェスティバルをキャンセルした後、私が滞在していたザルツブルクでネルソンスに電話してくれた方はこの人物です↓。『ネルソンスは元気です!』今、ザルツブルクにいますが、ネルソンスと親しい人とランチをしている時に、今回の松本のフェスティバルのキャンセルの話をしました。そこで、友人がネルソンスに電話し…ameblo.jpこの方の話によると、私が以前ブログに書いたようにヨーロッ
テレビ欄下にいたのは林部智史さん!突然の嬉しい出会い「おはよう!」と声を掛けましたオーケストラの演奏と共に10周年コンサート開催決定!林部智史10thAnniversaryConcert演奏:東京フィルハーモニー交響楽団特別ゲスト:小椋佳2月5日(木)17時開演NHKホール3月大阪ゲスト:南こうせつ4月山形ゲスト:加藤登紀子デビュー10周年イヤーの始まりですね
先月で今シーズンのN響の定期演奏会が終わり、今、N響では「最も心に残ったコンサート」の投票をやっています↓。最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2024-25|NHK交響楽団2024-25シーズン(2024年9月~2025年6月)のN響定期公演の中から最も心に残ったコンサート3つとソリスト1名(団体)を選んで投票してください。11月上旬の結果発表時にコメントやメッセージをN響ホームページや『フィルハーモニー』に掲載させていただいた方には、N響グッズを進呈いたします。www.nhkso.o
行ってきました。2025年9月2日(火)18時45分開演第43回名古屋クラシックフェエスティバルワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団with牛田智大(指揮:アンナ・スウコフスカーミゴン)愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知)元々は行くつもりじゃなかったんです。平日の夜だし大阪もサントリーホールもチケット取っちゃったし(お高いしね…)でも、いろいろ見てたら、どうしても行きたくなっちゃったんで
毎年恒例の第九はN響と東響の公演に行くことが多く、N響の指揮者やソリストが良いので、特にサントリーホール公演は毎年完売でした。しかし、今年は指揮者はイマイチ、歌手陣もさらにイマイチです(日本人歌手4人のうち、2人は歌舞伎役者のような顔芸で歌うので、個人的な好みではありません)。その割にはS席20000円もするので、例年よりチケットが明らかに売れてません。現在は先行販売期間中ですが、人気の1階後方や2階のCブロックの座席がかなり空いています↓。(サントリーホール1階後方)(サントリーホール2階
指揮者の秋山さんが元日に自宅で大怪我になって、緊急入院し、しばらく指揮活動を休止と言うニュースが入ってきましたが、都響の1/19の鹿児島の公演で秋山さんの代役がスラットキンに変更になりました↓。出演者変更のお知らせ「秋山和慶指揮東京都交響楽団ピアノ:清塚信也」│東京都交響楽団東京都交響楽団公式サイト。コンサートスケジュールやチケット、オーケストラの紹介。www.tmso.or.jpスラットキンは1/14と15の東京公演で指揮する予定ですが、1/19鹿児島公演に登場させるのは素晴らしい
chairlotです☆^_^先日、飲み屋さんのオープンマイクで人生初の弾き語りにチャレンジしました💦(⌒-⌒;)といいますのは、同じキックボクシング道場の練習仲間のセンパイが音楽ガチ勢さんでしてオーケストラ🎺からウクレレ🎸ドラム🥁に唄🎤+古式武術にキックボクシング🥊ってマルチにこなされるお人でΣ(・□・;)道場のセンパイ『chairlotさん。ギターされてしばらく経つでしょ。一度経験にオープンマイク行ってみませんか?^_^』ってお誘い頂きもドキドキながら参加させて頂きました!
水曜団員・土曜会員大募集!モーツァルト記念合唱団は、これまでモーツァルトのミサ曲、バッハの受難曲、ハイドンやヘンデルのオラトリオ、フォーレやブラームスのレクイエム、ヴィヴァルディの宗教曲等をプロのオーケストラとソリストの皆さんと共演してきました。練習会場は、主に市川市八幡市民会館「全日警ホール」他、市川市内近隣の公共施設で、現在約70名で練習を行っています。熱意溢れる講師の方々より、練習では発声から丁寧なご指導が受けられます。水曜正団員と土曜会員ともに練習を積み重ね、力を合わせてス
ウィーン国立歌劇場で来日中のウィーン・フィル(WPh)のメンバーは来年のWPhのアジアツアーに参加するメンバーが多いそうで、来年のアジアツアーと日本公演についての追加情報を聞きました。来年11月のWPhの来日公演の指揮者はムーティであることは先月のブログで書きました↓。『ウィーン・フィル日本公演2026の指揮者』ヨーロッパから帰国して、やっと時差ボケと疲れが取れました。今年の夏のザルツブルク音楽祭には約2週間滞在しましたが、その間、ウィーン・フィルのメンバーと多くの時…ameblo.jp例
さて、こんばんにちは。今日は「ピアノ協奏曲/シューマン」について調べていきたいと思います。なぜ調べたいと思ったかというと、アニーフィッシャーの演奏する「シューマンのピアノ協奏曲」にどハマりしてしまったのです。(教えていただいてありがとうございました!)その後はさまざまなピアニストの演奏を聴き漁り、楽曲についても調べていこうと思った次第であります!!<シューマン/ピアノ協奏曲イ短調作品54:アニー・フィッシャー(ピアノ)、クリストフ・ペリック指揮NHK交響楽団198
2週間続けてのバレエ鑑賞、昨日はこちらへ。「ジゼル」「プレミアム・ガラ」「初夢バレエまつり」|光藍社(こうらんしゃ)–ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)150年以上の歴史で初となる日本人芸術監督・寺田宜弘が率い、困難な状況の中でも進化し続けてきた芸術の都・キーウの名門劇場が再来日!www.koransha.com私、2021年から毎年ウクライナ国立バレエを観ているため、今回はどうしようかと思いつつ、劇場付オーケストラ帯同ということで、生演奏目当てで、ポチっと。(地方公演は
みなさんフライングブラボーってご存じですか。コンサートで、曲が終わるか終わらないかのうちに「ブラボー!」って大声で叫ぶことです。いや、感激して興奮するのはかまわないけれど、ちょっとどうかと思うのです。こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。フライングブラボーみなさんは『遭われた』ことはありますか、フライングブラボー…ぼくも何度もありますよ。フライングブラボーとは、AIによると…「フライングブラヴォー」(またはフライングブラボー)とは、ク
昨日は、町田市についていろいろ勉強することになりました。神奈川県だと思っていましたが、東京都人口41万人、小学校数39校、生徒数19,000人など玉川学園大学、桜美林大学などがあるので卒業生達が卒業後に住む人が多いかな。玉川学園大学の創立者の小原國芳氏の孫の小原全(指揮者)は私のウイーン留学時代の悪友の1人です。昨日は久しぶりに電話して、近況を聞いたら相変わらずロシアのオーケストラの仕事に出かけるそうで、来月はハバロスクのオーケストラだそうですが以前は新潟から飛行機でしたが、今は
ドニゼッティの「マリア・ストゥアルダ」は今年のザルツブルク音楽祭の新制作の目玉オペラで、マリア役にオロペサ、エリザベッタ役に昨年のザルツブルクの「ホフマン物語」で歌唱と演技が素晴らしかったリンジーのスター・ソプラノ歌手を揃えているところがポイントです。このオペラは日本であまり上演された記憶がないですが、今年の秋にNHKで放映予定ですので、是非、ご覧に頂きたいオペラです。結論を先に言うと、2日連続の5つ星公演です。演奏はウィーン・フィルでコンマスはサーディです。舞台上には巨大な円盤型のステージが
先月、ベルリンでティーレマンさんとレストランと車の中で3時間ほど会話しました。筆者はペン記者でも音楽ライターでもないので、話の内容をメモに書きませんでしたが、ニュルンベルク、ザルツブルク、バイロイトの話からドレスデン、ベルリン時代まで多岐に渡りました。この時の内容で言える話は当ブログで今後取り上げたいと思いますが、今日は来月にウィーン・フィル来日公演について、ティーレマンさんからメッセージがあるので、お伝えします。その前にティーレマンさんは「俺がマーラーの交響曲を指揮しない理由は分かるか?」と
ヨーロッパから帰国して、やっと時差ボケと疲れが取れました。今年の夏のザルツブルク音楽祭には約2週間滞在しましたが、その間、ウィーン・フィルのメンバーと多くの時間を過ごしまして、本1冊分くらいの情報量の話がありました。複数のウィーン・フィル・メンバーによると、来年のウィーン・フィル来日公演の指揮者はムーティらしいです(詳細は今年の秋頃に発表されますが、聞いた話ですので、変更になってしまった場合は、すみません)。これを聞いて、ウェルザー=メストで来日して欲しかった筆者としては、オケ側としてはウェルザ
ベルリン・フィル(BPh)の東京公演の最終日はドイツ音楽のプログラムで期待していたのですが、この公演に関してはいくつかの議論があります。BPhの実演を鑑賞するのは今年に入って7回目で、ペトレンコ指揮の公演は3回目ですが、いずれも不発感があります。ペトレンコの実演は過去にザルツブルクで「ザ・グレート」「マラ7」「ブル5」の名演に接したことがありますが、いずれもペトレンコによるパワフルでエネルギッシュな力技で圧倒されたからであります。しかし、この指揮者による東京公演初日で満足度が低かった理由として、
「オーケストラの演奏会に出ることになったけど、衣装ってどこで買えばいいの?」「黒のワンピースって、みんなどこで調達してるの?」私も最初すごく迷って、いろんなお店やサイトを調べまくった経験があります。この記事では、オーケストラ衣装を買うおすすめの場所を、・通販(専門店&ファッションサイト)・実店舗(ユニクロ・イオン・百貨店など)の2パターンに分けてご紹介していきます!おすすめオーケストラ衣装/購入先まとめ【通販&実店舗】演奏会向けのドレスが揃う「専門通販ショップ」・ドレスルー