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日本においてWISC-Ⅴ(ウェクスラー知能検査第5版)を実施できるのは、極めて厳格に限定された資格保持者だけです。これは「子どもの人生を左右する医療レベルの診断ツール」だからです。【正式に実施が認められている資格(2025年現在)】医師・精神科医・小児科医(発達外来経験者)・児童精神科医・神経内科医(発達障害を専門とする場合)→医師免許があれば単独で実施可能です。公認心理師国家資格「公認心理師」を有し、かつ日本版WISC-Ⅴ検査研修を修了した者に限られます。研修を受
私は長年、WISC-V(ウィスクファイブ)検査を実施し、結果を学校と共有するかどうかの相談を数多く受けてきました。結論から申し上げますと、ほとんどの場合、小学校と共有することを強くおすすめします。ただし、共有の仕方や範囲は慎重に検討する必要があります。以下に理由と具体的なポイントを説明します。まず、共有の最大のメリットは、学校が子どもの特性を正しく理解し、適切な支援(合理的配慮)を提供できることです。WISC-V検査は全般知能(FSIQ)だけでなく、言語理解(VCI)、視空間(VSI)
WISC-V(ウィスク5)検査でWMI(ワーキングメモリ指標)が低い子は「一度に頭に保持できる情報が極端に少ない」ため、「マルチタスク」「同時処理」「複雑な指示を覚える」仕事はほぼ即うつになります。逆に「1つの作業に集中」「メモを見ながらOK」「手順が完全に決まっている」仕事」では驚くほど活躍します。1位工場生産ライン(大手メーカー)同じ部品を同じ位置に永遠に付けるだけ。メモ見放題。トヨタ・デンソー・パナソニックなど正社員率高め。2位清掃スタッフ(オフィス・病院・ホテル)チェック
《発達障害ラボの動画講座》https://www.wisc4.info/WISC-V(WechslerIntelligenceScaleforChildren-FifthEdition)検査の結果において、指標得点(言語理解指標:VCI、視空間指標:VSI、流動性推理指標:FRI、ワーキングメモリ指標:WMI、処理速度指標:PSI)の差が大きい、つまり「ディスクレパンシー」が顕著な場合、子どもが「生きづらい」と感じる理由は、認知能力の不均衡が日常生活や学習、対人関係に影響を
WISC-V(ウィスク5)検査は、子どもの知能を多角的に評価する心理検査です。言語理解指標(VCI)、視空間指標(VSI)、流動性推理指標(FRI)、ワーキングメモリ指標(WMI)、処理速度指標(PSI)の5つの指標と全検査IQ(FSIQ)を測定し、発達障害や学習障害の支援に役立ちます。この結果を学習に活かせば、子どもの強みを伸ばし、弱みを補う個別最適化が可能になります。保護者や教師が陥りやすいのは、IQ値だけに注目し、日常生活とのつなげ方を無視することです。ここでは、結果の活用法を具体
WISC-V(ウィスク5)検査でPSI(処理速度指標)が低い子は「見る→判断→動かすばやさ」が極端に遅いため、「スピードが命」「時間制限厳守」「同時に複数の作業」の仕事はほぼ即うつ・即クビになります。逆に「自分のペースでじっくり」「正確さが評価される」「時間に追われない」仕事では驚異的な集中力を発揮します。1位検査・検品・品質管理(半導体・医薬品・食品)1個ずつ丁寧に見て不良品を弾くだけ。遅くても正確なら昇給・賞与アップ。大手メーカーで年収600~900万円も普通。2位手作業職人(
WISC-Ⅴ検査は、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月を対象とした標準化された知能検査で、全検査IQに加え、5つの主要指標(言語理解、視空間、流動性推理、ワーキングメモリ、処理速度)を算出します。結果は平均100、標準偏差15で、信頼性・妥当性は高いものの、親御さんが「納得できない」と感じるケースは臨床現場で頻発します。その心理的・構造的要因を臨床家の立場から解説します。【親が納得しない5つの理由】「数字」と「子どもの実感」のギャップ「IQ=将来」の誤解検査当日の「コンディション」影響「診
WISC-V(ウィスク5)検査で処理速度指標(PSI)が低い子どもは、作業の速さが苦手で、学校のテストや課題で時間切れになりやすいです。しかし、適切な方法で勉強を進めれば、質を重視した学習が可能になり、ストレス軽減につながります。ベテランの臨床家として、処理速度指標(PSI)低めの子の学校勉強戦略を解説します。早期支援が鍵です。1.処理速度指標(PSI)低めの特徴と学校での課題処理速度指標(PSI)は記号探しや符号で測る視覚処理速度。低い場合、手先の作業や情報処理が遅く、算数の計算
WISC-V(ウィスク5)検査で言語理解指標(VCI)が低い子どもは、IQ全体が平均でも「言葉の理解・表現」が極端に苦手です。この特性は学校の勉強だけでなく、日常のあらゆる場面で深刻なつまずきを引き起こします。ベテランの臨床家が、保護者が見逃しがちな「生活上の具体的な困難」を列挙します。1.家庭内コミュニケーションの壁親の長めの指示が理解できない→「宿題やって、お風呂入って、歯磨きして寝なさい」が「宿題やって…?」で止まる抽象的な表現が通じない→「ちょっと静かにして」「あとでね」
《発達障害ラボの動画講座》https://www.wisc4.info/WISC-V(WechslerIntelligenceScaleforChildren-FifthEdition)検査における「ディスクレパンシー(discrepancy)」とは、検査結果の各指標間やサブテスト間で得点に顕著な差が生じることを指します。臨床心理の専門家として、発達障害や学習障害の評価でこの概念をよく扱いますが、ディスクレパンシーは子どもの認知プロフィールの理解や支援計画の立案に重要な手
私は長年の臨床経験から、WISC-Ⅴ(ウィスクファイブ)検査の結果を解釈する際に「ディスクレパンシー」という言葉がよく出てくることを保護者の方々に説明してきました。ディスクレパンシーとは、検査の中で測定される複数の指標や得点の間に「大きな差」や「不均衡」がある状態を指します。具体的には、子どもの認知能力が一様ではなく、ある領域では非常に高いのに別の領域では明らかに低いという、発達の偏りや凹凸を意味します。WISC-Ⅴ検査では、主に5つの主要指標(言語理解、視空間、流動性推理、ワーキングメモ
2017年に生まれた繊細さん(ミライ)を育てる高齢ハハ(48歳)の日記。小1から登校しぶり中の小学校生活、ピアノ教室や将棋、その他いろいろ子供のことを備忘録的に書いてます。最近(小2)児童精神科を受診。WISC-V検査でFSIQ130超え、ギフテッド2E風(ふう)の男の子です。発達検査WISC-Vの結果一覧はこちら【アメンバー】は発達凹凸や登校しぶり、不登校、繊細っ子、ギフテッド傾向等のブログを綴っている方か、コメントで交流がある方のみとさせていただいてます。ご了承く
WISC-V(ウィスク5)検査で視空間指標(VSI/旧PRI)が低い子は、図形・立体・地図・距離感が致命的に苦手です。「建築士」「パイロット」「外科医」「デザイナー」など空間能力が命の職業はほぼ絶望的。でも逆に「空間を使わない・図面を読まなくていい」仕事では驚くほど活躍します。1位プログラマー・システムエンジニア(特にバックエンド)コードは文字の羅列。3Dモデル不要の業務システム開発なら空間能力ゼロでも天才級に活躍。年収800~2000万円も普通。2位会計士・税理士・経理数字とル
市の教育センターで、教育相談の一環としてWISC-Vを受け、簡易版の結果が出たので、夫と一緒に聞いてきた。簡易結果全検査IQ:120代後半(非常に高い~極めて高い)各指標は以下の通り。凸:言語理解、視空間、流動性推理→130前後凹:ワーキングメモリ、処理速度→平均程度典型的な凸凹パターンであり、最も高い数値と低い数値の差は30以上。IQが高めであることよりも、この差の大きさに衝撃を受けた。そりゃ、いろいろ困難があるわけだワーキングメモリの弱さは予想していた
WISC-V(ウィスク5)検査で視空間指標(VSI)が低い子どもは、図形・空間認識が極端に苦手です。IQ全体が平均以上でも「見る・組み立てる・位置を把握する」ことができず、日常生活で驚くほどつまずきます。保護者が「不器用なだけ」と見逃しがちな深刻な実例を挙げます。1.家庭内のありえないミス連発靴を左右逆にして履く(小学生になっても毎日)服を裏返し・前後逆に着てしまう引き出しを開けても「どこに何があるか」分からず、探し物に30分以上かかるコップをテーブル端に置いて落とす、ドアにぶつ
2017年に生まれた繊細さん(ミライ)を育てる高齢ハハ(48歳)の日記。小1から登校しぶり中の小学校生活、ピアノ教室や将棋、その他いろいろ子供のことを備忘録的に書いてます。最近(小2)児童精神科を受診。診断:ASD+ADHD不注意優勢型。WISC-V検査でFSIQ130超え、ギフテッド2E風(ふう)の男の子です。発達検査WISC-Vの結果一覧はこちら只今ハハ寝込み中!月曜日の夕方から予兆あり。火曜日から発熱と喉の痛み。おまけに関節痛とだるさ。発熱だけなら「風
WISC-V(ウィスク5)検査でFRI(流動性推理)が低い子は「新しい問題への対応」「ルール変更」「柔軟な発想」が極端に苦手です。「コンサル」「起業家」「研究者」「クリエイター」など「未知の課題を解決する仕事」はほぼ地獄。逆に「ルールが完全に決まっていて、毎回同じ手順を繰り返す仕事」では驚くほど安定して活躍します。1位公務員(特に地方公務員・事務職)マニュアル・前例が完璧にある。異動しても「前任者の引き継ぎ資料」で完結。年収500~800万円+超安定。2位銀行・信用金庫・JAの窓口
発達障害(特にASDやADHD)を持つ子どもが「約束を守れない」と感じられる背景には、脳の情報処理の特性が深く関わっています。主な理由を挙げます。実行機能の未熟さ(特にADHD)・約束は「将来の行動を計画し、必要に応じて思い出して、衝動や気分の波に負けずに実行する」必要があります。・しかしADHDの子どもは前頭前野のドーパミン・ノルアドレナリン系の機能が弱く、-ワーキングメモリ(頭の中で情報を保持する力)が弱い-衝動抑制が難しい-時間感覚(タイムブラインドネス)が曖昧
【三兄弟の紹介】支援級4年生の長男(DQ79)言語発達遅滞、ASD、境界知能普通級2年生の次男バスケット男児こども園年中の三男やんちゃ坊主夏休み中に初めてWISC検査を受けた長男。『【支援級小4】初めてWISC検査を受けました』【三兄弟の紹介】支援級4年生の長男(DQ79)言語発達遅滞、ASD、境界知能普通級2年生の次男バスケット男児こども園年中の三男やんちゃ坊主『【支援級小4】…ameblo.jp今まで長男は知能検査ではなく発達検査を受けていて、年長DQ75、小2DQ