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かつて東京—西鹿児島間の約1500キロを約22時間かけて走った寝台特急「はやぶさ」。日本最長距離特急となった昭和50年代後半、EF65形1000番台(PF形)がヘッドマークを付けた姿は鉄道少年に人気がありました。東海道・山陽本線を一晩かけて走って来るブルートレイン。私が以前住んでいた山口県防府市では「さくら」から「あさかぜ3号」まで、6本を見ることができました。2番目にやって来る「はやぶさ」は防府駅を早朝6時45分頃に通過。下りは夕方に出発、上りは午前遅くに着く首都圏に比べ、山口県央
JR西日本下関総合車両所で全般検査を受けていた電気機関車EF651126の本線試運転が、8月16日に行われました。入場前は車体の色あせが目立っていた同機ですが、きれいな姿を取り戻しました。下関市内の山陽本線を試運転中のEF651126(通過時まさかのカメラ不具合。2エンド側は撮れませんでした…)本線試運転を終えて下関総合車両所に戻る1126号機。外観は下関のEF65PF形としてはこれまでと変わらないようです1126号機を上から。パンタグラフなどもきれいに
EF651098、1099は、東海道・山陽線のブルートレインけん引用として1978(昭和53)年に新製され、東京機関区に配置された。田端運転所に移動後も仲間の1100~1116、1118号機とともに品川運転所(旧東京区)に常駐し、活躍を続けた。「カートレイン九州」をけん引し、小郡駅(現新山口駅)に到着したEF651098=1990年寝台特急「瀬戸」のヘッドマークを掲げて、早朝の東京駅に入線するEF651099=1990年しかしこの両機は短命だった。ATS-P併設工
EF81形などの電気機関車の車両基地、JR東日本の田端運転所(東京・北区)。東北方面の列車が出入りする広大なエリアの一角。明治時代から120年以上の歴史を誇り、国鉄時代を知る方がその名を聞けば「田端機関区」になるかもしれません。東海道・山陽本線を走るブルートレインに親しんだ私の場合、「田端」といえば元東京機関区のEF65形1000番台(PF形)が真っ先に思い浮かびます。後期型の1098〜1116号機は、1985(昭和60)年の同区の車両無配置化やJRへの移行措置の流れで田端に転入しまし
直流電気機関車の西の拠点・JR西日本下関総合車両所運用検修センター(山口県下関市)。かつては下関運転所の名称で、多数のブルートレインけん引機が出入りしていました。EF65PF形のほか、ディーゼル機関車DD51形、DE10形が集う同センターの機関車線周辺を散策してみました。ブルトレで活躍したEF65PF形。下関には10両が残っていて、並んでいる姿が見られるときもあります。写真は1130号機(左)と1131号機JR下関駅西口から彦島方面に向かう県道を徒歩で約10分、路線バスで
昭和50年代の東海道ブルートレインを再現できるTOMIXのNゲージ、EF651000形東京機関区仕様(品番7165)が発売されました。当時全国唯一のヘッドマーク付きで鉄道少年らに抜群の人気を誇った機関車。懐かしさに浸れそうな新製品を見てみました。TOMIXからリニューアル発売された国鉄・東京機関区仕様のEF65形1000番台(ヘッドマークは旧製品、ナンバープレートは付属品でないものを取り付けています)TOMIXの東京機関区仕様のEF65形1000番台としては約15年ぶ
ブルートレインのけん引に活躍した元東京機関区所属のEF651000番台(PF形)。1116号機は1978(昭和53)年に新製配置された全21両のラストナンバー機として、また近年注目されている2101(元1101)号機とともに、JR東日本に所属したのちJR貨物に移籍したPF形として知られていました。臨時の特急「踊り子」で活躍するEF651116。JR東日本在籍時は品川(旧東京機関区)に常駐し、「出雲」などのブルトレをけん引していました=東京駅、1987年「東京機関区生え
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF65PF形。現在配置されている10両の中で、国鉄時代から異動がない下関生え抜き機3両のうち、トワイライトエクスプレス色の1124号機と2カ月前に全般検査を受けた1126号機が10月26日、同センター内の洗浄線付近で並んでいました。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線と折り返し線で並ぶEF651124(右)と同1126。「トワ釜」は14日の徳山駅での展示後も下関に残っているようです下関のEF65PF形には、①1
かつて「あかつき」などの関西ブルートレインで活躍したJR西日本下関総合車両所運用検修センターの直流電気機関車EF65形1000番台(PF形)。現在は工事列車や団体列車などを担当しています。全盛期に比べて注目される機会は減っていますが、鉄道模型メーカーのKATOからNゲージでの製品化が発表されました。実車の主な特徴を簡単にまとめてみました。下関総合車両所運用検修センターに所属するEF651134。製造から40年余、細かな改造を受けながら活躍を続けています=新下関—幡生現在
1985年に登場した「カートレイン」(のちカートレイン九州)。人と乗用車を同時に運ぶカーフェリーのような列車で、年末年始やお盆などを中心に汐留(のち恵比寿、浜松町)ー東小倉間を走った。1990年冬の早朝、山陽本線を行くEF651103けん引のカートレイン九州。浜松町発着に変更となり、下り方の機関車次位は電源車カヤ21となった=防府―大道85年3月のダイヤ改正で九州ブルートレインから撤退した東京機関区のEF65PF。「カートレイン九州」は深夜帯に通過する寝台特急「彗星」を除く
アリイ製の80分の1スケールプラモデルの鉄道車両は激安というわけでもないのに、鉄道模型として再生を試みられるモデラーは少なくありません。形態的にも、走りも、そして価格的にも、どこにも欠点の見当たらないkato製品があるのに、どうしてまた、アリイなの?と思いました。しかし、「いじり回していくうちに、自分のものになっていく」というプロセスも楽しいものです。今回私が手に入れたのは、ボディーとプラ製の床板(スカート付き)のみのジャンク中古品で五百円でした。当初、この値段ならば、「
宇都宮からPF牽引の海コン貨物列車です。9:454072レEF65-2085後ろからメディパルグループ気になるONEコンは?1コンになります。約30人いました。手前で脚立を使用したりして、後ろ構わず撮っている人もいました。脚立を禁止なんですけれどね。そして不思議と9・9割が次の普電で帰っていきました。改正後は桃運用にかわったので、撮影人数もきになります。撮影日2024年3月9日
JR西日本下関総合車両所で全般検査を受けていた電気機関車EF651128の本線試運転が12月28日に行われました。ここ数年は車体の色あせが目立っていた同機ですが、きれいな姿に一変しました。山陽本線で試運転を行うEF651128=新下関—幡生本線試運転を終えて入換中の1128号機。最近は車体のカサカサ感が際立っていて「ベテラン国鉄電機×ビンテージ感」という独特の存在感を見せていた同機ですが、きっちり6年周期で全検出場したようですパンタグラフやモニターなど屋根上
JR西日本下関総合車両所で全般検査を受けていたEF651120が5月2日、構内試運転を行いました。2021年秋の運用離脱から約1年半、一時は廃車のうわさもありましたが、復活を遂げました。試運転線に出てきたEF651120。約1年半ぶりの走行シーンです全検を終えた1120号機を線路沿いから眺めた限りでは、グレー色の台車、貫通扉上部の塗り分け省略、青色のひさし上面など、下関所属機の特徴に変化はないようです。車体表記も「S」のままで、これまでどおり保安装置ATS-P未対応機
EF65形やEF66形などさまざまな機関車に取り付けられたブルートレインのヘッドマーク。普段は列車名が描かれた表面しか見る機会がありませんが、裏面はどうなっているのかー。JR西日本下関総合車両所で開かれた「鉄道ふれあいフェスタ2023」で、そのつくりを見てみました。数々のブルートレインヘッドマークの表面(写真上)と裏面(同下)。東海道、山陽本線を走ったブルトレのヘッドマークは直径66センチ。鉄やアルミで作られていて、表面には列車名の文字や図柄が装飾されています。
2023.5.21(日)昨日、丸ノ内線の甲種輸送が向かって来ていたが、あいにくの雨だったため、撮影には行かなかった。今日は朝早くから行った。6:50頃、アタクシが横浜の高島水際線公園の歩道橋に着いた時点では、すでに25人くらいのテツが集っていた。7:05くらいの時点では、ザッと数えて30人くらいだった。ところが、追っかけ組が直前に次から次へとやって来て、最終的には50人くらいにのぼっていたものと思われる。EF65-2097牽引東京メトロ2000系丸ノ内線2145F甲種輸送
関西ブルートレインの電気機関車EF651000番台(PF形)と聞くと、多くの人が下関運転所や宮原機関区所属機を思い浮かべると思います。しかし寝台特急「彗星」は1985(昭和60)年3月から2000年3月まで、「さくら」「はやぶさ」など東京発着ブルトレを担ったかつての東京機関区所属機が、「出雲」の間合い運用で充当されていました。下関駅から「彗星」をけん引して大阪駅に着くPF中期型のEF651052。同機は国鉄民営化を控え田端運転所所属となった後、いつの頃からか品川常駐組(元東京区の1
春のおおさか東線を多彩な顔ぶれが行き交う
斜光線に照らされてトワ釜が東へとひた走る
国鉄時代から活躍する直流電気機関車EF651000番台(PF形)。JR西日本下関総合車両所運用検修センターには10両が配置され、工事列車などに活躍しています。同所のEF65PF形はグレー台車で全般検査直後はとても明るい姿が特徴的ですが、一方で何年かたつと色あせが進んできます。最近では1128号機のカサカサ感が目立っています。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線で休む1128号機。私は久しぶりに見ましたが、思った以上に車体が色あせています【参考】前回の全検後の
JR西日本下関総合車両所運用検修センターに10両が配置されている電気機関車EF65形1000番台(PF形)。下関地区では乗務員訓練で走る時もあります。4月中旬に充当された1134号機を見てみました。乗務員訓練で新下関—幡生間を走るEF651134。全般検査から約3年、前面窓上などの塗装が少し薄くなってきたように感じます乗務員訓練は運転士の習熟などのために行われるもので、下関地区では小野田と新山口までをそれぞれ1往復する運用が中心です。のんびりと単機で走る姿は、
2023年7月11日撮影記録工臨が活発なこの季節。複数が走って、撮影場所の梯子で苦労することも多いのですが、ようやく新しくなった梅田貨物線の初撮影が叶いました。・梅田大阪〜新大阪工8896レDD51-1183(宮)+チキ×2古座工臨(FUJIX-T2+XF100-400mmF4.5-5.6)エンジンを唸らせながら、トンネルをゆっくり登って来ました。続いて場所を移動。・東淀川〜吹田工9366レEF65-1128(関)+チキ×12
2019年4月20日(土).朝っぱらから、東浦和~東川口へEF66-27牽引の2060レを撮りに行った。.俺は6:40頃に撮影地に着いたが、すでにテツは12人くらいおり、ちょっと増えて、最終的には15人くらいになった。(見える範囲で数えた限り).あそこは、草が高いから、殆どの人が脚立に乗って撮る。俺も、今回は脚立を持って行った。.後ろから貨物列車が来ちゃった。8877レEF65-2081牽引石油[画像]..ついでに撮った205系[画像]..2060レは
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF651000番台(PF形)10両のうち、貫通扉上部の塗り分けを唯一保っていた1135号機が、10月初めまでに他の下関のPF形と同じクリーム1色に変わりました。「特別なトワイライトエクスプレス」で活躍していたころのEF651135。当時は貫通扉の塗り分け維持はもちろん、テールライトもLED化されておらず、ブルートレイン時代と変わらぬ姿でした=2015年よく見ないと気づかないEF65PF形の貫通扉の塗り分けですが、一
国鉄時代末期の1986年(昭和61年)の画像です。C622とEF5866この頃の国鉄は急にファンサービスを実施するようになりました。その一つだった吹田機関区撮影会です。まあ、ヘッドマークと機関車の組み合わせが現実離れしたものもありましたので、説明は機関車の形式程度にしておきます。国鉄時代のことなので、ヘッドマークはレプリカではなく、大鉄局が保管していた本物の古いヘッドマークをそのまま使用したため、こうなったのでしょう。このときに使われたヘッドマークは、今は京都鉄道博物館に展示されていま