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国鉄時代に最多308両が製造されたEF65形電気機関車。中でも1970年代後半まで増備が続いた1000番台(PF形)には「1111」という興味深いナンバー機も出現しました。「カートレイン九州」をけん引するEF651111=小郡(現新山口)駅、1990年EF651111は78(昭和53)年6月29日付で製造され、東京—下関間のブルートレインけん引機だったEF65500番台(P形)の置き換え用として東京機関区(当時)に配置されました。その後、東京区の機関車無配置化
EF81形などの電気機関車の車両基地、JR東日本の田端運転所(東京・北区)。東北方面の列車が出入りする広大なエリアの一角。明治時代から120年以上の歴史を誇り、国鉄時代を知る方がその名を聞けば「田端機関区」になるかもしれません。東海道・山陽本線を走るブルートレインに親しんだ私の場合、「田端」といえば元東京機関区のEF65形1000番台(PF形)が真っ先に思い浮かびます。後期型の1098〜1116号機は、1985(昭和60)年の同区の車両無配置化やJRへの移行措置の流れで田端に転入しまし
EF651098、1099は、東海道・山陽線のブルートレインけん引用として1978(昭和53)年に新製され、東京機関区に配置された。田端運転所に移動後も仲間の1100~1116、1118号機とともに品川運転所(旧東京区)に常駐し、活躍を続けた。「カートレイン九州」をけん引し、小郡駅(現新山口駅)に到着したEF651098=1990年寝台特急「瀬戸」のヘッドマークを掲げて、早朝の東京駅に入線するEF651099=1990年しかしこの両機は短命だった。ATS-P併設工
直流電気機関車の西の拠点・JR西日本下関総合車両所運用検修センター(山口県下関市)。かつては下関運転所の名称で、多数のブルートレインけん引機が出入りしていました。EF65PF形のほか、ディーゼル機関車DD51形、DE10形が集う同センターの機関車線周辺を散策してみました。ブルトレで活躍したEF65PF形。下関には10両が残っていて、並んでいる姿が見られるときもあります。写真は1130号機(左)と1131号機JR下関駅西口から彦島方面に向かう県道を徒歩で約10分、路線バスで
先日のEF65-1019のセットアップに続く、TOMIX製のEF65PF貨物更新色のセットアップネタです。うちで初のM-13モーター搭載車となった、【7135】EF65-2127通称カラシ、導入直後のセットアップでは、両エンドともカプラーは付属のTNカプラーとしてましたが、これだとうちにあるコキやタキがKATO製の車短カプラーだったりするので、実質牽引する機会がなく出場後もニート状態でした。先日のEF65レインボー機の2機の片側のエンドを思い切ってダミーカプラーとしたことをヒントに、両側エ
ブルートレインのけん引に活躍した元東京機関区所属のEF651000番台(PF形)。1116号機は1978(昭和53)年に新製配置された全21両のラストナンバー機として、また近年注目されている2101(元1101)号機とともに、JR東日本に所属したのちJR貨物に移籍したPF形として知られていました。臨時の特急「踊り子」で活躍するEF651116。JR東日本在籍時は品川(旧東京機関区)に常駐し、「出雲」などのブルトレをけん引していました=東京駅、1987年「東京機関区生え
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF651000番台(PF形)10両のうち、貫通扉上部の塗り分けを唯一保っていた1135号機が、10月初めまでに他の下関のPF形と同じクリーム1色に変わりました。「特別なトワイライトエクスプレス」で活躍していたころのEF651135。当時は貫通扉の塗り分け維持はもちろん、テールライトもLED化されておらず、ブルートレイン時代と変わらぬ姿でした=2015年よく見ないと気づかないEF65PF形の貫通扉の塗り分けですが、一
かつて「あかつき」などの関西ブルートレインで活躍したJR西日本下関総合車両所運用検修センターの直流電気機関車EF65形1000番台(PF形)。現在は工事列車や団体列車などを担当しています。全盛期に比べて注目される機会は減っていますが、鉄道模型メーカーのKATOからNゲージでの製品化が発表されました。実車の主な特徴を簡単にまとめてみました。下関総合車両所運用検修センターに所属するEF651134。製造から40年余、細かな改造を受けながら活躍を続けています=新下関—幡生現在
関西ブルートレインの電気機関車EF651000番台(PF形)と聞くと、多くの人が下関運転所や宮原機関区所属機を思い浮かべると思います。しかし寝台特急「彗星」は1985(昭和60)年3月から2000年3月まで、「さくら」「はやぶさ」など東京発着ブルトレを担ったかつての東京機関区所属機が、「出雲」の間合い運用で充当されていました。下関駅から「彗星」をけん引して大阪駅に着くPF中期型のEF651052。同機は国鉄民営化を控え田端運転所所属となった後、いつの頃からか品川常駐組(元東京区の1
人と自家用車を一緒に運ぶ画期的な列車として国鉄末期からJR初期にかけて約10年間、東京と北九州を結んだ「カートレイン九州」。ブルートレインで活躍した20系客車とワキ10000形貨車が連なる異色の列車でしたが、東京側の発着駅が恵比寿から浜松町に変わった1990年冬に編成が反転。下り列車では電気機関車EF651000番台(PF)の次位がこれまでのA寝台車ナロネ21形から電源車カヤ21形になりました。90年春、高架化工事が始まったJR山陽本線防府駅付近を走るEF651113けん引のカート
JR西日本下関総合車両所運用検修センターに10両が配置されている電気機関車EF65形1000番台(PF形)。下関地区では乗務員訓練で走る時もあります。4月中旬に充当された1134号機を見てみました。乗務員訓練で新下関—幡生間を走るEF651134。全般検査から約3年、前面窓上などの塗装が少し薄くなってきたように感じます乗務員訓練は運転士の習熟などのために行われるもので、下関地区では小野田と新山口までをそれぞれ1往復する運用が中心です。のんびりと単機で走る姿は、
「あかつき」「なは」など関西ブルートレインのけん引機として活躍した下関のEF65形1000番台(PF形)。その任を解かれて15年余、他区所のPF形ほどの注目は集めませんが、EF210形の貨物列車や115系3000番台の普通列車ばかりの地元では依然として気になる存在です。乗務員訓練で走るEF651131。「白目」になったテールライトは慣れてきました。走ってくれているだけでありがたいのです下関駅に停車中のきれいなEF651128(運転室への冷風機取り付け前の姿です)
かつて東京—西鹿児島間の約1500キロを約22時間かけて走った寝台特急「はやぶさ」。日本最長距離特急となった昭和50年代後半、EF65形1000番台(PF形)がヘッドマークを付けた姿は鉄道少年に人気がありました。東海道・山陽本線を一晩かけて走って来るブルートレイン。私が以前住んでいた山口県防府市では「さくら」から「あさかぜ3号」まで、6本を見ることができました。2番目にやって来る「はやぶさ」は防府駅を早朝6時45分頃に通過。下りは夕方に出発、上りは午前遅くに着く首都圏に比べ、山口県央
国鉄時代から活躍する直流電気機関車EF651000番台(PF形)。JR西日本下関総合車両所運用検修センターには10両が配置され、工事列車などに活躍しています。同所のEF65PF形はグレー台車で全般検査直後の明るい姿が特徴的ですが、一方で何年か経過すると色あせが進んできます。最近では1128号機のカサカサ感が目立っています。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線で休む1128号機。私は久しぶりに見ましたが、思った以上に車体が色あせています【参考】前回の全検後の1
川車からの甲種狙いで界隈へ出掛けます。その前に貴重なPFカモレを押さえます。5087レEF65-20889866レEF652074+横浜市営地下鉄グリーンライン用10000形中間車増結2B(10141F10143/10144号車)光線の厳しいスジです。出直して再度同じポジションから工臨を狙います。DE10-1119+チキ2B後ろからC電が迫る中でしたが無事撮影できました。
米原訓練にEF65PFが充当との事で撮影する事にし、曇っていたので野洲界隈で撮りました。まずは先にやってくる5087レを狙います。5087レEF65-2083訓練は少し移動して土手から狙います。EF65-1128+チキ5721+チキ5713久しぶりにこの界隈で旅客のPFを撮りました。往路のみで切り上げました。
品川-尾久間の「オクシナ」でしょうか。列車番号から「15台」と呼ばれていた時期もあります。走っている所は何回も見たのですが、いつでも撮れると思っていたのが甘かった…1991.10.22品川回送列車ながら、撮るものがたくさんありました。回9533レEF651105[田]+江戸[東シナ]1991.7.20品川毎日走っていた回送列車。ヘッドマークが見えないから積極的には撮りませんでした。今思えばもっと撮っておけば…出来が悪い写真ですが(汗)回8レ(は
JR西日本下関総合車両所で全般検査を受けていた電気機関車EF651128の本線試運転が12月28日に行われました。ここ数年は車体の色あせが目立っていた同機ですが、きれいな姿に一変しました。山陽本線で試運転を行うEF651128=新下関—幡生本線試運転を終えて入換中の1128号機。最近は車体のカサカサ感が際立っていて「ベテラン国鉄電機×ビンテージ感」という独特の存在感を見せていた同機ですが、きっちり6年周期で全検出場したようですパンタグラフやモニターなど屋根上
東海道ブルートレインの一つだった寝台特急「瀬戸」は、1988年の瀬戸大橋開通後もかつて東京機関区にいた田端運転所のEF65形1000番台(PF形)が高松まで直通し、現在の「サンライズ瀬戸」に変わる98年まで変わらぬ活躍を見せていました。「瀬戸」「出雲」「彗星」などの東海道・山陽筋の運用は、主に後期型の品川運転所常駐機(1098〜1116・1118号機)が担っていましたが、90年代前半の一時期は新しい保安装置ATS-Pの搭載工事の関係で、田端本所のPF形が車両不足を補う応援のため回ってきていまし
今日は久しぶりに、サクッと鉄道関係のお話でも。令和5年(2023年)3月18日は、JRグループのダイヤ改正の日。巷では、JR東海・髙山本線の特急ひだからキハ85系が引退する話や、JR東日本の651系特急電車の定期運用離脱等の話題が取り上げられていましたが、実はあまり目立たない、JR貨物においても大きな動きがありました(651系特急電車)それで私は、ダイヤ改正後早々に、「2023貨物時刻表(公益社団法人鉄道貨物協会)」を購入しました。いわゆ
いつも”重単5175”をご訪問頂きありがとうございます。今日はNゲージ鉄道模型、KATOのEF651000番台(通称PF)の話になります。前期形と後期形がそれぞれ1両づつ居ますが少し感じを変えています。ちょっと弄った後の姿、EF651027(3089-1前期形)とEF651103(3061-1後期形)です。どちらも模型上はほぼ同じ構造ですが前者は2020年、後者は2014年購入と”開き”があります。右の後期形はヒサシに青15号、屋根にニュートラルグレーの塗装を自分で入れていまし
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF65PF形。現在配置されている10両の中で、国鉄時代から異動がない下関生え抜き機3両のうち、トワイライトエクスプレス色の1124号機と2カ月前に全般検査を受けた1126号機が10月26日、同センター内の洗浄線付近で並んでいました。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線と折り返し線で並ぶEF651124(右)と同1126。「トワ釜」は14日の徳山駅での展示後も下関に残っているようです下関のEF65PF形には、①1
今日はEF651128チキ2車の米原訓練が向日町(操)-米原(操)の経路でありましたので撮影してきました。試9970EF651128+チキ2EF65PFを使用した米原訓練も2回目となりました。EF65と緊締装置を外したチキの組み合わせは関西では吹田工場入場と出場で見れますが琵琶湖線区間となると珍しいですね。[2024年4月26日(金)EF651128+チキ2車を使用した米原訓練を撮影]
ようやく暖かくなってきましたね。マロンです。今回は、1年以上前に実施したモーター交換についてです。ブログにしようと思ったものの、ずっと放置していました・・・交換対象の車両はこちらEF65PF東京機関区TOMIX品番2111※現行製品では無く、2006年頃に新品で購入したものですパンタグラフは、プラ製から金属製に交換しています。『EF65PFのパンタグラフ交換』おそらく10年以上前に購入したTOMIX製のEF65PF。東京機関区仕様の初回生産品です。最近、時