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不具合症状は、電源を入れても音が出ない。放送局があるところでRECEIVEのランプが赤く光るので受信はしているようだ。というものです。修理以外にバックライトの交換も希望されています。受信はしているようなのでボリュームの不具合を手直しすれば直るだろうと思っていたのですが、、、、、シリアル番号は329163です。外観は比較的きれいです。さっそく開腹して状態の確認です。裏蓋を取り外すにはシャーシと電池ボックスの電極間に接続されているセラコンのリードの半田を外す
このICF-SW55は液晶画面が非常に見づらいです。ご指摘症状は・FMは受信しているようだが音が出ない(非常に小さい)・AM受信でUSBが受信できない(音声が出ない)というものです。シリアル番号は63034です。7万番台前後より若いシリアル番号の個体につかわれているケミコンからは電解液が漏れ出すので要注意。本機もきっと内部で液漏れが発生しているでしょう。最初の写真でもご覧の通り、液晶パネルにビネガーシンドロームが発生しているようで、見る角度によって
受け取ったソニーのラジオICF-SW77です。依頼人の要望は・LEDが暗いので照明下でもある程度の明るさ確保・ケミコンの液漏れ予防保全・まれに音声が小さくなり、電源再投入で復帰することがあるがどこかに問題あるのかといったところです。シリアル番号は6万番台前半。電池室はきれいです。このラジオに使われているLEDは電流を多く流している割には暗く、視認性が悪いです。相対比較のため、手持ちのICF-SW77と並べてみました。左側が依頼人のSW77,右側がワシ
久しぶりにICF-5900の修理です。オークション(メルカリかも)での落札品。メーター指針固着、FMの受信は確認済みだが中波・短波は未確認。ライトをLEDに交換、劣化したトランジスタがあれば交換を希望という依頼内容です。前期タイプの5900ですが外観は非常にきれいです。シリアル番号は91112です。裏蓋を開けて内部を見たところです。青色のシールが貼付されているので本機のセラミックフィルタの中心周波数は10.67MHzということになります。スポンジが交換さ
ソニーのBCL受信機を代表するモデルの一つICF-6800Aです。先代機のICF-6800は使われていたサンヨー製のトランジスタ2SC930のhFEが製造後に徐々に低下し、短波が受信できなくなるという問題をはらんでいましたが、6800Aはトランジスタ自体の製造工程が変更されたのか、同じ品名、同じhFEランクのトランジスタを使用しているにもかかわらず、カウンターが暴走して短波が受信できなくなるという不具合はほとんど見かけなくなっています。今回の不具合の原因はトランジスタとは無関係で、2つの原因が
2018年10月に修理したソニーのBCL受信機ICF-SW77の再会です。ご指摘症状は電源をOFFにすると上段の液晶パネルがうっすらと点灯するというものです。尚、本機上部についてる蓋のヒンジ部分が破損しているのですが、残念ながらこれは修理不能です。左側は蓋側のヒンジが破損しており、右側は本体側が破損しているのでリアカバーと蓋の両方を交換する必要があるのですが、当方に交換用のパーツがなく、残念です。交換するとシリアル番号も変わってしまいます。さて、ご指摘の薄っすらと点灯
依頼者のご指摘によると1.電源を入れるとAMの受信はできるが離調した状態で受信している2.FMはノイズは出ているが放送局は受信できず3.音量ボリュームを最大にしても音量が小さい4.液晶表示パネルを斜めから見ると染みのようなものがあり全体が黒っぽく見えるというものです。状態を確認してみると、確かにご指摘の症状が確認できました。その他、LSBは何とか復調しているがUSBは音が非常に小さいこともわかりました。このモデルもケミコンからの液漏れで不具合を発生していること
動作することもあるICF-SW77です。周囲の環境(温度、湿度)により、機嫌が良いと電源が入り、一部機能が復活します。シリアル番号が2万番台なので初期のロットです。電池ボックス内にソニーサービスが修理したことを示すシールが貼付されています。リアカバーを外して内部を見たところです。なお、リアカバーを外そうとしたとき、カバーを止めているネジ(右上の箇所)を受けるボスがネジ馬鹿になっていました。何度も開け閉めしたのでしょう。上の
かなり前に届いていたソニーのスカイセンサーです。やっと修理に着手できました。前面に「2」のシールが貼付されています。依頼者のご指摘はAM放送受信時にバリ音が出るというものです。シリアル番号は57116です。初期の5800ですね。裏蓋を外して内部を見たところです。メイン基板右下に基板(版下)の部品番号が載っていますが末尾が「-11」となっており、初版の版下パターンですね。基板に貼り付けられていたスポンジは両面テープだけが残り、スポンジ部分はなくなっ
FMからAMに移行するときにザッというノイズが出るというご指摘の受信機ICF-7600DSです。丁寧に使用されていたようで外筐がとてもきれいです。FM受信からAMに切り替えた時やAM受信で電源をOFFからONにした時にザッという音が出るのが確認できました。特に電源のOFFからONへの操作を短い周期で何度も行うと常にノイズが発生しますが、少し間をおいてからONする場合にはノイズは出ません。FMからAMへの移行時にはザッという音が出ることが多いです。これはちょっと気になるレベルです。
数日前から取り掛かっていたのですが、どの部品が悪さをしているのか特定できず、場当たり的な対策になってしまいました。平成13年(2001年)5月に税別価格40,000円で発売されたソニーのFMステレオ/SW/MW/LWPLLシンセサイズドレシーバーICF-SW7600GRです。長い名前やね。FMは問題なく受信できるがAM受信時にピー音が出るというご指摘のラジオです。背面の様子です。単三乾電池4本で動作する仕様です。この個体はアメリカ向けのようで機銘板の近くにFCC
中国製受信機注文と同時にアンテナ変換ケーブルも同時購入した。ラジオ選択スイッチの6番出力を二分岐するケーブルは購入していたが、新規注文したATS25AMP本体は税関で遅延しており、本体接続BNCケーブルは中国税関からメーカーに返送されている。(Amazonの注文情報より引用)こんな事態は初めてで予定納期より大幅に遅れるようです。昨日までは速く届くと期待してたが、肩透かしです。vol.61ぷんぷん丸だよ。-ふきげんな猫、ぶんぶん日記。マガジンハウス刊行のクオリティライフ誌『ア
AFCとは自動周波数制御の事です。アナログチューニング感覚のラジオの付属回路で、時間の経過で周波数ずれを防止します。古いBCLラジオには、FM受信に限りAFCが働く物がありました。NationalPanasonicナショナルパナソニック松下電器産業RF-877クーガNo.7BCLラジオ3バンドレシーバー(FM/MW/SW)Amazon(アマゾン)26,800〜32,980円クーガーNo.7では、中波受信時はDX,LOCAL切り替えスイッチが、FM受信時はAFC
最近の記事ではTECSUNPL-990x(990)の話題ばかりでした。裏コマンドがないかと調べていたら下記記事を発見したのです。同じ趣味の方です。この記事は懇切丁寧に説明文と画像があって、知らない事が全て記載されており目から鱗でした。目から鱗−こじつけこのラジオの正式型番は、PL−990であり中国から海外輸出される製品をPL−990xと呼ぶらしいです。受信周波数が違うだけと先の記事で書いていますが、タイマーの数やMP3プレーヤの仕様も異なるらしいです。容姿と◯◯◯◯に囚われてど
TECSUNS-2000の新品が、日本の販売店から手に入らないと知ると、同じTECSUN製で別の高性能(高額)機にしようかと迷いました第二候補はTECSUNPL-990xです。TECSUN日本正規代理店PL-990x(PL-990)BCL短波ラジオFM/MW/SW/LW/CW/SSB/PLLPSE認証済日本製セル充電池付属日本語版説明書外部アンテナ使用で全国のAMラジオが聞こえるハイエンド受信機Amazon(アマゾン)36,800円${EVENT_LABEL
今朝の続きです。この6800Aのシリアル番号は13169でした。なんや、俺が直せんかったやつやんけと思ってみている方がおられるかもしれないので、過激な表現はしないように心がけないと、、、で、外されていたダイオード付きの青色の線を所定の場所(プレセレクタから青色の線が出ていたランド)に接続してみると、短波の感度は若干あがりました。ところが中波の感度がガクンと落ちてしまい実用にならないことがわかりました。ダイオードを外してオリジナルの線だけに戻しても感度が上がるわけではありませんでした。とい
息子から贈られたラジオを調べました。朝日電器株式会社で電器部品を流通させている会社ですが、エルパブランドで一般消費者向け商品も展開している。このラジオは中国製ですがエルパが企画・販売している製品です。エルパER-C74T朝日電器株式会社朝日電器は配線器具、AVアクセサリー、照明器具、防犯用品など生活に役立つ商品を開発しています。www.elpa.co.jp詳しい情報はこちらを参照して下さい。実に詳細に報告されています。ELPAER-C74T(AM/FM/SWラジオ)その1-ひ
昨日の続きです。修理が終わり動作確認のためロッドアンテナを延ばしたり縮めたりするときなぜか非常に重いのです。最後まで引き伸ばすときや根元(一番太い部分)を本体に収納するとき特に力が要ります。これは異常です。なぜそうなるのかいろいろ調べようと数回伸縮、回転させていたところ、急にアンテナがグラグラになりました。固定している部分が破損したようです。さっそく開腹してみると、写真のようにアンテナを保持するスリーブとそのスリーブを固定する金具が分離していました。本
D-808の事をノイズ検知器と揶揄してたら、気になっていた事を思い出した。自称アンテナ切り替えシステムを構築してから、RFアンプ経由の受信ではハム音が聞こえる。ジーという高音のノイズも気になっていた。MIJEEウォールシェルフ壁を傷つけない3段木製壁掛け棚石膏ボード可能高さ調整可能ウォールラック収納棚飾り棚おしゃれ北欧DIYAmazon(アマゾン)4,999円${EVENT_LABEL_01_TEXT}この棚を2本持っていたので、片方にはBCLラジオ、もう片方に
TECSUNS-2000同様に、英語マニュアル掲載サイトがあったので、Google翻訳結果を投稿する。全19ページなので、1−10ページ分を今回投稿し、残り11-19ページは次回に投稿する。英語マニュアルの引用元は、SANGEANATS-909X2MANUALPdfDownloadViewandDownloadSangeanATS-909X2manualonline.ATS-909X2radiopdfmanualdownload.www.manuals
猫の脱走で頭にきてたから気分転換を兼ねて外出し、中国から送られてきた荷物を受け取りに行ってきた。3日前の事です荷物の梱包状態は、箱は殆ど潰れていない本体と付属品一式付属電池を入れる他のラジオと並べた外部アンテナなしでも十分に感度が良いが、何点か不満がある。●わかっていたが操作が煩雑です。周波数と音量調整専用ノブが一緒だから面倒です。●スイッチが小さく、棚に立て掛けた状態では操作しづらい。手に持って操作する分には問題がない。●プリセットメモリに指定周波数を登録する操作が逐次的で、
本来はTECSUNS-2000の受信報告を行なう予定でした。遠距離受信に最適な沖縄の琉球放送(738KHz,10KW)とラジオ沖縄(864KHz,10KW)が、昼間でも受信できると勘違いしていた。琉球放送は、地元のNHKR1名古屋放送局(729KHZ,50KW)と混信と混変調によるビート音が聞こえる。ラジオ沖縄は、地元の東海ラジオの豊橋中継局(864KHz,100W)にかき消されて受信できない。遠方局なのでFM補間放送は期待できない。総務省電波利用ホームページ|電波利用料
TECSUNS-2000の話題を中心に記事を書いてきましたが、今回は趣向を変えて過去から現在に至るラジオに関係する趣味遍歴を紹介します。BCLのマイブームは3回あったが、話を膨らせるために少し横道に入ることお許し願います。小学生時代、実家の隣にあった空き地は粗大ごみ放置場所となっていて、真空管ラジオ終焉期であったため、キャビネットが剥がされシャシーだけのラジオが大量に捨てられていた。それを拾って分解して遊んだり、収集して部屋に飾っていた友人もいた。小学校の卒業文集には、将来は電気屋さんに
所有しているSIHUADUOND-808ポータブルラジオとブランド名は異なっても同じ機種の日本語マニュアル(前後)を掲載します。SIHUADUOND-808ポータブルラジオFM/AM/SW/LW/エアバンドポケットラジオSSB/BCL/DSP/RDS高感度小型超軽量電池式充電式オートオフ機能付き操作簡単日本語説明書付きAmazon(アマゾン)10,198円XHDATAD-808ポータブルラジオFMAMSWLWワイドFMエアバンドSSB
TECSUNS-2000には英語か中国語マニュアルしか付属していません。英語マニュアルを翻訳したものを掲載します。マニュアルの引用元TECSUNS-2000OWNER'SMANUALPdfDownloadViewandDownloadTecsunS-2000owner'smanualonline.FM-stereo/LW/MW/Shortwave/AircraftBandRadioReceiverwithSSB(SingleSideBand).S
ロシアで開発され中国で製造販売されているBCLラジオであるATS25シリーズですが、最も希望機能を備えたATS25−AMPを購入しました。過去に購入検討段階からの経緯や、使ってわかった機能を記事として紹介してきました。DSPフルバンド受信機ATS25‑AMP周波数スペクトルスキャン最新ファームウェアバージョン4.17モードおよびCデコード機能備えたRDS受信機Amazon(アマゾン)15,291円(Aliexpressより引用)あえてAmazonで¥1
ご訪問ありがとうございます。アマチュア無線やSWL・BCLに関心のない方には退屈ですが、そんな趣味があると参考程度に読んでいただけると有り難いです。『TECSUNラジオの取り扱い』中国のラジオメーカーであるTECSUNのラジオは、ほぼ以下のS−2000と同じ操作方法で使えると思います。このラジオは日本では40万円以上の高値が付い…ameblo.jp先日は一番のお気に入りラジオの取り扱い説明をしましたが、もう一つのお気入りラジオの取り扱いも紹介させていただきます。こちらには関心があ
格好良いラジオと思いつつ買わなかったTECSUNS-2000ですが、購入の経緯は過去のブログに記述しました。『TECSUNS-2000プリセットメモリー』本来はラジオの要である、アンテナと受信性能の関係をレビューしたかった。寄せ集めの機材を組み合わせアンテナシステム構築中ですが、一部機材が揃わないので未完成です…ameblo.jp『TECSUNS-2000購入の経緯』初投稿です。不備があるかと思いますが、宜しくお願いします。2022年にスカイセンサーやクーガーの初号機を押入
買おうか迷っている中国製受信機です。『#買うか迷って買えてないシリーズ』この受信機シリーズに興味があるが、性能や使いこなせるかで迷っている。枝番が異なるだけで何が違うかわからない。価格差があるから何かが違うのだ…ameblo.jp同じATS25に枝番があり違いが解らなかった。この型番に「レビュー」を加えて検索すると日本語で紹介された投稿があった。ATS25シリーズの比較ATS25シリーズの簡単な比較。機能面で充実しているのはATS25AMP。バッテリが大きいのはA
今でも人気の高いソニーの高性能BCL受信機ICF-2001Dです。この個体はAM(中波・短波・AIR)を受信していると不定期にノイズが出るということでかなり前に到着していたのですが、やっと修理に着手できました。お待たせして申し訳ございませんでした。状態を確認してみると確かにバリバリというノイズが入ります。AMRFGAINを下げるとノイズの量も減少します。背面の様子です。電池ボックスを見たところ、本来はマイコン電源用単三乾電池が飛び出さないようにプラ