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かつて、『広義での脱力その11』で、「歯を食いしばる力の入れ方」と、「歯を食いしばることのない力の出し方」があるのではないかと推察したことがある。広義での脱力⑪|武術とレトロゲーム(ameblo.jp)その上で、永田晟が講談社ブルーバックスとして執筆した『呼吸の奥義』と『呼吸の極意』を読んでみた。その中で、最も気になるが自分には不可解だったところは、スポーツ・格闘技・武道・武術に関する部分である。まず、『呼吸の奥義』の方の内容を、自分なりに要約してみよう。スポーツ
当院では整復操作の技術を使って施術をしています。3ヶ月前に当院に来られた患者さんが、久しぶりに来院されたのですが、この患者さんは前回、腰が痛いと来院されたのですが、1回施術を受けたきり来なくなっていた患者さんでした。腰が痛いとの訴えがあったので検査をして症状をチェックすると、これはすぐに改善出来ると判断したので、「1回で良くなると思いますよ。ただ今回の施術しても痛みが残っていたら日を空けすぎず来てください」とお伝えして施術をしました。施術をしたときはソフトな施術すぎて納得いっていない感じで
●握手落としの最大のポイントは、相手の手に、力や体重をかけないことです。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Yさんは、大学時代に合気道に触れ、以来長年にわたり、合気を探求されてきました。今は理学療法士をされていて、そこにも合気や、そのための身体の使い方が活かされることを期待されています。Yさんは関西方面在住です。なかなか頻繁に東京へ来ることが難しいので、教授内容をたくさんリクエストされました。・站トウ功・開合(かい・ごう。中国武術の身体操作の1
今日は武器術をテーマにします。空手道として稽古する武器術にはいろいろありますが、その中でも特に意識されるものに棒術がありますが、今日はその基本についてお話ししましょう。今は以前撮った写真を用いている関係で、あまり難しいことはお話しできませんが、だからこそ習い始めの頃を思い出し、基本に帰るというイメージでご覧いただければと思っています。空手道は本来素手の武術体系ですが、総合武術という側面もあり、そこでは武器の使用もあり、初代もよく稽古されていました。昔、金城裕先生が発行されていた
昨日の続きです。土曜日ですから一般稽古になりますが、一昨日・昨日と最初のほうで稽古した約束組手の様子を綴りました。今日はその後に行なった「基本型(きほんかた)」の話になりますが、千唐流では数字が付されている場合、それぞれにテーマがあり、このブログでお話しする「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」の場合、「転」ということになります。そのテーマ通り、ここでは転身動作が多くなっており、各自の問題点が露出しやすくなっています。このブログでお話しすることにはこれまでに登場している
継承者の教えは、徹底してサイエンスでした。「気」や「みえないエネルギー」「波動」といった、手技や治療セミナーではどうしてもXとしてうやむやにされる部分が、どのように現象を起こすことが具体的に「身体操作」で示され、説明されました。これは私がゲンさんと出会い、他にはないものと感じていた部分でした。「センサー」の概念が非常にしっくりきました。ようは、このセンサーが発達していれば色々感知する能力が鋭かったり鈍かったりするのです。「気功」もこのセンサーを高めながら身体を強くしていく方法であり、
こんにちは。川村です。縮地法は、武道家・武術家なら、絶対に、身につけておいたほうが、いいですよ。いいですよっていうか、圧倒的に、お得だというのが、正直なところです。これは、武道・武術をやっているなら、縮地法ができるだけで、圧倒的に、有利になれるという意味です。普通のフットワークに比べて、メリットがありすぎるし、メリット1つ1つが、大きいからです。1つ目のメリットは、相手にとって、意表を衝く動きができるということです。普通のフットワークは、片足ずつ動かすし、床や地面を蹴るから、イチ、ニ
以前に、武術・武道・格闘技の技を出す瞬間は、息を止めているのか?息を吐いているのか?と言うタイトルの記事をアップした。その中で、永田晟が講談社ブルーバックスとして執筆した『呼吸の奥義』と『呼吸の極意』の以下のような内容に疑問を呈した。「スポーツには、大別して持久力型スポーツと瞬発力型スポーツがある。これを三分する場合には、射撃や弓道などの集中力型スポーツがあり、呼吸の乱れと精神の乱れが微細な振動を生じ、命中率を下げる。瞬発力型スポーツは短距離走やウェイトリフティング
こんにちは。川村です。Mさんの、日本傳空手道唯真流の個人指導の様子をご紹介します。今回は、蹴り脚を脱力して、蹴りを鋭く、強く、重くすることに取り組みました。蹴り脚の力で蹴る人が多い中、頭一つ以上抜きん出るために、必要な稽古です。Mさんは、浮身や浸透する突きについて、つい最近、目覚ましい進歩をしたばかりです。まず、中段前蹴りを稽古しました。前蹴りは、大腿四頭筋の力、足を振り上げたり、膝を伸ばそうとしないのがポイントです。そうするためには、前に蹴ろうとしないようにします。膝を、振り
●寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。こんにちは。川村義之です。寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。1つは、体幹の使い方で、もう1つは、拳など打突部位の使い方です。体幹の使い方には、開(かい)、合(ごう)、ムチミ、螺旋功などがあります。主なものはこの4つですが、これだけではなく様々なものがあります。どれも、拳なら拳の移動量が少ないのを、身体操作で補う技術です。開(かい)と合(ごう)は、拳などの移動量が少なくても、生み出す力を強くする技術と言えます。またムチミ
6/8(土)パフォーマンスするので、ぜひ観に来てください✨客席80席ほどです♪写真はbricksの時のカズさんの写真@Kazz1410さん📸主催@homabellyさん💃剣🗡️と扇するかなぁ🪭場所:中目黒トライ開演17:00チケット:homa.gipsy@gmail.comまで
こんにちは。川村です。先日ネットで、体重に対する腕や脚の重さがどれくらいか、と書かれた記事を読みました。その記事によると、腕一本の重さは、体重の8%なんだそうです。とすると、体重72kgの僕の腕は、片方だけでも、大体5.76kgくらいはある計算になります。例えば端数を切り捨てた、5kgのダンベルを誰かに投げつけられたら、どうなるでしょうか?ちょっと考えても、かなりのダメージがありそうですよね。ましてや、5kgもの重いヌンチャクを振り回されて当てられたら、結構ひどい怪我をさせられ
YouTubeで見取り稽古!こんにちは。川村義之です。ゴールデンウイークも後半ですね。ご自宅でゆっくりされるかたは、この機会に、YouTubeなどの動画で、見取り稽古をしませんか?動画で見取り稽古をする場合のポイントを、お伝えします!まずは動かないで観るいきなり動画をマネしようとしても、うまくいかないと感じたことはありませんか?動画を観ていると、すぐに身体を動かしたくなるかもしれません。ですが、動かないことがポイントです。身体を動かさずに
毎度でございます😊今日は半袖でも過ごせる位に暖かかったですねー☀️昨日は和歌山支部稽古でした✨参加メンバーさんは50代のIさん、藤井さん、40代宮崎さん、私のオジサン3名での稽古😆稽古内容は・基本トレーニング(身体を緩め繋げる)・静的トレーニング(一つになる呼吸法)・動的トレーニング(体捌き)・矛(打撃)練習(ミット打ち)https://youtube.com/shorts/IfHGIznyE1U?si=R-aV8rZhcejUn0TZ『旋転崩し〜逮捕
明治時代で日本人は歩き方を変えられました。そして、立ち方も変えられたました。江戸時代までの日本人は『骨で立ち、骨で動き、骨で歩いていた』のです。だから、古い日本の建物の階段や古民家の階段は足の骨で上り下りをしてたから狭い作りとなっているのです。骨で動く骨で歩くは日本人本来の姿であり、日本人の姿勢であるのに、日本の学校や社会はそれを伝えず筋肉を使わせています。今の日本人は筋肉で立ち、筋肉で動き、筋肉で歩く。ここが西洋(アメリカ)の罠。筋肉は年を重ねると必ず衰えます。筋肉を使って
前回のブログは、身体イメージを持つことの大切さを述べましたが、今回は再び仙骨の置き方について、、仙骨というとイメージしづらいので、骨盤と言った方が良いかもしれない。で、骨盤の前傾後傾。。最近空手界で見かけるのは、骨盤を前傾させ、やや反り腰にすることで、背筋まで緊張させ、身体を統一するやり方。最初は、う〜ん、ホントに❓ていう感じだったが、最近は、これも一つのやり方か、という感想。実は武術界をよく見渡すと、合気道もそうだし、肥田式強健術もこの反り腰。なるほど、これで身体がまとまるんだ、
【身体操作】昨今の武道の稽古は、大きな団体は稽古体系というものがあるが、個人でやっているような小規模な道場は、割と稽古体系というものが無く、その場その場でテーマを決めて、武術の極意的なものを稽古したり、、そういったある意味身体操作に特化した道場が、最近増えているような気がする。突きを強くすることに特化したり、極意的な身体操作から入り、組手などはあまり行わず、和気あいあい、楽しみながら稽古する、、それはそれで、人気もあってメンバーも多いみたいだし、武道や武術、格
今日はタイトルに記してある「鍛錬」がテーマです。これは「鍛錬形(たんれんがた)」と言われることについての話ではなく、空手道で言われる拳足自体を鍛えることとしてお話ししていきます。武術としての空手道の場合、相手を効果的に倒すための方法として、正確に武技をコントロールして急所に当てる、ということが必要ですが、肝心の当てる武器の質についても意識する必要があります。換言すれば、実際に相手に触れる部位の強度が脆弱であれば、相手を攻撃したつもりが逆に自身の身体を痛める可能性が出てくるわけで、そ
立ちもフロアーもすごいB-GIRLからのご相談。腰痛のため病院でレントゲンを撮ったら『背骨のS字』がなくなっていると。ストレートネックならぬ、ストレートバックですね。これ多いですね、B-GIRL、B-BOYにも。解決策は『胸』を大きく使う事が基本となります。背骨のS字=首・胸・腰それぞれのカーブはなくなった部分が必ず他の部分にいくんです。そのしわよせが行った部分は強烈にカーブができてしまう。■首~背~腰はストレート■骨盤だけかなりの前傾(反り腰)になってるんです
【動作感覚】高めるためにはムダなことをしろ!【初級編】#動作感覚#身体を思い通りに動かす#運動神経補足や派生のnote記事→https://note.com/konory/n/n75c12f17a0ae▽リンク【ほとんどつぶやかないX】https://twitter.com/konory_trch【不定期に更新するnote】...youtu.be今回も動画の補足や派生的なことを…せっかくなので深掘りよりも横に広げる感じでいきたいと思います最近よく聞くマインドフルネスとかにも
テノール生徒さん・レッスン!冷たき手を等で4曲イタリア歌曲清きアイーダ冷たき手をで4曲パッサッジョゾーンEsーAs(ハイCでもう一つ支えを切り換えて行くパターンでした)低中発声胸腹圧は、対角〜体幹部後ろのバランスで、補助身体操作等で順次調整をし、ハイCまで良い感覚で声出ていました!アリア2曲難曲ですので、休憩を取りつつ歌っていただきアドバイス毎に良い変化が見られましたね!^^身体が反射的にしっかりする近場でのポイント・軸の調整を行いましたが調整が難しい高音手前Asもいい感
私の最近の課題である重心位置についてです。普段の生活における姿勢や動作、もちろん剣道の時も、基本姿勢の重心は、高い方が良いのではないかと感じるようになってきました。こう書きますと「え?基本は臍下丹田でしょ。重心は低い方が良いはずだ。本来の日本人の身体はそうだ」と思う方も多いと思います。はい、私もそう思っていたんです。いつも普段の生活で「膝と爪先の向きは同じにする、膝は伸ばし切らない、抜きによる重心移動」を課題にして歩いているのですが、「なんか膝が痛いぞ」と思ったときに、う
●縮地法は習得できる技術であり、その第一歩は、姿勢に気をつけることにあります。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。合気柔術に限らず、例えば剣道でも、縮地法ができたほうが、かなり有利だと言えると思います。構えから前足、後ろ足の順に動かしたのでは、前足を動かした瞬間、相手に気づかれてしまいます。気づかれてしまうと、後ろ足を動かしたときには、相手にかわされるか、応じ技の標的にされますよね。縮地法を使うことで、仮に相手に気づかれても、何かされる前に、間合い