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●握手落としの最大のポイントは、相手の手に、力や体重をかけないことです。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Yさんは、大学時代に合気道に触れ、以来長年にわたり、合気を探求されてきました。今は理学療法士をされていて、そこにも合気や、そのための身体の使い方が活かされることを期待されています。Yさんは関西方面在住です。なかなか頻繁に東京へ来ることが難しいので、教授内容をたくさんリクエストされました。・站トウ功・開合(かい・ごう。中国武術の身体操作の1
パッキャオ選手のシャドーは、ストレート系のパンチの頻度は低く、アッパーのようなフォームでパンチを高速連打しています。☆崩導クラスでの指導場面しかし試合ではアッパーを連打する戦い方をする訳ではありません。通常シャドーは相手をイメージして行うとされていますが、なぜ試合では行わないフォーム、動き方でシャドーを行うのでしょうか?私自身の経験や、スポーツ傷害が起こる原因から仮説を立てました。「人体とは関節の伸展(腕を伸ばす、脚を伸ばす)を高速で行うと、関節を保護する為に収縮反応、いわゆる伸張反射
4月になり次男は年中になりました。漠然と年中になったらスクールとか通わせようかなって思っていましたが、現状を見るとまだ早いかなと考えています。走り方や身体の使い方がまだ幼児感が強く、サッカーやるには早いかなと感じるからです。元々次男は早生まれも早生まれの3月生まれなので、まだ実質年少という感じで、まあ仕方ないかな。でも早生まれにしては体も小さいわけではないし、他の子より足も早めなのでそれなりにポテンシャルはあるのかもしれません。以前にサッカーに早期教育は必要かという記事を書きましたが、
以前に、武術・武道・格闘技の技を出す瞬間は、息を止めているのか?息を吐いているのか?と言うタイトルの記事をアップした。その中で、永田晟が講談社ブルーバックスとして執筆した『呼吸の奥義』と『呼吸の極意』の以下のような内容に疑問を呈した。「スポーツには、大別して持久力型スポーツと瞬発力型スポーツがある。これを三分する場合には、射撃や弓道などの集中力型スポーツがあり、呼吸の乱れと精神の乱れが微細な振動を生じ、命中率を下げる。瞬発力型スポーツは短距離走やウェイトリフティング
昨日の続きです。土曜日ですから一般稽古になりますが、一昨日・昨日と最初のほうで稽古した約束組手の様子を綴りました。今日はその後に行なった「基本型(きほんかた)」の話になりますが、千唐流では数字が付されている場合、それぞれにテーマがあり、このブログでお話しする「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」の場合、「転」ということになります。そのテーマ通り、ここでは転身動作が多くなっており、各自の問題点が露出しやすくなっています。このブログでお話しすることにはこれまでに登場している
立ちもフロアーもすごいB-GIRLからのご相談。腰痛のため病院でレントゲンを撮ったら『背骨のS字』がなくなっていると。ストレートネックならぬ、ストレートバックですね。これ多いですね、B-GIRL、B-BOYにも。解決策は『胸』を大きく使う事が基本となります。背骨のS字=首・胸・腰それぞれのカーブはなくなった部分が必ず他の部分にいくんです。そのしわよせが行った部分は強烈にカーブができてしまう。■首~背~腰はストレート■骨盤だけかなりの前傾(反り腰)になってるんです
“ココロのFascai”に触れるというこれまでにない試みに興味を持ってくださる方が多く嬉しい限りです!😎フェイシャルスクールは、2021年に開校後に講習会なりBootCampを続けて開催していく予定でした(^o^)丿様々な要因が重なって開講させないまま今回(シン・フェイシャルスクール)を迎えたのは、これも“必然”であったろうと振り返ることになるのかな🤔😊?と思います。2年半前にはまだ出会えていない期待の新人が、今回参戦してきているからです❤️期待の新人は、何人
こんにちは。川村です。Mさんの、日本傳空手道唯真流の個人指導の様子をご紹介します。今回は、蹴り脚を脱力して、蹴りを鋭く、強く、重くすることに取り組みました。蹴り脚の力で蹴る人が多い中、頭一つ以上抜きん出るために、必要な稽古です。Mさんは、浮身や浸透する突きについて、つい最近、目覚ましい進歩をしたばかりです。まず、中段前蹴りを稽古しました。前蹴りは、大腿四頭筋の力、足を振り上げたり、膝を伸ばそうとしないのがポイントです。そうするためには、前に蹴ろうとしないようにします。膝を、振り
こんにちは。川村です。先日ネットで、体重に対する腕や脚の重さがどれくらいか、と書かれた記事を読みました。その記事によると、腕一本の重さは、体重の8%なんだそうです。とすると、体重72kgの僕の腕は、片方だけでも、大体5.76kgくらいはある計算になります。例えば端数を切り捨てた、5kgのダンベルを誰かに投げつけられたら、どうなるでしょうか?ちょっと考えても、かなりのダメージがありそうですよね。ましてや、5kgもの重いヌンチャクを振り回されて当てられたら、結構ひどい怪我をさせられ
劇画「拳児」では、様々な秘伝技が登場し、そのいずれもが正確に表現されています。では、松田先生が全ての秘伝を公開したか、と言えばもちろんそんなことはありません。最近のマスコミは、報道しない自由を駆使し、大切なことを隠す風潮がありますが、その手法をさりげなく駆使していたのが松田先生。もちろん、一般の人は表現されていないので気づきません。しかし、松田先生が何を大切にしていたかを知っている弟子達だけにはわかります。今回はその秘伝を公開しましょう。「いくら技を覚えてもコンフーが無ければ一切は空なり
今日は武器術をテーマにします。空手道として稽古する武器術にはいろいろありますが、その中でも特に意識されるものに棒術がありますが、今日はその基本についてお話ししましょう。今は以前撮った写真を用いている関係で、あまり難しいことはお話しできませんが、だからこそ習い始めの頃を思い出し、基本に帰るというイメージでご覧いただければと思っています。空手道は本来素手の武術体系ですが、総合武術という側面もあり、そこでは武器の使用もあり、初代もよく稽古されていました。昔、金城裕先生が発行されていた
YouTubeで見取り稽古!こんにちは。川村義之です。ゴールデンウイークも後半ですね。ご自宅でゆっくりされるかたは、この機会に、YouTubeなどの動画で、見取り稽古をしませんか?動画で見取り稽古をする場合のポイントを、お伝えします!まずは動かないで観るいきなり動画をマネしようとしても、うまくいかないと感じたことはありませんか?動画を観ていると、すぐに身体を動かしたくなるかもしれません。ですが、動かないことがポイントです。身体を動かさずに
今日はタイトルに記してある「鍛錬」がテーマです。これは「鍛錬形(たんれんがた)」と言われることについての話ではなく、空手道で言われる拳足自体を鍛えることとしてお話ししていきます。武術としての空手道の場合、相手を効果的に倒すための方法として、正確に武技をコントロールして急所に当てる、ということが必要ですが、肝心の当てる武器の質についても意識する必要があります。換言すれば、実際に相手に触れる部位の強度が脆弱であれば、相手を攻撃したつもりが逆に自身の身体を痛める可能性が出てくるわけで、そ
ゼロインチパンチこんにちは。川村義之です。達人研究所の10月の動画のテーマは、「ゼロインチパンチ」です。ゼロインチパンチのやり方とポイントを、詳しく実演解説しています。先ほど、1回目の動画を公開しました。2回目の動画では、ゼロインチパンチができているかどうかの確認方法としての、新聞紙貫きもご紹介しますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。達人研究所は、オンデマンド講座です。オンライン講座には、決められた日時にライブ配信する形式のものもありますが、達
このところ、稽古以外のところで空手道について書いていますが、今日はタイトルにも示してある「投げ技」や「関節技」についての話になります。以前のブログでもお話ししたことがありますが、もともと空手道は武術としての体系ですから、戦いに必要な技は網羅しています。それは武器術までも含んでいますが、基本的には素手という括りでお話ししてきました。千唐流では古武術として教授されていますが、今回はそこまでお話しせず、素手での体系の範囲内の技ということで進めていますが、その最後として「投げ技」・「関節技」に
前回のブログは、身体イメージを持つことの大切さを述べましたが、今回は再び仙骨の置き方について、、仙骨というとイメージしづらいので、骨盤と言った方が良いかもしれない。で、骨盤の前傾後傾。。最近空手界で見かけるのは、骨盤を前傾させ、やや反り腰にすることで、背筋まで緊張させ、身体を統一するやり方。最初は、う〜ん、ホントに❓ていう感じだったが、最近は、これも一つのやり方か、という感想。実は武術界をよく見渡すと、合気道もそうだし、肥田式強健術もこの反り腰。なるほど、これで身体がまとまるんだ、
毎度でございます😊今日は半袖でも過ごせる位に暖かかったですねー☀️昨日は和歌山支部稽古でした✨参加メンバーさんは50代のIさん、藤井さん、40代宮崎さん、私のオジサン3名での稽古😆稽古内容は・基本トレーニング(身体を緩め繋げる)・静的トレーニング(一つになる呼吸法)・動的トレーニング(体捌き)・矛(打撃)練習(ミット打ち)https://youtube.com/shorts/IfHGIznyE1U?si=R-aV8rZhcejUn0TZ『旋転崩し〜逮捕
テノール生徒さん・レッスン!冷たき手を等で4曲イタリア歌曲清きアイーダ冷たき手をで4曲パッサッジョゾーンEsーAs(ハイCでもう一つ支えを切り換えて行くパターンでした)低中発声胸腹圧は、対角〜体幹部後ろのバランスで、補助身体操作等で順次調整をし、ハイCまで良い感覚で声出ていました!アリア2曲難曲ですので、休憩を取りつつ歌っていただきアドバイス毎に良い変化が見られましたね!^^身体が反射的にしっかりする近場でのポイント・軸の調整を行いましたが調整が難しい高音手前Asもいい感
今日は、順体・正体・逆体の使い方に付いてお話をして行きます!此れは、どんなものかと言うと構えてる時に足と同じ側の手が出ているような構えの形を順体といます体が正面を向いてどちらかの手が出ている状態、これを正体と言う足と手が逆になっているものを逆体と言います何故こんな話しをするかと言うとですねこの辺りを明確にですねー使い分けて行かないと技が掛からないということが、多々出て来ます。武術では主に順体という形ですね手と足が同じ側が出る形こちらを7割〜8割ぐらい使うんですかね正体が2〜3割
6/8(土)パフォーマンスするので、ぜひ観に来てください✨客席80席ほどです♪写真はbricksの時のカズさんの写真@Kazz1410さん📸主催@homabellyさん💃剣🗡️と扇するかなぁ🪭場所:中目黒トライ開演17:00チケット:homa.gipsy@gmail.comまで
こんにちは。川村です。空手の突きは、弓を引き絞って矢を放つのと同じに、脱力で放たれるんです。突きには、まさに引き絞った弓から矢を放つのと、同じ動きが入っています。突きを出すとき力を入れてがんばるのではなく、力を抜いて解き放つんですね。弦に矢を番えた手に相当するのは、これから突きに使う拳です。突く拳は構えた位置から動かさず、弓である体幹を移動させて、弓を引き絞るんです。相手に向かって間合いを詰めたり、相手をかわしたりすると、体幹が移動しますよね。このとき弓を引き絞り、体幹が移動し終え
ハイッ!この世からギックリ腰・慢性腰痛をなくす男世界の腰痛を癒す男日本立腰協会・腰の王子さまです。この記事は、3人のために、書きました。①ガンバっているのに、成果が上がらない人。②一生懸命やっているのに、もっと氣合を入れろと言われる人。③ダンドリ上手になりたい人。江戸時代の身体づかいは、「ヌキ(抜き)」の身のこなしでした。力を入れるのではなく、積極的に力を抜いていくことで、ハイパフォーマンスを発揮していたのです。人間の
中段の構えの左手の位置については、「ヘソの前に握りこぶし1つ分を空ける」とよく指導されました。「丹田の気を剣先に乗るように左こぶしをスッと前に出すんだ」なんていう指導もありました。(剣先に気を乗せる?うーん、具体的なようで全く具体的ではなくSF的でもあります。剣先ばかりに心が偏ることにもなりますし・・・)これらの言葉を聞いて当時の私は、「左手拳をヘソから握りこぶし1つ分空けよう」と竹刀を構えて少し左手を前に出すものだと解釈しました。でも、今の私は、そうは考えていません。
乗馬のレッスンで輪乗りや巻き乗りを行ったり、駈歩発進しようとするような際に、馬の顔を内側へ向け、身体をカーブに合わせるように屈曲(ベンド)させた「内方姿勢」を作るように求められることがあります。その際、多くの方が、行きたい方向へ身体を向けるように腰を捻じり、肩を回すようにして内方手綱を後ろに引こうとするのではないかと思いますし、指導者からそのようにアドバイスされた、という方も多いだろうと思います。そうすることで、馬上で手足を自由に動かすことがまだ難しい初心者の方でも、とりあえず拳
継承者の教えは、徹底してサイエンスでした。「気」や「みえないエネルギー」「波動」といった、手技や治療セミナーではどうしてもXとしてうやむやにされる部分が、どのように現象を起こすことが具体的に「身体操作」で示され、説明されました。これは私がゲンさんと出会い、他にはないものと感じていた部分でした。「センサー」の概念が非常にしっくりきました。ようは、このセンサーが発達していれば色々感知する能力が鋭かったり鈍かったりするのです。「気功」もこのセンサーを高めながら身体を強くしていく方法であり、
私の最近の課題である重心位置についてです。普段の生活における姿勢や動作、もちろん剣道の時も、基本姿勢の重心は、高い方が良いのではないかと感じるようになってきました。こう書きますと「え?基本は臍下丹田でしょ。重心は低い方が良いはずだ。本来の日本人の身体はそうだ」と思う方も多いと思います。はい、私もそう思っていたんです。いつも普段の生活で「膝と爪先の向きは同じにする、膝は伸ばし切らない、抜きによる重心移動」を課題にして歩いているのですが、「なんか膝が痛いぞ」と思ったときに、う
こんにちは。川村です。縮地法は、武道家・武術家なら、絶対に、身につけておいたほうが、いいですよ。いいですよっていうか、圧倒的に、お得だというのが、正直なところです。これは、武道・武術をやっているなら、縮地法ができるだけで、圧倒的に、有利になれるという意味です。普通のフットワークに比べて、メリットがありすぎるし、メリット1つ1つが、大きいからです。1つ目のメリットは、相手にとって、意表を衝く動きができるということです。普通のフットワークは、片足ずつ動かすし、床や地面を蹴るから、イチ、ニ
●寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。こんにちは。川村義之です。寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。1つは、体幹の使い方で、もう1つは、拳など打突部位の使い方です。体幹の使い方には、開(かい)、合(ごう)、ムチミ、螺旋功などがあります。主なものはこの4つですが、これだけではなく様々なものがあります。どれも、拳なら拳の移動量が少ないのを、身体操作で補う技術です。開(かい)と合(ごう)は、拳などの移動量が少なくても、生み出す力を強くする技術と言えます。またムチミ
【身体操作】昨今の武道の稽古は、大きな団体は稽古体系というものがあるが、個人でやっているような小規模な道場は、割と稽古体系というものが無く、その場その場でテーマを決めて、武術の極意的なものを稽古したり、、そういったある意味身体操作に特化した道場が、最近増えているような気がする。突きを強くすることに特化したり、極意的な身体操作から入り、組手などはあまり行わず、和気あいあい、楽しみながら稽古する、、それはそれで、人気もあってメンバーも多いみたいだし、武道や武術、格
【動作感覚】高めるためにはムダなことをしろ!【初級編】#動作感覚#身体を思い通りに動かす#運動神経補足や派生のnote記事→https://note.com/konory/n/n75c12f17a0ae▽リンク【ほとんどつぶやかないX】https://twitter.com/konory_trch【不定期に更新するnote】...youtu.be今回も動画の補足や派生的なことを…せっかくなので深掘りよりも横に広げる感じでいきたいと思います最近よく聞くマインドフルネスとかにも