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『必殺仕置人』1973年4月21日から10月13日まで、毎週土曜日22:00-22:55に、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)の共同製作で、TBSテレビ系で放送された時代劇。全26話。主演は山﨑努。概要必殺シリーズの第2作で、中村主水シリーズの第1作である。本作は前作『必殺仕掛人』(及び原作の『仕掛人・藤枝梅安』)の設定を踏まえつつも原作を持たないオリジナルでシナリオ展開や登場人物の配置など、以後の必殺シリーズの原型となっている。同シリーズの顔となる中村主水が初登
超重厚!必殺工藤劇場!!1986年監督/工藤栄一1972年に放映開始されたテレビ時代劇必殺シリーズの第一弾『必殺仕掛人』を手掛けた深作欣二監督が、続く第二弾『必殺仕置人』への続投を打診された時、多忙を極める深作監督は"実力のある後輩がいる"と製作陣に紹介し、必殺シリーズに招き入れたのが工藤栄一監督です。『必殺仕置人』でシリーズ制作に参加した工藤監督は、それ以降の『助け人走る』を始めとする数々の作品で名作を生み続け、必殺シリーズにおける大黒柱としての地位を確立しました。しかし、1979年
『必殺仕置人』第八話「力をかわす露の草」テレビドラマトーキー55分カラー放送日昭和四十八年(1973年)六月九日放送局朝日放送TBS系製作国日本製作言語日本語のさばる悪をなんとする天の裁きはまってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置きする南無阿弥陀仏☆物語の核心に言及します。未見の方はご注意下さい。物語の要約・台詞の引用は、研究・学習の為です。朝日放送様・松竹様にお
「必殺!THEHISSATSU」(1984)人気ドラマシリーズの映画版をWOWOWオンデマンドで観ました。監督は貞永方久。予告編は見つからず。江戸で六文銭(三途の川の渡し賃とされている)を口に咥えた状態の死体が次々と見つかります。被害者が同業の仕事人だけであることに気づいたおりく(山田五十鈴)。遊女お君(浜田朱里)が復讐の依頼に来て、殺された猫の仇討ちだと知って断るというどうでもいいエピソードを挟んでるうちに、別グループの仕事人お甲(朝丘雪路)が奇妙な神輿を担ぐ謎の集団
画像の古さが時代を物語り、藤田まことの勇姿を映し出す私は昔も今も「お加代さん役」の鮎川いずみが大好きだ「八丁堀」の刀⚔️が悪人を倒していくとスッキリしてしまう流れる挿入歌が蓄音機のようで何とも懐かしいお馴染みの俳優たちが繰り広げてあの世から舞い戻ったような正義感で悪人退治をしてくれるのに、今時に無い興奮が有るもう大きなテレビモニターに画面が合わない所も「昭和」だあの頃はわざわざ「男女平等」を論議しなくてもバランスが取れて良かった時代差別用語や男尊女卑に敏感でリバイバル放映が叩かれ
深作欣二の遺言。1987年監督/深作欣二必殺シリーズ劇場版の第4作。初めてこの作品を観た時に、"こんなに面白い映画があっていいのか?"と何度も自問自答した程の衝撃作です。日本映画の巨匠深作欣二は、この作品で必殺シリーズの、そして日本アクション映画の底上げをやってのけたのです。深作作品の特徴でもある、舞台劇のようなオーバーアクトと台詞回しが、必殺の様式美、映像美と見事に融合。登場するキャラクターや俳優も当然ながら"深作映画の住人"で彩られました。深作の盟友千葉真一が主宰するジャパンア
1969年2月15日に公開された東宝映画「愛のきずな」が2月2日から12日までラピュタ阿佐ヶ谷(東京)で上映されます。12日のトークショーには歌手で、この映画の主演の園まりさんも出演されるそうです。この映画の見所の一つが長野県の蓼科高原夢の平でロケされた藤田まことさん演じる鈴木良平が園まりさん演じる平井雪子を殺害しようとする場面ですが、そのシーンの園まりさんのスチール写真と撮影現場の園まりさん、藤田まことさん、坪島孝監督、スタッフが写っている写真です。
『新必殺仕置人』「男狩無用」(『新・必殺仕置人』「男狩無用」)テレビ映画トーキー54分カラー(一部白黒)昭和五十二年(1977年)四月二十九日放送朝日放送系製作国日本製作言語日本語◎物語要約の中で性的問題・残酷描写について言及します。女性の方・十八歳未満の方・番組未見の方は御注意下さい。◎オープニングナレーションのさばる悪をなんとする天の裁きは待ってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置す
(記事中尊称略です)ネットで『侍タイムスリッパー』を見た。主演は山口馬木也私の中でいちばん印象に残っているのは藤田まこと版の剣客商売(第4シーズン〜)で演っていた秋山大治郎役ですね。『山口馬木也』と大治郎の妻三冬役『寺島しのぶ』のコンビネーションが好きでした。久しぶりに松本幸四郎版『鬼平犯科帳』『本所・桜屋敷(2024年)』で岸井左馬之助役を見た時中年の『山口馬木也』に一抹の寂しさを感じましたが『侍タイムスリッパー』では逆に年齢を重ねた『山口馬木也』がピッタ
『新必殺仕置人』「裏切無用」テレビ映画トーキー54分カラー(一部白黒)昭和五十二年(1977年)三月十一日放映のさばる悪をなんとする天の裁きは待ってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置する南無阿弥陀仏☆☆☆演出の考察・シークエンスへの言及・台詞の引用は研究・学習の為です。松竹様・朝日放送(ABC)様におかれましては、お許しと御理解を賜りますようお願い申し上げます。☆☆☆念仏の鉄と己代松が花
必殺仕事人Ⅴ中村主水演-藤田まこと定町廻りの主水は、普段から袖の下で結構稼いでいる。屋台の品物に難癖をつけ、後ろに回した手をひらひらさせる場面は、皆さんの記憶にもありますよね。商家に何か問題はないかと声をかけ、「これっきりにしてくれ」などと心にもないことを言いながら、金をもらうのが常套手段です。また不審死した妾の調書をごまかす手数料や、警動の日に私娼を見て見ぬふりをする礼金を懐へといった技で小金を貯め込む。使い道は好物の饅頭や屋台の酒代程度で、表の顔は普
必殺仕事人Ⅴ激闘編中村主水演-藤田まこと仕事人として無数の悪を葬ってきた中村主水。「剣を持つ者が行き着く先は、己を殺す以外ない業苦の世界」と、主水と同門の者が語る。主水は「二刀無心流」、「小野派一刀流」の免許皆伝者で、佐々木小次郎ばりの燕返しも会得。さらに「心形刀流」は二刀や居合を得意とし、心の在り方を重視する。設定ではほかの流派も免許皆伝で、強いのもうなずける。このようにまともに剣を交えれば勝てる相手ではないのですが、主水の究極の暗殺技は不意打
1969年2月15日に公開された東宝映画「愛のきずな」が2月2日から12日までラピュタ阿佐ヶ谷(東京)で上映されます。12日のトークショーには歌手で、この映画の主演の園まりさんも出演されるそうです。藤田まことさん演じる鈴木良平と園まりさん演じる平井雪子の夜の車のシーンのスチール写真、その撮影現場の坪島孝監督、園まりさんの写真、藤田まことさんと、その妻、早苗を演じる原知佐子さんのスチール写真、良平が初めて雪子の部屋を訪ねるシーンの藤田まことさんと園まりさんのスチール写真、その撮影現場の坪
『必殺仕置人人間のクズやお払い』テレビドラマトーキー55分カラー放映日昭和四十八年(1973年)五月十二日製作国日本製作言語日本語放送局朝日放送・TBS系のさばる悪をなんとする天の裁きは待ってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置する南無阿弥陀仏天狗の面その下でやくざが抗争を繰り広げ、斬り合っている。聖天の政五郎は凄腕の野心家え残虐非道を為す男だ。配下の武助・条吉・猪太郎らと
『新必殺仕置人』「裏切無用」テレビ映画トーキー54分カラー(一部白黒)昭和五十二年(1977年)三月十一日朝日放送系にて放映のさばる悪をなんとする天の裁きは待ってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置する南無阿弥陀仏☆☆☆演出の考察・シークエンスへの言及・台詞の引用は研究・学習の為です。感想文ではドラマの核心・結末に言及します。未見の方はご注意下さい。引用文の中に今日の表現では人権を傷つ
「座頭市鉄火旅」(1967)人気シリーズ第15作目を動画サイトで観ました。仕込み杖が大ピンチの巻。監督は安田公義。予告編はコチラ。市(勝新太郎)がフラフラと歩いてると、足元に死にかけたおっさんが。「足利の庄太郎」と名乗って、息絶えるおっさん。オープニングクレジットの後、田んぼに落っこちた市は旅芸人一行に助けられて、正月で賑わう足利の宿に到着。最近、この一帯は岩五郎一家が支配していて、民衆たちを苦しめています。岩五郎一家の賭場でイカサマを暴いて軽く抵抗する市。復讐に来た子分た
大出俊(1941~)は日大経済学部卒業後様々な職を転々とし、67年俳優座養成所(16期)に入所。同期には河原崎建三、古谷一行、峰岸徹、太地喜和子らがいる。同年4月文学座に入団(89年まで)端整なマスクのいわゆる"二枚目俳優"として活躍。映画出演は多くはないが(「眠れる美女」「江戸城大乱」など)舞台で培った演技力を存分に発揮し、単なる二枚目に止まらない実力を示した。妻は女優の工藤明子。大出氏が演じた「荒野の素浪人」の鮎香之介と「必殺仕業人」のやいとや又右衛門、このふたつは今でも女性を中
池波正太郎の代表作といえば、先にも触れた『鬼平犯科帳』、そして『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安』といった三大シリーズ物が先ず挙げられるだろう。その『剣客商売』(1972年稿)における主要人物の一人が女武芸者…“佐々木三冬”である。三冬は、田沼意次がまだ前(九代)将軍家重の御側御用取次から相良藩一万石の大名に取り立てられたばかりの頃…神田小川町の田沼家屋敷に侍女奉公にあがった実母おひろに意次の御手が付き産まれた妾腹の娘という設定になっている。因みに、おひろは三冬を産んだ翌年の宝暦十年(176
2024.10.20日本映画専門チャンネルにて(劇場公開日:1968年6月8日)友達が私の青春時代に見て感動した映画ですと書き込んで、いま日本映画専門チャンネルで観らるということで、見た映画でした。戦中派の父親と、親子(息子)の断絶を描いた映画で、観終わって今リバイバルされても通じる映画で、素晴らしいと家内と意気投合して、消さないでね(この録画を)と言われた作品でした。感想書くのに今日また見てみたら、最後名古屋の大野の墓に行くシーンからの30分は涙ながらに見ていました。こ
大阪発の超人気公開コメディが、『てなもんや三度笠』です。この番組のスポンサーが、前田製菓です。あの「あたり前田のクラッカー」は、今でも言いますね(^◇^)そして、ミュージカル仕立ての内容でもありました。番組を代表するのが、この3曲です。主題歌・・・てなもんや三度笠作詞:香川登志緒作曲:林伊佐緒歌唱:藤田まこと雲と一緒にあの山越えて行けば街道は日本晴れおいら旅人(たびにん)一本刀「お控えなさんせ」「お控えなすって」腕と度胸じゃ負けないけれどなぜか女にゃチョイ
藤田まことさん主演のドラマ『夫婦旅日記さらば浪人(1976)』妻・たよ役の中村玉緒さんとは、「暗闇仕留人(1974)」で藤田さん演じる中村主水にとっての初めての女性として共演されています。そして『夫婦旅日記さらば浪人』第17話「群狼の街」では、松田優作さんがゲスト出演!!フォロワーさんに情報頂いたお陰で録画観賞できました💖ViewthispostonInstagramApostsharedbyまいにゃん𝙢𝙖𝙞𝙣𝙮𝙖𝙣🌹(@mainyan3)藤田ま
『衝動殺人息子よ』映画トーキー131分カラー昭和五十四年(1979年)九月十五日日本封切製作国日本製作言語日本語製作会社松竹TBS製作飯島敏宏杉崎重美脚本木下惠介砂田量爾原作佐藤英郎撮影岡崎宏三音楽木下忠司編集杉田よ志美術重田重盛出演川瀬周三若山富三郎川瀬雪枝高峰秀子川瀬武志田中健田切杏子大竹しのぶ坂井三郎尾藤イサオ坂井和代高杉早苗平山敏夫田村高廣北村洋子中村玉緒中沢工
必殺!主水死す-1996-J:COMで観ました1996/5/26公開ストーリー仕事人・中村主水も寄る年波には勝てぬようで、仕事人仲間で情婦のおけいとの情事もままならぬ様子。そのおけいの家からの帰り道で、主水は葛飾北斎の遺体を発見する。奉行所は事件性はないとするが、北斎と仕事をしていた彫師と摺師もまた謎の死を遂げたことから、北斎の娘・お栄は下手人さがしを主水に頼む。手掛かりは北斎が最後に描いたと思われる似顔絵。そんなとき、おけいが或る武家の跡目争いに関わる仕事を引き受けてくる。世継ぎの
大阪の歌は好きな歌が沢山あるのにまだ2曲しか書いていませんでした。今日は大阪の歌を2曲書きたいと思います。一曲目は、以前にも書かせていただいたことがあるザ・ピーナッツの『大阪の女』です。この曲は、多分大阪の歌で一番好きな曲です。ザ・ピーナッツ『大阪の女』1970年お借りします。ザ・ピーナッツはCD持っています。全曲集なのでいろいろ入っています。好きな歌ばかりです。潔く引退されて、二度と姿を見せられませんでした。お二人は離れて暮らされたことがなかったと聞いたこと
1969年2月15日に公開された東宝映画「愛のきずな」が2月2日から12日までラピュタ阿佐ヶ谷(東京)で上映されます。12日のトークショーには歌手で、この映画の主演の園まりさんも出演されるそうです。長野県の岡谷駅近くで撮影された藤田まことさんと浦辺粂子さんのスチール写真と岡谷駅前の藤田まことさんとスタッフの写真、岡谷駅近くの撮影現場の藤田まことさんと坪島孝監督の写真です。
『新必殺仕置人暴徒無用』テレビ54分カラー昭和五十二年(1977年)二月十一日放映のさばる悪をなんとする天の裁きは待ってはおれぬこの世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置する南無阿弥陀仏☆☆☆演出の考察・シークエンスへの言及・台詞の引用は研究・学習の為です。松竹様・朝日放送(ABC)様におかれましては、お許しと御理解を賜りますようお願い申し上げます。感想では本作と『必殺仕置人利用する奴される
明治大学ラグビー部出身で、高倉健の先輩にあたる“ヤマリン"こと山本麟一(1927~1980)は53年大学卒業後、東映ニューフェイス第1期として入社(同期には南原宏治、中原ひとみ)翌年『学生五人男』でデビューを果たす。ラグビーで鍛えた大柄な体格を生かして『警視庁物語』(56~64、全24作)では刑事役として出演。はっきりとした目鼻立ちと鋭い眼光が強烈な異彩を放ち、東映やくざ映画では悪役として数多く出演。また善人役も少なくなく『大いなる鉄路』(60)『最後の特攻隊』(70)などの好演もある。
日本大学文学部哲学科中退後の51年、土方与志の人民演劇集団の移動隊に加わった草薙幸二郎(1929~2007)は翌年本格的に新劇俳優を志すため、劇団民藝の勉強会に研究生として入団。映画初出演作品は『夜明け前』(民藝/近代映協53)56年今井正監督の『真昼の暗黒』(現代プロダクション)では主役に抜擢され、迫真性のある演技が高く評価される。それ以降は日活アクション映画などで活躍。善人役から悪人役ともに印象深い演技を見せる。痩せこけた頬、細い目が光る容貌を巧みに生かし、ソフトなインテ
「昭和のギャグベストテン」朝日新聞別冊beのなかでの特集記事によりますと・・・。■第一位は谷啓の「ガチョ~ン!」昭和34年■第二位は藤田まこと「あたり前田のクラッカー」昭和37年■第三位はツービートの「赤信号みんなで渡ればこわくない」昭和54年■第四位は牧伸二の「あ~あんあやんなっちゃったあ~んがあんが驚いた」昭和33年■第五位は欽ちゃんの「なんでそ~なるの!」昭和48年■第六位はハナ肇の「あっと驚くタメゴロ~」昭和44年