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盥の水の法則...たらいに入った水を手で自分の方にかき寄せるとたらいの淵を伝って外側に逃げてしまう。水を前に押し出すと自分の方に返ってくる。寄せたつもり反対側に流れていく。押した水が反対に戻ってくる。お金も幸せも自分の方に集めれば集めるほど逃げてしまい出せば出すほど自分に返って来るという法則です。二宮尊徳(二宮金治郎)の像が昔は小学校にはありましたね。薪を背負いながら本を読んで勉強する像を見て説明して下さる先生は少なかったかもしれません。僅か10代前半で両親と家・
生まれながらにして類まれなる才能を秘めていたピカソ。その才能がいかんなく発揮された背景には、自らの絵筆をきっぱりと捨てた父の存在がありました。学校へ上がってからも、ピカソは絵ばかり描いていた。教科書の余白は絵で埋め尽くされたが、読み書き計算はまるでできず、アルファベットの順序を覚えることすらできなかった。ピカソがなぜそこまで絵を描くことに夢中になったかといえば、画家の父親がいつも絵筆を握っているのを見ていたからである。幼い頃の環境がピカソの才能を育んだのである。彼の家族は、決して
数年前になりますが、アニメーション監督の宮崎駿さんが先日、「漱石と日本、そして子どもたちへ」という新宿区立漱石山房記念館開館記念イベントに登壇し、漱石作品について、次のように語られました。「(夏目漱石の)『草枕』はもう何回読んだか分からないくらい。飛行機に乗る時はいつも持っていきます。『こころ』とか、つらくてダメなんです。『それから』もドキドキして耐えられない」今年1月に弊社から刊行した『楽しみながら1分で脳を鍛える速音読』(齋藤孝・著)には、宮崎駿監督が挙げられた
昨日が命日だった、世界的文豪の至言です。
明後日・4月8日が生誕日とされるお釈迦様の、ある意味深~いお言葉です。。
明治22年に生まれた石川真理子先生の祖母は、厳格な武家の娘としての躾を受けました。石川先生は明治大正昭和の時代をたくましく生きた祖母と12歳までともに暮らしますが、後年、祖母の生き方、その言葉を思い出すにつけ、戦後日本人の女性が忘れてしまった「人としての心得」「女性としてのあり方」が散りばめられていることを知ります。それこそが武家の女性の矜持そのもの、つまり女子の武士道だったと気づかれたのでした。石川真理子先生の代表作でもある『女子の武士道』は、55の祖母の言葉を挙げなが
「一日は一生の縮図なり」というお話です。_______「一日は一生の縮図なり」というのは私の信条だ。一生は過ぎ去ってみないことにはわかりっこない。だが、自分の一生がどうなりそうかということは、いまのうちに見当をつけなくてはいけない。そしてその見当を見るには、いまいうように、一日の予定がどこまで果たせたかどうかということを、常に見ておらねばならない。つまりわれわれが、朝目を覚ますということは、赤ん坊として生まれたということ。夜寝るのは、棺桶へ入るということだ。一生の縮図がそこにある
2020年5月18日にフジテレビで放映された『関ジャニ∞クロニクルF』にて、村上信五さんが「人生で最も影響を受けた本」として紹介した1冊――それが『いまこそ、感性は力』(致知出版社刊)です。この出来事を機縁に本書の著者である日本BE研究所所長・行徳哲男氏、思風庵哲学研究所所長・芳村思風氏との鼎談が実現しました(月刊『致知』2020年9月号掲載)。村上さんが本書と出逢ったきっかけ、感銘を受けた言葉やエピソード。村上さんがジャニーズに入った経緯、ジャニー喜多川氏との思い出、不遇の時
職業のジャンルを問わない。仕事をすることによって報酬を得ている人は、そのことによって、すでにプロである。また、プロでなければならないはずである。しかし、現実にはプロとしての仕事の仕方をしていない人が相当数いることも事実である。プロとアマとの違いは何だろうか。それは次の四つに集約されるのではないか。第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」だということである。自分なりにほどほどにやれればいい、この程度でいいだろうと、目標をできるだけ低く設定しようとするのがアマ