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肝移植手術後まもなくの、院内感染でしたから、夫の全身は、沢山のチューブやドレーンでつながれ、それらの挿入された管を抜かないように、両手は、ベッドの柵に、ヒモで固定されていました。声も出せない。手も動かせない。「生」を感じ取ることなど出来ない、究極の苦しみだと思いました。その究極の苦しみに、更なるおまけが付きました。夫は、敗血症によって、「急性腎不全」状態に陥り、急きょ人工透析が必要とのことで、人工透析用のシャントが造られ、透析用の太い針が2本、否
では何故、腎臓だけが突出して、移植登録者数が多いのかと言えば、いくつもの複合的な理由があります。・「腎臓」という臓器は、生来の腎臓病に加えて、日頃の生活習慣によっても、機能不全に陥ってしまいやすい、繊細な臓器なので、誰もが腎不全になる可能性がある。→腎不全発症率が、高い。・他の臓器では、例えば、肝臓が、肝不全間近になってしまったならば、まもなく、死に至ってしまうので、移植を希望して登録しても、長期間、待機していることが出来ない。ところが、腎臓に限っては