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こんにちは、ノリトラッキーですいよいよ明日、ノリトラッキー婚活ブログ・小説版「リードオンリーの聖域」の公開です。今日は真面目に、本作の公開を前に、前書き的なものを書いてみようと思います。1.舞台装置としての「私」とメタ認知人生は無数の舞台が重なり合う多層構造でできていると、私は考えています。私は普段、自分が今どの舞台に立ち、誰の舞台で何を演じるべきかを俯瞰視点(メタ認知)で見るようにしています。自分の舞台では「主演」を。他人の舞台では、主役を引き立て、システムを円滑に回すための
ヒロセノリトという男完璧に管理されたスマートホームの照明が、深夜の静寂を照らしている。40歳、エンジニア、ヒロセノリト。彼の人生というシステムは、大阪という大都市で概ね「正常稼働(アップタイム100%)」を保っている。地方都市の、あの女性たちの声が共鳴する息苦しい実家を脱出し、逃げるように大都市にやってきた。医療業界という高度な正確性が求められる戦場で、ようやく彼は「勝ち組」と呼ばれる仕様を手に入れた。彼にはかつて、愛した人がいた。ミカ・・・彼という精緻なシステムの中に感
軌跡シリーズといえば、やっぱり「剣」の話は外せませんよね。凄い達人や、伝説級の「剣聖」たちが次々と登場するこの世界。そんな中で、自分はどうしてもアネラスのことが気になってしまいます。彼女、おそらく八葉一刀流の「中伝」止まりなんですよね。(自分の調べ方が足りないのか、はっきりとした情報が見つからなくて……)後に続く弟弟子たちに、実力も称号もどんどん追い抜かれていく。明るく振る舞っている彼女の心の中には、一体どんな思いがあるんだろう。そんなことを考えていたら、どうしても形にした
短編小説「ぬくもり」アラスへ向かう道は、どこまでも穏やかだった。王都から離れるにつれ、人の気配は薄れ、代わりに風と緑の匂いが濃くなる。地味に仕立てた辻馬車の窓から外を見つめていたオスカルは、ふと小さく息を吐いた。「⋯⋯静かだな」その呟きに、向かいに座るアンドレが微笑む。「パリとは別の国みたいだろう」「まるで、戦いも陰謀も存在しない場所のようだ」その言葉は冗談めいていたが、どこか本音でもあった。衛兵隊隊長としての日々は決して穏やかではない。人々を守る責務、揺らぐ時代の気配そ
きょうの福岡市の上空は、刷毛で履いたような白い雲が半分くらい覆っています。朝はかなり冷え込みましたが、陽が昇るにつれてだんだんと気温があがっています。・・・・・年末が近づいてきて、長男(独身・京都在住)と三男(独身・東海地方在住)が帰省するかどうかが気になるところですが、こちらから「どうする?」は聞きません。京都在住の長男ならわが家までドアツードアで4時間弱ですが、三男は片道6~7時間かかります。民族大移動の時期に混雑する列車に乗るのは一苦労ですよね。それに、この時期はインフルエンザの流行
何回もお伝えしているんですけど、アブダビの映画鑑賞マナーはほ~んとうにひどい!まず時間通りに来ない人が多々いて、遅れた人々は悪びれもせずスマホのライトで自分の席を探すし、上映開始前に来ていたとしても自分の席じゃないところに座ってる人がいて揉めるし、鑑賞中もふつう~にスマホを観るし(メッセージ送ってんじゃないよ)、くっちゃべってるし、おいおい、ここは、あなたのお家じゃないですよぉ~?しっしっ残念ながら、鑑賞マナーがちゃんとしている人はごく一部。昨日なんか、映
幸福への障壁ミカとの結婚プロジェクトは、開始早々に致命的なコンフリクトを起こした。最大のバグは、母という存在だった。名家に嫁ぎ、関西の有名私立大を卒業したというプライドをOSの根幹に据える母にとって、口下手で飾り気のないミカは「解析に値しない低スペックな人間」に映った。「ヒロセの家に相応しくないわ。出自がそもそも卑しいのよ」母はミカの前では淑女を演じながらも、ノリトの前では毒の入ったパッチを当てるように、執拗にその言葉を繰り返した。かつて友人をランク付けして切り捨てたあの
【紹介】今回は,星新一さんの小説「ボッコちゃん」の紹介です。星新一さんと言えば,SFを中心としたショートショートで有名です。短編小説としては、日本を代表する作家の一人と言えます。私の大好きな作家です。今回紹介する「ボッコちゃん」は,星先生の代表作で,初期の作品が多く所収されています。刊行は1971年ですが,表題作は1958年に発表されたものです。時代が時代だけに,設定や表現が古く感じますが,そんな古さに違和感を感じないくらいにのめり込める作品です。ボッコちゃん(新潮文庫
開いている部屋に二人で入っていく。扉は寒いので閉めることにした。その隣ではタンが爆睡していた。寝息も届く。その雰囲気に癒されていた。「何か飲む?」白湯しかないけどといいウンスが器に入れた。黙ってそれを飲む。「それで・・話とは?」手持ち無沙汰はお互いにだった。二人で向き合うことなどなかった。「明日のことでも話すか?」それとも。ウンスは自分の身体を抱くようにしてしていた。「ヨンさん・・隣を使って・・タンのためにもその方がいいと思って」あくまでもタンのためにという。こんなふうにしか言
【紹介】今回は,秋吉理香子さんの小説「婚活中毒」の紹介です。本作は,2017年に単行本で,2020年に文庫本で刊行されました。タイトルのとおり,「婚活」をテーマにした4本の短編が所収されています。テーマが「婚活」という共通点はありますが,登場人物,ストーリー設定は多彩で,まったく違う小説を読んでいる感覚になれます。最大の特長は,どの話にもミステリー要素があるということです。1編目を読んでいる途中までは,ミステリーであることに気付かないのですが,話の雲行きが不穏になり,「これは
こんにちは、ノリトラッキーですもうすぐ公開の短編小説について、ちょい出しはまだまだ続くよはい、感動のラストですが、やっと予約投稿までこぎつけました今度はですね、なんとなんと・・・ゴールデンウィークの最終日、5/6(祝)、YAさんと交際が成立した時刻に合わせての公開です!彼女への今は届かぬ想いに対し、太陽の位置で合わせに行きます(((うわぁ・・・・キモっ!!)))シャラップ!!冗談はさておき、物語のエピローグをその日に
いよいよ、加奈の家へ遊びに行く日がやって来た。途中、電車の乗り換えをしないといけないし、時間に余裕を持って動かないと…秋子は焦っていた。頭の中であれこれ、順序立てて動いているつもりだが、加奈に会えるワクワク感でいっぱいで体がふわふわしている。『秋子、しっかりしなさいな。加奈ちゃんに宜しくね』朝からあたふたしている秋子に母が苦笑いしながら声をかけた。『あっ、うん。わかってる。じゃあ、行って参ります』『はい、気を付けて。いってらっしゃい!』母の穏やかな表情に見送られ玄関を思い
作品概要田辺聖子の短編小説を犬童一心監督が実写映画化。足の不自由な少女と平凡な大学生の切ない恋を描いた作品。2003年公開後、韓国でリメイクされ、2020年にはアニメ化もされるなど、長く愛される名作となった。(C)2003「ジョゼと虎と魚たち」フィルムパートナーズ池脇千鶴と妻夫木聡のハマリ役池脇千鶴演じるジョゼ(久美子)の圧倒的存在感池脇千鶴の演技は、多くの観客から「見事な存在感」「当たり役」として絶賛された。演技の特徴:関西弁のぶっきらぼうな口調が田辺
「中島みゆき『蒼い時代』に思うこと~中島みゆき作品解説~」S2952・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2015.05.05初稿V1.1:2024.02.03歌詞の追加及び是正『●随時更新~最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧(A1319)』「最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」S11319・松山千春DATABESE総合T
『study〜番外編〜』なるみちゃん&鈴世編2部のファンの方に怒られないか心配ですが、なるみちゃんと鈴世の高校時代を想像で書きましたふたりとも中学時代と同じ部活に入ってる設定です「おじゃまします」秋も深まってきたある日の午後「どうぞ、上がって」子どもの頃から何度も訪れたことのあるお屋敷の門をくぐって、玄関先で待ってくれていた大好きな彼と中に入ると「いらっしゃい、日曜日なのに勉強なんて感心ね。私はちょっと出掛けて来るけど、ゆっくりしてってちょうだい」秋らしいニットのスーツを着たおば様
※中学生の卓ちゃん×ターナおばあちゃんです〜おまけ〜濃い霧に覆われた険しい崖の先にある、大きな城に一歩足を踏み入れたとたん「いらっしゃいませ、皇太后さまはお部屋の方でお待ちです」駆け寄って来たメイドたちに恭しく礼をされ、照れくささと居心地の悪さを感じてしまうなんど来ても、やっぱり魔界は苦手だな長い廊下を足早に進み、目的の部屋にたどり着くと「いらっしゃい、久しぶりね」扉をノックするより前に、ドレス姿の上品な祖母が現れたたしか、透視が出来るって言ってたっけ「あのっ、こんにちは…」
考え始めました。集英社オレンジ文庫短編小説新人賞30枚を、真剣に。当初の予定の、純文学系200枚の作品群を描くことは、彼方へ飛び去っています。この30枚も当初の予定の、お手軽改作じゃ無くなって、ほぼ設定だけ最初、借用した新作になりそうです。でも、作品世界が脳内に象られてきたから、もう止められない。モードに入りました。何よりも、この30枚が上手く書けるかどうかは、神のみぞ知る「未来」な、不確定要素なんですが、これへの挑戦が、今、また自分の中で熟成されつつある小説創作のスキル向
とにかく、とにかく忙しい毎日。まあ、半分は自己責任なんですが。昨日は、仕事帰りに一度家へ戻って、夕方すぐでて、梅田へ出た。18時から、西梅田の毎日文化センターで、奥先生の講座「名作文学を読む短編小説の愉しみ」を受講するためだ。講座詳細|毎日文化センターwww.maibun.co.jp奥先生の授業の素晴らしさは、ここを見て欲しいです。『京都芸術大学の公開講座・芸術学舎「現代文学ゼミナール・名作短編小説を読む」1日目を受けて』昨日は、京都芸術大学の公開講座・芸術学舎「現
『GOAT』…紙の新文芸誌「GOAT」は、「自分たちが心の底から読みたい、みんなに読んでほしい小説を集めた文芸誌を作りたい」という編集部の思いから誕生しました。というこの文芸誌"GOAT"がテレビかなんかで特集されていて最近TSUTAYA書店で購入しました。値段は、510円。(ゴートだから?安いよね)自分が好きな作家さんの本ばかり読んでしまう私にとっては、まさに"ありがとー"という感じの文芸誌が誕生しました。ぶっちゃけ、文藝なんちゃらとかの地味な表紙が苦手だった私には、可愛い表紙のこの文
さて、最近ずっと報告していた、集英社オレンジ文庫・短編小説新人賞30麻衣ですが、先ほど、見事に30枚の最後の1行まで、描き切りました。書き上げて,思ったのは、このアイデア、元の10枚には無理があって、30枚作品だったんだ、としみじみと思いました。17枚目あたりでの感覚では、30枚も持たない、せいぜい25枚ギリギリ行けたらいい方で,引き伸ばし描写が要るかも、でした。ところが,真面目に副主人公の人物をちゃんと掘り下げると、動き出して,どんどんとセリフを吐くので、主人公が引っ張られ
「その店、30年前に潰れてるよ」下北沢の路地裏でラーメンを食べた男性に告げられた、衝撃の真実。単なるオカルトだと思いますか?実は今、これと全く同じ「異界への迷い込み」が各地で起きているのです。①下北沢で起きた「昭和へのタイムスリップ」霧の夜に入ったラーメン店は、40年前に潰れていたテレビ東京「やりすぎ都市伝説」が2025年12月、10カ月に及ぶ追跡の末に公開した実録ドキュメントです。芸人・ちゅうえいさんは、靄のかかった夜の下北沢で、見慣れないラーメン店に入りました。翌日、彼女が
まず初めに、伝えるべきことがあります。一つ、この本の題名を見て「どのような内容の作品なのだろう?」と興味を持った方はここでブラウザバックして、どのような内容の作品なのか一切調べずに何も知らない状態で読んでほしいです。そして二つ、この本を読んで貴方は恐怖で自分の夢を挫折するかもしれません。世の中には知らない方が幸せなこともあります。【23分間の奇跡(原題:TheChildren'sStory…butnotjustforchildren)】
こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。突然ですが、先日「大ゴッホ展」へ行ってきました。弊社は神戸市の大倉山地区にある訪問介護事業所です。そのため、神戸市立博物館にギリギリ徒歩圏内!仕事が終わった後に、早歩きで向かいました。金曜日と土曜日は20:00までの営業時間今回、仕事終わりに大ゴッホ展に行けたのは、神戸市立博物館が夜間営業をしてくれているからです。普段は、9:30-17:30が営業時間。月曜日と、12月30日から1月1日は
劇場上映のこれはと思う12作品の概要+公開劇場+予告編を紹介していきますので、映画鑑賞の参考にしてください^^).🎬5月1~15日公開紹介作品(5/1公開)『#プラダを着た悪魔2』『#花様年華2001』『#サンキュー、チャック』『#ドロシーのともだち』.(5/8公開)『#ひつじ探偵団』『#シンプル・アクシデント偶然』『#旅立ちのラストダンス』『#霧のごとく』『#レッド・ソニア反逆の剣』(5/15公開)『#ママと神さまとシルヴィ・バルタン』『#ボタニスト植
英会話レッスンby日本人講師KOGACHI書籍出版、大学講師の経歴を誇る人気ブロガー(TOEIC970)の格安レッスン全記事検索レッスン料金レッスン時間レッスン場所レッスン内容講師profile体験レッスンよくある質問生徒さんの声eigonankai@gmail.com09070910440LINE大阪のカフェ英会話レッスン講師KOGACHIです(^-^)「英語でどう言う?」シリーズ第4657回ブログ記事検索できます→https://e
高校時代にバイクで事故を起こし、足を折った。最初のころは、クラスメートたちが毎日のように見舞いにきてくれたので時間をつぶすこともできた。だが、1週間もするとだれもこなくなる。日がな一日、ぼんやりとベッドに転がっていても退屈なばかりで、早く退院したいものだと思っていた。わたしの部屋の担当は、40代半ばくらいの、なかなかはっきりとした物言いのするナースだった。わたしとしては、もっと若くてきれいな人を望んでいたのだが、仕方がない。「かわいい看護婦さんと知り合いになって、夜に忍び込んできてく
✨韓国文学を読む時間:成海那『ホンモノ』紹介皆さん、こんにちは。今日は私が最近読んだ中で、強烈な印象を残してくれた韓国の短編集をご紹介したいと思います。タイトルは、成海那(성해나)著『ホンモノ(혼모노)』。韓国語で「本物」という意味を持つこの言葉は、現代社会を生きる私たちにとっても、とても挑戦的で問いかけるような響きがあります。何が本物で、何が偽物なのか。そして、その区別をつけるとはどういうことなのか。『ホンモノ』は、そんな本質的な問いを、鋭利な筆致で私たちに突き
『プラシーボ!』さや香新山小説現代2026年1・2月合併号(ライト版)[雑誌]Amazon(アマゾン)おもろかった。文章の流れも好きだった。正直、想像していた以上に、おもろかった。新山さんは芸人として好きだけど、エッセイじゃなく小説だと、やっぱ、小説家じゃないやん!っていう目でみてしまう。まぁ、正直な気持ち。そんな簡単に芸能人が小説書けるわけないねん、小説もたいして読んだことないくせに、って、いつも芸能人が小説を書くと思っていた。だけど、だけど、おもろか
美莉は、朝から胸の奥にざらついた感覚を抱えていた企画会議で提出した案を、塩谷課長はページをめくるだけで、机にポイと放り出した「これじゃ、上が嫌がる。前例踏襲でいくからな、はい、作り直し」その一言で、今日もまた自分の一日が、無駄に過ぎていくのだと思うと、心が萎むこの会社に入って数年、自分の意見を出せば出すほど、場の空気が冷えることは分かっていた「だから、ずっと黙って従ってきたのよ」美莉は、思わず声を上げた帰宅途中の駅前であの曲が流れてくる「あっ、TVで流れているあの曲
【紹介】今回は,村崎羯諦さんの小説「余命3000文字」の紹介です。比較的新しいベストセラー小説で,今でも書店でピックアップされていることが多いので,読んだことがなくてもタイトルを見たことがある人は多いと思います。まず,作家の名前が難読です。《むらさき-ぎゃてい》と読みます。この方はいわゆる覆面作家で,1994年熊本県生まれということしかプロフィールがわかっていません。本名や顔はもちろん,性別すら判明していません。小説投稿サイトの「小説家になろう」に投稿された作品が注目を浴び,文庫本化