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札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹酒さの治療薬ロゼックスとイベルメクチン慢性に顔の赤みが持続する酒さの治療では、ロゼックスまたはイベルメクチンの外用を行います。ロゼックスとイベルメクチンの違いを比較してみました。【ロゼックス】・有効成分:メトロニダゾール・主な適応症状:酒さ・作用機序:抗菌・抗炎症作用があり、酒さの炎症や赤みを抑えますロゼックスは保険診療で処方できます。【イベルメクチンクリーム】・有効成分:イベルメクチン・主な適応症状:酒さ特に丘疹・膿疱が目立つタ
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹帯状疱疹に効く漢方薬越婢加朮湯と五苓散帯状疱疹の治療の基本は抗ウィルス薬の内服と、痛みに対しては鎮痛剤の内服が基本となりますが、症状が強い場合は漢方薬の併用も有効です。帯状疱疹の急性期に使う漢方薬には越婢加朮湯や五苓散などがあります。①越婢加朮湯甘草、石膏、麻黄、蒼朮、大棗、生姜の生薬が含まれている清熱剤で、急性期の赤みや熱感を伴う皮膚症状に使われます。帯状疱疹の初期に使うことで、帯状疱疹後神経痛の発症を抑制したという報告があり、抗ウィルス薬と一
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🍁酒さ・赤ら顔のスキンケア酒さは鼻や頬を中心に顔が赤くなる慢性の炎症性皮膚疾患で、「赤ら顔」とも呼ばれます。30代以降の成人、特に女性に発症しやすい傾向があり、症状が進むと日常生活に支障をきたすこともあります。原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因や紫外線、温度変化、ストレス、アルコール摂取などが悪化要因として指摘されています。また、肌の常在ダニ(ニキビダニ)の増殖が関与する場合もあります。悪化因子の一つとして肌に合わないスキンケアの
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹シミにピコレーザーとハイドロキノン&トレチノインこめかみにできたシミにピコレーザーの照射とエレクトロポレーションケアシスで成長因子導入を行いました。レーザー後はハイドロキノンとトレチノインの外用と内服療法を行いました。当院ではレーザー後は色素沈着予防のために、外用治療や内服療法をおよそ3〜4ヶ月間行います。シミでお悩みの方はご相談くださいね。【治療内容】・ピコレーザー15mm大22000円・エレクトロポレーションケアシス成長因子導入9
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🫐ゼオスキンヘルスの高濃度レチノールコンプレックスA+昨年新たに発売されたゼオスキンヘルスの高濃度レチノール、コンプレックスA+を当院でも取り扱っています。・コンプレックスA+27ml15400円(税込)ゼオスキンヘルスにはレチノール配合のスキンブライセラムやWテクスチャーリペア、ARナイトリペアなどがありますが(※これらは現在は当院で取り扱いしていません)、コンプレックスA+はさらに高濃度で1.3%レチノール配合されています。他のレチノール
札幌の美容皮膚科医のたけなかですリビジョンスキンケアで変わる肌ご紹介するのは60代の女性です顔のシミの治療希望でレーザーフェイシャルとエレクトロポレーションケアシスで成長因子導入を行いました。レーザー治療後2か月間リビジョンスキンケアを使いました。使用したのはDEJデイリーブースティングセラム、C+コレクティングコンプレックス、DEJフェイスクリーム、DEJナイトクリームです。2か月後はシミがうすくなり、頬のシワたるみが改善しています。【リビジ
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹ニキビとビタミンAの内服ニキビ治療といえば外用薬(ぬり薬)を思い浮かべる方が多いですが、実は「体の中からサポートする」ビタミンAの内服も、ニキビ改善に役立ちます。ビタミンAの作用🟠皮脂の分泌を抑える→ニキビの原因となる過剰な皮脂を内側からコントロール。🟠毛穴のつまりを予防→肌のターンオーバーを整えて、毛穴をつまりにくくします。🟠抗炎症作用→赤ニキビ・しこりニキビなど、炎症を起こした肌にも。ビタミンAの種類医
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌺赤ら顔・毛細血管拡張症にIPLノーリス新しい治療機器、IPLのノーリスを導入しました!ノーリス(Nordlys)は、IPL(IntensePulsedLight)技術を用いた光治療器で、主に赤ら顔や毛細血管拡張症、血管腫の治療ができます。ノーリスは特定の波長の光を照射することで、皮膚内の赤血球に含まれるヘモグロビンに反応し、熱を加えることで血管を収縮させ、目立たなくすることができます治療対象と効果赤ら顔(
札幌の美容皮膚科医のたけなかです🌹2025年上半期私が受けた美容治療この半年間で、私がやった美容治療は⭐️2024年の12月末〜ゼオスキンヘルスセラピューティックプログラム開始。今回はトレチノインではなく、高濃度レチノールのコンプレックスA+を使いました。コンプレックスAは最初週2回から開始し、肌が慣れてきたら週3回、と徐々に頻度を上げて行きました。レチノイド反応は結構出ましたが、セラピューティックを何度もやっている私の肌はビタミンAに慣れているので、最終的には毎日使えるよう
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🌹ニキビ治療薬イソトレチノインイソトレチノインによるニキビの治療をはじめます。当院ではアクネトレントを取り扱っています。イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種で強い皮脂分泌抑制、毛穴詰まりの改善、抗炎症作用によりニキビを改善する内服薬です。通常の治療で反応しにくい重症のにきび、酒さなどに効果があります。イソトレチノインによる治療は自費診療となります。初診料3300円、再診料1100円血液検査2,20
札幌の美容皮膚科医のたけなかです。🍳じんましんと食べ物蕁麻疹は、皮膚にあるマスト細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症をおこす化学物質(炎症性メディエーター)が放出されておこります。食べものには蕁麻疹の原因となるヒスタミンを含む食品やヒスタミンの放出を促す食品があります。香辛料など刺激物はかゆみを悪化させる傾向があります。じんましんが出やすい方はこれらの食べ物は控えたほうがよいでしょう。1.ヒスタミンを多く含む食品ヒスタミンは蕁麻疹の症状を引き起こす物質です。青魚