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【2025年11冊目】阿刀田高選「奇妙にとっても怖い話」いわゆる実話怪談。文章がこなれていないところが逆にリアル。実話怪談あるあるで、オチが無い話にモヤモヤする。「人怖」ものが怖かった。【2025年12冊目】横溝正史「白と黒」金田一耕助には珍しい、近代的な都会の団地を舞台にした連続殺人。怪文書、顔のわからない死体、さて、事件の真相は・・・。杉本一文先生の表紙、これ、傑作のひとつ。【2025年13冊目】みうらじゅん「自分なくしの旅」「自分探し」ではなく、「自分なくし」
4月29日にNHKBSでやった「犬神家の一族」後編ですが『NHKBSで「犬神家の一族」やってますね・・・の巻』先週今週と土曜日の晩にNHKBSで「犬神家の一族」やってますね先週の前編を拝聴しましたが・・・ナルホドナルホド原作は無論ながら横溝正史先生、脚本は小林靖子先生…ameblo.jp前編に続いて有り難く拝聴(-人-)野々宮珠世が古川琴音さんってのが驚きましたが・・・そもそも珠世って犬神家の一族の中では完全に傍系のはずが、実は複雑怪奇な人間関係の中心人物・・・一種
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」今日は午後から体が張って張ってしょうがなくて、ブラジャーが苦しくて苦しくて家に帰って楽な格好で仕事しましたあー、気がつきゃこんな時間。早速、参りましょう「華やかな野獣」※ネタバレ注意原作をようやくじっくりと読み返せましたこのドラマの監督(演出家?)は、大して肝となる台詞じゃなくても、面白いと思った言葉を強調して言わせてる感じがしました。
来週の番組なんですが、楽しみに録画しているのが【横溝正史短編集】のドラマ名探偵・金田一耕助が活躍する横溝正史の傑作を池松壮亮主演で「ほぼ原作に忠実に映像化」する「シリーズ横溝正史短編集」。シリーズ第4弾は「悪魔の降誕祭」「鏡の中の女」「湖泥」の3本立て。
お嬢さんの悲鳴が壁の向こう側から聞こえた!「娘を早く助けだせ!なんとかしろ!」「部屋の出入り口がどこにも見つかりません!」養父が苛立ちまぎれに警部を突き飛ばす。ドン!ぶつけた拍子に飾り壁から四角い板がカタリと動き、空洞ができた。なんと寄木細工をほどこしたからくり部屋だったのだ!金田一耕助が板を左へ、右へ、下へずらしていくと・・・「女王蜂」市川崑監督1978年石坂浩二、仲代達也岸恵子、司葉子、中井貴恵沖雅也、高峰三枝子萩尾みどり、加藤武、大滝秀治横溝正史小説の
只今、神保町シアターでは「横溝正史と、謎解き映画の快楽」と銘打った特集が上映されております。http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/yokomizo.html今週金曜日までは片岡千恵蔵御大演じる金田一や多羅尾伴内×脚本:比佐芳武の組み合わせの4作品が上映中。「三つ首塔」「七つの顔」「二十一の指紋」「多羅尾伴内七つの顔の男だぜ」ですが私はどうしても時間の都合がつかず行けません。(Sさん大変残念です…。)あぁ、
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」先月、AXNミステリーで大量の金田一ドラマが放送されましてさて、いったいどれから手をつけようか迷いましたが、すでに「三つ首塔」について書いている小野寺昭の金田一の作品から始めることにしました小野寺金田一の1作目、「真珠郎」ですまだ見ていない方も多いかと思うので私の感想を正直に書くのはやめておこうかなでも私、古谷金田一の「真珠郎」が大好きなので見る目が厳
昭和を代表する推理小説の巨匠、横溝正史。その代表作のひとつ『八つ墓村』は、近隣で発生した「津山三十人殺し」に衝撃を受けて書かれた架空の物語です。舞台とされた岡山県北には、今もその物語を感じさせる風景が残っています。劇中「八つ墓村」は、鳥取県と岡山県の県境にある一寒村とあります。その村の名前は、近隣に実在した真庭郡八束村(現:真庭市蒜山)です。初出は1949年3月、雑誌「新青年」で翌1950年3月までの1年間連載。同誌の休刊を経て、同年11月より雑誌「宝石」で翌1951年1月まで続編と
『犬神家の一族』テレビトーキーカラー放送時間枠は123分放映日平成三十年(2018年)十二月二十四日(月曜日)二十一三十分より二十三時三十三分放送局フジテレビ系原作横溝正史出演加藤シゲアキ(金田一耕助)賀来賢人(犬神佐清青沼静馬)高梨臨(野々宮珠世)平祐奈(美代)品川徹(大山泰輔)笠原秀幸(犬神佐武)安藤聖(青沼菊乃)田鍋謙一郎(弥助)少路勇介(若林豊一郎)坂口涼太郎(犬神佐智)
この花瓶のどこが、"背の高い"になるの?!どう見ても"ガーベラが首を吊ってる"ようにしか見えん!阿佐ヶ谷坂のガーベラ首括りの家(横溝正史の病院坂の首括りの家のパロディ)何故か、除菌スプレーと並んでる謎。ちなみにこちらの除菌スプレーは、これ。ドーバーパストリーゼ77スプレーヘッド付きドーバーパストリーゼ77スプレーヘッド付き(本体):米屋薬店-通販-Yahoo!ショッピングstore.shopping.yahoo.co.jp880円商品を見る
横溝正史のミステリーを「ほぼ原作に忠実に映像化」するシリーズ。読唇術の達人が偶然読み取った殺人計画。やがてその通りの殺人が起きるのだが…。「鏡の中の女」池松壮亮の金田一耕助、降臨!名探偵・金田一耕助と銀座のカフェにいた読唇術の達人・増本女史が、鏡に映る愛人関係とおぼしき男女の密談を読み取る。ストリキニーネ、ピストル…殺人計画としか思えない内容。やがてその通りにトランク詰めの死体が三鷹駅で見つかるが、被害者はカフェで殺人の相談をしていた若い女だ
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」しばらくバタバタしていて「週刊金田一」をお休みしてしまいました。楽しみにしている方はそういるとは思えませんが・・・申し訳ありません最近は片岡鶴太郎の金田一耕助シリーズを書いてましたが、ちょっとだけ落ち着いたので、先月BSプレミアムで放送された「八つ墓村」について書くことにします(雷マークにしたけど、この八つ墓は雷落ちてなかった)偉そうに言って、特に準備もしてお
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」今日は、急にお休みがもらえました。明日からの三連休、全部出勤することになったので・・・映画でも見に行こうかと思いましたが、体力温存に努めました明日の夜は、BSプレミアムで「八つ墓村」が放送されるというのに今日も鶴太郎の金田一ですしかも、マイナーなお話「女怪」です。ストーリーを知りたくない方は完全なるネタバレですので、お気をつけください。原作の『女怪』
「横溝正史シリーズII・仮面舞踏会」「仮面舞踏会」プレビューTBS系列で1978年6月3日から6月24日まで毎週土曜日22時-22時55分に放送された。全4回。脚本:椋露地桂子監督:長野卓キャスト:金田一耕助:古谷一行日和警部:長門勇鳳千代子(女優)-草笛光子飛鳥忠熙(実業家・千代子の婚約者)-木村功田代信吉-三ッ木清隆笛小路美沙(千代子の娘)-村地弘美笛小路泰久(千代子の2番目の夫・俳優)-久保明的場英明-内田稔津村
『横溝正史シリーズ』『犬神家の一族』全五回テレビドラマトーキー各60分枠五回計239分カラー放送日昭和五十二年(1977年)四月二日から四月三十日企画角川春樹事務所毎日放送原作横溝正史第一回昭和二×年建物の屋上で椅子に腰かけていた青年は逆立ちをする。下宿のおばさんが「汽車が出る」と知らせる。おばさんは青年に仕事の依頼が来たから溜まった家賃を払ってもらえると喜ぶ。二人の居る建物には探偵事務所と書かれている。
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」今日も無事、仕事が終わりホッとしています先日放送された「アナザーストーリーズ~犬神家の一族」、見ましたか?私は、毎日お昼ごはんの時にちびりちびりと見ていてまだ7割方しか見てないけど、すごいねやっぱりすごい映画だったんだねあの番組を見て、もう一度じっくり映画を見てみようと思いました。監督目線で(←クロサワではない)そんな皆様にはちょっと物足りないかもしれ
1977年(昭和五二)年に公開された映画「八つ墓村」のロケ地めぐりです。多治見家へ向かう辰弥と美也子、岡山駅で新幹線から在来線7番ホームで伯備線に乗り換え、のどかな景色が車窓の外を流れてゆきます。それは40年近く前に撮影されたものですがですが、現在とそんなに変わっていないかもしれません。到着したのは木造駅舎が郷愁を誘う「備中神代駅」。ここから自動車に乗り換え、いくつもの山を越えて八つ墓村を目指しました。この駅に到着する直前、急峻な山あいを走る列車を俯瞰したのは、鳥取側にそびえ
「命を狙われているから調べてくれ」金田一耕助は写真館に依頼され、夫人からも依頼をうける。「ある娘を調べてほしい」まもなく写真館の主人が殺害される。暗室で殴られ溺死させられたのだ。不思議なことに、法眼家に関するガラス乾板ばかり割られていた。犯人が葬り去りたい写真とは何か?病院坂の首縊りの家市川崑監督1979年佐久間良子石坂浩二草刈正雄桜田淳子萩尾みどりあおい輝彦ピーター加藤武前回の記事は女優さんに焦点をあてましたが、今回は探偵さんについて。「病院
原作:横溝正史、監督:出目昌伸、出演:古谷一行、黒沢年男、大関優子、真野響子。第4話最終回宮本音禰と高頭五郎は、ついに三つ首塔を見つけ出し、安置されている生首の人形と対面した。ところが塔の管理人法然によって五郎は地下へ落されてしまう。そこに古坂史郎、志賀雷蔵、佐竹由香利がやってくる。彼らは音禰も古井戸の中に落とし、石で穴を埋めてしまおうとした。五郎は傷の手当てをしてくれる音禰に対し、自分は高頭俊作だと名乗った。彼は五郎と入れ替わって育ったが、誰も証明してくれる人がいない。
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」今日も帰宅が遅くなりました帰り道に大きなシカに遭遇してびっくり轢くかと思った私の車の横で向きを変えて山の方に行ってくれました。よかった・・・さ、疲れ果てていますが、今日ついに最終回です2時間のドラマをちょびちょびと少しずつ紹介して、なんと1年以上かけてしまった1年2ヵ月も文句言いながら書いてましたそんな中井貴一が金田一耕助の「犬神家の一族
鹿賀丈史さんが見たいんだ・・・そう思って見てみた、昔の映画『悪霊島』。そういえばこの映画の金田一耕助は、鹿賀丈史さんだった。見る前は、えー?とか思ったけれどこれが味のあるハマリ役!この映画、「なぜかジョンレノンから始まる」「なぜかレットイットビーが主題歌」などという前情報があり、(いつかコメントでも教えてもらったことがある)意味が分からないなぁと思いつつ見ました。本当に何故ビートルズなんだろう。興行収入を得るために無理やり流行り物入れたのだろうか。
私は幼い頃から少年漫画、少女漫画のジャンルにかかわらず、すべての漫画本を読んでいました。隣りが親戚で書店だったため漫画は読み放題でした。そのため今でも少女漫画には抵抗がありません。私には、好きな作家の初版本を集める趣味があります。高田馬場に住んでいた学生時代から、地の利を生かして古書店を巡っては古本を買い漁っていました。マンガ本も集めていましたので、好きな漫画家のコミックスや雑誌なども一緒に探していました。その後地元に戻ると、地元の古書店を探すようになります。三十歳前後の頃には、東京
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」今日はダメでした失敗というよりツイてないというか・・・運もなけりゃ勘も悪く。悔しい思いでいっぱい。こういう日もあるさ、って思うしかないのかなぁ。さ、気分を切り替えて、「週刊金田一」です小野寺昭さんが金田一耕助を演じる「仮面舞踏会」。今日は・・・どうやって解決したの?推理の謎です今回もネタバレ全開なのでご注意くださいね。このドラマでは
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」あー今日もせわしかった午前中だけ仕事で、午後から高齢者に正月花の指導に行って、そのまま彼に会いに行きました。彼に「東京ラブストーリー」がハッピーエンドじゃなかったと今さら愚痴を言ってそして初老の2人は気づいたら爆睡してて、それで急いで帰ってきました彼は忘年会に遅刻です今年最後の「週刊金田一」・・・だけど、特に区切りのいいところでもなくダラダラと続いてい
前回の「犬神家の一族」ご好評につき(?)金田一シリーズ第二弾。「悪魔の手毬唄」です。1976年「犬神家の一族」が公開されて、翌年1977年4月公開です。その間は半年程です。結構短いですよね。金田一耕助には勿論、石坂浩二。お馴染みの磯川警部も登場します。小説では磯川警部、「本陣殺人事件」以降何度か登場しますが、この市川崑監督のシリーズでは等々力警部に変えられていて磯川警部はこの一作だけです。演じるは若山富三郎。弟は勝新太郎ですね。若かりし頃のご兄弟です。左が若山富三郎余談ですが、友
横溝正史シリーズ仮面劇場(国内ドラマ/1978)-動画配信|U-NEXT31日間無料トライアル(unext.jp)横溝正史が小学生の頃から好きなので、金田一耕助との付き合いも長くなってしまった(苦笑)この仮面劇場は富豪&美貌の未亡人大道寺綾子(司葉子)が水葬にされかけた美貌の少年:虹之助を助けたことから始まる連続殺人と怪異譚である。この物語をけん引していく美少年:虹之助は「盲にして聾唖なる」と三重苦ながら燐光を発するような白い肌と赤い唇を持つ人ではない人形のような美し
たばこの情報ブログにつき、20歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。最近、たばこ業界のマーチャンダイズが熱い!ケムリエ29号の記事でお伝えした「ブラックデビル・ゴールドスペシャル」(←これ本当に面白い。)を筆頭に、色んな商品の宣材も入ってきて、ブログでさばききれるか不安な毎日を送っています。(ええことやん!)昨日、日本たばこアイメックス様がご来店され以下のような宣材を置いていかれました。みた瞬間、なかなかよい振り幅で既存商品を宣伝されてるなぁ~と感心いたしました。とりあえず百聞は一見に
前回の記事でリーアム派とステラン派を問いかけましたところ、どんたろさんから一票、リーアム派をいただきました。ヤシマさんもリーアム派ですかね?文面からお察しします。りゃんひささんもオリジナル版を観ていないとのことで暫定リーアム派でしょうか。私、ステラン派なんですが、票が増えずに残念です。お三方ともコメントいただきありがとうございました。新旧映画見比べシリーズ。ネタバレありますのでご注意ください。「ファイティング・ダディ」同様、同じ監督によるリメイクと言えば「犬神家の一族」です。1976
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」ホント一週間って早いよねーこの間書いたと思ったらまた次の作品・・・しかも毎回時間がないし。本当にすみませんでも今日から大好きなフィルム作品、張り切って参りましょう「不死蝶」ですガイドブックの表紙の金田一はど~こだっ今回はびっくりするぐらいすぐに見つかりましたというか、これまでで一番「なぜこの場面・・・」って感じです。古林「失礼ですが・・・」「はっ?」古林「射水へおいでですか?」「はあ」なぜ、この
🎬『八つ墓村』1977年作品15日までYOUTUBEで本編が公開されていたので観ました⤵この『八つ墓村』といえばボクが子供のころのテレビCMでの「タタリじゃあ~!」ってのが、映像とともにインパクト大で(;´・ω・)本編もテレビで観ましたが、それから四十年以上経って二回目の鑑賞、大人になってから初めて観ましたが、まず(2時間半もあんの?)と引きかけましたw冒頭こそ何気に凄い『ランボー』も真っ青の!?スタントシーンがあって驚きますが、