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子どもが園や学校で「話してない」ことに気付いたら③「当面の対応」を相談するテーマ「子どもが「話してない」ことに気付いたら」の記事は、「子どもが園や学校で話していないことに初めて気付いた保護者」向けの内容です。緘黙症状に気付いたら「最初の段階で何をすべきか」を解説します。【目次】「子どもが園や学校で「話してない」ことに気付いたら」①場面緘黙とは②はじめにするのは「情報収集」③最初の段階で相談しておくこと④園や学校での対応の基本⑤家庭での関わり方の基本⑥緘黙症状の改善に向け
前回の続きです。緘黙症状改善の計画は、「目標」→「練習方法」の順に考える。計画の立て方の手順は2つ私が相談のときに行っている緘黙症状改善のための計画の立て方は、大きく分けて2段階です。【第1段階】「目標」を決める【第2段階】「練習方法」を考えるこの2段階で計画を立てれば、緘黙症状を改善させることができると私は考えています。【第1段階】「目標」を決める緘黙症状を治すには、まず目標を明確にしましょう。「話す」というのは必ず相手が
一番大事なことは、「話せるようになるよ」と伝えること。場面緘黙について周りの人に説明するシリーズです。クラスの子たちみんなへの説明は、こちらの記事をご覧下さい。場面緘黙をクラスの子たちに説明するなら場面緘黙をクラスの子たちに説明するときの、色々なやり方今回は「本人と、話せないことについて話題にする」ことについてお話しします。年齢によって対応が変わってくるので、今回は「小学校高学年」くらいを想定して説明します。「意識させてしまうのでは」「話せなくなってしまうこと」
【質問】小学1年生の子の保護者からの質問です。子どもは保育園のときから緘黙症状があって、学校ではまだ一言も話していないようです。支援学級や通級は使っておらず、「授業中に当てない」といった程度の支援しかしていません。小学校の先生に相談してもあるのですが「焦らなくていいですよ」と言われます。たしかに「スモールステップ」の練習では焦らず少しずつやっていくのが大切とも聞きます。焦らなくても大丈夫でしょうか。【回答】ダメです。焦りましょう。今の状態で「焦らなくてもいい」と
【質問】中学1年生の子の保護者からの質問です。息子は小学3年生からずっと不登校だったのですが、この頃少しずつ外出ができるようになってきました。「勉強したい」という意欲もあり、市の教育相談センターに相談に行ってきました。本人にとってははじめての場所で、とても緊張していました。担当は年配の指導主事の先生で、本人にとっては少し苦手なタイプだったようです。名前を書いたり、好きなことや嫌いなこと、将来の夢を書くように要求されました。初めての人の前では話せないだけでなく、字を書くこともできま