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長所と短所があるので、その子の状態によって選びましょう。まずは「特別支援学級」と「通級」の違いをしっかり知っておくことが大切です。「特別支援学級」と「通級による指導」の違い「特別支援学級」と「通級」の最大の違いは、「在籍する学級」です。特別支援学級はその名の通り「学級」です。ですので、学校生活全体を特別支援学級で過ごすのが基本になります。授業の他、休み時間や給食、掃除、学校行事なども特別支援学級で行うのが基本です。通常の学級とは、「交流」という形で行き来します。(こ
「支援計画」の内容によっては、緘黙症状はむしろ長期化する個別の指導計画、作ってますか?このブログではこれまで度々、「個別の指導計画」の重要性を指摘してきました。例えばこちらの記事。『場面緘黙を治すために「個別の指導計画」を作ろう!①「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」』こちらの記事で「個別の指導計画」について触れましたので、改めて解説しておきます。「個別の指導計画」、ちゃんと作ってますか?「特別支援教育」の対象の子は作…ameblo.jp学校の個別の指導計画だ
場面緘黙の症状は年度の変り目で大きく変化する場面緘黙の症状はとても環境の影響を受けやすいです。本人自身が変わらなくても、環境が変わるだけで症状は大きく変化します。例えば3学期まで学校の先生と話す練習を続けていても、環境が変わればリセットされます。もちろん成果が0に戻る訳ではありませんが、新しい先生とまた練習を始める必要があります。ですので、この時期に改めて緘黙症状の改善を目指して計画を考えるのが効果的です。計画を立てるなら4月がお勧め新しい計画を立てるのは、新年
【質問】小学5年生の緘黙症状のある子の保護者からの質問です。4月から6年生になります。先日、中学の話が出た時に本人が「知ってる子のいない学校がいい」と言っていました。私たち(両親)もここが変わるチャンスになるのではと考え、情報収集を始めました。そこで伺いたいのですが、現在の時点では候補の中学校が2つあります。どちらも隣接する学区の中学なのですが、クラス数が違います。1つは7クラスくらいある大規模校で、もう1つは小規模です。親としては、小規模の学校の方がいいかなと思って
前回の続きです。本人・保護者と学校との共同作業で効果のある「個別の指導計画」を作る!架空の事例による解説私が例として作ったものを見ながら解説していきましょう。小学2年生の緘黙症状のある子(架空の例)の通級(自校通級)の個別の指導計画です。学校では緘黙症状があり、一言も声を出すことができません。小学1年生から「通級による指導」で週1時間の指導を受けています。個別の指導計画で重要なのは、以下の項目です。1.主訴2.本人の願い3.長期目標4.短期目標5
効果的な「引継ぎ」のための最大のポイントは、「完全な引継ぎは不可能」と知ることこと「引継ぎが難しい」は永遠のテーマおそらくすべての保護者が経験があることだと思いますが、「引継ぎ」は難しいです。「毎年、担任が替わるたびに「0から」説明し直さないといけない」こういう話は本当によく聞きます。これは緘黙症状のある子だけではありません。特別な支援や配慮が必要な、すべての子に言えることです。なぜ引継ぎは難しいのでしょう。これを理解するには、「先生側」の立場から考えてみるとよ
忙しい学校の先生に協力してもらうには、「プレミアムコース」を利用するのがお勧め!・・・「プレミアムコース」って?「どこまで学校にお願いしていいのでしょうか」学校との連携でよく質問されるのが「どこまでお願いできるのか」問題です。色々お願いしたいことはあるけど、「どこまで学校にお願いしたらいいのか分からない」。あれもこれも言っていたら「面倒な保護者」になってしまうのでは・・・その一方で、「お願いしても学校側がやってくれない」というケースも多いですね。この問題のポイント
こちらの記事で「個別の指導計画」について触れましたので、改めて解説しておきます。「個別の指導計画」、ちゃんと作ってますか?「特別支援教育」の対象の子は作成が必須!「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」はどちらも、学校が作成するものです。特別支援学級・通級を利用している場合はいずれも作成が必須になっています。もちろん作るだけでなく、保護者にしっかり説明する義務があります。もし「今、手元になかったら」早急に学校に確認することをお勧めします。「個別の指導計画
軽度知的障害の息子2024年4月から中学生支援学級に所属しています10月10日(木)1学期が終了しました今日から秋休み中学生になって初めてづくしだった息子沢山の経験ができた1学期でしたそして…初めての通知表交流学級の授業へ国語以外は参加している息子定期テストは国語も受けていますなので特別支援学級と通常学級両方の通知表を貰いましたまずは…特別支援学級の通知表個別の指導計画が通知表として配られましたここで
ウチの三女V3、中度知的障害(と判定されてます)につき、特別支援学校高等部2年生。ただ今夏休み中ながら、先日出校日(登校日)で1日だけ学校へ。「個別の指導計画(学習の記録)」、平成29年度1学期分をいただいてきました。ご存知のとおり、「個別の指導計画(目標・手だて)」に沿って、その達成度(?)を記したものです。これもご存知のとおり、「個別の教育支援計画」と対を成すものです。参考までに、文部科学省の説明を引きますと、「個別の教育支
ウチの三女V3、18歳。ウィリアムズ症候群(7番染色体微細欠失)と診断され、中度知的障害と判定されてます。特別支援学校高等部3年生、ただいま“最後の夏休み”満喫中でございます。ご存知のとおり、支援学校(ならびに支援学級)では生徒一人一人について、「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」を作成することになっております。実際のところ、どこまで「個別」なのかは分かりませんが、支援学校(ならびに支援学級)の先生は、ホント大変だと思います。さて、前回V3用の「個別の教育支援計