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【質問】小学1年生の子の保護者からの質問です。子どもは保育園のときから緘黙症状があって、学校ではまだ一言も話していないようです。支援学級や通級は使っておらず、「授業中に当てない」といった程度の支援しかしていません。小学校の先生に相談してもあるのですが「焦らなくていいですよ」と言われます。たしかに「スモールステップ」の練習では焦らず少しずつやっていくのが大切とも聞きます。焦らなくても大丈夫でしょうか。【回答】ダメです。焦りましょう。今の状態で「焦らなくてもいい」と
前回の続きです。緘黙症状改善の計画は、「目標」→「練習方法」の順に考える。計画の立て方の手順は2つ私が相談のときに行っている緘黙症状改善のための計画の立て方は、大きく分けて2段階です。【第1段階】「目標」を決める【第2段階】「練習方法」を考えるこの2段階で計画を立てれば、緘黙症状を改善させることができると私は考えています。【第1段階】「目標」を決める緘黙症状を治すには、まず目標を明確にしましょう。「話す」というのは必ず相手が
【質問】小学3年生の子の保護者からの質問です。子どもは保育園の頃から緘黙症状があり、学校でもほとんど声を出すことができていません。小学校入学時から通級による指導を利用しています。先日、1学期末の支援会議があり、担任の先生や通級の先生、特別支援教育コーディネーターの先生が参加してくれました。その中でコーディネーターの先生から、次のように言われました。「無理に話せるようになることを目指さなくもいいのでは」「症状を改善させようとしていることがプレッシャーになっているのでは」「話せなくても