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わたしは今年で50歳になるんですが、最近しみじみ「よかったなあ」と思うことがあります。それは、まあまあ「年をくっている」ということです。決して、負け惜しみじゃなくってよ(笑)どうして「年をくっている」ことがよかったと思えるかって?色々と理由はありますが、最大の理由は生き方がシンプルになるからです。迷ってる時間がもったいないと腹から思えるようになった、とゆーか(笑)たとえば、わたしがここ数年お世話になっ
現在、武蔵野市立吉祥寺美術館では、“阪本トクロウ|デイリーライブス”という展覧会が開催されています。その色味や醸し出している雰囲気といい。“デイリーライブス”の手描きフォント感といい。なんとなく、若手俳優が主演声優を務めるアニメ映画を彷彿とさせるものがありましたが。阪本トクロウさん(1975年生まれ)は、アニメーション作家ではありませんでした。東京藝術大学の日本画専攻を卒業した画家です。どこにでもありそうな風景をモチーフにしつつ、人の気配がまったく感じられ
父は日本画が好きで若い時から暇さえあればあちこち画廊を覗いたり、美術展に出掛けたりするのが趣味です。私も少なからず影響を受け日本画が一番落ち着きます。今日の日曜美術館は横山操先生の特集でした。先生の生い立ちから亡くなるまでを素晴らしい作品もまじえて紹介されていましたが全然知らなかった厳しい人生。日本画の将来を真剣に思い、突き進む姿に涙してしまいました。単なる感動とは違う涙で…鷲掴みにされて、揺さぶられて、ショックというか…どうしたらそんなに強くいられるのでしょうか。一つ
私からのお知らせです2022年10月21日〜23日にフランス最大のアートフェア、フランスパリのルーヴル美術館下のカルーセル・デュ・ルーヴルで開催されますサロン・アート・ショッピング・パリ2022に、いけかつまいこの日本画が出展致します!まだ先の話ではありますが、ひとまずご報告したいと思いました。全ての画家に声がかかるわけではないし、ご縁がないとこんなチャンスもないわけで、冒険してみたいなと思いました。実際にアートをもっと身近に感じている国を見てみたいとも思いましたし、より多くのかた
こんにちはいっつも家で起きてる限りの時間ほとんどは絵を制作してるのでブログがなかなか順調に更新できません。笑ひづきですさて人物画のグループ展が終わったところですが次の予定は私の2017年一発目の個展です(あと8月と11月にもあります。)またちゃんとお知らせいたしますが4月28日ー5月10日まで大阪堺市で開催します٩(ᐛ)و…にむけての作品制作をバリバリやってますそして今回は私の日本画制作過程を簡単に説明してみようと思いますざっと言うと以下の流れです
五月の気持ちの良い朝です。連休はいかがでしたか?私は、こんなに追い込まれたGWはないというくらいどこにも行かず、かと言って絵を描いていたわけではないのですが、いつもと変わらずバタバタしておりました。連休中にしたお絵描きらしいもの、【裏打ち】です。よく「経験に裏打ちされた…」とか言いますが、薄い本紙や絹を裏から別の紙で補強することを【裏打ち】と言います。これをしないと、薄い紙なら透けてしまいますし、乾燥具合によっては紙が破けたり、たるんだりします。日本画には重要な工程です。…うー
11月の終わりに行った美術鑑賞シリーズ^^山種美術館へ何度見てもやっぱり好きな東山魁夷作品♡春静東山魁夷穏やかな気持ちになれる🌸そして艶やか〜✨綺麗〜✨✨な屏風!満ち来る潮東山魁夷緑青、群青を主に、金とプラチナの箔や砂子を使って🌟東山魁夷のエメラルドグリーンは心がときめき目が喜びます年
こんにちは最近周りで出産ラッシュです、ひづきですさて、前回は日本画の絵の具の種類について書きましたまだの方はこちらから☆なので今回第3回目はその中でも特に質問の多い岩絵具についてさらに掘り下げて説明します※今後も日本画に関する記事は「まじめに日本画。」カテゴリへまとめます岩絵具というと画材屋さんの日本画材コーナーへ行くと、だいたいこんな感じで壁いっぱいにずらーっと絵の具の瓶を並べて販売されています岩絵具とは鉱石を砕いて絵の具とした高価だけどものすごく美しい天然
このブログを見に来られる方の中には、『箔を焼く』で検索してヒットしてこられた方が結構いるようですね。Yahoo検索では2番めに出てきますありがとうございますm(__)mちょうど卒論・卒制の時期かな?お役に立てていますでしょうか?箔の変化に関しては合わせてこちらもご覧ください♪過去記事『箔を焼く。』過去記事『銀箔を焼く。』過去記事『銀箔、焼きました。』過去記事『銅箔の腐食。』箔に関しては独学ですので、もっと効率の良い方法もあるかと思います。まだまだ研究中です。私はよく銀箔
今日、川沿いを歩いていると、カイツブリがプハッと頭を出しては、また潜り、またプハッと水から顔を出してプルプルッとしていた。よくある光景なんだけどね。あー、春はもうすぐ側まで来ているんだなと感じました。早いけど、風が春でした。今年は見たい植物が、ちょっと見れないのもあるんだけど、とにかく描ける植物を今描いていこうと思う。技法にもとらわれず、日本画に囚われず、好きなように描いていこう😊これでどうにかならないだろうか😂3月に展示会をやります!哲平くんと宇宙人(ParadeB
いろいろあった2020年。そのラストを飾るべく、現在開催中の特別展、“東山魁夷と四季の日本画”を観に、山種美術館に行ってきました。昭和の国民的画家と謳われた東山魁夷。そんな彼の作品を、「四季」や「風景」といったテーマで紹介する展覧会です。さらには、東山魁夷だけでなく、近現代の日本画家たちが描いた、「四季」や「風景」をテーマにした作品も併せて紹介されています。結城素明《春山晴靄・夏渓欲雨・秋嶺帰雲・冬海雪霽》1940(昭和15)年頃絹本・彩色山