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先の大戦の終結から80年。一つの節目の今年もまた、12月8日が近づいてきた。戦争の実体験を持つ人々が年々歳々少なくなっている昨今、様々なメディアでも、また個人個人でも、記憶を残そうとする動きが多くなっているように思う。私は無論、戦争を体験していないが、それでも「戦争」という言葉に直結している「記憶」がある。4年前の自らの投稿を読み返してみて、やはりこの記事もまた、少しでも多くの人の目に触れるようにしておきたい、という願いが湧き上がった。楽
2025年11月28日最近の世界情勢を見るに、子供の頃を思い出す。戦争2年目からはまるで乞食のような生活であった。当時はそれが普通であった。冬になると大勢の子供は靴もなく、草履で裸足アカギレは普通で、夜になると針で足の裏に穴をあけ膿を出してもらっていた。足が痛いのでけんけん歩き、まるで不具者のよう。時には泣きながら歩いていた。大人も同じく、のみやしらみ、カイセン等は普通であった。暖房などはなく、練炭のコタツは有り難かった。ご飯も大根飯や麦飯は良い方で、丸麦の5分は喉を通らなか
若い人にも行ってほしい靖国神社息子が靖国神社におまいりしました。一度はいかねばと、思ったと言いました。東京の友人に会いに行った息子が帰ってきて真っ先に言うたことは、靖国神社についてでした。「天候不順で新幹線とか遅延になることも考慮して早めに出たら、無事に着いて。時間が出来たから靖国神社におまいりしようと思ったん。」「あなたにも行ってほしい場所やったよ。」「お母ちゃんは、前から、靖国神社に行ってみてと言ってたやんね。戦争のことも僕は知らんし、でもなんか知らんとあかん気がしたん
【創作朗読劇「あの夏校舎は原爆病院だった」】大田市演劇サークル劇研「空」による「第14回朗読を楽しむ」が、9月27日(土)に大田市民会館で開催されます。〔上演会の詳細は下のチラシをご覧ください〕第二部では、1945年に広島陸軍病院の分院に指定されていた県立大田高等女学校と分室指定の大田中学校での、被爆兵士の収容と看護活動の様子を描いた朗読劇の公演があります。平和学習島根ふるさと読本に収録した「私たちの島根からきのこ雲は見えたのか?」の中に登場する洲浜昌三さんの体験・詩作品や