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ブログ・タイトルLiensProfondsから、Tomorrowisanotherdayに変えました6年ぶりにブログを再開したきっかけを話したいと思います。今から遡ること、半年ぐらい前西城秀樹さんがご逝去された5月16日、私は、がんであると医者に告知された。その日から、更に遡ること、2017年の秋、私は、会社の健康診断を受けたところ、クレアチニンの数値が異常であり、
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。転移性尿管がんの治療法は二次治療以降がここ数年で大きく変わりましたが残念ながら一次治療だけは20年近く変わっていませんまず、1980年代から行われているMVAC(エムバック)療法M:メトトレキサートV:ビンブラスチンA:アドリアマイシンC:シスプラチン白血病などでも用いられる強力な抗がん剤の組み合わせで副作用がかなり強烈でした2000年くらいから登場したのがGC療法G:ゲムシタビン(
4月の手術から、早いもんで、術後6か月が経ちました。先日、CT検査を受け、結果を聞きました。異常なし!おかげさまで、引き続き、経過観察となりました。ホッとしたのも事実ですが、どんな結果でも受け入れる準備をしていたためか、本来は、もっと喜ぶところなんですが、意外に淡々としています。実は、それよりも気になっているのが、術後の合併症。手術した翌日、歩いたところ、睾丸に痛みを感じ、歩きにくいなぁっと、ずっと思っていて、退院する前に風呂に入ったところ、右側の睾丸が倍
初めての投稿です。(ドキドキ)のろまでどんくさい、もういい年(還暦過ぎた)のおばちゃんです。初めての入院、手術した時に、ブログ始めたいなぁと思いつつ、のろまでどんくさい為に2年が経ってしまいました。2022年2月に「腎盂癌」というあまり世間では知られていない、聞き慣れない癌の告知を受けました。あれから2年が経ちました。「そろそろブログデビューしなさいよ」と自分に発破をかけて…勇気を出して投稿することにしました。2022年4月に手術を受けて、今は何の治療もせず、3ヶ月に1度定期的に検査受診
いよいよGC療法第5クールday2、シスプラチン投与の日です。GC療法の主力抗がん剤であるシスプラチンと副作用を抑えるための支持療法のため、12時間以上連続で点滴をしています。水分4時間、吐き気止め30分、利尿剤30分、シスプラチン2時間、利尿剤30分、水分5時間の順で行います。今は最後の水分のところです。シスプラチンは古くからある強力な殺細胞剤で、癌を何としてでも抑えたい身としては心強い抗がん剤なのですが、無差別に分裂が盛んな細胞を攻撃してしまうため副作用が強く、特に腎臓にダメージを
先週の肝転移疑いを確定するため今日は肝臓のエコー検査をしてきました。結果からいうと、肝臓のs4/5の胆のう近傍に12mm大の低エコー域が一箇所ほど見つかりました。不整形、境界やや不明瞭、内部均一、辺縁一部に線状エコーありで、血流信号はなしとのことでした。CTで肝臓に確認された何かは確実にあるようです。主治医の診断は、現段階では明らかな転移とは言えないが、転移でないとも言い切れないというどちらつかずのものでした。これだけでは何とも言えないので追加の画像診断をすることになりました。ただ、
はじめまして。腎盂癌(尿路上皮癌)ステージⅣの税理士です。明日から5クール目の抗がん剤治療のため10日ほど入院するので、まとまった時間が取れることから闘病ブログを始めることにします。治療経過と闘病生活の中で気付いたことを記録してゆければと思います。人間ドックにて腫瘍マーカーp53が高値で検出されたことをきっかけに受けたPET-CT検査にてリンパ節転移が発覚、すったもんだの末に現在通院中の大学病院にて2017年9月末に腎盂癌(尿路上皮癌)ステージⅣの確定診断を受けました。左腎臓の腎盂が原
ご無沙汰しております。ここ数か月は我々税理士もコロナ対策のエッセンシャルワーカーとして、持続化給付金や東京都感染拡大防止協力金、保証協会付融資(セーフティネット保証4号・5号)などの申請書類の作成に追われ、多忙を極めてブログから離れておりました。自分ががん患者であることすら忘れかけていた頃合いでしたが、今日の主治医の診察で現実に引き戻されてしまいました。単純CTで肝臓に影が映ってしまったのです。肝臓に14mmほどの淡い低濃度結節を疑う低吸収域があると読影レポートには書いてありました。前
いよいよGC療法5クール目のための入院が始まりました。予定は10日、血液検査の結果によってはもう少し長くなります。腎盂癌(尿路上皮癌)のGC療法(28日サイクル)のレジメンは次の通り。day1ゲムシタビン一回目day2シスプラチンday8ゲムシタビン二回目day15ゲムシタビン三回目1クール目は21日、それ以降は10日の入院をしています。最近は抗がん剤治療は通院が中心となっていますが、シスプラチンは副作用が重いため入院治療が必要となるそうです。入院はいつも個室希望で
5クール目の抗がん剤治療が始まりました。今日はday1、ゲムシタビン投与の日です。午前中に針を刺してもらい、30分ほどで点滴が終わりました。ゲムシタビン(ジェムザール)の点滴は30分と短時間で終わるので楽です。投与時間が長いと骨髄抑制などの副作用が強く出るため高速で点滴するからだそうです。そのせいで時々血管に痛みが出ることがあるのですが、温めてもらうことで乗り越えています。全ての人に出る訳ではないそうですが、私はゲムシタビン投与により皮膚が赤くなり痒みが出ます。2クール目から院
今日は主治医から連絡があり、来週に予定している再発確定のためのCT撮影を単純撮影から造影CTに変更することになりました。先月に受けたセカンドオピニオンの先生からのアドバイスで、快諾していただけたようでよかったです。さて、前回腎盂癌ステージⅣの2年生存率は10%と書きました。しかしこれは調べてみたところ誤った数値だったようです。正しい数値は、2005年~2009年に腎・尿路(膀胱を除く)で尿路上皮癌でステージ4と診断された274例では生存率は1年55.2%,2年30.6%,3年22.7%,