志を完遂できなければ自刃も厭わないという金剛のような信念を持っていないのなら、あえて非正規雇用を選ぶ若者に対して、私自身は、同情を持つつもりはない。自由には責任が伴う。その責任は己の生命を賭けて果たすのが社会である。団塊バブル世代は恵まれすぎたがゆえに、この感覚が希薄な人間が多いように感じる。いまの若者がどこまでその信念を持っているかはわからない。しかし、大学新卒の就職活動事情を見てみても、少なくとも、就職氷河期世代より環境は良いように思える。私自身身をもって知っているが、激烈極まる闘争だった、