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卯月八日(うづきようか)とは、旧暦4月8日に行われる民間行事のことで、民族学では4月8日の行事の総称として用いられます。新暦では一月遅れて、5月8日に行う地域も多いようです。4月8日は、寺院ではお釈迦様の降誕日として灌仏会(かんぶつえ)が行われる日ですが、民間においては灌仏会とは関係のない行事も多くあるのです。(灌仏会については2024年4月8日のブログにご紹介しています)この日は、野山へ出かけて飲食をする遊び日とし、山登りの日と定めているところは全国的にみ
ある駅での前方の景色、桜の木の下でたくさんのカルガモを目にしました。カルガモは、日本全国の河川や湖沼に生息するカモの一種で日本では南日本に多いそうです。また繁殖期は4月から7月で、一羽で最大12から14個ほどの卵を産み、水辺や草原の地上に巣をつくりますが、日本のカモ類のうち低地で夏にみられるのはカルガモだけなので「ナツガモ」とも呼ばれています。また「カミ」と「カモ」は同源であることから鴨は縁起がよいともされてきました。さて、「カモ」という音からすぐに思い浮か
ある方を、あるお祝いとして、あるレストランにお招きいたしました。伺ったお店では時間制限があり、「そろそろお時間となりますため、お会計をお願いしてもよろしいですか」と、店員の方が席までいらしたときのことです。早めに会計を済ませるべきだったと反省しつつ、店員の方にクレジットカードをお渡しした直後に相手の方は、お支払いになる気持ちを、あるかたちで伝えてくださいました。その伝え方が素晴らしかったのです。ハンドバッグの中から、白封筒を出されたのですが、その間(ま)と表情、さらに
年に4回訪れる土用ですが、土用とは立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間を指します。季節によって「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれます。今年の春の土用の期間は、本日4月17日に始まり、5月4日までです。土が旺(さかん)になる、用事(働き)をするということから、土用ということばは、土旺用事(どおうようじ)の略です。つまり、この時期は土が最も働く期間ということなのです。土用の期間中は、土公神(どくしん・どこうしん)といわれる、土を司る神様の支配する時
なんと美しいお辞儀なのでしょう✨2014年10月13日に國學院大学が出した広告だそうです。こちらより画像を拝借、参照→ブログ:日本よい国、きよい国。世界に一つの神の国。の「こころ」を大切にする日本人より背景の色は、古来より皇室が用いる優雅で繊細な雰囲気をもつ日本の伝統色「麹塵(きくじん)」だそうです。令和元年、皇室の行事をテレビなどで拝見していると、日本ならではの伝統は素晴らしいなあと思います。しかし、この何年か不思議なお辞儀を見かけるようになりました。おへその辺りに手を重ね、肘を
2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーに続き、4月14日はオンレジデーといって、さらに愛を深める日として制定されていることを知りました。オレンジは白い花を咲かせますが、花ことばには「純真」「愛らしさ」「花嫁の喜び」などがあります。また、オレンジの木は花と実を同時につけることからヨーロッパでは愛と豊穣のシンボルともいわれているそうです。海外のブランドでオレンジといえば、箱や紙袋の色に代表される、エルメスが思い浮かぶ方もいらっしゃることでしょう。