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今回は少し趣向を変えて、症状からの鑑別診断を挙げてもらうという方式の問題でした。小児科では発疹の訴えはよくありますが、水疱形成する発疹と言えば、そこまで多いわけではありません。正解はズバリ、①水痘(水ぼうそう)②手足口病③伝染性膿痂疹(とびひ)の3つです!このうち①と②は、受診の時期によっては鑑別が非常に難しいこともよくあって、皮膚科の先生から小児科に相談が来ることもよくあります。通常手足口病はその名の通り、発疹も手足口に限局しがちですが、実のところは結構お尻回りや口回
発達障害の方には肥満傾向を持つ人の割合が多いように思えます。ADHDの方は食べたいという気持ちを我慢するのが苦手なため、肥満のリスクがあります。ASDの方は人の目を気にしない傾向にあるので、この面でも肥満のリスクがあると思います。肥満は健康にとってよくないです。私の見ている発達関係の患者さんで、2型糖尿病を発症している患者さんが2人います。2型糖尿病は肥満してから時間経過の後に発症してくることが多いので、将来糖尿病を発症してしまう方はもっといるでしょう。更に、中学生になる