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まず調べたのは日本で角膜移植を得意としている病院でした。実績の多い順で通院も便利なところとして手術実績第3位だったK大学病院を選びました。ただし大学病院は他の病院からの紹介状が必要となりますので、K大学病院の先生が交代で診察しているM病院にまず行くことにしました。ちなみにM病院では日帰りの角膜移植手術も行っているとホームページに書いてあります。そして人工角膜による手術も載っていて興味を惹かれました。さっそくM病院に行き目を診ていただくことにしました。K大学病院から来ているA医師による様
村上隆もののけ京都手術前日に京都入り京セラ美術館へ詳しくは次回さて、いよいよ角膜移植の術前処置マイクロウェーブ手術これは円錐角膜の人が角膜移植する前に行うこの病院独自の処置。円錐状に尖った角膜の先端をマイクロウェーブ手術で焼いて平らにする術前に主治医の診察がありマイクロウェーブはそんなに痛くはない角膜移植については白内障の手術を同時に行う予定で考えている事本来は移植が終わりある程度視力が落ち着いて行う方が良い手術を行ってみて同時に白内障手術を行うかはその時の様子
1月11日予定通り入院、翌日午後の手術でした。ここからは、前回の右目の手術と異なることについて書こうと思います。手術時間は1時間半くらい掛かりました。前回と同様に内皮細胞を残す努力をしていただきましたが、やはり円錐角膜でとことん薄くなった角膜ということもあり、それができず、結果的に全層移植となりました。それと、やはり感染予防の注射だけは痛かった。最後に角膜を保護するためのソフトコンタクトを装着しました。これが前回と異なるところです。麻酔が切れると前回と同様に激しく痛み、飲み薬では収
右目の術後8か月目、手術のお蔭で本当に目が良くなり、裸眼でも目を近づければ新聞も読むことができますし、コンタクトをすれば0.8の視力で遠くまで良く見えます。今度は左目の手術をお願いしました。主治医のB先生も快く引き受けていただき、アイバンクへも登録しました。このときは9月で、順番は75番目でした。私としては10ヶ月もすれば順番が回って来るかと考えていましたが、今回は15ヶ月も待つことになりました。翌年の12月末(登録から1年と3ヶ月経過)、アイバンクへ順番の確認をすると、7番目とのこと
今日は今回の移植・入院に掛かった費用について書いておこうと思います。移植を考えていらっしゃるどなたかの参考になれば幸いです現金を持って行くのも嫌だったのでクレジットカードで全て支払いました。入院説明の際、カード払いが出来るかどうかを確認しました。まずは角膜輸入に掛かった費用です。逆にいうと国内のドナーから提供を受ける場合は掛からないということだと思います。こちらは保険適用外ですので全額自己負担となります。¥149,816-注意その時の
眼科で検査をすると、必要に応じて目の写真を撮ることがあります。目の写真で何がわかるの?と疑問に感じる方も多いと思いますが、今回のブログではどんな写真があるか代表的な4種類の写真をご紹介していきます。1、眼底カラー眼底というのは眼球の奥の方の面を覆う網膜のことで、この写真は眼底カラーと呼ばれています。網膜の所見はとても重要で、出血や変性などの重大な所見も観察することができます。また、糖尿病性網膜症や緑内障などの失明に至る恐れのある病気を早期に発見できることや、その他にも多くの情
これまでの体験を通して、一番気を付けなければならないことがあります。それは、手術から半年は片目の状態(※下に文章を追加しました)であるということです。そのため半年間、もう片方の目だけでこれまでの生活を維持できるか、という問題です。これを誤ると視力を失うことで仕事ができなくなってしまいます。私の場合、まさにこのことが問題でした。手術前、右目は既に細かい文字は見えない状態でしたが、左目はまだ見えていました。しかしながら、右目の手術を終え、1年も経ったときには左目も細かな文字が見えない状
術後1日目。朝目覚めると、すぐにB先生の回診です。目に当てられているガーゼが取られたとき、「良く見えること」を期待していましたが、真っ白で何も見えませんでした。とにかく目やにが凄かった。以前、ネットで「米国で移植」を勧める広告を見ました。その内容の中に、手術後はすぐに良好な視力!、などと記載がありましたが、あれははっきり言って誇大広告だと思います。話をもとに戻しますが、術後の経過は良好とのことでした。寝て時が経つのを待つしかないなと思いました。入院中はとにかく暇です。私の場合は入院
ふー、ついにこの日がやってきてしまいました。何度か書いてきた、円錐角膜の手術の日ですそもそもバイク絡みの事しか書かないこのブログで、自分の眼(円錐角膜)について書き始めたかと言うと、まぁ前々回に書いた通り、趣味のバイク(ツーリング)を、もっと楽しみたいから、そのために手術をようやく決心したからなんですね。そして、ここまで来るのにだいぶ長い年月が過ぎてしまいましたが、そんなに時は経っても、世の中に「円錐角膜」の情報が全然出回っていない。この事実に驚愕し
角膜移植を受ける前はこんな毎日が過ごせるなんてこんな毎日を過ごしてたなんて想像も出来なかったし忘れていました。改めてドナーと、周りの方々携わってくださった病院スタッフの皆さんコーディネーターさん支え励ましてくださった家族やお友達ブロ友さんにありがとうございます。今日は5/30(土)のお話ですこの日は県外の執刀医が隣市の眼科にいらっしゃる日で10時~11時枠で予約をしていました。9時45分病院に到着。駐車場は空いてたけれど待合室はどうかな?コロナ前の土曜日よりは空いてはい