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2021.5.4一日一季語柏餅(かしわもち《かしはもち》)【夏―生活―初夏】柏餅三種類あり三種買う鎌田慶子春の初めには、鶯餅、蓬餅そして桜餅。5月が近づくと柏餅をみかけます。粒餡・こし餡・よもぎ粒餡。この三種類が柏餅ではポピュラーな三種類でしょうか。私の実家の方では、よもぎ粒餡よりは、みそ餡。とある地方の和菓子屋さんのホームページでは、こんな案内もあります。定番の「白生地とこしあん」、よもぎの香りも爽やかな「よもぎ生地と粒あん」、餡に一工夫凝らした「黄色生地とみそ
今年はどうしたことか、桜の開花が遅く、三月末になってようやく咲き始めました。これから一気にあたたかくなっていくのでしょうか。2024年3月の俳句をまとめました。日付をクリックすると該当の俳句が聞けます。3/1三月の声のかかりし明るさよ富安風生3/2三月の畑寒しと父が言ふ広瀬直人3/3結婚は夢の続きやひな祭り夏目雅子3/4ままごとの飯もおさいも土筆かな星野立子3/5なにはともあれ山に雨山は春飯田龍太3/6三月の明るき雨の中歩く山田みづえ3/7人
(東京都杉並区西荻窪)アイルトン・セナの忌日のハンモック林誠司(句集『退屈王』)今日はF1レーサー・アイルトン・セナの命日。毎年、この日になると感慨深いものがある、確実に薄れつつもあるが…。セナの死はわたしの青春の終焉なのである。『自句の周辺11アイルトン・セナ忌』アイルトン・セナの忌日のハンモック林誠司(アイルトンセナのきじつのハンモック)5月1日は音速の貴公子、F1ドライバー・アイルトン・セナが亡くな…ameblo.jp1994年に亡
春の集いを以下のように行ないます。作品集「窓」春号を持って集まってください。今回の目玉は主宰の講演と交流会(ティーパーティー)です。坪内稔典の講演は「船団」の時代には一度もなく、要するに仲間の集まりでの初の講演です。作品集「春」号の俳句の言葉を例にして、俳句の言葉の歴史、俳句の言葉の魅力や限界などを考えるそうです。必見、いや必聴かも。常連の交流の時間もたっぷりと取りました。申し込み締め切り日が近づきました。春の集いというよりも実際は初夏の集いですが、京都の初夏を楽しむのもいいかも。日時・202
2021.7.22一日一季語青簾(あおすだれ《あをすだれ》)【夏―生活―三夏】青簾大きく吊りて貴船かな武田巨子今年の7月22日は、二十四節気の「大暑」。暦の上で一年では一番暑い期間にあたります。西日本から関東を中心に気温が上がり、暦通りの厳しい暑さになるそうです。簾を有効に使って陽射しを除け、冷房の効いた部屋で過ごしたいです。この句の、貴船。貴船では「川床(かわどこ)」と呼ばれているという風物詩。あの簾の景は今でも目に焼き付いています。⇒画像をクリックすると
浅田次郎さんに再会した翌日、ヤフーニュースのおかげで、30年ほど前はじめて浅田さんに会ったときのことがよみがえりました。当時浅田さんが「週刊現代」に連載の「勇気凛々ルリの色」が転載されていたのです。「小説現代」の新春句会で、場所は神楽坂の「和可菜」。「句会の常連」と書いていただいています。1995年といえば、「小説現代」に「女と男の歳時記」を連載、翌年処女句集『妬心』を刊行しました。ちなみにわたしが俳句を始めたのは、津村節子さんの『銀座・老舗の女』と出会ったのがきっかけです。浅田さんは当時ま
出典:「アンパンマンとふでじいさん」第186話Aアンパンマンとふでじいさんアンパンマンがパトロールをしていると足を滑らせ崖から落ちたふでじいさんを見つけ、助ける。ふでじいさんは五・七・五で自己紹介をして去っていく。学校の行事でみみせんせいと子供たちは風景を描いていた。カバおくんとピョンきちくんがモデルにする木を取り合い喧嘩に。そこへふでじいさんが来て自己紹介。子供たちは俳句が面白そうなのでふでじいさんに俳句を教えもらうことに。ふでじいさんは子供たちからお菓子を貰い俳句を教え
2021.4.16一日一季語満天星の花(どうだんのはな)【春―植物―晩春】天に星地に満天星の花咲けり折井紀衣「道教の神である太上老君がお住いになられた仙宮で薬を練られていた時のこと、傍らに置いていた玉盤に入れた霊水を誤ってこぼされてしまいました。この水が、飛び散った先にあったドウダンツツジに降りかかり、水が枝に集まって壺状の珠になり、満天の星のように輝いて見えた」という中国の伝説から、ドウダンツツジが満天星と言われるようになったのだという。こうした故
家に帰ってきていきなり伊藤園から封筒が届いてたのでびっくりしましたが、お〜いお茶新俳句大賞で僕の俳句が180万句のうち上位1万句に残ったようです。自信作ではありましたが正直びっくりしました!ここから上位2000句に残るとおーいお茶のペットボトルに僕の俳句が載ることになります、、できたらのってほしい、とりあえず今は安堵です。
こんばんはー♪今夜の話題はねっ☆彡『摩訶不思議な録画時間っw☆彡』っー話題っす☆彡何の事かと申しますとっ☆彡先日の4月5日(金)21時よりに地上波初登場っ☆彡本編ノーカットで放送されたっ☆彡『すずめの戸締まり』☆彡すずめの戸締まり公式サイトそーなんでつ☆彡僕は4KUHDHDRBlu-rayDiscもセットの☆彡
ハナズオウ(花蘇芳、学名Cercischinensis)マメ科。中国原産。江戸時代中国から渡来、主幹は無く根元から二三本の幹が併立して枝に花柄のない花が密着するように咲き、花の終わらぬうちにハート形の葉が出だす。枝が横に張らないので庭植えされるが花の色が鮮やかな為虫たちが好んでやって来る。蘇芳犇曇天は華やげり(すおうひしめきどんてんははなやげり)歌子
2020.4.30一日一季語母子草(ははこぐさ)【春―植物―晩春】菩提寺へ母の手を引き母子草富安風生母子草は何処にでも咲いている雑草である。菩提寺への墓参に、母の手を引いて足元を気遣っているのでしょうね。そんな足元をみると、この母子草が、春の陽を浴びて咲いている。黄色が鮮やかに見えることでしょうね。【傍題季語】鼠麴草(ほうこぐさ)、ははこ、父子草(ちちこぐさ)ほうこ、御形蓬(ごぎようよもぎ、おぎようよもぎ)【季語の説明】路傍や田畑で
海市より帰り来るひといまだ見ず貝殻を踏むばかりなり蜃気楼山陰に蜃楼立たせひとりぼちかいやぐらひとみな海で死にたがり頽れて海市のあとは波ばかり【笑い仮面】「お父ちゃん、あれはなに?」海のかなたにゆらめいている都市らしきものを指さして、しょっちゅうおやじに尋ねていたもんだ。今治市での仕事の帰りに立ち寄った唐子浜という海水浴場では、きみょうでぶきみな、それでいてこころをわしづかみにしてしまうようなながめがよく見られた。親父は「あれは、海市だよ」とは
今日は世田谷区用賀の「EPC句会」。朝10時前に東急用賀駅に集合し、用賀駅周辺を散策した。これは「オールドローズ」というのだそうだ。珍しい「一重咲」の薔薇だ。私はこの句会の講師なのだが、草花のことは会員さんの方が詳しい。最近は私に尋ねて来てもくれない、まあ、尋ねられてもわからないのだが…(笑)。一角に保護林があり、そこから竹の子がたくさん生えていた。まさに「雨後の筍」、まあ、「雨後」ではないのだが…。竹の子って本当に雨の後にたくさん出てくるのだろうか。句会は
おはようございます拙宅からかで15分圏内には…おススメの“町中華“が何軒もあるのですが…今回は…まっちゃんが新たに見つけたお店をご紹介しますそのお店とは…「まるよし横丁」というレトロな飲食街にある…「胡同三㐂」は…令和元(2019)年5月にオープンした中華料理店で…厨房に立つのは、オーナーシェフの大城昌宏さん。(平成3(1991)年、東京生まれ。東京農大短大部栄養学科卒)お爺様の大城宏喜さん(昭和5(1930)年、中国・
2021.4.6一日一季語雛罌粟(ひなげし)【夏―植物―初夏】咲くまではうなだるばかり罌粟の花箕輪カオル雛罌粟の、毛の生えた蕾は、初めは下を向いているのが、次第に上を向き、花を咲かせるときには、真上を向いています。この花の特徴そのものを一句にした句。うなだる。この擬人化の表現が、この句を昇華させているのだと思います。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。*2015年昭和記念公園にて【傍題季語】虞美人草(ぐびじんそう《ぐびじんさう》)、芥子の花
(神奈川県横須賀市長沢)春になって草が萌える、陽炎が立つ。これを知らないものは生命を知らないものです。ー岡潔『岡潔対談集』-ふと思ったことがある。句会でとても感動的な句に出会い、絶賛したところ、数人から反対意見が出た。例えば「季語の取り合せ」が近い、「表現していることが当たり前」…などというものだった。こういう指摘は、私も指導句会などでしょっちゅう言っている。しかし、私は、その句の中に、大きな天地の躍動や宇宙観を感じた。季語が近い、取り合せが近いとか、そんな
2024.4.20一日一季語春深し(はるふかし)【春―時候―晩春】美しき人は化粧はず春深し星野立子「化粧はず」は「けわわず」妙齢の艶を感じる。高浜虚子の次女。虚子に師事し、初の女性主宰誌『玉藻』を創刊・主宰した。虚子一族で特に評価の高い人物。女性俳人では同時期に活躍した中村汀女・橋本多佳子・三橋鷹女とともに四Tと称された。星野立子の名を冠する俳句賞として、星野立子賞・星野立子新人賞が設けられている。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】
2021.5.5一日一季語菖蒲湯(しょうぶゆ《しやうぶゆ》)【夏―生活―初夏】帰る子に一日早き菖蒲の湯青木政江ゴールデンウィーク(GW)の風物詩といえば、主要高速道路で見られる渋滞。5月5日は大抵、ゴールデンウィークの最終日なので、この前日に、故郷を後にする方は多い。この句では、そんな実家の親から見た句。本来ならば5日にいれる、菖蒲湯。一日早いという措辞には、子供への愛がみてとれます。いつまでも、子供は子供なのです。⇒画像をクリックするとブログ記事が読
2017.05.09一日一季語風薫る(かぜかおる《かぜかをる》)【夏―天文―三夏】寝れば広きわが胸を打つ野の薫風香西照雄香西照雄(こうざいてるお、1917年10月30日-1987年6月24日)は、香川県出身の俳人。木田郡(現高松市)生。1941年、東京帝国大学国文科卒。ラバウルから復員後、1946年に高松で高校教諭となる。俳句ははじめ竹下しづの女に師事。のち東大俳句会で中村草田男を知り終生の師とする。1946年、中村草田男の「萬緑」創
4月27日(土)朝は雨。自宅の周りの緑が大爆発。13時、宮迫に到着。けい姉さんの左手俳句と、私の水彩画と、そば楽の写真と。カタクリの種袋は、今年も膨らみませんでした。父の植えたエビネラン森の入口の向こうに白い花の木近づくとウワミズザクラさて森の中は?山口さんのエビネランヤブレガサの新芽大きく開いたホオの葉に、アマガエル満開シライトソウの新芽二本に!机君あらため躑躅君の植えてくれたツツジツツジという漢字は、なぜこん
振り向けば和光のすがた花曇り(晴枝)お年❓になったような和光、周りが高層化してしまい何だか、、、歩行者天国、疲れ切ったインバウンド客が一休み、、、ケンタッキーから来た小父様とちょっとお話、カーネルサンダースの事ご自慢。安いって言っていました。【Haveaniceday】三越もごった返して、株価の上昇にうなずきました。さて、お婆2人は吸い込まれるように7丁目のライオンへ❣❣❣でも行列はまだでしたから・・・大賑わい、騒音と人いきれ、すみっこの席を見つ
おはようございます大学時代のクラスメイト・T井くんから…とのlineメッセージが7年ほど前にゴルフから足を洗った私ですが…“呑み会”ならばと二つ返事で…ということで…ときは…3月28日(木)16時~19時(“昼呑み”っス)メンバーは…S藤(修)くん、S藤(仁志)くん、T馬くん、T井くん、ろっきぃの5名場所は…「居酒屋うち田」は…魚介料理と日本酒に拘った…知る人ぞ知る「三軒茶屋の名店」だそうです。15時44分
2021.7.30一日一季語水着(みずぎ《みづぎ》)【夏―生活―晩夏】少女みな紺の水着を絞りけり佐藤文香佐藤文香1985年兵庫県生まれ。中学1年生のとき、夏井いつきの俳句の授業に衝撃を受け、俳句を始める。第2回芝不器男俳句新人賞にて対馬康子奨励賞受賞。この100句の中の句です。少女、みな紺の水着、これらのキーワードから、学校の水着を想像できます。体操の授業が終わり、水着を洗っている景なのでしょう。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。*2021.7.
2020.6.8一日一季語栗の花(くりのはな)【夏―植物―仲夏】山門や栗の花散る右左寺田寅彦*2020.6月板橋区にていかにも俳句らしい、写生の句。「天災は忘れたころにやってく」といったのは寺田寅彦さんです。言わずと知れた物理学で多くの業績を残された科学者です。俳句との出会いは、熊本の五高に在学中(明治32年、卒業)に英語の講師として赴任してきた夏目漱石と出会い、漱石から俳句を学んだことからだという。寺田寅彦の俳句は独自の世界を持つ独創的な情緒溢れる句
しばらく、とんと話題にもしていなかった俳句ポスト365。結果発表するまでもなく、ここ数回ずっとスランプで選外でした汗。ちょっと自分でも何がいいやらわからず。今回は兼題『囀』で、辛うじて並選でした。いや、並選でもモチベ爆上がりなんで笑囀りのトレイル都大路まぶし以前行った、京都1周トレイルの様子を詠みました。森の木立のトレイルコースでは鳥の囀りが絶え間なく聞こえるほど。その隙間から見る京都市内はとても眩しく見え、鳥たちにもそんなふうに見えてたりするのかなぁと、まあそのままの
京都の街並みを背景にして、自転車を漕いでゆく本上まなみの姿というのは、刹那的に美しく日本人の心の琴線に触れますよね。凛とした容姿に溢れる真珠のような輝き。淡い幻想空間に溶け込む静寂の映像美。感受性が豊かな彼女ならではの表現力であり、頬を伝う一滴の涙の様に流れていく。可憐に咲く一輪花に似た心象風景が描かれており、切なく遣る瀬無い追憶から目醒めた二人の物語。映像の終盤では長い髪(セミロング)の姿が切り取られてますが、これぞ本上まなみの究極美であり、麗しい姿に心を奪われます。知
三つ編みと白詰草とバスケットお玉杓子メトロノームはフル回転チューリップ親指姫になっちゃった紋白蝶トランポリンを跳ねる跳ねるラッピングバスはごきげん花吹雪「毎月一回の陶芸教室に通っています。なかなか思うようにな形にはならないのだけれど、焼きあがった歪なお皿達がなんとも愛おしくて。今日は自由制作の日。母からのリクエストの湯呑茶碗を作って来ます。」と栃木県さくら市の綱川さん。こんどカバも作って、一頭くれませんか。写真は知る人ぞ知る箕面市のカバです。
この星は呼吸している風車置き去りにされた残花のある空き家春雨へマルハールの歌は続くどの音で始めようかなチューリップよくばりに生まれてみますクロッカス「今年の春は感動しています。色弱でわからない色があるので毎年桜の色は真っ白な花だと思っていたのですが、今年は今にも咲きそうな蕾を見た時にほんのりピンクに見えたんです。花が咲いても白ではない事を確認できました。本当の色はこんな色だったんだと感動しています。世界がとても広がった気がします。」と愛媛県西条市の高井さん。視覚とか聴覚は人によって微妙