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俳句にご興味のあるアメブロのみなさまに俳句のさまざまなことについてご紹介していく記事です現代語・口語俳句の切れ字候補〜その使い方・説明・参考句〜現代語・口語俳句を詠むときに使うことができる「切れ字候補」の語を18字集めてみました。それぞれの大まかな使い方・説明・参考句を下記に短くまとめました。ご参考になれば幸いです。詠む型のバリエーションを増やすためなどにもご活用ください。▽現代語・口語俳句の「切れ字候補」▽よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・までず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ
2022.10.22ふらんす堂刊行小川軽舟句集『無辺』毎日かなりバタバタしてます。でも楽しいバタバタです。こんな時は心が落ち着きそうな句集が読みたくなります。小川軽舟句集『無辺』元日や見渡すかぎりものに位置それぞれにそれぞれの場所。便箋はインクに目覚め冬の山目覚めの便箋。インクは何色だろうか。新しき街に寺なしチューリップ街には本屋と寺、神社に喫茶店が大事。母の日や揺すつて重き貯金箱中七に動作が見えて可愛い。水底に欠茶碗あり蜷の道ずっと見てられる水底の世界。よ
2020.4.28一日一季語燕の巣(つばめのす)【春―動物―晩春】今つけし泥濡れてをり燕の巣棚山波朗*2020.4.20栃木にて写生の目の確かな一句だと思います。日本のツバメは地表から木の枝や泥を材料に巣をつくるので、その巣は茶色っぽい色をしています。先日私も雨の中、泥を咥えて一生懸命巣を造っている燕を見つけました。【傍題季語】巣燕(すつばめ)【季語の説明】三~五月に飛来した燕は泥・藁などで人家の梁や軒先などに椀形の巣を営む。
冬野虹(1943〜2002)百句(西村麒麟選)『雪予報』鏡の上のやさしくて春の出棺まよひこみ海綿売の声まつしろ肉色の空落つる処ラファエロ玉虫の曇りておちるまひるかな荒海やなわとびの中がらんどう薄荷ゼリー沼からみてゐる冬景色やせた鳥と四月の海に堕ちにけりメロンほど淡き翳もち夏の山羊三月や麒麟の夢を指にまき白い島へ白いかやつり草と私今滅ぶ寒夕焼をまとひつつひらひらと脚のびてゐる白魚雪女郎は反射鏡の位置直す花眩暈わがなきがらを抱きしめむ鳥葬のごと音楽を浴び母よ灰色の夢
2021.7.27一日一季語袋掛(ふくろかけ)【夏―生活―三夏】甲斐の日の眉にこぼれて袋掛徳井節子山間(やまあい)の意味の峡(かい)に由来するといわれる「甲斐の国」山梨県。その名の通り山々に囲まれて海をもたない山梨県は昼夜の温度格差が大きい内陸性の気候ですが、その1日の大きな寒暖差が、美味しいぶどうづくりには欠かせない条件と言われています。そんな甲斐の国特産の葡萄を初め、桃なども考えられそうです。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。【傍題季語】果物の
2021.5.3一日一季語夏近し(なつちかし)【春―時候―晩春】大鍋に辛口カリー夏近し小林かいう食べ物の句は、美味しく詠めと、初学の時、能村登四郞先生はよく言っていました。大鍋で大量に作っている辛口カレー。学生寮、学食など、食欲旺盛な相手が待っているように想像できます。汗をかき、熱々の辛口カレーを食べたくなる、晩春の夏日。暑い日を想像できます。カレーは夏の季語にはなっていません。個人的には、暑い夏に似合う食べ物の代表にも思うのですが。⇒画像をクリックすると
このスケジュールは随時に登載します。(赤字は「窓の会」の行事、黒字は常連のかかわる行事です。)窓の会への問い合わせはmado575mado@gmail.comへどうぞ。主宰が応答します。常連の方へ。登載を希望する行事(句会など)がありましたらお知らせください。●2024年5月5月5日(日)箕面市民句会13:30~15:00場所船場生涯学習センター(地下鉄船場阪大前駅からすぐ)投句は2句、会費500円※箕面市民でない方も気軽にどうぞ。連絡・問い合わせ電話090-5664-26
戸田菜穂(165cm,A型,1974年3月13日(48歳))は-оテレビドラマо『ええにょぼ』1993年(19歳)о『ショムニ』1998年(24歳)-2003年(29歳)о『TEAM』1999年(25歳)-2003年(29歳)о『アイ’ムホーム遥かなる家路』2004年(30歳)о『anego』2005年(31歳)о『空飛ぶタイヤ』2009年(35歳)о『高嶺の花』2018年(44歳)о『なつぞら』2019年(45歳)о映画о『女はバス停で服を着替
2020.5.17一日一季語橡の花(とちのはな)【夏―植物―初夏】天辺は県境にして栃の花浜福惠先日、足柄峠に行く機会があった。神奈川側には朝陽を反射する相模湾とそこに浮かぶ江の島、静岡側には頂きに雪を冠する富士山を見ることができる景をこの句の、県境に感じました。私が橡の花を見つけたのは、峠から下りたところで有ったが、見たばかりなので、この句が印象的に感じました。【傍題季語】栃の花(とちのはな)マロニエの花(まろにえのはな)【季語の説明
2023.5.23一日一季語迎へ梅雨(むかえづゆ/むかへづゆ)【夏―天文―初夏】手習の文字の滲めり走り梅雨林佳枝気象庁は5月20日から6月19日までの1か月予報を発表しました。日本の南から暖かな空気が流れ込みやすく、気温は平年よりも高い所が多い予想となっています。次第に梅雨前線が停滞しやすくなり、西日本、東日本でも梅雨の気配がみえてきそうです。この句のように、こうした湿り気のある季節ならではの出来事のように思います。*2023..5.22ウエザーニュース
一日一季語2018年04月28日アカシアの花(あかしあのはな)【夏―植物―初夏】花アカシヤ湖に向ひて沐浴する松本澄江*2018.04.26川崎平塚八幡宮にて松本澄江(まつもとすみえ)大正10年3月25日東京生まれ。昭和16年「ホトトギス」初入選。昭和26年「みちのく」創刊同人。昭和29年「若葉」入門、同人。昭和30年「みちのく賞」受賞。昭和60年「風の道」創刊主宰。師系、虚子、風生、梧逸。平成13年「国際文化栄誉賞・社会文化功労賞
超ディスクアップ2のせいで今日も夜更かしだちょうです。この日は山佐サウンドヒストリーを聴きながら打っていたんですけど、やっぱり4号機って神曲ばかりですよね〜。・ハイパーラッシュ・ナイツ・ネオマジックパルサー・アストロライナー7・ドクターA7・キュロゴス・シーマスター・ヒート・スピード・キングパルサー・キングパルサーエース・ビッグウェーブ・トリガーゾーン・タイムクロス・タイムパーク・ペンギンパラダイス・デストロイヤー・ネオプラネット中でもキュロゴスとヒートは
おーいお茶新俳句大賞二次審査通過してました小学校が団体応募してくれていた(5年の秋頃の作品)200万句のなかから、1万句に選ばれたようです(笑)まだ、1万句もあるここから2000句に選ばれると、入賞で小さな冊子に載るらしく、さらに、1000?句に選ばれるとボトルに掲載されるらしい。。これは私的には、模試で良い成績をとるより、嬉しいのです。。。模試は、勉強の結果として、出てくるけど俳句はなかなか評価されるのが難しいよね。。。あまり長女の将来に勝手な期待はしないよ
2024.5.11一日一季語風薫る(かぜかおる《かぜかをる》)【夏―天文―初夏】大川の薫風かよふ相撲部屋池森昭子先場所優勝の尊富士など、注目の五月場所は12日が初日きごさい歳時記によると、夏に吹きわたる風をほめたたえた季語であるが、新緑、若葉のころの風として使いたい季語でもある。語源は漢語の「薫風」で、それを訓読みして和語化したものである。とある。三夏の季語としている歳時記が多い。しかし、こうした解説を読むと、初夏の季語としたい。*2024.5.10地元の郷土資
2024.5.13一日一季語麦の秋(むぎのあき)【夏―植物―初夏】「縄文のビーナス」に逢ふ麦の秋浅田光代初夏、眩い陽光に麦畑がきらめき、爽やかな風に金色の穂が揺らぎます。麦の収穫時期を迎え、米と麦の二毛作を行う農家では、刈入れにおわれ大わらわ5月31日から6月4日頃の七十二候は、小満末候麦秋至(むぎのときいたる)。長野県での麦の栽培。かつては、水稲の裏作として麦が栽培されていましたが、現在は水田の転作作物としての生産が主体。小麦は「うどん」をはじめ、信州の郷土食であ
2022.5.27一日一季語サンダル【夏―生活―三夏】サンダルを履いて少女となりにけり田中冬生少女に相応しいサンダル。清楚な感じがします。少女という響きも、夏が似合うような気がします。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。2022.5新宿駅自由通路のショーウインドー【季語の説明】サンダルは最近、夏の季語に認定されたばかりです。足をおおい包まず,底や台をひもやバンドで足にとめる履物の総称。古代エジプト時代から用いられ,材質・形式ともに種類が多
まだ取ってあったの?ご飯茶碗湯呑みマグカップ箸置きを用意したよって言ったらまだ取ってあったのって長女が言う勿論「私のものはみんな捨てて」なんて言ってたけどスナップ写真も手紙も人体もミシンも本も捨てられないよ全部あなたそのものだからあなたの小さかった頃を子供に見せたいと思う時や子供たちから尋ねられたりするのはこれからだからねただ劣化するばかりだから今回写真はパソコンに取り込んでいくといいね20代の初め中原淳一が好きだったね1人で河口湖の美術館まで
(奈良山の辺の道右端に二上山、左端に葛城山※手前の小山は耳成山(右)、畝傍山(右))【原文】大和(やまと)の国(くに)に行脚(あんぎゃ)して、葛下(かつげ)の郡(こおり)竹(たけ)の内(うち)と云(いう)処(ところ)に、彼(かの)ちりが旧里(ふるさと)なれば、日(ひ)ごろとどまりて足(あし)を休(やす)む。わた弓や琵琶になぐさむ竹のおく(わたゆみやびわになぐさむたけのおく)二上山(ふたかみやま)當麻寺(たいまでら)に詣(もう)でて、庭上(ていしょう)の松(まつ
2021.5.21一日一季語竹の皮脱ぐ(たけのかわぬぐ《たけのかはぬぐ》)【夏―植物―三夏】竹皮を脱ぐやこどもはいつも旬辻美奈子初学の頃、沖にて一緒に学んだこともある辻美奈子氏。彼女の接している職業柄か、命を大事にし、生命力を感じられる句には秀句が多い。この句からも、季語の持つ成長していく力と子供を対比させ、生命力溢れた句に仕上げている。俳句はわび、さびの世界、美しい物を詠む、などだけの世界では無い、普段目にする、触れ合う事からも、生き生きとした句は生まれるのです
2023.4.24一日一季語薊(あざみ)【春―植物―晩春】花薊柳生の里に来てゐたり浦松静二24日は、朝の連続テレビ小説「らんまん」、主人公のモデル植物分類学者の牧野富太郎の生誕日。94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、「植物学の父」と呼ばれた。この句の作者も、牧野富太郎のように、どこに行っても、植物を探し求めているかもしれない。*2023.4.23羽村市にて⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。
2017.11.1一日一季語糸瓜(へちま)【秋―植物―三秋】おのもおのも集ひしごとく糸瓜垂れ藤田湘子藤田湘子(ふじたしょうし、1926年1月11日-2005年4月15日)は、神奈川県出身の俳人。水原秋桜子に師事。俳誌「鷹」を創刊・主宰。「鷹」(たか)は、俳誌。1964年7月に東京から創刊。「馬酔木」で活躍していた相馬遷子、堀口星眠、千代田葛彦、古賀まり子、藤田湘子らが集まり、湘子を発起人代表とする同人誌として出発。「馬酔木」の衛星誌
2019.8.9一日一季語蒟蒻の花(こんにゃくのはな)【夏―植物―初夏】花こんにやく妖怪めきてゐて土用今村恵子*2019.7.279時頃神代植物公園にて東京都立神代植物公園(調布市)の「大温室」で、数年に一度しか開花せず、高さ最大2メートルを超える「ショクダイオオコンニャク」が開花しました。2019年7月27日。この花の開花をみることができました。この日に、俳句結社「青垣」の有志、野島のFBの句友も参加して、神代植物公園、深大寺の吟行を行った時
ユキノシタ(雪ノ下、虎耳草、鴨足草、別名、イドグサ)ユキノシタ科。山菜として食べることが出来、薬用として活用されてきた。アジア原産。葉に特徴的な白い筋が入り5~6月頃白色の花が咲き5枚の花弁のうち上に3枚ある花弁には特徴ある赤紫色の斑点が入る。根元から赤いランナーを伸ばし繁殖する。花言葉は深い愛情、博愛、好感。古りし石組みの食い込む鴨足草歌子
2021.3.26一日一季語茎立(くくたち)【春―植物―三春】葉牡丹の古代紫茎立ちぬ瀧春一とう立ちの「とう」は「花茎(花を咲かせる茎)」のことで、花を咲かすための花芽のついた花茎が伸びてきた状態のことを「とう立ち(薹立ち)」または「抽苔(ちゅうだい)」というそうです。植物には、自分の体を大きくする「栄養成長」と、子孫(種)を残す「生殖成長」の、2つの生育段階があります。とう立ちは、生殖成長が始まったサインなのだそうです。トウ(薹)とは、「花茎」のことで
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説第1章誰にも書けない趣味趣味メロディ第2章さわやかサウンド第3章秀樹と聖子第4章誰にも書けない情景描写「♪もうじきー夏さぁ~」の時期にアップしようと企画していた「WaterColor」篇ですが、気づけば「もうすっかり夏さ」です。誰にも書けない趣味趣味メロディと誰にも書けない情景描写とが融合して名曲になっている…。今回の「WaterColor」篇は、そんなお話です。最終回ということで、つい筆が走り長くなっ
福岡市の街路樹の動画を西鉄バスの中から撮影しお届けするシリーズもの今回は108回目で先ほどのけやき通りとの青葉を比較するために、今泉と天神間の欅の青葉並木をお見せする。今泉と天神間の欅の青葉はけやき通りの青葉よりも明らかに濃い。老木の欅は成長がゆっくりになっているようだ。「老木のけやき通りの青葉かな」ハイジャン男
2020.6.8一日一季語栗の花(くりのはな)【夏―植物―仲夏】山門や栗の花散る右左寺田寅彦*2020.6月板橋区にていかにも俳句らしい、写生の句。「天災は忘れたころにやってく」といったのは寺田寅彦さんです。言わずと知れた物理学で多くの業績を残された科学者です。俳句との出会いは、熊本の五高に在学中(明治32年、卒業)に英語の講師として赴任してきた夏目漱石と出会い、漱石から俳句を学んだことからだという。寺田寅彦の俳句は独自の世界を持つ独創的な情緒溢れる句
早寝早起きをしたが、決して健康的なそれではない。昨日の句会の後で少し飲んだのだ。生ビールとハイボール2杯。もちろん飲んでいる時は上機嫌。ひと昔前なら軽く一杯という感じだが、昨日はちょっと違った。家族には酔っていないふりをして、夕食をそそくさと食べて、自分の部屋へ早々に引き上げたのだが、何だか気持ち悪くなり、猛烈に眠くなった。疲れたから早寝すると言って、そのままベットに潜り込んでしまったのだ。おかげで今朝は五時の起き出した。少し頭が重い。爽快な早起きとは程遠い。行く春や檸檬沈めてハイボール豊
焼くより揚げたほうが、幸福度が増すかも。✂︎---------✂︎---------キリトリ✂︎---------✂︎---------水曜日。朝は曇り空で、お散歩行っちゃお。梅雨ですか?ってくらいに天気が悪い。あずきちゃんむぎちゃんむぎちゃん、お腹治ってよかったね。お仕事行って、スーパー寄って軽く買って帰宅。今日の晩御飯は、先日買った焼肉用のお肉これでカツにしよ。手前の豚肉を使って↓醤油と酒に漬けて、下味つけちゃいます。下味つけてる間に、焼きそば作ろ。野菜(玉
2023.5.9一日一季語燕の子(つばめのこ)【夏―動物―三夏】子燕のこぼれむばかりこぼれざる小澤實日本野鳥の会「子育て状況調査」では、1巣あたりの巣立ちヒナ数は、全国平均で1番子が4羽/巣、2番子が3羽/巣。さらに「都市部」と「郊外や農村部」に大別し、1番子の巣立ちヒナ数の平均を比較すると、都市部では約3.9羽/巣、郊外や農村部では約4.3羽/巣と、都市部のほうが巣立ち数が少ない。こんな結果があるようです。しかし、見るからに密集度の高い燕の巣。そして雛の姿。