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株式会社の機関設計パターンって、全部で20種類以上もあるのかな。覚えやすく、表にして整理したところでなかなか頭に定着するのは難しかったものです。そこで、私が思ったのは核となるパターンを見つけ出し、それだけを覚えれば後は肉付けしていって、なんとかなるのではないかということです。そのためには語呂合わせも必要ですね。以下のように覚えたので、参考になればさいわいです。まず、最初に取締役会設置義務、つまり、取締役会を置かなければならない場合というものからスタートします。取締役会というのを
(発起人等の損害賠償責任)第53条発起人、設立時取締役又は設立時監査役は、株式会社の設立についてその任務を怠ったときは、当該株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。発起人、設立時取締役又は設立時監査役がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該発起人、設立時取締役又は設立時監査役は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。この条文は、発起人の成立後の会社に対する責任を規定したものです。どういうことかというと、発起人は設立中の会社