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妻の愛人が「5万ドルくれたら別れる」と約束した。トニーは手切れ金を作るため伯父の入れ知恵で狂言誘拐を共謀し信託財産の引き出しを目論むが!伯父の狙いは甥の殺害だった。刑事コロンボ悪の温室ボリス・セイガル監督1974年ピーター・フォークレイ・ミランドボブ・ディッシー今回の犯人役は、レイ・ミランド。趣味は蘭。美しい花とは対照的に毒舌です。余裕綽々で皮肉屋の彼にあわせてコロンボも嫌味とあてこすり多めです視線の動きだけで何を考えているかわかる演技、さすがで
『刑事コロンボ殺人処方箋』PRESCRIPTIONMURDERテレビトーキー99分カラーアメリカ放映日1968年2月20日日本放映日昭和四十七年(1972年)八月二十七日アメリカ放送局NBC日本放送局NHKUHF出演ピーター・フォーク(コロンボ)ジーン・バリー(レイ・フレミング)キャスリーン・ジャスティス(ジョーン)ウィリアム・ウィンダム(バート)ニナ・フォッシュ(キャロル
<刑事コロンボ>シリーズは、新シリーズも旧シリーズに負けず劣らず名作揃いです。今見ても古さを少しも感じさせない、永遠の名作と言えるでしょう。###新・刑事コロンボDVDコレクションvol.5###新シリーズ第5作「殺意のキャンバス」監督=ジェームズ・フローリー脚本=ロバート・シャーマン撮影=ロバート・シーマン音楽=パトリック・ウィリアムズ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)パトリック・ボーショー(マックス・バーシーニ役)フ
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。今日ご紹介する作品は、かなり手の込んだ筋立てです。女流作家と年下のプレイボーイの恋を巡って、周囲の人間の思惑も絡んで、結末は思わぬ方向に向かいます。###新・刑事コロンボDVDコレクションvol.10###新シリーズ第10作「マリブビーチ殺人事件」監督=ウォルター・グローマン脚本・ストーリー監修=ジャクソン・ギ
「刑事コロンボ」の各作品の紹介を続けています。今日は新旧シリーズの紹介を通算して60作目となります。旧シリーズからの順番に直すと第36話にあたります。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。###刑事コロンボDVDコレクションvol.60###旧シリーズ第36作「魔術師の幻想」監督=ハーヴェイ・ハート脚本マイケル・スローン製作=エヴァレット・チャンバース撮影=リチャード・C・グローナー音楽=
『刑事コロンボ』「アリバイのダイヤル」PETERFALKasCOLUMBOTHEMOSTCRUCIALGAMEテレビトーキー90分カラー1972年11月5日アメリカ放送昭和四十八年(1973年)六月二十四日日本NHKUHF放送製作国アメリカ放送局NBC日本語版放送局NHK出演ピーター・フォーク(コロンボ警部)ロバート・カルプ(ポール・ハンロン)ジェームズ・グレゴリー(リゾ)ヴァレリー・ハーパー(ハブコック又はイヴ)ス
★注意!!!作品の内容に触れています★刑事コロンボ/ロンドンの傘(1972)ロンドンの売れない俳優のニコラス・フレイム(リチャード・ベースハート)は妻で女優のリリアン・スタンホープ(オナー・ブラックマン)の色仕掛けによって引退していた大物演劇プロデューサーのサー・ロジャー・ハヴィシャム(ジョン・ウィリアムズ)を動かし製作資金を得て、シェイクスピアの「マクベス」の主役の座を手に入れた。初日を明日に控えロイヤル・コート・シアターでは念入りなリハーサルが行われていたが、リリアンの楽屋に
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。今日ご紹介する作品は、大女優フェイ・ダナウェイが犯人役で協演しているという、とてもインパクトの強い回です。しかも、コロンボの追求をかわすために、ダナウェイ演じる犯人(容疑者)からモーションをかけられ、「恋するコロンボ」というタイトルのような微妙な状況に進展していくのです。しかし、そこは流石にコロンボ警部です、最終的には冷徹に犯人を追い込んでしま
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化となった「刑事コロンボ」第1シーズンは、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した第3作「構想の死角」から第9作「パイルD-3の壁」まで、計7作品が製作され、第2シーズンは、第10作「」から第17作「二つの顔」までの計8作品でした。そしていよいよ前回の記事からは第3シリーズの紹介に入っています。今回は
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化となった「刑事コロンボ」第1シーズンは、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した第3作「構想の死角」から第9作「パイルD-3の壁」まで、計7作品がその第1シリーズとなりました。そしていよいよ第2シーズンの紹介に入っています。指揮者が犯人という「黒のエチュード」と、オスカー主演男優賞俳優のレイ・ミラン
今日ご紹介する作品は・・・冒頭からショッキングな展開で始ります。コロンボが、親代わりとして目をかけてきたアンディ・パーマ刑事の結婚式に出席したところ、その晩に花嫁が新婚のホテルの部屋から忽然と姿を消してしまう(誘拐されてしまう)という事件です。かなり緻密な捜査を積み上げて、ギリギリのタイミングで知能犯的な犯人の逮捕と花嫁メリッサの救出へ・・・###新・刑事コロンボDVDコレクションvol.15###「初夜に消えた花嫁」監督・共同製作総指揮=アラン・J・レヴ
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」と、テレビ映画シリーズ化を決定的にした第2作「死者の身代金」によって、一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する刑事コロンボの大活躍が始まりました。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まり、その最初の作品が、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した「構想の死角
対決の中に見せる慈しみと尊敬、そして終焉へ向かう緊張1974年第28話監督/ハーヴェイ・ハート本作のずっと後になりますが、1977年に製作された第41話『死者のメッセージ』で、コロンボが大衆に向けてスピーチをするシーンがあります。「あたしゃ人間が大好きです。今までにあった殺人犯の何人かさえ好きになったほどで、時には好意を持ち、尊敬さえしました」と、語ったコロンボの脳裏には、この時本作のラムフォード大佐が浮かんでいたに違いないと確信しています。1968年から10年に渡りテレビ放映された
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化となった「刑事コロンボ」第1シーズンは、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した第3作「構想の死角」から第9作「パイルD-3の壁」まで、計7作品がその第1シリーズとなりました。そしていよいよ第2シーズンの紹介に入っています。指揮者が犯人という「黒のエチュード」に続いて、今回はオスカー主演男優賞俳優の
「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。この作品は、叔父の遺産を狙って殺人を計画した犯人が、偶然か必然か、思わぬ展開に遭遇してしまい、意図していなかった死者が出てしまい、捜査も混乱を来すという所からストーリーが始っていきます。知的な犯人が緻密に計画した完全犯罪にコロンボ警部が立ち向かうという展開が定番となっていた「コロンボ」シリーズの中では、かなり杜撰な犯行ではあるものの、偶発的な
性懲りもなく、ベスト5シリーズ。今回は「刑事コロンボ」。これまた、かなり詳しい方々のお勧めサイトもあったりするのですが。刑事コロンボは、第1作が単発もので1968年「殺人処方箋」、その後1971年にパイロット版として「死者の身代金」が放送され、同年9月の第3作「構想の死角」からシリーズ化。いわゆる旧シリーズは、1978年まで続き、全45作。その後10年の時を経て、1989年から新シリーズがスタート。こちらは2003年まで続き、最後の方は数年おきながら、全24作。一般的な評
★注意!!!作品の内容に触れています★刑事コロンボ/アリバイのダイヤル(1972)ロサンゼルスのアメリカン・フットボール・チームのロケッツのゼネラル・マネージャーのポール・ハンロン(ロバート・カルプ)は、先代創業者の残したスポーツ王国の事業の拡大を進めていたが、野心に欠け浪費家で遊び人の二代目エリック・ワーグナー(ディーン・ストックウェル)は事業の妨げにしかならない上に、雇われ重役でしかないハンロンは気分屋のエリックから突然解雇されるのを恐れていた。業績を上げていずれは社主に収ま
3人の男に愛された女1975年第32話監督/ハーヴェイ・ハート※注意!本作をまだご覧になられていない方は、これ以降紫色で書かれた文章を飛ばしながら読み進めてください!紫色で書かれた文章はすべてネタバレです!とにかく異色作…いや、シリーズの定石を覆す問題作です。しかしながらシリーズ最高傑作の一本に数えられる必見の名作です。刑事コロンボシリーズの犯人は、どんなに嘘が上手くても、どんなに屈強なメンタルの持ち主でも、コロンボ警部の緻密な捜査や執拗な付き纏いにボロを出したり、自滅の道を辿って