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3人の男に愛された女1975年第32話監督/ハーヴェイ・ハート※注意!本作をまだご覧になられていない方は、これ以降紫色で書かれた文章を飛ばしながら読み進めてください!紫色で書かれた文章はすべてネタバレです!とにかく異色作…いや、シリーズの定石を覆す問題作です。しかしながらシリーズ最高傑作の一本に数えられる必見の名作です。刑事コロンボシリーズの犯人は、どんなに嘘が上手くても、どんなに屈強なメンタルの持ち主でも、コロンボ警部の緻密な捜査や執拗な付き纏いにボロを出したり、自滅の道を辿って
対決の中に見せる慈しみと尊敬、そして終焉へ向かう緊張1974年第28話監督/ハーヴェイ・ハート本作のずっと後になりますが、1977年に製作された第41話『死者のメッセージ』で、コロンボが大衆に向けてスピーチをするシーンがあります。「あたしゃ人間が大好きです。今までにあった殺人犯の何人かさえ好きになったほどで、時には好意を持ち、尊敬さえしました」と、語ったコロンボの脳裏には、この時本作のラムフォード大佐が浮かんでいたに違いないと確信しています。1968年から10年に渡りテレビ放映された
一念発起して朝イチの回へグランドシネマサンシャイン池袋にてベルリン・天使の詩hahaはよくバイト先の施設で、高齢者さんたちとストレッチをするがその際、肩甲骨を意識してもらうためにキューピーちゃんの話をするあの羽の生えているところを動かそうとねそもそも人間はみんな天使で背中に羽があったのに、あんまり悪いことばかりするから怒った神様が羽をもいでしまったので、今のこんな肩凝りばかりの人間になってしまった〜しっかり動かせば、また飛べるようになるかも、なんてね
5/22(水)@日本橋TOHOシネマズにてベルリン・天使の詩1987年|西ドイツ、フランス|128分監督:ヴィム・ヴェンダース脚本:ヴィム・ヴェンダース、ペーター・ハントケ出演:ブルーノ・ガンツ、ソルヴェーグ・ドマルタン、オットー・ザンダー、ピーター・フォーク、ニック・ケイヴ他『PERFECTDAYS』のヴィム・ヴェンダース監督の過去作ということで午前十時の映画祭のラインナップの中で楽しみにしていたうちの一作
20世紀末最もドラマティックな街だったベルリンを舞台に80年代後半のベルリンは、当時の世界で最もドラマティックな街だった気がします。その時代時代で最も熱く語られた都市と言ったら、70年代ならサイゴンかな・・・80年代はベルリン・チェルノブイリ、90年代ならサダムシティ?そうだ、香港も。或る都市の名前を連日のように耳にする時って(オリンピックのようなビッグイベント開催地のケースは別として)たいてい暗い話題と相場が決まっている中で、ベルリンだけは異質な響きを持ってましたね。東西冷戦の象徴
COLUMBOは、1968年2月20日から2003年1月30日にかけて、アメリカ合衆国において製作・放送されたテレビドラマである。主演はピーター・フォークで、全69本においてコロンボ警部を勤めた。1968年2月20日放送のタイトルはPrescriptionMurder(殺人処方箋)である。トップクレジットはピーター・フォークであるが、PETERFALKasCOLUMBOのタイトル表記はまだない。まだCOLUMBOがシリーズ化されるかどうか判らなかったという時代
1970年ごろの人気テレビドラマ『刑事コロンボ』の主役は、ピーター・フォーク。ロサンジェルスの市警・殺人課に勤務する刑事として描かれている。よれよれのコートを着て、いかにも風采の上がらない刑事。それとは対称的に登場する犯人は決まってセレブと呼ばれるようなスマートでクールな人物。そして、善人ヅラをしつつ完全犯罪をもくろんでいる。ドラマの手法としては「倒叙物」と呼ばれる形式。まず、画面に現れるのは、殺人にいたる緊迫したシーンが描き出される。その後、殺人現場に急行するコロンボ刑事が現れて
名作海外ドラマ『刑事コロンボ』。その冴えない風貌からは想像できない程の鋭い推理力により、犯人を追い詰めていくコロンボの活躍を描いた名作ドラマは、現在、BSプレミアムで毎週放送されており、まだ落ち着かない日々が続くなかで一服の清涼剤のように僕たちを楽しませてくれており、1週間の楽しみにされている方も少なくはないのではないでしょうか。そんなコロンボも、正確にはコロンボに近いキャラクターがかつて日本のCMに出演していました。ジャズのスタンダードハニーサックル・ローズが軽快