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10年以上も前の話ですが、私の知り合いは、「もし、自分に何かあったら、この臓器が使えるなら、このまま火葬してしまうのは、勿体ないと思っている。誰かの役に立ちたい。」と思ってドナー登録をしたそうです。ドナーカードも見せてもらいました。私は、ギョッとしました。「まさか、そこまでの覚悟をしたなんて、すっごいな~!」と思いました。しかし、数年経って、考えが変わり、何かあった時に、人の役に立ちたいと、私も、ドナー登録をしました。しかし、コロナ禍になってから、ま
こんばんは3/1から仕事復帰しました実に8ヶ月振りの仕事です。(といっても、溜めてた書類を片付けるため、2月に入って毎日のように職場に通ってました)久しぶりの仕事は楽しく、職場のスタッフも代わる代わる『やっとだね!!おかえり!!』『お疲れ様だったね!』と声を掛けてくれて嬉しかったです実は、仕事復帰する前にどうしてもしておきたいことがあり、2月末に行ってきました。骨髄バンクのドナー登録です。息子が急性骨髄性白血病と分かり、まだリスクが確定していない間は造血幹細胞移植の可
今年初めての通院日。次男クンに先天性の疾患が見つかりました。気づかずに16年もの月日を過ごしていた事が、今は悲しく次男クンに申し訳ない気持ちでいます。新しく見つかった病気は【先天性門脈体循環シャント】(⬇️ネットから拾ってきましたw)先天性門脈体循環シャントとは、生まれつき門脈と他の血管にシャント血管と呼ばれる異常な血管が存在し、肝臓に血液が行き渡らない病気です。実はこの日、このシャントを治療するお話を進める予定で、紹介してもらった移植科を受診。そこで初めて知った、次男クンの門
本日は2024年12月19日移植前から2週間後のこの日を迎えることを切に望んでいた。本日移植後2週間をこうして無事に迎えられて皆様に本当に感謝です🙇実態としては昨日day13からもまだまだ色々とあります。・まずは発熱問題。。下がる時間も増えてきてはいるが39度以上も頻発看護師さんも購入を協力してくれまして相変わらず色々な飲み物大量消費しおります。なんと一度挿入したら退院までのお付き合いこと首から入れたカテーテルが外されてしまいました😅別に退院するわけではありません笑熱が下がらな
みなさんこんばんは🌇いかがお過ごしでしょうか?今日は、告知しておきます‼️たくさんの皆様のおかげで息子たちが一歩一歩前に進むことが出来ています(^_-)☆4月11日水曜日STVどさんこワイドにて息子たちの闘病様子やドナーさんとの出会いなどについて特集をしてくれることになってました‼️‼️是非みなさん‼️ドナー登録お願いします‼️どこかで苦しんでいる人が、あなたの一歩踏み出す勇気で救われます‼️‼️千田侑也
主人の法人閉鎖手続きと個人の相続手続きがなかなか終わりません理由はかんたん私が動いてないから動いてない理由はメンタル的に動ける量が減ってるのに、その動ける分は、殆どを仕事に使ってるからなんとか3月までの仕事を終わらせて次!に、いけない…気持ちが動かないやばーい、と思ってますがとはいえ、全く進めないのもあかんので、淀屋橋の司法書士事務所へ終わってから、私たち夫婦には馴染みの中之島公園が見えるカフェにて休憩中です表題の「早く〜」は、私に対してではなく間質性肺炎になったら、とに
Xに「骨髄ドナーになってるんだけど、どうやら俺の骨髄と合致する奴がいたらしい。俺は仕事休んででもそいつの命を救うべきだと思うが、それで有給一年無くなるのはきびーよ。なんなんだこれ」と言うポストがあったの。骨髄移植をするためには数日間仕事を休まなければならずそれにより有給が消えちゃうらしくかなり迷っておられた。と言うか、そう言うのを補償する制度ってないのかな🥲助成金とかそう言うのはあるかもしれないけどこの方は有給について悩んでた。自分の身内に何かあったりした時や自
《免疫寛容プロジェクトについて》~順天堂大学免疫治療研究センター~免疫反応は、感染症などから身を守る、大切な反応ですが、自分の体の中に自分以外の存在を許さない、実は、とてもわがままな反応です。免疫細胞は、体内に入ってきた異物を認識すると、たとえそれが体に必要なものであっても、そこに存在する理由などおかまいなしに、攻撃します。移植された臓器は、患者さんにとって、とても大切なものですが、非常に大きな異物として、激しい免疫反応(拒絶反応)を、起こしてしまいます。
「今日のオレの服装が、私服だからかなあ。あやしいジャンパー姿のおっさんだと思って、チラシを受け取ってくれない」と、配布不振宣言。と言っても、言葉とは裏はらに、夫はさっぱり顔。石の冷たいベンチに座って、堂々とスマホいじり。そういえば前回は、ワイシャツに名刺ホルダー姿だったから、夫の指摘は、あながち外れていないかも…仕方ないなあ。私が頑張るしかないか。という訳で、戦力減少を補うべく、その後の私は、正面ホール前で、出入りする人々を待ち受けて、「こんにちは!
夫の肝移植の主治医は、「もう、ネオーラルを飲まなくてもいいんだけどね」と言ったあと、「ネオーラルを止めて、最近、肝移植でも適用許可された、サーティカンに変更しないか」と、思いがけない提案をしてきました。肝移植主治医は、続けて、「自分の患者さんには、ネオーラルからサーティカンへの免疫抑制剤の変更を勧めている」とも…最初に、夫からその提案を聞いた私は、「ネオーラルは新薬サーティカンに、置き換えることができるんだ!」と、浅はかな解釈をして、ぬか喜びしたのですが、そ
どんな依頼かと言えば、「えひめ移植者の会の総会で、お二人が設立した、NPO法人についての講演をお願いしたい」というものでした。NPO設立についての話が出来、その上、作り立てのチラシも会場で配ることができます。願ってもない機会なので、夫と二人で松山へ出向きました。この日は、NHK松山放送局と、地元の愛媛新聞の方々が取材に来ていて、翌日の愛媛新聞朝刊には、愛媛県職員の移植コーディネーター、兵頭さんの講演とともに、私たちの講演の様子も掲載されました。愛媛新
「免疫抑制剤は、移植医療が、真に普及する、基盤研究になったものですが、この薬を今度は、減量→無くす方向に、頑張っているジレンマも、あるかと思います」という、内田医師の複雑な思いに対して、タクロリムス(世界で最も使われている、免疫抑制剤)の研究・開発に携わってきた、ベテラン免疫学研究者の奥村医師は…「昔の移植医療では、拒絶反応をいかにコントロールするかが、重要でした。免疫抑制剤は、現場では、相当な量が使われていますが、そもそも、薬を必要としない治療が、我々の悲
〈内田医師の研究動機、続き〉「ただし、免疫抑制剤は、生涯にわたって、飲み続けなければなりません。この免疫抑制剤は、拒絶反応を抑制する一方で、体のメンテナンスに必要な、免疫反応まで抑え込んでしまい、結果として、感染症や糖尿病、腎臓病やガンなど、さまざまな合併症が起き、それが原因で亡くなる方も、いらっしゃいます。今や、移植医療は、移植した臓器がうまく定着するかどうか、だけではなく、免疫抑制剤の副作用を抑えて、長期予後を考える時代になりました」…こう語る内田医
今日からは、私たちが立ち上げたNPOの、活動内容について、お話ししたいと思います。話は一昨年2023年の秋に遡ります。2023年夏に、NPO法人として認定され、晴れて活動できるようになったのは良いのですが、ハテ、手始めに何をすればよいのか?…という基本から、考えなければなりません。・とにかく一人でも多くの人たちに、臓器移植のことを知ってもらうこと。・そして「脳死状態に陥った時には、ドナーになってもいい」と、思ってもらえる人を増やすこと。・最終的には
「死ぬか生きるか」というハードルを、乗り越えられる病(やまい)は、昨今、頻出していますが、移植医療の特性は、「死ぬか生きるか」のハードルと同時に、「健やかな毎日を送ることが出来る」という、本来、病を抱える人にとっては、生涯、手が届かなかったはずの、高い高いハードルまでも、一気に跳び越えてしまうという、『激変性』を、併せ持っている点にあります。この移植医療の特性である、「健やかな毎日を送ることが出来る」ようになった夫は、一方で、「毎日欠かさずに、免疫抑制剤を服
なにしろ私たちは、60を過ぎてからやっと、老いの住まいを用意して、浅草から引越してきて間もない頃です。縁もゆかりもない土地に住むのは、一種の賭けのようなものでしたから、新参者の私たちが、ここからどうやって活動していこうかと、思案していた頃です。2対2の懇切丁寧な説明を聞いて、2日間で、何千人もの人々が来場する機会を、逃す手はないと思い、「ぜひ、参加させてください」と、その場でお願いしました。もう一人の出席者は、活動内容(外国人に日本語を教える)と、出展
現場のヤル気のある移植医たちのヤル気を、「公平・公正」という正義の御旗で、叩き潰すのならば、日本唯一の臓器移植あっ旋組織として、諸外国の発展要因を取り入れて奔走する、矜持くらい持ってしかるべきでしょう。ところがそんな変革にも乗り出さないで等閑視しているうちに…臓器移植法が、日本よりも3年遅い2000年に、制定された韓国では、着々と、臓器移植数が伸びていき、今や人口百万人あたりで、日本の10倍もの臓器移植ドナーが、出現するまでになりました。どこが日本と
1~4の基幹免疫抑制剤に加えて、5・プレドニン(商品名)【一般名は、プレドニゾロン】【経口ステロイド剤で、免疫全般(抗炎症性やアレルギー作用、様々な代謝作用など)を抑制する】↓副作用は、糖尿病・緑内障・白内障消化性潰瘍・骨粗鬆症・満月様顔貌この他、イムラン(商品名)【一般名は、アザチオプリン】という、免疫抑制剤が、1980~1990年代の移植患者には、主流の薬だったようで、『イムラン+プレドニン』という組み合わせで、40年近くもの間、移植腎臓
「今日は足元から冷える寒さだし、氷雨がまた降り出したら止めよう」と、テンション低めで、この大学にやってきたのですが、今日は頑張れば、けっこう配れそう…裏門が2つあるので、夫と手分けして、チラシ配り開始。裏門の前にある小さな川には、橋が架かっていて、その橋を渡って、裏門に来る人がほとんどなので、橋を渡ってくる人が見えると、「来た来た」と、呼びかける準備ができます。3校目のチラシ配りでは、「自転車置き場はどこですか?」と、聞かれることが多く…ということは
松山観光後、自宅に戻った私が、次なるNPO活動として考え付いたのが、「大学祭の当日に、ドナー登録のチラシを配れないだろうか」ということでした。なぜ、大学祭かと言えば、大学祭なら、いつもは部外者お断りの大学も、門戸を開放してくれるだろうし、大学生もその日は集結するはず。なにより、大学生という、普段の生活でなかなか出会うことのない、若い世代にアピールできるのではないかと、考えたからです。最初は、大学の敷地内で配らせてもらえないかなあなどと、安易に考えていたの
それでは、私たちが立ち上げたNPOは、何をするべきなのかと言えば…(1)の『脳死ドナーの登録数が少ない』言い換えれば、『脳死ドナーになってもいいと、実際に意思表示している人は、わずか1割にとどまっている』という(1)の部分を、少しでも上向くように積み上げていくという行動を起こし、それを愚直に持続させていくこと、これに尽きます。現在、日本での臓器移植手術の内訳はと言うと、臓器移植手術のほぼ9割は、腎臓の移植手術です。それに呼応するように、他の臓器に比べて、
いよいよ、2025年(令和7年)の幕開けです。明けましておめでとうございます。「おめでとうございます」と書いておいて、こんなことを呟くのも、少し気が引けるのですが、今年は今までとは異なる、漠然とした不安に包まれて、新年を迎えています。漠然とした不安…は多岐にわたります。大地震や記録的な豪雨による土砂崩れ。作物全般の不作、養鶏場の感染。魚介類の右肩下がりの不漁、水資源の汚染。エネルギー供給の不安定さ。ありとあらゆるものの値上げ。若者たちの闇犯罪の広がり。特
現在は、バリアフリーという、行動の多様性が広がり、たとえ身体的な障害があっても、車イスで移動できるように、そこここに、スロープが設けられ、更に、エレベーター・エスカレーター駅には転落防止のホームドア設置と、対応策が進んでいます。ところが、お城の中だけは昔のまま、です。だからこそ、今も名所旧跡であり続けるのでしょうが…ですから私たちにとって、全国各地の遺跡を巡るということは、同時に、お互いの身体能力確認をする、ということでもあるのです。そんな視点で、天守
大学祭初日の前日は、大雨で、屋外の行事はすべて中止。当日も小雨状態で、朝から氷雨がなかなか止みません。11月初旬だというのに、冬の寒さ。慌ててカイロをポケットに入れて、自宅を出発しました。警察署で、親切なおまわりさんに、教えてもらった通り、正面の、バスの出入りがある場所は避けて、最寄りの駅から歩いてくる人が通る、裏口付近で、チラシ配りを始めることにしました。前回のトラブルを踏まえて、まずは、裏口の通用門に、スタンバイしている、実行委員会のメンバーに、挨拶
そしてどうやら、『免疫抑制剤不要』という、夢のような事柄と、『免疫寛容』という事象とは、深いつながりがあるようだと、分かりました。〈免疫寛容とは〉免疫システムが、体内の異物に対し、排除するのではなく、受け入れること(寛容)をいう。免疫寛容が成立する背景には、過剰な免疫反応を抑制的に制御している、制御性T細胞が、関与している可能性が高く、近年、自己免疫疾患などを対象に、免疫寛容を人為的に誘導する治療法の開発が、相次いでいる。日本国内では、生体肝移植や生
たくさんの来場者が、受付所で、パンフレットを受け取っていて、「これぞ大学祭」という賑わいが、伝わってきます。近所のおばさんが、「今年は野菜の販売はないの?」なんて尋ねていますから、地域の住民たちにも知られている、大学祭なのでしょう。さあてまずは、大学祭の実行委員の若者に、ひと声かけねば…と思い、実行委員長を呼んでもらいました。委員長くんは、4回生の熱き若者で、私たちの活動予定を聞くやいなや、「困ります!」「ここは、我々が大学祭用に使うことになってい
区内の5つの大学から2校を外し、残った3つの大学TM大学とTK大学、B大学のうち、2校の道路使用許可証は、北千住警察署で受け取れましたが、残りのB大学は、所轄警察署が異なるとのことで、改めて、埼玉県境に近い、竹の塚警察署に出向きました。ここの若いおまわりさんの親切なこと!事前にB大学の地図を印刷した上で、テキトーな出入口に○印をつけて持参した私でしたが、おまわりさんは、この大学の配置をよく知っているようで、「一番チラシを配りやすいのは、バスが停車する正面入口
こんな流れで、「大学祭の日にチラシを配ってはどうか」という、私のアイデアは、3大学前の道路使用許可証を、手に入れたことで、大きく前進しました。次は、配布する時の恰好…若作りのためにも、お揃いのキャップをかぶるのはどうかな?それから、首から身分証を掛けるのもいいかも?という発想で、青いキャップと、ヒモで吊り下げる、(近頃よく見かけるようになった)名刺ホルダーを購入しました。あとは、肝心の配布用のチラシを、大量に印刷しなければなりません。ですが、大量印刷
ちょうどその時に、建物の中から、大学職員が出て来ました。半分、諦めモードで、挨拶をして、チラシ配布の目的を話すと、意外にも熱心に、耳を傾けてくれた職員さんは、「この○印のついている配布場所は、裏手の堤防沿いなので、通行する人は少ないですから、正面出入口のここで配布してください。ただし、敷地内ではなく、あくまで道路上での配布をお願いします」「学生は、事前に知らなかったので驚き、行き違いがあったのでしょう」と、冷静な語り口で、大人の対応をして頂き、事なきを得ました。
「先日、免疫抑制剤を飲んでいない、免疫寛容の患者さんと、お話しました。その免疫寛容の患者さんは、他の移植患者さんと異なり、マスクも薬の処方も、何も必要ありませんでした。薬を飲まずに済む、ということが、患者さんにとって、どれほど生活の質を上げるものなのか…これは、医師としての実感です」「我々若い世代の移植医よりも、移植医療を実現させてきた、先生方のほうが、この『免疫寛容』に関しては、チャレンジ精神が旺盛で、夢を叶えたいという思いが強いと感じます。そんな先生方