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宮崎県を訪れ、日南市にある宮崎県立高等水産研修所を視察してきました。ここは、昭和13年に創設された、全国でも数少ない漁業就業者のための研修機関です。驚いたのは、現在の県立高等海洋高校(水産高校)が、この研修所から“枝分かれ”してできた学校だというお話。つまり、「まず現場の訓練が先にあった」というわけです。教育よりも先に、現場のニーズがあった。この順番には、とても示唆を感じました。研修所には「養成部門」と「研修部門」の2つの柱があります。若年層向けの養成訓練から、漁業経験者のスキル
神奈川県では老朽化した県営浦賀かもめ団地の高層棟の建替えを検討していましたが、建替計画の概要が決まり、近隣住民の皆さんへお知らせが始まりました。計画は、11階建ての高層棟3棟を5階建ての中層棟5棟に建て替える内容です。また、入居者及び近隣住民を含めた、地域に開かれたコミュニティ活動を活性化させるため、コミュニティルームやコミュニティ広場の整備も計画されています。第1期工事は新築1、2、3号棟で、今年度末に着工の予定となっています。
「浦賀引揚船パネル展〜戦後浦賀で起きた悲劇〜」が郷土資料館および浦賀コミュニティセンターで行われています。動画でもお話ししていますのでご覧ください。私も合間を見てお邪魔させていただきました。主催の中島三郎助と遊ぶ会の安齊さんから基本的な部分の説明を受けることができました。浦賀の引き揚げ船の第一陣は昭和20年10月7日に入港した氷川丸でした。アメリカ本土中部方面よりの一般邦人が主だったそうですが、その後南方諸島からの引揚船が続きました。この最初の入港から翌年の3月ま
今、政府が進めている「マイナンバーカードと運転免許証の一体化」、いわゆる「マイナ免許証」。警察庁は3日、一体化手続きが始まった3月24日から同31日時点で11万7589人が取得したと発表しました。取得者では、マイナ免許証と従来の免許証を持つ「2枚持ち」が多かったとのこと。一体化は任意となっています。暮らしの利便性向上と行政の効率化を目的とした施策ですが、現場での状況を見ると、むしろ手続きが増えて混乱が生じている面もあると感じています。■一体化のはずが「二枚持ち」が現実