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猫さまの鼻づまりや目ヤニに悩む飼い主さんは多いことでしょう。有機ゲルマニウムの噴霧について問い合わせがあるので、Q&AでQ、アロマで使うようなものを噴霧器の代わりに使ってもいいの?A、できれば専用の噴霧器を購入してください。霧の粒子が細かくないと、鼻や気管に十分届きにくくなります。専用の噴霧器を使うと、霧が手に当たっても水滴がつきません。これほど粒子が小さいものを使うと、体にしっかりと吸収されやすくなります。Q、効果が出たら、やめてもいいの?A、有
この時期になると、難治性の皮膚病の子が多く来られます。全てがアレルギーといい切ることは出来ませんが、アレルギー疾患のもふもふちゃんたちが多いのが事実です。一般的な治療法1、抗生剤2、ステロイド剤を使うです。ステロイド剤を使っているときは、いいけれど、また再発します。ステロイド剤は遣い方によっては、いい薬ですが、以下のようなことを孕んでいます。1、糖尿病2、肝臓病3、がんになりやすい。このようなことがわかっているので、知的な飼い主さんは、安易に使いたく
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんいちごちゃんは、いまの治療は以下です。□食事療法□サプリメント療法□丸山ワクチンステロイド剤も抗がん剤も使っていません。以下のような血液検査を叩き出しています。□SAA正常値□N/L比が、58.4/28.9で2.02ですばらしい値ですね。もちろん元気もあり、食欲もあります。いまは、2月に1度の血液検査で来院されています、リンパ腫の治療に、ストロイド剤も使わず、現在は抗がん剤
↑患部がこんなに綺麗になっています。2次診療で「後肢を断脚」と言われたワンコさま、当院で手術を受け、元気に過ごしています。肥満細胞腫は転移しやすいため、発見次第、可能であれば早期の手術が望まれます。もちろん、断脚を行った方が転移のリスクを抑えやすいことは承知していますが、私たちは**生活の質(QOL)**も大切にしています。そのため、当院では患部のみを切除し、身体全体の状態を整えることで、転移を防ぐ治療を行っています。【当院の主な治療方針】食事療法重曹療法丸山ワクチン高濃
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん猫さまは、シニアになると慢性腎不全になりやすい動物です。そんな猫さまは、慢性腎不全にならなければ、長生きできます。事前に予防することはできないのでしょうか?腎臓には、血管が多く集まっています。そのために、血管を強くしておいた方がいいですね。そのために、以下のものは予防効果があります。・フルボ酸・珪素フルボ酸の中には、珪素も含まれています。珪素は、血管の新生を促し柔軟性のあるものに、してくれます。その他に
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんがんの子は、貧血になりやすいです。それは、がん細胞が新生血管を作って、がん細胞の周りに一杯血液を取り込むからです。そのために、Htが30%を切る子が多くいます。人医療のように、輸血をするのは難しいです。そこで、海水療法という考えてがあります。もちろん、血液と同じというわけではありませんが、このような治療もあるのです。ルネ・カントンは、海水のミネラル組成が人間の体液(特に血漿)に非常によく似ていることに着目しました
保護された子猫やがんで弱っている子が病院に来院されます。多くの子が、四肢が冷たく、衰弱している子は、すぐに保育器に入れます。四肢が冷たくなっている子は、やはり温めた方がいいですね。そして、酸素を入れてあげるよりいいです。●簡易保育器の作り方・衣装ケースなどのケージを用意する。蓋の部分を少しだけ、あけておきます。・酸素発生器を購入してそこにいれておきます。・衣装ケースなどのケージの中に、湯たんぽなどものを入れておきましょう。低温火傷しないように注意してくださいね。
「他の動物病院で血液検査を受けており、健康だと言われましたが、念のため当院でも血液検査をお願いしました」とのことでした。7歳の猫さまで、食欲も元気があり、やや肥満気味でした。しかし、血液検査をしたところ、クレアチニンの値が2mg/dlで、IRISの分類表によるとステージ2に該当します。飼い主さんの多くは、ステージ2程度の腎臓病に気づかないことがよくあります。ステージ2の一般的な治療は以下の通りです。高血圧がある場合、その治療高リン血症がある場合、その治療腎臓食これらは
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
↑ラッキーは、サツマイが好きでした。私たちの病院では、治療をしながら食事療法もしています。読者から、以下の質問をいただきました。Q&A1、がんは炭水化物やブドウ糖などの糖質を好物とするので、がんになってしまった場合は、あげない方がいいというのは本当でしょうか?2、リンゴなどの果物(果糖)やカボチャ、いも類、にんじん等も糖質があるので、避けたほうがいいのでしょうか?1、がんは、炭水化物やブドウ糖が好きです。できれば、なるべくあない方がいいです。手作り食をしていると、やはり多少の炭水
キノコの調理について、以下のような質問をいただきました。フィラリの予防薬の時期なので、血液検査をされる人が多いかもしれません。春の健康診断で、リンパ球の値を見てください。30%前後ない子は、βグルカンであるキノコ類を食べるとをおすすめします。質問なのですが、うちは手作り食なので、猫ですが、みじん切りにした冷凍キノコミックスをご飯に入れて炊き込んで食べています!猫はキノコその物を食べさせても効果がないのでしょうか?それとも食べさせるのが難しいので、サプリでという事でしょうか?宜
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
麹を取ることで、免疫細胞が快適に動くことは知られています。リンパ球の数が少ない子には、麹を食べると免疫細胞が動いてくれます。『麹親子の発酵はすごい!』の中から、麹水の作り方を材料・米麴100g・水500g用意するもの・お茶などを入れる不織布のパック(大きめのもの)・麦茶などを作るポット作り方1、米麹をパックに入れる2、ポットに1を入れる3、冷蔵庫に8時間入れるとできあがり注意・できあがった麹水を3日以内に飲み切り・冷蔵庫で保存・同じ麹を3回
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上いちごちゃんがんの三大療法は、手術・放射線・抗がん剤です。私たちの動物病院では、低分子化フコイダンを加えた統合医療をしています。人の医学では、九州大学が低分子化フコイダンを用いたフコイダン療法をしています。最近、低分子フコイダンを使って私たちの動物病院でも治療をしています。まだ、寛解までにはいっていませんが、・CRPが下がる・リンパ球の数が正常値になるなどの症例があります。低分子フコイダンの作用(腫瘍・抗ガン用)
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、「がんは慢性炎症」のひとつでそれを改善しないと、寛解しないと考えています。サプリメントは、その子の血液検査をして、サプリメントをご提案させていただいています。そのなかのひとつに、「フルボ酸」があります。●フルボ酸とは?フルボ酸は天然植物由来の有機酸です。植物が枯れると、土の中に住む微生物によってこの植物が分解され、様々な『有機物』になります。・アミノ酸・ミネラル成分が含まれます。●
人間でもミネラル不足が問題視されていますが、ペットも同様です。もふもふちゃん(犬や猫)も、ペットフードを与えていてもミネラル不足になっている可能性があります。以前、沖縄の塩「ぬちまーす」を与えることをおすすめしました。では、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか?猫と犬の1日に必要な塩分(ナトリウム)摂取量の目安猫の塩分摂取量最小必要量:体重1kgあたり0.2g(200mg)のナトリウム標準的な摂取量:体重4kgの猫で0.8g(800mg)のナトリウム※一般的なキャッ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解中のいちごちゃん私たちの病院は、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。いろいろながん治療があると思いますが、私たちが行っている治療は、いろいろな免疫療法をしています。その中で、丸山ワクチンがあります。●丸山ワクチンとは?□体全体の免疫力向上を目指す□がん細胞の特異的に働くものではない□免疫賦活作用□リンパ球が増えて、免疫力が成人に働く私たちの病院のがんのもふもふちゃんは、ほとんどが丸山ワクチンを使っています。
猫さまは、食感としてとろりとしたものが好きです。そこで、今日のご提案は、「葛」です。日本では、古くから食品や生薬として使われてきた「葛」は、スーパーフードと呼ばれています。葛根湯の成分にも葛が入っているので、おわかりかな、と思います。■葛の効果□内分泌系の補助□神経の安定に有効な数多くのフラボノイド類□肝機能の向上□皮膚粘膜の強化となるアラントイン□コレステロールの調整に役立つβ-シトステロールなど、スーパーフードと言われますのは、このような効果のおかげです
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年のいちごちゃんもふもふちゃんは長寿になりました。そのため、がんの発生率が上昇する可能性が高くなります。シニアになって、もふもふちゃんはががんにならないように注意することは大切ですね。●飼い主さんのできること□専門家に食事指導を受ける□肉などのフードを控えて、魚のタンパク質のフードに変更する□適当な運動をさせる□炎症マーカーを血液検査でチェックするなどをして、シニアになれば注意深く体を管理していると、がんにはなりにくいと思い
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院は、がん治療にアルテスネイトという薬も使っています。今日は、アルテスネイトについてお話します。●なぜ、アルテスネイトに抗がん作用があるか?がん細胞は、正常な細胞より鉄イオンが多く含まれています。それを利用した薬がアルテスネイトです。アルテスネイトはその鉄イオンと反応して、フリーラジカルを発生します。アルテスネイトが投与されると、がん細胞が選択的に障害を受け、消滅するのです。●アルテスネイトを効果的
【休診のお知らせ】誠に勝手ながら、身内の不幸により2025年4月26日(土)を休診とさせていただきます。皆さまにはご不便とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、4月28日(月)は通常通り診察を行いますので、よろしくお願いいたします。春らしい陽気になってまいりましたが、朝晩はまだ肌寒い日が続きます。どうぞご自愛くださいませ。
芸能界で愛猫家として知られるお笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんは、過去2年間で5匹の愛猫を失いました。山内さんは「大切な子達が立て続けに旅立ってしまい、我が家にはもう猫ちゃんが居ません。キャットウォークや猫砂、爪とぎに食器。みんなのお気に入りの場所、カーテンの隙間から覗く影、枕元で聞こえる心地いい寝息、駆け寄って来る足音、水を飲む音、カリカリを食べている音、服に付いて来る毛、本当に全てが恋しいです。もう二度と会えない寂しさが、毎日毎日押し寄せて来ます」と、つらい心境を語ったとスポ
よく吐く、血液検査でリパーゼがよくひっかかっる子がいます。そのような子は、食事に気をつける必要があります・「膵臓とは」消化酵素を分泌して食べ物の消化を助ける役割を担っているため、消化が容易な食事が推奨されます。「膵臓の食事の基本」1、脂肪の摂取を控えることが重要です。脂肪は消化に多くの酵素を必要とし、膵臓に負担をかけます。バター、油、クリームなど高脂肪の食品は避け、脂肪分の少ない肉や魚、低脂肪の乳製品を選びましょう。また、揚げ物や脂っこい料理も控えます。2、炭水化
猫さまが、慢性腎不全になるのは、よく知られています。ところが、最近は、ワンコさまも長寿になり、慢性腎不全になる子がいます。臨床上、猫さまの慢性腎不全は、発症しても数年以上生きている子が多くいます。その一方、ワンコさまは、コントロールが難しいので、早めに治療をした方がいいですね。慢性腎不全は、血液検査をしないとわからないです。●飼い主さんのできること□シニアになれば、血液検査【私たちの治療】□初期のうちにから始める食事の変更私は、食事療法をしているので、魚の
私たちの動物病院には、高齢で麻酔をかけられない子が多くいます。上記の写真の子は、口のところに腫瘍ができて、血が出てきたということでした。それで、結紮式で、以下のように取りました。飼い主さんは「なんかしぼんできたな、と思ったら、気がついたらなくなっていました」ということです。上の写真のように、どこに腫瘍があったかわからないようになっていました。このような結紮式が適用な腫瘍は・根本が、キノコように細くなっている・富士山のようになっていない・結紮できる場所に
FeLVを持っていて、慢性の口内炎の猫さまが来院しています。他院での過去の治療法*抗生剤*ステロイド剤*再生医療*ルペオール*インターキャット*高濃度ビタミンC点滴などです。それでも治らず、糖尿病になってしまいました。現在、ステロイド剤を使わずに治療をしています。私も絶対にステロイド剤を使わないというわけではありません。猫さまの口内炎にステロイド剤を使っていると*糖尿病*肝臓病*がんになりやすくなるのです。それで、難治性の慢性の口内炎
私たちは、がん、脳疾患などたくさんの症例にアサイゲルマニウム・有機ゲルマニウムを使っています。そのひとつは、赤血球を元気なものにするためです。以下に詳しく載っています。赤血球は、各細胞に、酸素を届けるものなので、元気なものでないと困るのです。漫画「はたらく細胞」を読んでいる方は、赤血球が、懸命に酸素を届けているのをご存じだと思います。あの赤血球ちゃんが、元気がないと各細胞に酸素が届けられないのです。(上の写真の赤いコスチュームの子が赤血球)がん細胞は、低酸素状態のときに
「はたらく細胞」」シリーズが大好きで、*「はたらく細胞」*「はたらく細胞BLACK」*「はたらく細菌」は読んでいます。今回は、「はたらく細胞BLACK」の新刊が出たので、購入。第11話「尿路感染、沈黙、涙。」のところを読んで、そうだみなさんに慢性腎不全の怖さを知ってもらうと。「「はたらく細胞BLACK」では、尿路感染ですが、特に猫さまでは加齢による慢性腎不全が不全があります。いまのところは、早期に発見して慢性腎不全を見つけることになっています
猫さまの慢性腎不全は、飼い主さんにとって大きな悩みの一つです。ネコ科の動物は、加齢とともに慢性腎不全を発症しやすいことが知られています。これは、トラやライオンといったネコ科動物でも同様です。その原因は、他の動物に比べて腎臓から老廃物を効率的に排出できず、腎臓の糸球体が徐々につぶれてしまうためです。現在の治療法は対症療法に限られ、症状を緩和するものであり、根本的な治療には至っていません。今回は、IRISの分類表でステージ2に分類される猫さまに対して「有機ゲルマニウム療法」を行いま