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がんのもふもふちゃんの食事療法をしています。がんの子は、カラダが酸化するので、酸性になりやすいので、アルカリ性食品を食べていただいています。酢は、カラダは酸性ですが、カラダの中に入るとアルカリ性食品になります。がんのもふもふちゃんの尿を取っていただき、PHが7,5から8にしてもらっています。●なかなかアルカリ性にならない子は、*寝る前に強アルカリ性食品*ミサトール*リンゴ酢今日、ご紹介するのは、リンゴ酢です。ミサトールは手に入りにくいのですが、リンゴ酢は、誰でも
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクであっても、普通に売られている牛のミルクもがんの子にはよくないです。というのは、ミルクは赤ちゃんを育てるものです。それだけ、細胞分裂を活発にさせるのものです。理由:牛乳、ヨーグルト、バター、ヤギミルク乳製品は、細胞を増殖させる成長因子が
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。男の子は、前立腺のがんになる子が割合にいます。女の子を食べてももちろんいいのですが、男の子は是非、トマトスープを与えてくださいね。●なぜ、トマトがいいのか?・カルチノイドのリコピンが多く含まれている。・カルチノイドの中でリコピンは、飛びぬけて抗酸化作用がある。・人の方で、トマトを頻繁に食べると前立腺がんになりにく。●トマトの調理方法・生で食べるより加熱した方がいい。・リコピンは、油に溶けやすい性質があるので、トマトソ
昨日、血管肉腫のもふもふちゃんが来院されました。この子は、内臓にできた血管肉腫でした。なぜ、わかったのか?と尋ねたところ、食欲がなくなり、連れて行ったところ、画像診断でおかしいかったので、CTを撮ったということでした。それでは、血管肉腫とは何を見ていきましょう。●血管肉腫とは?・血管内皮由来の細胞が腫瘍化する・悪性腫瘍・発生部位は脾臓や心臓の右心房、皮下組織、肝臓などに多い・好発犬種ジャーマン・シェパードやゴールデン・レトリーバー、ボクサー●症状・腫瘍が破裂
よく吐く、血液検査でリパーゼがよくひっかかっる子がいます。そのような子は、食事に気をつける必要があります・「膵臓とは」消化酵素を分泌して食べ物の消化を助ける役割を担っているため、消化が容易な食事が推奨されます。「膵臓の食事の基本」1、脂肪の摂取を控えることが重要です。脂肪は消化に多くの酵素を必要とし、膵臓に負担をかけます。バター、油、クリームなど高脂肪の食品は避け、脂肪分の少ない肉や魚、低脂肪の乳製品を選びましょう。また、揚げ物や脂っこい料理も控えます。2、炭水化
本屋に行くと『ミステリと言う勿れ』が平積みされていました。第9巻が発売されたからです。帯を見ると・900万部突破の話題作・TVドラマ化菅田将暉とありました。私の中でドラマ化や映画化になっているのは面白いという考えがあり、第1巻を購入。主人公の久能整(くのうととのう菅田将暉さんがこの役をする)がウンチクを言いながら、事件を解決していくというものです。少女漫画なのですが、メルヘンチックではなく面白かったです。4月に19歳に手前で愛犬・ラッキーを亡くしました。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんがんの子は、貧血になりやすいです。それは、がん細胞が新生血管を作って、がん細胞の周りに一杯血液を取り込むからです。そのために、Htが30%を切る子が多くいます。人医療のように、輸血をするのは難しいです。そこで、海水療法という考えてがあります。もちろん、血液と同じというわけではありませんが、このような治療もあるのです。ルネ・カントンは、海水のミネラル組成が人間の体液(特に血漿)に非常によく似ていることに着目しました
私たちは、がんは「慢性炎症」の結果になったと考えています。そのため、あまり体に負担のないものを選んで治療をしています。今日は、白血球減少症の薬である「セファランチン」について、お話をします。●セファランチンとは?ツヅラフジ科の植物タマサキツヅラフジの根から抽出したアルカロイドです。●セファランチンの一般的な効果・放射線による白血球減少症・円形脱毛症、・滲出性中耳炎・マムシ咬傷・口内炎●セファランチンのがんへの効果○血管新生を阻害してがんの増殖を抑制す
私たちは、多くのがんの子の治療をしています。体を変えるようになるために、やはり食事は大切だと考えています。今日、ご紹介するのは、「タンポポ根のお茶」です。このお茶は、ワンコさまや猫でまでも大丈夫です。タンポポはダンデライオンとも呼ばれています。ユーミンの歌にダンデライオンってありますね。そのタンポポの根について。1、癌細胞と戦ういくつかの研究は、タンポポの根が癌の予防や治療に有効であることがわかりました。2011年にカナダのウィンザー大学で行われた研究では、タ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解中のいちごちゃん私たちの病院は、がんの治療を多くしています。それで、がん治療を中心になります。以下のような質問をいただきました。ガンでない子もPHはこのくらいが理想ですか?答えは、尿のPHが7から7.5ぐらいです。●なぜ、尿のPHが、7から7.5ぐらいがいいのか?生きていることは、酸化していくことです。体が酸化すると、慢性疾患などが起こりやすいので、弱アリカリ性にしておくと、酸化が防げます。愛犬・ラッキーは、いま18歳と半年で
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院は、がん治療にアルテスネイトという薬も使っています。今日は、アルテスネイトについてお話します。●なぜ、アルテスネイトに抗がん作用があるか?がん細胞は、正常な細胞より鉄イオンが多く含まれています。それを利用した薬がアルテスネイトです。アルテスネイトはその鉄イオンと反応して、フリーラジカルを発生します。アルテスネイトが投与されると、がん細胞が選択的に障害を受け、消滅するのです。●アルテスネイトを効果的
ドジャースの山本由伸投手が、アリゾナ州グレンデールのキャンプ2日目に取材に応じました。昨夏、シェルターからピットブル系の犬を迎え入れ、今回のキャンプにも連れてきました。山本投手の愛犬は、大谷翔平選手やその愛犬・デコピンちゃんとすでに仲良しだそうです。また、山本投手の愛犬は温厚な性格とのこと。さらに、愛犬に大谷選手の「17OHTANI」の服を着せていたことが話題になりました。有名人がシェルターから犬を迎えることには、大きな意義があり、そのことを考えてみましょう。山本由伸投手が「シェ
前日、猫さまの目ヤニ、涙の治療をしていました。飼い主さんから「ノンアルコールって書いてありますが、フェノキシエタノールってなんですか。これ使っても大丈夫ですか?」ということでした。答えは、このようなものは使わないで。目ヤニなどは、テッシュにお湯をつけて、何度も拭き取って欲しいです。●フェノキシエタノールとは*「エタノール」という名称が入っていますが、「アルコール」とは別の成分で、「グリコールエーテル」の一種*殺菌・防腐剤として化粧品によく入っているエタノールで
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん聞き慣れない言葉かもしれませんが、カントンの海水療法というものがあります。この療法を考えたのは、フランスの生理学者ルネ・カントン(RenéQuinton)です。「海水療法」または「カントン療法(QuintonTherapy)」に基づく自然療法の一つとして知られています。一般的には、キントン水という飲み水があります。この治療法は、体内の恒常性(ホメオスタシス)を整えることによって免疫力を高めると主張されています。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解してもうじき4年になるいちごちゃんがんの三大治療は、抗がん剤、手術、放射線治療です。今日、ご紹介するものは、新しくできた「センダン」と「ショウキズイセン」が入ったサプリメントが、「犬猫用センダンαプラス」という名前であります。●犬猫用センダンαプラス従来からある犬猫用センダンαにショウキズイセンが加わったもの●センダンの作用・センダンという落葉樹の抽出液センダンとは、比較的暖かい地域に自生する樹木で、日本では四国以南、沖縄ではヤン
18歳7カ月の愛犬・ラッキーと暮らしています。1歩ぐらいしか動くことができないので、もちろんひとりで水を飲むことができません。以下の記事にも書きました。■シニア18歳6カ月の愛犬が歩けなくなったさあどうする水分補給?#水分補給#慢性腎不全『■シニア18歳6カ月の愛犬が歩けなくなったさあどうする水分補給?#水分補給#慢性腎不全』↑ソファの上で寝ている18歳と6カ月のラッキー去年の11月からオムツ生活に突入しました。あれから、3カ月の月日が流れました。ラッキー
表在性にできるがんや腫瘍は、早い段階で手術を行うことが推奨されます。しかし、四肢の末端など皮膚が少ない部分にできる場合は、治療が難しくなることがあります。場合によっては、断脚と呼ばれる手術が提案されることもあります。その一方で、医学の進歩により以下のような治療法や製品が登場しています。テガダームHPトランスペアレントドレッシング(写真上)イントラサイトジェルシステム〈アプリパック〉(写真下)レーザー治療これらを活用することで、寛解に導くことが可能です。な
人間でもミネラル不足が問題視されていますが、ペットも同様です。もふもふちゃん(犬や猫)も、ペットフードを与えていてもミネラル不足になっている可能性があります。以前、沖縄の塩「ぬちまーす」を与えることをおすすめしました。では、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか?猫と犬の1日に必要な塩分(ナトリウム)摂取量の目安猫の塩分摂取量最小必要量:体重1kgあたり0.2g(200mg)のナトリウム標準的な摂取量:体重4kgの猫で0.8g(800mg)のナトリウム※一般的なキャッ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん獣医療では、がんを治療する際に十分なマージンを確保するため、断脚や顎の切除といった大がかりな手術を行うことがあります。たとえば、以下のようながんが該当します。メラノーマ肥満細胞腫骨肉腫手術の選択について私の考えとして、骨肉腫は強い痛みを伴うため、断脚を選択することが望ましいケースが多いと考えます。ただし、飼い主さんが希望しない場合には、断脚を行わないという選択肢もあります。一方で、メラノーマや肥満細胞腫については、腫瘍
猫や犬は、年齢を重ねると慢性腎不全を発症することが多くあります。現在のところ、その治療は対症療法が主流です。主な治療法としては、以下のようなものがあります。腎臓用のフード皮下点滴内服薬数年前、元東京大学教授の宮崎先生が、ネコ科の動物は高齢になると腎不全を起こしやすいことに着目し、腎臓にある老廃物を除去する「AIM」という物質を発見しました。AIMは、老廃物に目印を付け、貪食細胞に除去させる役割を果たします。これにより、腎不全時には腎臓に老廃物が蓄積し、血液の質が悪化す
猫さまの慢性腎不全は、飼い主さんにとって大きな悩みの一つです。ネコ科の動物は、加齢とともに慢性腎不全を発症しやすいことが知られています。これは、トラやライオンといったネコ科動物でも同様です。その原因は、他の動物に比べて腎臓から老廃物を効率的に排出できず、腎臓の糸球体が徐々につぶれてしまうためです。現在の治療法は対症療法に限られ、症状を緩和するものであり、根本的な治療には至っていません。今回は、IRISの分類表でステージ2に分類される猫さまに対して「有機ゲルマニウム療法」を行いま
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんいちごちゃんは、2カ月に1度、血液検査で来院します。この5年間、再発も転移もありませんでした。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。
私たちの病院は、食事指導をしているので、飼い主さんと情報交換をします。シニアの子で、歯が弱くなり、硬いものを食べにくい子は「コーヒーミルで砕くのが、いいよ」と教えていただきました。シニアのもふもふちゃんを飼っている人は多いと思います。このフードもう少し、小粒だったら、いいと思っている人は、コーヒーミルで砕いてみてはいかがですか。カリタ電動ミルKPG-40(ブラック)Amazon(アマゾン)
↑2018.12月31日↑2019.01.01↑2019.01.18↑2019.01.18私たちの病院は、がん治療を多くしています。●私たちの病院の特徴*食事療法*丸山ワクチン*紅豆杉*フィーバーフュー*ミサトール*インターキャット*インタードック*重曹療法*少量の抗がん剤*レーザー蒸散*外科的手術*メディカルアロマ(精油)などで、抗がん剤はほとんど使いませんし、放射線治療もしていません。それで全部のがんが寛解するとは、いえませんが、こんな
『はたらく細胞』を愛読書にしています。先日、飼い主さんから、『はたらく細胞猫』が出たことを教えてもらいました。早速、飼いました。第一話ダニ予防第二話嘔吐第三話毛球症第四話猫ひっかき病第五話爪切りが載っています。このように漫画にしてもらうとすっと頭に入りますね。はたらく細胞猫(1)(シリウスコミックス)Amazon(アマゾン)
↑レーザーを当てる前↑6日後私たちは、手術以外にも傷の創傷治癒のために、レーザーを使っています。昨日、肥満細胞腫の子の記事をあげました。【がん】肥満細胞腫、断脚と言われたが患部だけ手術#肥満細胞腫#レーザー#丸山ワクチン|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし患部の創傷治癒のために、レーザー治療をしています。【なぜ、レーザーは創傷治癒になるか?】レーザーを当てることで、細胞レベルでの生理的反応がおきます。低出力レーザ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん9月4日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の動物病院と
「はたらく細胞」」シリーズが大好きで、*「はたらく細胞」*「はたらく細胞BLACK」*「はたらく細菌」は読んでいます。今回は、「はたらく細胞BLACK」の新刊が出たので、購入。第11話「尿路感染、沈黙、涙。」のところを読んで、そうだみなさんに慢性腎不全の怖さを知ってもらうと。「「はたらく細胞BLACK」では、尿路感染ですが、特に猫さまでは加齢による慢性腎不全が不全があります。いまのところは、早期に発見して慢性腎不全を見つけることになっています
↑手術前の肥満細胞腫↑術後↑テガダームHPトランスペアレントドレッシング↑糸が外れましたが、テガダームHPトランスペアレントドレッシングをしているので、寛解しています。↑約1カ月でこのように寛解しています。以前もここに書きましたが、後肢にできた肥満細胞腫について、二次診療では断脚を勧められました。腫瘍の大きさは約2センチだったため、飼い主さんと相談のうえ、患部のみをレーザーで手術することにしました。後肢の末端は皮膚の余裕が少ないため、
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解中のいちごちゃん私たちの病院は、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。いろいろながん治療があると思いますが、私たちが行っている治療は、いろいろな免疫療法をしています。その中で、丸山ワクチンがあります。●丸山ワクチンとは?□体全体の免疫力向上を目指す□がん細胞の特異的に働くものではない□免疫賦活作用□リンパ球が増えて、免疫力が成人に働く私たちの病院のがんのもふもふちゃんは、ほとんどが丸山ワクチンを使っています。