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↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上が経っているいちごちゃんがん細胞は、体内がアルカリ性に傾くと転移や増殖がしにくくなるとされています。そのため、当院では「高濃度ビタミンC点滴」を実施しています。特に効果的とされている投与方法は、以下の通りです。静脈内投与腹腔内投与一方で、経口投与皮下注射などの方法は、抗腫瘍効果があまり期待できないと言われています。高濃度ビタミンC点滴は、効果が現れるまでに時間がかかることもありますが、飼い主さまにはぜひ静脈注射での継続的
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、「がんは慢性炎症」のひとつでそれを改善しないと、寛解しないと考えています。サプリメントは、その子の血液検査をして、サプリメントをご提案させていただいています。そのなかのひとつに、「フルボ酸」があります。●フルボ酸とは?フルボ酸は天然植物由来の有機酸です。植物が枯れると、土の中に住む微生物によってこの植物が分解され、様々な『有機物』になります。・アミノ酸・ミネラル成分が含まれます。●
↑命のスープ私は、長年にわたり臨床獣医師として、多くのイヌやネコ、いわゆる「もふもふちゃん」たちと向き合ってきました。現在は、とくにがんの治療に力を入れています。がんを「治す」「寛解に導く」ために、さまざまな治療法がありますが、私がまずお伝えしたいのは――食事を見直すことの大切さです。結論からお話しすると、食事療法は、できるだけ幼い頃から取り入れてほしいと考えています。そんな中、飼い主さんから次のようなご質問をいただきました。命のスープやフルボ酸ですが、若くて健康
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上経っているいちごちゃん猫さまは、FeLV(猫白血病ウイルス)やFIV(いわゆる猫エイズ)を持っている子が多くいます。それを知っていて、何もしないと発症する可能性があります。FeLVはリンパ腫になる可能性があるので、注意は必要です。【ラクトフェリン】とは?ラクトフェリンは、哺乳類の乳や涙、唾液などに含まれる多機能性の糖タンパク質であり、特に免疫機能において重要な役割を果たします。母乳、特に初乳に豊富に含まれることから、新生児の免疫防御
人間でもミネラル不足が問題視されていますが、ペットも同様です。もふもふちゃん(犬や猫)も、ペットフードを与えていてもミネラル不足になっている可能性があります。以前、沖縄の塩「ぬちまーす」を与えることをおすすめしました。では、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか?猫と犬の1日に必要な塩分(ナトリウム)摂取量の目安猫の塩分摂取量最小必要量:体重1kgあたり0.2g(200mg)のナトリウム標準的な摂取量:体重4kgの猫で0.8g(800mg)のナトリウム※一般的なキャッ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん多頭飼育をしていると、猫同士で喧嘩をすることもあります。それで、喧嘩をして、単なる傷だと思って、抗生剤を飲んでもなんだか、すっきりしないと言うことは、ありませんか?そんなとき、飼い主さんは、どうしたら、いいのでしょうか。●飼い主さんのできること飼い主さんから、ご覧になって難治性の傷は、腫瘍の疑いがあります。それで、病理検査がおすすめです。検査代は、かかりますが、後々の治療が変わってくるからです。化膿し
↑糖質を減らすために、コンニャクを使ってみる人間の医療でてんかんにケトン食を食べて、症状を抑えるというものがあります。●ケトン食とは?簡単に説明すると、脂肪が多く炭水化物(糖質)が少ない食事で、脂肪、たんぱく質、糖質・炭水化物の比率を一定になるようにします。●脳疾患、がんの子はケトン食を応用血液検査をして獣医師の指導の下になりますが、炭水化物を減らして、その分、脂質を増やします。タンパク質はそのままです。●料理方法コンニャクをたっぷりのオリーブ油で炒める
葛(クズ)は、日本で親しまれてきた和製ハーブです。食事療法をしているもふもふちゃんに、頼れるアイテムです。【葛の効果】・血行促進作用のある葛根は葛の周皮を除いた根のことで、発汗、解熱、鎮痙剤として使われる生薬です。血行促進や発汗作用があり、風邪や発熱などの症状を和らげるといわれています。葛湯は病人の滋養強壮として古くから用いられてきました。【葛の主要な成分」大豆の成分としても有名なダイジンダイゼインは、イソフラボンです。イソフランはポリフェノールの一種で、
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。寛解する子は、なにが違うのかをずっと考えています。↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解していちごちゃん全員のもふもふちゃんを寛解にもっていくにはどうしたらいいのか?」が課題です。ひとつ言えることは、がんが寛解している子のまねをするということです。このブログで有名ないちごちゃんは、眼窩、鼻腔内リンパ腫でしたが、4年以上寛解して元気です。いろいろな理由があるのですが、ひとつはステロイド剤を使っていないということです。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上、寛解中のいちごちゃん私たちは、毎日、もふもふちゃんのがん治療をしています。寛解する子もいるようになりました。しかし、体をずっとがんに負けないようにしてもらうといいのですが、なかなか難しいですね。そうなると、再発や原発でがんができる子がいます。そうならないように私たちは免疫力のチェックをしています。●免疫力のチェックとは?どのくらい免疫力があるかは、外からチェックすることができません。しかし、ある程度は白血球の数を調べれば、ある程度推測
↑眼窩鼻腔内リンパ腫でが寛解して6年半以上になるいちごちゃん私たちは、がんの子の治療にフルボ酸を使っています。この方法は私が発見したわけではなく、「がんと炎症代謝研究会」の代表、和田洋巳先生から「フルボ酸はがんの子に与えると良いよ」と教えていただきました。このブログによく登場するいちごちゃんも、がんの治療の一環として5年以上にわたりフルボ酸を飲み続けています。【フルボ酸とは】フルボ酸は腐植に含まれる物質で、アルカリ性や酸性に溶ける有機酸です。腐植とは、土の中で植物や微生物
今日は、干し柿の話をします。もちろん、主食ではありません。オヤツやトリーツとして、注射や内服薬のごほうびにあげてみてください。干し柿は、人間の方では「美容おやつ」といわれています。国産のものだと砂糖を加えず合成着色料や添加物などを使わないものがほとんどです。●柿の有効成分・血管を広げ血流促進する「シトルリン」というアミノ酸シトルリンを摂取すると、一酸化炭素を産生し、血管を広げることで血流改善が期待できます。・優れた抗酸化作用を持つカロテノイド・食物繊維はごぼうの5倍