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毎日新聞によりますと、野良犬から生まれた6匹のきょうだい犬の中の一人の里親がSNSできょうだい犬を探し、4年後に「再会」を果たしたと報じられています。その6匹の犬たちは、ハスキー犬のようなグレーの背中に白いおなか、ふさふさのしっぽで、指から離れた場所にある爪「狼爪(ろうそう)」が2本ある特徴が共通しており、位置や形も似ているそうです。【動物行動学】犬は同腹のきょうだいと再会して喜ぶのか?きょうだい犬会のメリット(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん初診の方にお願いです。いろいろながんの治療法があると思います。私たちの動物病院は、がんは慢性炎症だと考えています。炎症が取れないとがんは、寛解しないという理論で治療をしています。・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が2から3・尿のpHが7.5から8これになるように治療をしています。それで、以下のようなことをします。・食事療法・アルカリ化のサプリメント・重曹療法・丸山ワクチン・高濃度ビタ
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクと牛乳の違いヤギミルクは、・脂肪分が少ない・タンパク質、カルシウム、ビタミンAなどの栄養素が豊富・低アレルゲン性であり、消化がしやすい・ヤギミルクに含まれるカゼインが牛乳のものと異なり、アレルギー反応を起こしにくいヤギミルクであっても
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年が過ぎたいちごちゃんいちごちゃんは、いまの治療は以下です。□食事療法□サプリメント療法□丸山ワクチンでステロイド剤も抗がん剤も使っていません。以下のような血液検査を叩き出しています。□SAA正常値□N/L比が、58.4/28.9で2.02ですばらしい値ですね。もちろん元気もあり、食欲もあります。2月の1度、血液検査をして、このようにチェックしています。リンパ腫でも、ストロイド剤も使わず、現在は抗
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
以前、このブログでEM-Xについて書きました。人には、効果があるので私も毎日、飲んでいます。【がん】EM-Xという清涼飲料水に抗酸化作用#がん#EM-X|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)そこで、切花にもEM-Xを入れてみました。ガーベラは、家に持って帰るとすぐにおじきしてしまいますが、EM-Xを入れると、こんなに生き生きとしています。量は、数滴たらすだけです。暑くなってきて、切花を長持ちさせるために、使っ
自壊した乳がん、肥満細胞腫、扁平上皮がんなどの皮膚に転移したがんは、化膿して独特のニオイがあります。そんなもふもふちゃんにおすすめなのは、ロゼックスゲルです。2015年に、嫌気性菌に効果がある抗生剤のメトロニダソールの外用剤であるロゼックスゲルが発売されました。「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」と広く使えます。においに関しては、上記のメトロニダソール外用剤を使用すれば良いのですが、あくまで対症的な方法ではありますが、ニオイなどは緩和されます。乳がん
中央日報は、イタリアで生後15カ月の男の子が猛犬ピット・ブル・テリア2頭にかみつかれて亡くなったと伝えています。赤ちゃんを抱っこした母親と(赤ちゃんの)叔父が玄関から出た瞬間、2頭のピットブル・テリアに襲われたそうです。近くに叔父がいましたが、どうすることもできなかったのです。その犬の飼い主は、母親の友人ということがわかっています。大人の男性がいてもピット・ブル・テリアを静止できないものなのでしょうか。そのあたりを見ていきましょう。母親に抱かれた赤ちゃんがピットブルに襲われて死
職場に麹水を持っていき飲んでいますが、少し甘くって美味しいです。甘酒に比べると水なのでさらりとしているので、これから暑くなる日に熱中症予防としておすすめです。麹水の作り方は、以下に載っています。【食事療法】麹水を作って犬や猫にあげましょう#麹#がん#|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)以下の質問が届きました。スーパーで売っている米麹でいけますか冷蔵庫で保存して飲ます時にレンジで少し温めてもダメですか?
私たちの病院では、命のスープを飲んでいる子がたくさんいます。今日は、「グルタチオン」について説明します。●グルタチオン・抗酸化物質です。・フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護します。●グルタチオンの多い食品・ホウレンソウ・キャベツ・シロナ,・キュウリ・カボチャ,・トマト・サヤエンドウ,・ソラマメ・エノキタケなどです。●飼い主さんの注意:グルタチオンは日本薬局方に収載された医薬品それで、かかりつけ医でもらうか、食品から取り
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解中のいちごちゃん眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解中のいちごちゃんは、骨転移もありました。いまでは、骨融解もなくなり、元気にしています。いちごちゃんの飼い主さんー「今日も男前です」私ー「そうですね。いちごちゃん男前ですね」という会話で診察が始まります。いちごちゃんは、骨融解も完治して、元気に暮らしています。獣医療で、画像診断の技術が発達しているので、以前、見つけることができなかったがんによる骨融解も見つけることができるようになりま
麹を取ることで、免疫細胞が快適に動くことは知られています。リンパ球の数が少ない子には、麹を食べると免疫細胞が動いてくれます。『麹親子の発酵はすごい!』の中から、麹水の作り方を材料・米麴100g・水500g用意するもの・お茶などを入れる不織布のパック(大きめのもの)・麦茶などを作るポット作り方1、米麹をパックに入れる2、ポットに1を入れる3、冷蔵庫に8時間入れるとできあがり注意・できあがった麹水を3日以内に飲み切り・冷蔵庫で保存・同じ麹を3回
食事療法をしている私としては、がんの子は食事を見直す必要があると考えています。おすすめの食材は、甘酒です。麹の甘酒です。麹が入っています。今日は、麹の効果について。1、免疫力アップ腸内環境を整えることでも、免疫力を高めます。それに加えて麹には、βグルカンを含みます。βグルカンは、キノコや大麦などに含まれる多糖類の一つです。マクロファージ(リンパ球の一つ)を活性化するなど、免疫賦活作用があります。2、抗炎症効果腸内環境でも登場した酸性プロテアーゼは、免疫細胞の
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん手術や放射線治療をしても再発した、転移したと来院されるもふもふちゃんが、数多くいます。がんは「炎症」反応だと思っている私たちにとっては、なるべく早く来ていただきたいと思っています。上記の場合だと大火事になっていることが多く、なかなか火消しができないのです。がんは自分の細胞が異常に増えた結果です。そのため、体を変えないとよくないのです。・尿のpHが7.5から8.・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が
待合室には、額に傷を負い目の周りを腫らした高齢の池田さん(仮名)と奥さんが座っていました。池田さんは、急いで動物病院に駆けつけたようで、手にはまだ血のあとがありました。筆者はミニチュアダックスフンドのテルくん(仮名)を池田さのんところに連れていきました。なぜ、このような傷を負った飼い主が、診察室にいたのかを説明しましょう。【高齢飼い主】犬を抱えて転倒し頭から出血し救急車に見知らぬ人の善意で救われた犬の命(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん先日、他院で肝臓がんで「何もすることがない」と言われてたと、来院されました。数件の動物病院を回られているようでした。確かに手術はできないかもしれません。しかし、放置しておくと、黄だんや肝性脳炎になる可能性があります。このようなことになると、・食欲不振・けいれんなどの症状を起こす可能性が高いです。そこで以下のような治療ができます。・高濃度ビタミンンC点滴・丸山ワクチン・有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)内
私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。抗がん剤作用のある薬をつかっているのに、なかなか効かないという子もいます。その場合は、以下のようにします。・尿のpHをアルカリ性にする・高濃度ビタミンンC点滴それと、デドックスをしています。・竹炭の内服(リンが含まれていますので、かかりつけの獣医師と相談してからつかってください)・EM-Xの内服多くの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。「不足」は栄養素などのミネラルも不足している子が多いです。
私たちの動物病院で、チワワの子が発作を起こしていましたが、有機ゲルマニウムを飲むとほとんど出なくなりました。その子は、毎日、起こしていたのですが、数えるほどしか発作を起こさなくなったことを以前、書きました。それ以外にも、連日、発作を起こしていた子が、有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)を飲むと、ほぼ出なくなったそうです。どちらも、高齢で麻酔をかけるのが嫌なので、画像診断はされていません。なぜ、発作を起こすのか原因はわかっていませんが、有機ゲルマニウムが発作を減らず効果があります。
猫さまもワンコさまも高齢になってくると、慢性腎不全の子が増えます。腎臓は一回、破壊されると再生しにくい臓器です。(私たちの動物病院では、幹細胞培養上清液の治療をしています)そのことをよく理解して高齢なもふもふちゃんと暮らしてください。そこで、いちばんおすすめなのは、アゾディルです。アゾディルは、犬や猫の腎臓の健康をサポートするためのサプリメントです。【アゾディルの効果】アゾディルには、窒素老廃物を栄養源として利用できる3種の善玉菌が含まれており、これらの菌が血中から
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
4月5日放送の『坂上どうぶつ王国』の『第2のさかがみ家では新入りvs問題児で大事件が!』というコーナーがありました。そこで、ギン太郎くんとレオくんは相性が悪いのですが、その2匹の犬をドッグランに放ちました。すると、ギン太郎くんがレオくんを襲うトラブルの映像が放送されてまいした。このことについてSNS上で非難が殺到しています。動物行動学的に見て、このことを回避できなかったのかを見ていきましょう。『坂上どうぶつ王国』で相性の悪い犬同士を放ちトラブル「動物行動学」から回避を考察(石井万寿
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
朝ドラの『虎に翼』は、伊藤沙莉の主演で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性の実話に基づいたドラマです。このドラマは女性が道なき道を切り開いていくものなので、見ていると元気になります。第2週「女三人寄ればかしましい?」の4月8日放送で女子トイレ問題が放送されていました。朝ドラ『虎に翼』は女性初の弁護士の物語で女子トイレ問題昭和後半の獣医学部では?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん猫さまは、シニアになると慢性腎不全になりやすい動物です。そんな猫さまは、慢性腎不全にならなければ、長生きできます。事前に予防することはできないのでしょうか?腎臓には、血管が多く集まっています。そのために、血管を強くしておいた方がいいですね。そのために、以下のものは予防効果があります。・フルボ酸・珪素フルボ酸の中には、珪素も含まれています。珪素は、血管の新生を促し柔軟性のあるものに、してくれます。その他に
桜が満開になり、最高気温が20度を超える日もあります。この時期になれば、そろそろ暖房器具を片付けます。もちろん、ストーブなどは気温が高くなってくると片付けても大丈夫です。その一方で、猫の好きなこたつは片付けていいのかを動物行動学の観点から考えてみましょう。結論からいいますと、こたつ1年中、置いておいた方がいいです。【動物行動学】「こたつ」の片付けどき猫が大好きなこたつをいつまで置いておく?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
ワンコも年を重ねていくと体に腫瘍が出来ることもありますよね。トリミング中に見つけることもあります。放置しておいても大丈夫な物もありますが細胞診や切除手術が必要な場合もあります。家の歴代のお空組🌈ワンコは総勢11頭いるのですが、悪性腫瘍に罹患した子は今までに2頭いました。4歳の頃、首筋に出来たイボが急に大きく変異、自壊しだして、肥満細胞腫の疑いが濃厚になり切除手術をしたボクサー犬のアポロ(術後は元気に暮しました)と、マリノアのジャックは肝臓ガンを患いました。ジャックは気付いた時、す
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院では、がんの子にはなるべく「フルボ酸」を飲ませてもらうようにしています。食事療法をやっている私たちは、フルボ酸に入っているミネラルが大切と考えているからです。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っていました。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。【フルボ酸とは】フルボ酸は、植物などが土中の微生物により分解されたできた腐植
私たちは、がんの子を多く診察しています。がん細胞は、低酸素状態になり、従来の細胞が使うATP回路を使わず、解糖系を使います。それで、がんになれば、糖質のものはよくないといわれているのです。がんになれば、がん細胞のまわりがアルカリ性になり、酸素がうまくいけば、悪化しにくいのです。そのために、水溶性の珪素を飲むと血管を作る材料になります。血管の内皮細胞に活性化して、新しい血管を再生する力があります。若々しい血管が再生されるのです。このため、人では脳梗塞、高血圧、心
私たちは、毎日、がんの治療をしています。がんは、高齢になってからなる子が多いので、フードを変えるのは難しいですね。そのうえ、猫さまは好き嫌いがはっきりしています。そのため、魚だけのタンパク質のフードを選ぶことはたいへんです。猫さまは、慢性腎不全を持っている子がいるので、余計にフード選びには、頭を悩ませますね。それで、市販で買える魚だけの腎不全用のキャットフードを今回は、紹介します。フォルツァディエチ(FORZA10)リーナルケアもし、購入が難しい場合はご相
私たちは、毎日、がんの治療をしています。抗がん剤作用のある薬を使ってもなかなかがんが寛解しない子もいます。このブログを読んでいる方は、がんのもふもふちゃんの飼い主さんも多いでしょう。そして、動物病院に行き治療をしてもらっていると思います。なぜ、がんが寛解しないのか?そのひとつの原因は、栄養不足、ミネラル不足がある推測しています。タンパク質の不足は、血液検査でTPやALBを見るとわかりますが、ミネラル不足はわかりにくいです。そのため、ミネラル不足に気がつかないので