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↑患部がこんなに綺麗になっています。2次診療で「後肢を断脚」と言われたワンコさま、当院で手術を受け、元気に過ごしています。肥満細胞腫は転移しやすいため、発見次第、可能であれば早期の手術が望まれます。もちろん、断脚を行った方が転移のリスクを抑えやすいことは承知していますが、私たちは**生活の質(QOL)**も大切にしています。そのため、当院では患部のみを切除し、身体全体の状態を整えることで、転移を防ぐ治療を行っています。【当院の主な治療方針】食事療法重曹療法丸山ワクチン高濃
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんいちごちゃんは、いまの治療は以下です。□食事療法□サプリメント療法□丸山ワクチンステロイド剤も抗がん剤も使っていません。以下のような血液検査を叩き出しています。□SAA正常値□N/L比が、58.4/28.9で2.02ですばらしい値ですね。もちろん元気もあり、食欲もあります。いまは、2月に1度の血液検査で来院されています、リンパ腫の治療に、ストロイド剤も使わず、現在は抗がん剤
【休診のお知らせ】誠に勝手ながら、身内の不幸により2025年4月26日(土)を休診とさせていただきます。皆さまにはご不便とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、4月28日(月)は通常通り診察を行いますので、よろしくお願いいたします。春らしい陽気になってまいりましたが、朝晩はまだ肌寒い日が続きます。どうぞご自愛くださいませ。
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
↑ラッキーは、サツマイが好きでした。私たちの病院では、治療をしながら食事療法もしています。読者から、以下の質問をいただきました。Q&A1、がんは炭水化物やブドウ糖などの糖質を好物とするので、がんになってしまった場合は、あげない方がいいというのは本当でしょうか?2、リンゴなどの果物(果糖)やカボチャ、いも類、にんじん等も糖質があるので、避けたほうがいいのでしょうか?1、がんは、炭水化物やブドウ糖が好きです。できれば、なるべくあない方がいいです。手作り食をしていると、やはり多少の炭水
猫さまが、慢性腎不全になるのは、よく知られています。ところが、最近は、ワンコさまも長寿になり、慢性腎不全になる子がいます。臨床上、猫さまの慢性腎不全は、発症しても数年以上生きている子が多くいます。その一方、ワンコさまは、コントロールが難しいので、早めに治療をした方がいいですね。慢性腎不全は、血液検査をしないとわからないです。●飼い主さんのできること□シニアになれば、血液検査【私たちの治療】□初期のうちにから始める食事の変更私は、食事療法をしているので、魚の
私たちの動物病院には、高齢で麻酔をかけられない子が多くいます。上記の写真の子は、口のところに腫瘍ができて、血が出てきたということでした。それで、結紮式で、以下のように取りました。飼い主さんは「なんかしぼんできたな、と思ったら、気がついたらなくなっていました」ということです。上の写真のように、どこに腫瘍があったかわからないようになっていました。このような結紮式が適用な腫瘍は・根本が、キノコように細くなっている・富士山のようになっていない・結紮できる場所に
新学期が始まりましたね。ご家族が仕事や学校のために家を出て、新天地で頑張っているという方もいるでしょう。また、病気などでご家族を亡くされた方もいらっしゃるかもしれません。では、犬や猫は、一緒に暮らしていた家族や仲間のペットの「不在」に気づくことができるのでしょうか?今日は、犬や猫が「家族がいない」「いなくなった」と感じているのかどうか、考えてみたいと思います。【獣医師解説】犬や猫は家族の「不在」を理解できる?ペットが見せる切ない行動とは(石井万寿美)-エキスパート-
なんと、NHKラジオに初出演することになりました!先日、収録を終えてきました。【番組名】「マイあさ!」の『サタデー/サンデーエッセー』▶︎マイあさ!-NHK【放送日】2025年5月10日(土)【放送時間】朝6時40分ごろから10分程度、お話しします。テーマは「動物たちの心の声をどう理解しているのか?」についてです。(収録秘話)動物行動学のお話をさせていただいたのですが、「行動学」が「高度学」に聞こえてしまい、そこだけ何度か録り直す場面もありま
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる
↑飼い主さんから、許可を得てあげています。以下のインスタに載っています。Instagram私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。全部の子が寛解をしてくれるわけではあえいませんが、今日、ご紹介するワンコさまは、ゴールデンレトリバーという大型犬にもかかわらず、がんの治療をしながら14歳のお誕生日を迎えました。私たちが治療をさせていただき、1年以上が過ぎています。【治療】・丸山ワクチン・食事療法・重曹療法・チャーガ・アルテスネイト・ミサトー
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん今日、4月17日は休診にさせていただきます。よろしくお願いいたします。18日は通常通りに診察をしています。まねき猫ホスピタル
広島県の大久野島でウサギを虐待したとして、動物愛護法違反に問われた男に対し、広島地裁呉支部は懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。被告人は1月、島に生息するウサギを蹴ったり、口にハサミなどを差し込んだりして傷つけました。この島のウサギたちは、エサをくれるのが人間だと信じて近寄ってきます。無防備な動物を虐待する人が、現実に存在しているのです。このニュースは、動物が好きな人にとっては、憤りを感じるものでした。ウサギや外で暮らすネコたちを守るために、私たちにできることを考えていきま
キノコの調理について、以下のような質問をいただきました。フィラリの予防薬の時期なので、血液検査をされる人が多いかもしれません。春の健康診断で、リンパ球の値を見てください。30%前後ない子は、βグルカンであるキノコ類を食べるとをおすすめします。質問なのですが、うちは手作り食なので、猫ですが、みじん切りにした冷凍キノコミックスをご飯に入れて炊き込んで食べています!猫はキノコその物を食べさせても効果がないのでしょうか?それとも食べさせるのが難しいので、サプリでという事でしょうか?宜
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年のいちごちゃんもふもふちゃんは長寿になりました。そのため、がんの発生率が上昇する可能性が高くなります。シニアになって、もふもふちゃんはががんにならないように注意することは大切ですね。●飼い主さんのできること□専門家に食事指導を受ける□肉などのフードを控えて、魚のタンパク質のフードに変更する□適当な運動をさせる□炎症マーカーを血液検査でチェックするなどをして、シニアになれば注意深く体を管理していると、がんにはなりにくいと思い
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、「がんは慢性炎症」のひとつでそれを改善しないと、寛解しないと考えています。サプリメントは、その子の血液検査をして、サプリメントをご提案させていただいています。そのなかのひとつに、「フルボ酸」があります。●フルボ酸とは?フルボ酸は天然植物由来の有機酸です。植物が枯れると、土の中に住む微生物によってこの植物が分解され、様々な『有機物』になります。・アミノ酸・ミネラル成分が含まれます。●
↑手術前の肥満細胞腫↑術後↑1カ月で少しで寛解2次診療では、肥満細胞腫なので後肢の断脚をいわれたワンコさまがいました。飼い主さんの希望で、断脚ではなくワンコさまに負担のない治療と希望されました。以下にも書いています。【がん】肥満細胞腫、断脚と言われたが患部だけ手術#肥満細胞腫#レーザー#丸山ワクチン|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らしこのワンコさま、手術をしてほぼ1カ月で写真のように寛解して、散歩も行き走り回っています。
がんの子や高齢のもふもふちゃんの飼い主さんにおすすめの本です。ヒト医療の本ですが、たいへん参考になります。私は、がんは免疫が正しく働かないと寛解、完治しないと考えています。安保徹著『免疫革命』は、免疫の仕組みと健康維持の本質を解き明かす一冊です。著者は、白血球の自律神経支配に着目し、交感神経と副交感神経のバランスが免疫力を左右すると説きます。過度なストレスや生活習慣の乱れにより交感神経が優位になると、免疫力が低下し、病気を引き起こす要因になると指摘。西洋医学の対症療
毎日新聞によりますと、大阪府警が落とし物として届けられた大型インコ「ヨウム」を希少種と認識せず、動物愛護団体代表の女性に譲渡していたことが判明しました。この女性はこの未登録のヨウムを譲渡した疑いがあり、奈良県警が捜査を進めています。手続きを踏まないヨウムを譲渡すると、逮捕されるおそれがあります。その辺りを見ていきましょう。未登録の「ヨウム」を譲渡で捜査知らずに渡すと逮捕も?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
そして、扁平上皮がんば寛解している子もいます。⚫️私たちの病院の特徴*免疫細胞に働きやすい環境を作る*免疫細胞にblakではない環境を提供するなどをこころがけて、がん治療をしています。⚫️具体的にどうするか?*食事療法でカラダをアルカリ性にする*丸山ワクチン*高濃度ビタミンンC点滴*アルテスネイト*重曹療法などをしなから、まずは免疫細胞に取ってblackでない環境を提供して、カラダを変えてがん細胞が住みにくくしています。がん細胞は、自分が作り出した
毎日、もふもふちゃんの治療をしています。生命とは、永遠ではなくいつか終わりが来ることを他の人よりわかっているつもりでした。飼い主さんにわかったような顔をして「あまりよくないですね。危険な状態です」と何回、言ってきたことか。そんな私ですが、自分のことラッキーのことになると別です。頭ではわかっていたけれど、認めたくないというのがあります。4年前の4月8日に、ラッキーは息を引き取りました。ラッキーは亡くなると私がめちゃくちゃかなしみに打ちひしがれることを知っていたのでしょう。
YouTubeで人気の猫・もちまるくんは、まだ10歳未満ながら腎臓病を患い、飼い主がその闘病の様子を発信しています。猫は腎臓病になりやすい動物ですが、もちまるくんを通して、腎臓病に関心を持っている人は多くいます。そんな中、救世主となり得る治療薬「AIM」が来年にも実用化される見通しです。AIMは腎臓病の根本治療につながる可能性があり、愛猫家たちの注目を集めています。治療の開始時期や費用、AIMの効果など、飼い主が今から知っておくべき大切なポイントを一緒に考えてみましょう。You
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。男の子は、前立腺のがんになる子が割合にいます。女の子を食べてももちろんいいのですが、男の子は是非、トマトスープを与えてくださいね。●なぜ、トマトがいいのか?・カルチノイドのリコピンが多く含まれている。・カルチノイドの中でリコピンは、飛びぬけて抗酸化作用がある。・人の方で、トマトを頻繁に食べると前立腺がんになりにく。●トマトの調理方法・生で食べるより加熱した方がいい。・リコピンは、油に溶けやすい性質があるので、トマトソ
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクであっても、普通に売られている牛のミルクもがんの子にはよくないです。というのは、ミルクは赤ちゃんを育てるものです。それだけ、細胞分裂を活発にさせるのものです。理由:牛乳、ヨーグルト、バター、ヤギミルク乳製品は、細胞を増殖させる成長因子が
2025.4.5こんばんは🌃7年前の今日のフェイスブック📚記事から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2018.4.5可愛い招き猫ちゃん達です🐾#招き猫#招き猫いっぱい#招きネコ#招きねこ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんがんの子は、貧血になりやすいです。それは、がん細胞が新生血管を作って、がん細胞の周りに一杯血液を取り込むからです。そのために、Htが30%を切る子が多くいます。人医療のように、輸血をするのは難しいです。そこで、海水療法という考えてがあります。もちろん、血液と同じというわけではありませんが、このような治療もあるのです。ルネ・カントンは、海水のミネラル組成が人間の体液(特に血漿)に非常によく似ていることに着目しました
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん聞き慣れない言葉かもしれませんが、カントンの海水療法というものがあります。この療法を考えたのは、フランスの生理学者ルネ・カントン(RenéQuinton)です。「海水療法」または「カントン療法(QuintonTherapy)」に基づく自然療法の一つとして知られています。一般的には、キントン水という飲み水があります。この治療法は、体内の恒常性(ホメオスタシス)を整えることによって免疫力を高めると主張されています。
長崎市は猫の殺処分数が全国で最も多い自治体でしたが、2024年度には「殺処分ゼロ」を達成する見通しが発表されました。猫好きにとって嬉しいニュースです。長崎市は猫にとって住みやすいところであり、温暖な気候や斜面地が多く、車の通らない路地が多いことが要因と考えられています。一方で、無責任なエサやりによる繁殖が原因で、長崎市では猫の殺処分が多い状態が続いていました。地域の特性もあり、猫の保護活動は難しいと思われていました。では、なぜ殺処分ゼロを達成できたのか、見ていきましょう。猫の殺処分
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解中のいちごちゃん私たちの病院は、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。いろいろながん治療があると思いますが、私たちが行っている治療は、いろいろな免疫療法をしています。その中で、丸山ワクチンがあります。●丸山ワクチンとは?□体全体の免疫力向上を目指す□がん細胞の特異的に働くものではない□免疫賦活作用□リンパ球が増えて、免疫力が成人に働く私たちの病院のがんのもふもふちゃんは、ほとんどが丸山ワクチンを使っています。
↑レーザーを当てる前↑6日後私たちは、手術以外にも傷の創傷治癒のために、レーザーを使っています。昨日、肥満細胞腫の子の記事をあげました。【がん】肥満細胞腫、断脚と言われたが患部だけ手術#肥満細胞腫#レーザー#丸山ワクチン|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし患部の創傷治癒のために、レーザー治療をしています。【なぜ、レーザーは創傷治癒になるか?】レーザーを当てることで、細胞レベルでの生理的反応がおきます。低出力レーザ