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がんのもふもふちゃんの飼い主さんは、抗がん剤や手術や放射線治療をしていてもあまり効果が出ていない人もいるでしょう。獣医療では、もうこれ以上できないと思う人も多いかもしれません。しかし、私たちの動物病院は、がん細胞だけを捉えるのではなく、がんを取り巻く環境を考えながら、治療をしています。具体的にいえば、・体をアルカリ性にする・炎症を抑えるなどをしながら、がん治療をしています。写真の本を読んでいただくと、より理解ができます。『がん劇的寛解』
がんや慢性腎不全の子には、貧血の子が多いですね。そのような子は、鉄剤を飲んでいる子がいます。鉄には、ヘム鉄とキレート鉄があるので、そのことを勉強しましょう。ヘム鉄動物性食品に含まれる鉄で、赤身肉やレバー、魚などに多いタイプです。胃酸や他の栄養素の影響を受けにくい腸でそのままスッと取り込まれる吸収率が高い(だいたい15~25%)「効率よく鉄を入れたい」人にはかなり優秀」キレート鉄鉄をアミノ酸などで包んだ形の鉄。サプリメントでよく使われます。胃や腸への刺激が少な
私たちは、がんの猫さまとワンコさまの治療をしています。がんは、炎症反応なので炎症を抑えないといけません。●どのような血液検査で、炎症反応はわかるのか?・CRP(犬)・SAA(猫)・N/L比が2前後に上記の値から、炎症反応がないか、否かを調べます。●命のスープを作り置きしましょう。当院でがんが寛解している子は、ほぼ命のスープを飲んでいます。毎日、手作り食をするのは、たいへんなので、数日、作り置きしましょう。(材料)・ニンジン・キャベツ・白菜(冬
先日、NHKラジオの収録がありました。放送は、8月23日(日)の朝7時台です。お盆を迎える8月ということで、今回は「ペットロス」についてお話ししました。ペットロスについて、少しでも皆さんと一緒に考える時間になればと思っています。よろしければ、ぜひお聴きくださいね。マイあさ!-NHK
がんで、なにもできないと言われているもふもふちゃんも多いと思います。以下のような治療があります。つまり、低エネルギーで選択的にがん病巣に治療を行うものです。従来のレーザーの光凝固や蒸散などの物理的破壊作用とは、異なります。光線力学的治療(PhotodynamicTherapy,PDT)は、がんや一部の皮膚病の治療に使われる方法です。光感受性物質(薬剤)を投与すると、がん細胞や異常な組織に選択的に集まります。その部分に特定の波長の光を照射すると、薬剤が活性化されて「
紫ウコンは、一般的なウコン(秋ウコン)とは少し異なり、「ガジュツ」と呼ばれる種類です。人では、抗酸化作用があると言われています。少量であれば大きな問題が起きないこともありますが、私は自己判断で積極的に使わず、かかつけの獣医師と相談してくださいね。一方で、ウコンに含まれるクルクミンには、抗炎症作用抗酸化作用食欲サポート腸内環境への影響アポトーシスの誘導などが研究されています。ただし、これは主に人や実験レベルの話であり、犬猫で「治療効果が確立している」とは言えません
ベンフォチアミンというビタミン剤を知っていますか?ベンフォチアミンはがんに効果があるとも言われています。■①がんと糖代謝(ワールブルグ効果)がん細胞はミトコンドリア呼吸よりも解糖系に強く依存します。その結果、・乳酸産生増加・糖化ストレス増大・酸化ストレス亢進が起こります。ベンフォチアミンはトランスケトラーゼ活性を上げ、ペントースリン酸経路へ糖を逃がすため、過剰な糖代謝の“毒性側面”を減らす理論的根拠があります。■②抗糖化(AGEs)対策がんの微小環境では
ブログの読者から以下の質問をいただきました。いつも参考にしております。ありがとうございます。鶏のボーンブロスは、がんになったら与えてはいけないのでしょうか?今はまだ健康で、毎日、犬も人間も鶏ボーンブロスを取っているのですが、将来的に気をつけた方が良いのか知っておきたいと思います。お手すきの折教えていただければ幸いです。『がんと炎症代謝研究会』の代表の和田洋巳先生は、がん患者に対し「過剰な動物性脂肪を避け、魚や植物性たんぱく質を中心に」という考えを示されています。で
加齢とともに、犬にも心や脳の変化が現れることがあります。【加齢の変化】今まで穏やかだった子が急に怒りっぽくなったり、ちょっとした物音で興奮したり、夜中に何度も起きて歩き回るなど、睡眠が浅くなることも少なくありません。こうした変化は「年だから仕方ない」と思われがちですが、認知機能の低下や脳の老化が関係している場合があります。【飼い主さんのできること】このような症状に対して、近年注目されている漢方薬の一つが「抑肝散(よくかんさん)」「抑肝散加陳皮半夏」です。【抑肝
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。総合栄養食で、魚のタンパク質だけのものは、少なくですね。それで、がんなどで食べなくなったもふもふちゃんには、魚だけの総合栄養食のドライフードを粉にしてあげています。ドライフードを粉にして、なめやかにするのは、難しいです。電動式のコーヒーミルを使うことで、数秒でペットフードを粉砕することができます。食欲が落ちてきて、好きなものしか食べなくなったもふもふちゃんには、このような方法は、おすすめです。これだけ、細かくなる