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毎日、もふもふちゃんの治療をしています。生命とは、永遠ではなくいつか終わりが来ることを他の人よりわかっているつもりでした。飼い主さんにわかったような顔をして「あまりよくないですね。危険な状態です」と何回、言ってきたことか。そんな私ですが、自分のことラッキーのことになると別です。頭ではわかっていたけれど、認めたくないというのがあります。4年前の4月8日に、ラッキーは息を引き取りました。ラッキーは亡くなると私がめちゃくちゃかなしみに打ちひしがれることを知っていたのでしょう。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん2023年9月5日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の
YouTubeで人気の猫・もちまるくんは、まだ10歳未満ながら腎臓病を患い、飼い主がその闘病の様子を発信しています。猫は腎臓病になりやすい動物ですが、もちまるくんを通して、腎臓病に関心を持っている人は多くいます。そんな中、救世主となり得る治療薬「AIM」が来年にも実用化される見通しです。AIMは腎臓病の根本治療につながる可能性があり、愛猫家たちの注目を集めています。治療の開始時期や費用、AIMの効果など、飼い主が今から知っておくべき大切なポイントを一緒に考えてみましょう。You
↑2018.12月31日↑2019.01.01↑2019.01.18↑2019.01.18私たちの病院は、がん治療を多くしています。●私たちの病院の特徴*食事療法*丸山ワクチン*紅豆杉*フィーバーフュー*ミサトール*インターキャット*インタードック*重曹療法*少量の抗がん剤*レーザー蒸散*外科的手術*メディカルアロマ(精油)などで、抗がん剤はほとんど使いませんし、放射線治療もしていません。それで全部のがんが寛解するとは、いえませんが、こんな
人間でもミネラル不足が問題視されていますが、ペットも同様です。もふもふちゃん(犬や猫)も、ペットフードを与えていてもミネラル不足になっている可能性があります。以前、沖縄の塩「ぬちまーす」を与えることをおすすめしました。では、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか?猫と犬の1日に必要な塩分(ナトリウム)摂取量の目安猫の塩分摂取量最小必要量:体重1kgあたり0.2g(200mg)のナトリウム標準的な摂取量:体重4kgの猫で0.8g(800mg)のナトリウム※一般的なキャッ
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクであっても、普通に売られている牛のミルクもがんの子にはよくないです。というのは、ミルクは赤ちゃんを育てるものです。それだけ、細胞分裂を活発にさせるのものです。理由:牛乳、ヨーグルト、バター、ヤギミルク乳製品は、細胞を増殖させる成長因子が
写真は、国立がんセンターの以下のサイトからhttp://ganjoho.jp/public/cancer/thym写真は、国立がんセンターの以下のサイトからhttp://ganjoho.jp/public/cancer/thymoma/胸腺について。胸腺は1、場所は、胸骨の裏側、心臓の上前部(前縦隔:ぜんじゅうかく)2、Tリンパ球と呼ばれる白血球をつくっています。☆ヘルパーT細胞抗体を作る細胞を活性化する働きをする☆キラーT細胞
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解中のいちごちゃん私たちの病院は、がんの治療を多くしています。それで、がん治療を中心になります。以下のような質問をいただきました。ガンでない子もPHはこのくらいが理想ですか?答えは、尿のPHが7から7.5ぐらいです。●なぜ、尿のPHが、7から7.5ぐらいがいいのか?生きていることは、酸化していくことです。体が酸化すると、慢性疾患などが起こりやすいので、弱アリカリ性にしておくと、酸化が防げます。愛犬・ラッキーは、いま18歳と半年で
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上経ったいちごちゃん「リンパ腫で、抗がん剤で寛解しました。でも1カ月ほどで、再発してもう抗がん剤は効きません」といわれて、転院で来られます。「何故、寛解したのに、また、リンパ腫になるのか?」がんの中で、リンパ腫は、抗がん剤がよく効きます。それで、抗がん剤が使われるのです。それはいいことなのですが、ここで、治療をやめる人が多いのです。何もしないとかなりの率で、再発します。(理由)1、がんは、自分のカラダで作ったものなので
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。男の子は、前立腺のがんになる子が割合にいます。女の子を食べてももちろんいいのですが、男の子は是非、トマトスープを与えてくださいね。●なぜ、トマトがいいのか?・カルチノイドのリコピンが多く含まれている。・カルチノイドの中でリコピンは、飛びぬけて抗酸化作用がある。・人の方で、トマトを頻繁に食べると前立腺がんになりにく。●トマトの調理方法・生で食べるより加熱した方がいい。・リコピンは、油に溶けやすい性質があるので、トマトソ
18歳7カ月の愛犬・ラッキーと暮らしています。1歩ぐらいしか動くことができないので、もちろんひとりで水を飲むことができません。以下の記事にも書きました。■シニア18歳6カ月の愛犬が歩けなくなったさあどうする水分補給?#水分補給#慢性腎不全『■シニア18歳6カ月の愛犬が歩けなくなったさあどうする水分補給?#水分補給#慢性腎不全』↑ソファの上で寝ている18歳と6カ月のラッキー去年の11月からオムツ生活に突入しました。あれから、3カ月の月日が流れました。ラッキー
私たちは、多くのがんの子の治療をしています。体を変えるようになるために、やはり食事は大切だと考えています。今日、ご紹介するのは、「タンポポ根のお茶」です。このお茶は、ワンコさまや猫でまでも大丈夫です。タンポポはダンデライオンとも呼ばれています。ユーミンの歌にダンデライオンってありますね。そのタンポポの根について。1、癌細胞と戦ういくつかの研究は、タンポポの根が癌の予防や治療に有効であることがわかりました。2011年にカナダのウィンザー大学で行われた研究では、タ
前日、猫さまの目ヤニ、涙の治療をしていました。飼い主さんから「ノンアルコールって書いてありますが、フェノキシエタノールってなんですか。これ使っても大丈夫ですか?」ということでした。答えは、このようなものは使わないで。目ヤニなどは、テッシュにお湯をつけて、何度も拭き取って欲しいです。●フェノキシエタノールとは*「エタノール」という名称が入っていますが、「アルコール」とは別の成分で、「グリコールエーテル」の一種*殺菌・防腐剤として化粧品によく入っているエタノールで
↑自家栽培のスーパースプラウト私の食事の紹介に、スプラウトについて、よく書いているので、今日は、スプラウトの話を。(スプラウトとは)、スプラウト(英:Sprout)とは、主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽させたもの発芽するときに、種子のときには存在しなかった成分も新たに合成される1、ビタミン2、ミネラル3、フィトケミカルこれらが、あるので、がんの子には、スプラウトがおすすめですね。1994年アメリカのジョンズ・ホプキンス医科大学のポール・タ
がんは、なぜなるのか?それは「慢性炎症から来ています」、このことを理解していないとなかなかな寛解になりません。●慢性炎症は、どこでわかるの?・CRP(犬)・SAA(猫)・好中球/リンパ球の比2から3●ミサトール炎症を抑えるミサトールもフィーバーフューと同様に・炎症調節物質NF-κBが過剰に出るのを抑える。ミサトールは梅からできていますが、その中には、MK615という物質がありそれが抗炎症作用があるのです。このような作用があり、なおかつ
がんのもふもふちゃんの食事療法をしています。がんの子は、カラダが酸化するので、酸性になりやすいので、アルカリ性食品を食べていただいています。酢は、カラダは酸性ですが、カラダの中に入るとアルカリ性食品になります。がんのもふもふちゃんの尿を取っていただき、PHが7,5から8にしてもらっています。●なかなかアルカリ性にならない子は、*寝る前に強アルカリ性食品*ミサトール*リンゴ酢今日、ご紹介するのは、リンゴ酢です。ミサトールは手に入りにくいのですが、リンゴ酢は、誰でも
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃん聞き慣れない言葉かもしれませんが、カントンの海水療法というものがあります。この療法を考えたのは、フランスの生理学者ルネ・カントン(RenéQuinton)です。「海水療法」または「カントン療法(QuintonTherapy)」に基づく自然療法の一つとして知られています。一般的には、キントン水という飲み水があります。この治療法は、体内の恒常性(ホメオスタシス)を整えることによって免疫力を高めると主張されています。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が6年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる5.がんは次世
慢性腎不全で貧血になっている子の治療方法を説明します。●慢性腎不全この病気は、腎臓が正常に機能しなくなり、体内の毒素や余分な水分が排出されず、血液中の化学物質や水分のバランスが崩れる状態を指します。●慢性腎不全とエポジン慢性腎不全の治療には、エリスロポエチン(エポジン)と呼ばれるホルモンを投与することで、貧血の改善を図ることができます。●エポジンとは?エポジンとは、腎臓で産生される赤血球形成刺激因子であり、赤血球を作るために必要なホルモンです。慢性腎不全では、腎臓が
連休最後の日ですね。もう、お盆休みの人も多いのかもしれません。8月は私にとってはラッキーの新盆でそして誕生日です。19年近く生きてくれていたので、いろいろと思い出しています。そんなとき平野啓一郎さんの最新作『本心』を手に取りました。以下は、サイトからの文章です。『本心』特設サイト|平野啓一郎平野啓一郎の最新長篇『本心』を、2021年5月26日に刊行しました!『マチネの終わりに』、『ある男』に続き、愛と分人主義の物語であり、その最先端となる最新長篇『本心』を、どうぞお楽しみく
がんの子を多く診察しています。がん細胞の周りは、化膿することが多く、抗生剤を使ってもなかなか膿が治らないことが多いです。それで、銀の力を借りることにしています。銀をコロイド化したコロイダルシルバーというものがあります。医学の父として知られているヒポクラテスは、銀で傷を治したり、病気を防いだりもして、昔から使われていたようです。高価な食器に銀食器などがあり、そのことを知っていたのでしょうね。最近では、ドラックストアに行けば、銀を使った日用品の中に、抗菌や消臭
がんの治療をしています。食事療法をして来られる飼い主さんもいらっしゃいます。私たちの食事療法は、主にカラダをアルカリ性にすることです。*牛肉*豚肉*馬肉*ラム肉*加工肉などの動物性タンパク質は、カラダを酸性に傾けるので、がんの子には、よくないです。それと、動物性タンパク質を焼くと*HCA(ヘテロサイクリンックアミン)*PAH(多環芳香族炭化水素たかんほうこうぞくたんかすいそ)が発生します。HCAとPHAは、発がん物質なのです。ベッドフード
↑手術前の肥満細胞腫↑術後↑テガダームHPトランスペアレントドレッシング↑糸が外れましたが、テガダームHPトランスペアレントドレッシングをしているので、寛解しています。↑約1カ月でこのように寛解しています。以前もここに書きましたが、後肢にできた肥満細胞腫について、二次診療では断脚を勧められました。腫瘍の大きさは約2センチだったため、飼い主さんと相談のうえ、患部のみをレーザーで手術することにしました。後肢の末端は皮膚の余裕が少ないため、
フォロワー215万人超の人気YouTubeチャンネル「もちまる日記」の猫・もちまるくんが、腎臓病の悪化とその治療費について話題になっています。もちまるくんのこれまでの検査や治療にかかった費用が公開されたことで、ペットの医療費について改めて考えさせられます。
毎日、もふもふちゃんの治療をしています。生命とは、永遠ではなくいつか終わりが来ることを他の人よりわかっているつもりでした。飼い主さんにわかったような顔をして「あまりよくないですね。危険な状態です」と何回、言ってきたことか。そんな私ですが、自分のことラッキーのことになると別です。頭ではわかっていたけれど、認めたくないというのがあります。ラッキーは亡くなると私がめちゃくちゃかなしみに打ちひしがれることを知っていたのでしょう。それで、私にメッセージを送ってくれました。・歩けな
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して6年以上のいちごちゃんがんの子は、貧血になりやすいです。それは、がん細胞が新生血管を作って、がん細胞の周りに一杯血液を取り込むからです。そのために、Htが30%を切る子が多くいます。人医療のように、輸血をするのは難しいです。そこで、海水療法という考えてがあります。もちろん、血液と同じというわけではありませんが、このような治療もあるのです。ルネ・カントンは、海水のミネラル組成が人間の体液(特に血漿)に非常によく似ていることに着目しました
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんいちごちゃんは、2カ月に1度、血液検査で来院します。この5年間、再発も転移もありませんでした。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。
よく吐く、血液検査でリパーゼがよくひっかかっる子がいます。そのような子は、食事に気をつける必要があります・「膵臓とは」消化酵素を分泌して食べ物の消化を助ける役割を担っているため、消化が容易な食事が推奨されます。「膵臓の食事の基本」1、脂肪の摂取を控えることが重要です。脂肪は消化に多くの酵素を必要とし、膵臓に負担をかけます。バター、油、クリームなど高脂肪の食品は避け、脂肪分の少ない肉や魚、低脂肪の乳製品を選びましょう。また、揚げ物や脂っこい料理も控えます。2、炭水化
猫さまの慢性の軟便、下痢の子を多く診察しています。SNSで仲良くなった飼い主さんが「下痢の子には、オリゴ糖がいいよ、と聞いたので、オリゴ糖を与えたら、余計ひどくなりました」というので診察に来られました。ちょっとインターネットで調べると、オリゴ糖は1、腸に良い2、整腸作用という言葉を目にするでしょう。確かにオリゴ糖は大腸に到達すると、腸内細菌によって発酵されビフィズス菌など善玉菌のえさです。善玉菌が増えることで腸内フローラの中での善玉菌勢力が優勢になる筈です