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↑眼窩鼻腔内リンパ腫が7年の寛解しているいちごちゃん私たちの動物では、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。寛解する子は、ほぼアルカリ性になっています。尿のpHが、酸性のまま寛解した子は、私たちの動物病院ではほとんどいないです。もちろん、少量の抗がん剤を使う子もいます。●飼い主さんができるアルカリ化・食事療法・ミサトール(砂糖が入っていないもの)●当院でやっていること・尿アルカリ化剤・重曹療法などをしながら、体をアルカリ性にするように治療をしなが
動物病院がとても苦手な猫さまが、慢性腎不全と診断されました。ある日、前肢が触ると岩のように硬く腫れてきたのです。しかしこの猫さまは、採血さえ強く嫌がるタイプでした。そのため飼い主さんは、「この子が嫌がることはしたくない」と大切な思いを伝えてくださいました。そこで当院では、無理に通院や処置を行うのではなく、できる範囲での治療を選択しました。尿だけを持参していただき、状態を確認しながら以下のケアを行いました。【当院で行った治療】・丸山ワクチン・有機ゲルマニ
ベンフォチアミンというビタミン剤を知っていますか?ベンフォチアミンはがんに効果があるとも言われています。■①がんと糖代謝(ワールブルグ効果)がん細胞はミトコンドリア呼吸よりも解糖系に強く依存します。その結果、・乳酸産生増加・糖化ストレス増大・酸化ストレス亢進が起こります。ベンフォチアミンはトランスケトラーゼ活性を上げ、ペントースリン酸経路へ糖を逃がすため、過剰な糖代謝の“毒性側面”を減らす理論的根拠があります。■②抗糖化(AGEs)対策がんの微小環境では
私たちの病院では、命のスープを飲んでいる子がたくさんいます。今日は、「グルタチオン」について説明します。●グルタチオングルタチオンとは、体内に存在する非常に重要な抗酸化物質で、主に肝臓で作られる小さなペプチド(アミノ酸の集合体)です。具体的には、グルタミン酸・システイン・グリシンという3つのアミノ酸から構成されています。大きく分けて、次のような働きがあります。①抗酸化作用活性酸素を無毒化し、細胞の老化やダメージを防ぎます。いわば「体のサビ止め」のような役割です。②解毒作
シニアのワンちゃんやネコちゃんは、年齢とともに体の機能が少しずつゆっくりになっていきます。その中のひとつが「消化酵素」を作る力です。消化酵素が十分に出ないと、食べ物をうまく消化できず、・うんちがゆるくなる・体重が落ちやすくなる・お腹がゴロゴロしやすいなどの不調につながることがあります。そのため、必要に応じて「パンクレアチン」という、体の消化を助ける酵素を補ってあげると、食べたものがきちんと消化されやすくなり、体調が改善することがあります。年齢とともに弱くなってし
私たちの動物病院に肛門にできたアポクリン腺がんのワンコさまが治療に来られています。抗がん剤を使っても余命1年と言われていたそうですが、8カ月を過ぎましたが、お元気です。犬のアポクリン腺がん(アポクリン腺癌)は、皮膚にある汗腺の一種「アポクリン腺」から発生する比較的まれですが悪性度の高い腫瘍です。余命・予後に影響する主な要因①発生部位肛門周囲(肛門嚢アポクリン腺がん)最も多く、リンパ節や肺への転移が起こりやすいタイプです。皮膚(体幹・四肢)肛門嚢由来より進行がゆるやか
一般的な腎不全の治療をされて、調子がよくならない子が多く来院されています。慢性腎不全の考え方「腎臓そのものの病気」だけでなく、全身の代謝破綻の結果として捉えます。治療の柱は「腎臓を無理に働かせる」のではなく、細胞レベルでの代謝を立て直す酸化ストレスと慢性炎症を抑える不足している栄養素を“十分量”補うことです。具体的には次のようなアプローチが取られます。高たんぱくを一律に制限しない→良質なたんぱく質は細胞修復に必須。むしろ低栄養が腎機能低下を加速すると考えます。抗
エコーなどの画像診断が発達しているので、肝臓に腫瘍ができているとわかるようになりました。画像診断で肝臓に腫瘍が見つかり、なおかつ、画像診断医にそれを見てもらったところ、良性の腫瘍だと診断されました。そこで、私たちは、以下の治療をしています。・高濃度ビタミンンC+ビタミンB群+アミノ酸の点滴+強力ミノフェーゲン・レザー治療【高濃度ビタミン点滴】高濃度ビタミンンCは、肝臓疾患に対して有益な効果があります。肝臓は体内で重要な役割を果たす臓器であり、代謝や解毒、栄養素の