はにわとは
はにわ(埴輪)は、日本で古墳時代につくられた焼き物です。3世紀後半から6世紀後半にかけてつくられ、前方後円墳に並べ立てられていました。構造は粘土で紐状の形をつくりながら積み上げていきます。そのため、中は空洞になります。はにわの種類としては大きく円筒埴輪と形象埴輪に区分されます。形象埴輪はさらに種類が分かれ、家形埴輪、器財埴輪、動物埴輪、人物埴輪の4種類に区分されています。形象埴輪から古墳時代の人々の衣服や髪型、武具、建築形態などが分析できます。埴輪の意義は葬送儀礼に用いられ、古墳に囲むようにして置かれた円筒埴輪は、聖域を区別するという役割を果たしていたと考えられています。はにわという名前のついた個人ブログや園芸ショップの紹介ブログなどがあります。