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過矯正の修正は多くの美容外科医が断る修正で、困っている患者様が多いと思います。なぜ修正を断るのか?!理由は手術難易度がウルトラC級に難しいから難しい理由は①そもそも手術手技が難しいただし慣れれば、手技自体は大したことない②結果の不安定下がり過ぎてしまったり、再発したりする③窪みや予定外線が出る眼瞼下垂手術の逆を行うので、窪みや予定外線は必発です。ただし、予測がつきにくいです。この辺りの詳しい内容は⇩『過矯正の修正(挙筋後転)は、なぜ難しいのか?!
切開線の位置が高い(特に蒙古襞を超える高さ)とハム目となったり眼瞼下垂となります。また、目頭側の方が二重幅が広くなることも多く悩まれる方が多いです。以前は幅広二重が人気があり、もてはやされた時代がありました。また、現在でも若い方で幅広を好む方も多く、何かと話題の幅広二重です。・瞼が薄く・瞼の開きが良く・出目傾向の方は幅広二重にすることが可能です。目が大きく見えて非常に綺麗だと思います。出目の場合、瞼の皮膚が薄く開きが良い・・・かつ、元々二重の可能性が高く、そもそも二重
二重切開・眼瞼下垂後の独特の「整形感のある瞼」の原因の一つが『瞼の厚さ』です。上記手術後には瞼が開きやすくなるので、必ず眉が下がります。眉が下がると目と眉の間の皮膚と皮下組織(脂肪・眼輪筋など)が圧縮されるために瞼は厚くなります。特に切開で作成した二重はしっかり食い込んでいるので、二重の上に乗っかる厚ぼったい二重になります。食い込みが強くなるので、その分だけ皮下組織が押されて前に出るため厚くなるとも言えます。また、瞼が厚くなると「食い込みが強く見える」ため、こちらも「整形感
表ハムラ6ヶ月後の経過です。以前にご紹介させて頂いた患者様の経過のご報告です⇩https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12846285259.html?frm=theme今回は早速経過から斜め比較⇩時間経過⇩初診時は目の下にヒアルロン酸注入されておりました。量がそれなりにあったので、最初に溶解注射をしたところ・・・元のお顔に戻りました。こう見ると、表ハムラの適応であることがよくわかります。また、術後1ヶ月の時
お陰様で「うめクリ」は多くのご予約を頂いております。新患者様のご予約は5〜6ヶ月後が最短となります(経過診察や緊急診察はすぐにご予約が可能です)。ご要望の多かったエクスプレス枠、うめクリでいう『ファストパス』を導入します。※改訂版です。以前とは内容が異なっております。現在、ファストパスの予約を締め切っております。再会は2025年の2月からです(予約開始日は未定です)早めにご予約頂く代わりにいくつかルールがございます。ルールに沿えない場合はご予約不可とさせて頂きます。
年中、患者様に「奥目なので手術が難しい」と言う私ですが・・・私自身が奥目でした汗昨日はHP更新のために私の写真をスタッフに撮影してもらった。フェイスリフトのデザインの解説の為の撮影でしたが・・・右目(向かって左)が出目傾向左目(向かって右)が奥目です。そういえば、幼少時から左目は一重になったり吊り目が気になったりしてました。浮腫んだ日は顕著で、吊り目感の強い一重に悩んでいましたが・・・2019年に眉下切開をおこなってから、瞼が浮腫みにくくなり、二重が安定していたた
二重幅を狭くする修正手術の解説の前に『二重幅のおさらい』を行います。幼稚な手描きのイラストを用いて行います。綺麗さやキラキラ度よりも内容重視のblogです。ご容赦ください。解説は二重切開(眼瞼下垂)に準じたお話です。埋没の場合は多少話が変わってきます。二重の幅を専門用語で『重瞼高』や『Pretarsalshow』と言います。さて「二重線を〇〇mmにしてください」とオーダーされることがあります。私はこのオーダーを受けることは少ないです。おそらく美容治療にそこまで詳
定期的にご依頼がある『傷跡修正手術』。特別な手技を行なっているわけではなく、シンプルに丁寧に手術を行なっております。まずは症例写真から写真の通りです。かなり目立ちにくくなりました。極力、同条件になるように撮影しています。傷跡修正に限らず、皮膚縫合のポイントは「盛り上げて縫うこと」です。今回のような手背(手の甲)はテンションがかかる部位(手はよく動かしますので・・・)ですので、より盛り上げが必要です。「盛り上げ」については以前のblogをご参照ください↓『傷は盛り
フェイスリフトの最怖の合併症は血腫です。血腫とは、傷の中に血液が溜まることです。フェイスリフトは剥離の範囲が広いので、どうしても出血のリスクがあります。傷が開いていれば、血液が出ても体の外に出るだけ(患者様はビックリですが汗)ですが、傷が閉じていると、血液の行き場が無くなりその場で膨らんでタンコブとなります。これが『血腫』です。少量であれば問題ありません。と言いますか、術後に多少は起きているものだと思います。これが多量になると大問題。何が問題か?!•
この手術を行う医師は非常に限られます。挙筋後転は非常に難しい手術です。毎度しつこいようですが・・・・瞼の開きが下がりすぎる、下がらないなど予測がつきにくい・瞼が窪む可能性が高い・予定外線のリスクが高い手術です。手術自体にもノウハウが沢山必要であり、疎遠する医師が大半です。挙筋後転についてはこちら⇩『過矯正の修正(挙筋後転)は、なぜ難しいのか?!』手術結果の予測が付きにくく、手術が1回で終わらないことが稀ではありません。美容外科手術において最も高難易度の手術である「挙筋後
適応な患者様には眉下切開は非常に良い治療です。眉下切開の良いところは・お顔の印象をあまり変えない(自然な手術)・ダウンタイムが比較的短い(傷跡以外)・手術難易度が低い(失敗するリスクが少ない)です。ただし、これは手術が「適応」である場合です。適応の条件の代表例は・眼瞼下垂がない・目と眉が離れている・眉がしっかりある、アートメイクしている・瞼に凹みがない・目頭側の被りが少ない(目尻側のタルミが強い)です。逆に・眼瞼下垂がある・平べったいお顔・若い人・
二重切開(眼瞼下垂)で最も恐ろしい合併症は、びっくり目でも左右差でもハム目でもありません。それらはデザインと術式でほとんど避けられます。最も怖い合併症は『予定外線』です。こればっかりは突如として起こるもので避けれません。瞼を薄くする処置である「Roof切除」「眼輪筋削ぎ」により予定外線リスクは増えますが、そういった処置を行わなくても予定外線が出てしまう事があります。そして予定外線が出てしまったら・・・基本の治療は『待つ』事です。その他には・テーピング・ヒ
手術はどうしても「うまくいかない」ことがあります。特に二重切開・眼瞼下垂はその傾向があります。・目は左右二つある・タルミの影響・眉が下がる影響・瞼の開きの抵抗組織・挙筋機能(瞼を開ける筋力)・蒙古襞の影響・奥目出目・皮膚が薄くてシワになりやすい・・・と不確定要素があまりに多いです。それだけに左右差が少なく、綺麗な目元にするのには難易度が非常に高いです。それだけに私はこの難しい手術に魅力を感じてます汗難しい手術ということは、うまくいかない・・・つまり失敗すること
形成外科的治療であるZ形成を行いました.以前に『表ハムラ&シコリ除去』を行った患者様です↓『50代表ハムラ&シコリ除去』クマ治療で注入治療が行われることが多いですが、この注入物によりシコリ除去のご相談も増えている傾向があります。患者様は50代の女性です。以前に複数回の注入治療…ameblo.jp左の外眼角(目尻の境目)が突っ張ってしまいました。これは傷の拘縮と言って「傷が短く短縮」する状態です。正確には、つっぱりの部分は切開していないのですが、下瞼の治療ですと・・・こう
鼻翼縮小は傷跡が目立つ手術です。患者様は20代の男性です。失礼な話ですが、鼻の毛穴が開いていて、脂汗が多い肌質です。こういった方は傷跡に炎症が起きやすく、目立つ傷跡となりやすいです。傷跡修正の基本は『丁寧に縫合する』これだけです。傷跡を切り取って縫合します。形成外科の技術が活かされます。鼻翼の場合は脂腺を抑えるためにボトックス注射を併用します。高周波メスを用いたグラデーション処置も同時に行っております。▼うめだ美容外科クリニック▼〒151-0053東京渋谷区代々木2
奥目だと瞼が厚く、重たく見えます。正確な奥目の定義は「対眉骨の突出」になります。すると日本人は出目傾向にあり、西洋人が奥目傾向となります。ただこの定義だと、西洋人が厚ぼったい瞼で日本人が薄い瞼・・・違いますね。正確な定義では「対眉骨の突出」ですが、一般的に言われる定義は「対瞼」つまり、眼球の上に皮膚が乗っかり「眼球が奥にあるのか否か」となるかと思います。わかりやすいのが、蒙古襞と眼球(と粘膜、正確には涙丘)の比較です。蒙古襞と眼球までの距離感(奥行き感)があるのが奥目、距離
基本的にはカウンセリング当日の手術は行いません。ただし、ご遠方などの理由により条件を満たせば当日手術を行います。条件は①事前に写真によるカウンセリング公式LINEにて行います。梅田剛うめだ美容外科クリニックうめクリonInstagram:"公式LINEスタートしました‼️LINEからは手術のご予約が可能です。一度カウンセリングを受けた方限定です🙇カウンセリング当日手術は行いません。遠方などで、どうしてもという方はDMでご相談ください。また、カウンセリング予約はWE
若くても眼瞼下垂の症状に悩まれる方はいらっしゃいます。眼瞼下垂があると・眠そに見える(黒目の見え方が小さい)・眉毛が上がってる・窪み・三重などが起こります。機能面としては・疲れやすい・頭痛・肩こりなどが起きやすいです。眼瞼下垂の患者様は年齢による要素もありますので、年齢が進むほど患者様は増えます。ですが、10代20代でもお悩みの方は意外と多いです。若年者の眼瞼下垂として『先天性眼瞼下垂』があります。これは瞼を開ける筋肉である「眼瞼挙筋」が欠損していた
眼瞼下垂があると二重切開しても二重取れることがあります。二重切開しても二重が取れる(戻る)ことって意外とあります。単純に二重が緩むことによって二重が戻ることが多いです。手術直後の二重の固定が弱ければ緩みますし、固定はしっかりしていても皮膚が厚かったり、瘢痕が強くでやすい体質の方だと戻りやすいです。また、幅広二重にすると、二重に無理がかかるために戻りやすいです。それ以外にも二重が取れる理由が二つあります。①眉が下がって一重に見える②眼瞼下垂がある①は正確には二
クマの原因の一つに蒙古襞があります。ハムラ法や脱脂、脂肪注入では目袋やティアトラフと呼ばれる凹凸を修正することによりクマを消します。ですが、そもそも蒙古襞の立体感がクマの原因となっている場合は、どうしてもクマが残ってしまいます。この場合は、蒙古襞を減らす(正確には蒙古襞の立体感を減らす)治療が必要です。患者様は他院で裏ハムラ法を受けております。蒙古襞の立体感が強く、クマが残っています。まずはbefore/afterから↓術後1ヶ月です。まだ傷跡の赤みがあります。
ダウンタイムが短いミニリフトのご紹介です。フェイスリフトは通常、ダウンタイムが長いです。腫れは1〜3ヶ月、内出血は2〜4週間、傷跡は6~12ヶ月は気になります。その他、神経麻痺や凸凹などが起こりやすいです。ミニリフトは切開線がこめかみの一部から耳前を通って耳後ろの一部で終わります。内出血はこめかみや目周りが起こりやすいですが、この部位の剥離は行いません。傷跡が目立ちやすい、こめかみや首を切開しません。顔面神経が問題となりやすい(マリオネットライン近く)の剥離を行わないません
閉眼(閉瞼)では食い込みは緩いのに、開眼(開瞼)すると食い込みが強い・・・こういったお悩みの患者様は多いです。実際は食い込みが適切でない、もっと正確に言うと食い込みの方向が良くない状態です。切開線が高かったり、食い込みの作成方法を誤ると、食い込みが上側(眉毛側)に引っ張られて窪んだ二重になりがちです。こうなると、食い込み自体は緩く、閉眼時は気にならなくても開眼時や伏し目の時に気になります。原因を特定して修正する必要があります。ただし、難しいのが原因を確定するにはやはり手術を
4月1日よりうめクリのルール変更がございます。美容外科界の社会情勢などの諸事情によりいくつかルールを改定させて頂きます。全てのルールにおいて、実施されるのは2025年4月1日のお見積もりからです。4月1日までのお見積もり、手術をお受け頂いた患者様はこれまで通りとなります。①手術キャンセル規定について<局所麻酔・笑気麻酔・静脈麻酔>手術日の2週間前からキャンセル費用がかかります(年末などの特定の日程の場合は1ヶ月前から)キャンセル費用は・お支払い金額が100万円以下⇨前払
鼻中隔に穴が開いてしまうケースがあります。鼻中隔に穴が開いてしまうことがあります。かなり珍しい状況ですが•外的刺激(鼻ほじり、ピアス、長期的な点鼻薬使用など)•薬物の影響•鼻中隔延長、鼻中隔弯曲矯正術などで穴が開いてしまうことがあります。鼻の中なので通常は見えないのですが、機能障害を引き起こします。症状としては『鼻出血が続く』『鼻クソが常に溜まる』などの他に…穴が大きいと違和感、穴が小さいと呼吸で笛のような音が鳴ってしまう・・・ことがあります。治療はかなり難しいですの
修正手術で最後に行き着く難しさは・・・左右差の解消だと思います。皆様のお蔭様で多くの二重切開・眼瞼下垂の他院修正手術を行なっております。昨年は80人以上の修正手術を行いました。『2024年の手術件数』よくある件数ではなく人数にしてます。件数だと1人の手術でも両目あるからという理由で2件になります。また、鼻中隔延長+プロテーゼ挿入・・・などは1人カウントして…ameblo.jp修正手術の内容は多岐に渡りますが、最終的に患者様・美容外科医を悩ませるのが『左右差の解消』です。瞼が
SMAS下をマリオネットラインを超える範囲まで剥離するのがDeepPlaneFaceliftです。この手術は長期のダウンタイムとなります。・腫れ・内出血・顔面神経麻痺・引き連れ・場合により凸凹・・・などなどです。腫れについては完全に引くのは6ヶ月程度かかります。1ヶ月ではまだ腫れがあり、顔が大きいです。その代わり肌に艶が出て毛穴が引き締まって見える場合があります。内出血は個人差が大きいですが、1ヶ月以上も続く方もいらっしゃいます。通常は2週間程度とお考えくだ
二重にはしたくないけど、目の開きを改善したい!!こういうご要望は多いはず、、ですが、毎回アクセス数は低く、思ったいるほど需要がないようです汗・元々、一重なので今更二重になりたくない・眼瞼下垂や瞼のたるみがあって改善したい・眉下切開の適応でないこういった方に向いています。難しいのが「眉下切開の適応でない」ですね。眉下切開は主に「瞼の中心〜目尻にかけてのタルミを改善させる手術」です。目頭側のタルミは改善しないどころか、眉が下がって悪化することがあります。実際、
口角挙上はアンチエイジングにも繋がります。私は口角挙上を・外側法・全層法の2種類を行います。外側法はよくある術式でオーソドックスな方法になります。傷跡が気になりますが、口角付近の赤唇(赤い唇)を厚くでき、自然な仕上がりになりやすいです。ただし「口角の上がり具合」に関してはやや劣ります。全層法は比較的新しい方法です。私は以前まで中間法と呼んでましたが、世間では全層法を呼ぶそうです汗前々色である聖心美容クリニックで習った方法です。傷跡が目立ちにくいのが特徴です。「
何回も修正手術を受けたからといって、修正不可になるわけではありません。修正手術は回数は少ないに越したことはありません。ですが、うめクリにはポリサージェリー、つまり複数回の修正手術後の更なる修正手術を望まれる患者様が多くいらっしゃいます。実際に2024年に3回以上の修正手術後の更なる修正手術を行なった患者様の総数は22人詳しくはこちらをご参照ください⇩『二重切開どんな修正が多いのか?!』2024年のうめクリの手術統計です。昨日のブログの続きです⇩『2024年の手術件数』よく
一重のまま、瞼の開きを改善したい人は多いはず。患者様はうめクリ関係者です。元々、一重瞼だったので、今更二重にはしたくない。でも、瞼の重みは気になり手術を受けたい。こういった場合、眉下切開を検討されることが多いですが、果たしてそれが最適でしょうか?!眉下切開は・傷跡が目立つ・吊り目になる・瞼の開きは改善しないといったデメリットがあります。逆に二重切開(眼瞼下垂)は・手術が難しい(うまくいかないリスクがある)・目尻より外側のたるみは解消できないといったデ