ブログ記事2,912件
1/2814時15時草木染エコプリント商用利用講座を開催します。インスタDMもしくはメールsikishokuyuyu@gmail.comよりお申し込み受付ます。材料費込みで16000円となります。(認定料10000円初回のみ講座2回3000円かける2回)認定料は初回1回のみ一年ごとに講習を1回ご受講いただきます)定員は5名となります。1/20申込み1/24までにお振込み完了の方を対象になります。材料は1/25に材料発送予定ご自身でご用意いただくものは参加者様のみにご
東京都現代美術館の続きです。TCAA受賞記念津田道子の「LifeisDelaying人生はちょっと遅れてくる」とサエボーグ「IWASMADEFORLOVINGYOU」まずサエボーグの《IWASMADEFORLOVINGYOU》から、この人の作品は多分初めて見ます。入り口に「PSYCHATRIC(精神科の)HELP」、中は鏡。意味深です。中に入るとほぼ実物大くらいの家や木、そこにビニール製の巨大な動物のフンにたかるハエ。2種類のスケールが存在する混沌と現実感のな
10年ぶりくらいに、宇都宮美術館に行ってきました。現在、こちらで開催されているのは、“イヴ・ネッツハマーささめく葉は空気の言問い”という展覧会。スイスを代表する現代アーティスト、イヴ・ネッツハマー(1970~)の日本初となる大規模個展です。展覧会は、展示室に入る前、ガラス張りの廊下からすでに始まっていました。ガラスに貼られているのは、コンピューターによる線描画。動物だったり、顔にも見える何かだったり。どの線描画も、奇妙でどこかユーモラスな風合い
昨年10月に、めでたく開館40周年を迎えた東京都庭園美術館。さらに、その本館である旧・朝香宮邸は、竣工からちょうど90周年を迎えました。それを記念して、現在、東京都庭園美術館では、“開館40周年記念旧朝香宮邸を読み解くAtoZ”が開催されています。こちらは、日本を代表する“アール・デコ建築”で旧朝香宮邸の見どころを、「AidaandoCarumen」など、AからZを頭文字に持つキーワードで紹介する展覧会です。東京都庭園美術館では過去にも、建物の魅力
フオリサローネ2024その1今年もまたやってきました、サローネ週間。毎年、ミラノ市内の各地で展開されるフオリサローネを楽しみますが、私の祝祭週間、今回は会期より一足早く、金曜日をもって終了しました。もうね、疲れきっちゃたのと、次の週末に予定している旅の企画が全然まとまらないとか、色々あってね、まだ行きたいイベントが数か所あったけど、もう無理、となりました。今回は、他の用事の兼ね合いもあって、会社も一日お休みしたんだけど、思ったよりは全然回れず。そうは言いながら、それなりに見たと思うんだけ
ワタリウム美術館は久しぶりです。収蔵品を中心とした「パーフェクト・カモフラージュ展私はアートになりたい」という展示、カモフラージュ「自分の身を隠す」をキーにした展示のようです。最初は「日常にカモフラージュする」としてマン・レイ、アンディー・ウォーホール、さわひらきという世代から作風から全く関係ない3名の作品展示で、それはずっと続きます。2F展示室に入ると、私の大好きなマン・レイ。ソラリゼーションによる写真のシュールレアリスム。どこが日常なんだろうかという違和感は感じますが、個人的には初見
京都国際映画祭の会場、三条室町の帯問屋、誉田屋源兵衛さんです。意味深な暖簾をくぐっていきます。今日は、いつもと違う、竹院の間に案内されます。ソン・タオとジ・ウェイユィによるアートユニット、「Birdhead(鳥頭)」の作品が並びます。写真画像を、木材に直接シルクスクリーン印刷する手法。その「BiggerPhoto」シリーズに、技法を超えて感情に響く影。奥に進むほど、何かが見つかる京町家。そこには、光に満ちたお庭が。コラージュの細かなところがおもし
彼が旅立ってからもう3年かと思うと実感が無いまだ、この20歳のソウルも1ページ目のママの言葉の文書から涙が出て読み進めることができないいつになったら受け入れられるのかなとお墓まいりに来ていても思ってしまうもし、彼が生きた証しをみていただけるなら20歳のソウルを読んでください20歳のソウル小学館https://www.shogakukan.co.jp/books/09388634今日にこのイベントがあるのは偶然では無い気がして、参加させていただくこと
11月某日、渡辺篤(アイムヒアプロジェクト)私はフリーハグが嫌い@国立新美術館に行きました。新美のパブリックスペースを使った小企画「NACTView」の第3回。ひきこもり経験を持ち、ひきこもりの当事者や孤立を感じている人と協働して作品を制作する渡辺篤さん(アイムヒアプロジェクト)の展示が行われています。行き交う人々で賑やかな通路スペースに、重厚な扉が佇む。その裏側には、「フリーハグが嫌い」というタイトルとは裏腹にハグをしている姿の写真が並んでいて、それにふと足を止め
昨年亡くなられた坂本龍一さんと高谷史郎さんの作品【TIME】あんなにも素晴らしい作品と出会えるとは…。舞台だけどインスタレーション。まるで目の前に現代アートが現れた…そんな感覚。夢なのか現実なのか…まるで泡沫の世界に入り込んだよう。あの世とこの世の境目であり、時間の終わりに次の時間が始まる…そんな輪廻も感じた。田中泯さんや石原淋さんの存在感と表現力の素晴らしさ。宮田まゆみさんの笙の音色や佇まい。要らないものを全て削ぎ落とした先に
美術と映像アヴァンギャルド映画からインスタレーションまで(初稿,2009)(本稿は、松本俊夫編『美術×映像境界領域の創造的カオス』(美術出版社,2010)のために書かれた「美術と映像の100年アヴァンギャルド映画からインスタレーションまで」(同書pp.114-137)の未発表の初稿である。書き出し部分や冒頭の章をはじめ、ですます調の最終稿とは全体にかなり異なっており、加筆され注(一部は編集者によるもの)をつける前の初稿もきちんと記録しておきたかったので本サイトで掲載することにした
雨の日になると思い出す、雫好きのわたしが行きたい場所は、豊島美術館にある内藤礼さんの作品『母型』です。一度だけ訪れたのは、晴れの日でした。そこに行くには、四国、高松港から船に乗り、豊島に着いたら港で電動自転車を借り、30分くらいで美術館のある小高い丘に着きます。豊島美術館『母型』の白い建物の外観は水滴のなめらかなフォルムをしていて、どれが美術館?と戸惑うほどに、周囲の自然と同化しています。ぽっかり空いた小さな入り口から入ると、何もない空間(40×60m)が突然広がります。天井部分には楕
横浜トリエンナーレ、今回で最後です。横浜美術館を出て左を行くと小さなギャラリー。プリックリー・ペーパー(チェン・イーフェイ&オウ・フェイホン)《揺れ動く草の群れ》作家たちはアーティストでもあり、中国で表現の自由やジェンダーなどの特集を組む雑誌の編集者でもあるそうです。段ボールの安っぽさが手作り感満載で、本国でも手作りのマイナーメディアやってるみたいです。意外にストレートなメッセージがある一方、隅に何種類ものステッカーが置いてあり、持ち帰ってもいいし貼ることもできます。これ子供が喜び
横浜トリエンナーレの続きです。絵画や版画や写真といった平面ものが多くて現代アート展らしくないなと感じていたのですが、ここから一気に増えます。丹羽良徳のインスタレーションはどこで見たっけ?「ウィーンで手持ちのお金がなくなるまでATMで入出金を繰り返す」とか「商品を使用せずに期限切れまで持ち歩く」など意味ないことを考えて実行し、その映像などを作品として展示するパフォーマンスアーティストです。バカバカしいんですがアイロニーにもなっていて、特にここまで政治や経済格差など取り上げたシリアスな作品を数
コロナになってから変わったことってやっぱり結構あります。お出かけが少なくなった。遠方へはもちろん、住まいであるミラノの繁華街に行くことも激減。そもそも、コロナ以前から、すでに繁華街に行くことは少なくなっていたんですけどね、それでもイベントとか展覧会があれば、ちょこちょこは行ってたんですよね。でも、コロナで通勤もなくなり、美術館もクローズ、イベントは中止。というわけで、そういう情報を集める必要もなくなってました。とはいえ、世の中は徐々に動き出していて、近所の美術館などはたまさか行ったりはして