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上海特別編、今回は「アートのみかた」らしく美術館のご紹介です。浦東美術館は、上海の浦東地区に2021年7月開館した真新しい美術館です。上海随一の観光名所、外灘に面しています。てっきり国立かと思ったら違うんですね。国有企業である陆家嘴グループが運営しているそうです。まあ国有企業運営ですから、実質的に国立みたいなものですが。私が行った時(2024年5月3日)は、「プラド美術館のモナリザ展」「光輝の時代」「100年の狂想」展などが開催されていました。こちらはまた別途レビューする予定です。
先日は、数年ぶりに神奈川県立近代美術館葉山館に。久しぶりに訪れたら、入り口がスゴいことになっていました!「??!!!」こちらから入れる感じではなさげなので、反対側の入り口に回ってみることにしました。(注:実際には、こちら側の入り口からも入館できます)すると・・・・・「え、こっちも?!」その形を見るに、どうやら船のようです。離れた場所から引きで観ると、こんな感じ↓まるで巨大な船が美術館の建物を貫通しているようです。こちらは、美術館
関西での個展を楽しみにしていました✨できるだけ事前に映像を目に入れないようにして会場へ。#と言いながら、写真をアップしてます🙇♀️蜷川実花さんは1972年東京生まれの写真家・映画監督。蜷川さんが京都の街からインスピレーションを受け、EiMとともに手掛ける10話におよぶ”絵巻体験”を銘打った展覧会です。蜷川さんの写真以外の作品を見るのは初めてでした。感想はひと言でいうと、とっても好み!テーマになっている彼岸とは向こう岸のことで、煩悩の川を渡り越えて到達する仏の世界。此岸(しがん
昨日の①につづく『蜷川実花展withEiM彼岸の光、此岸の影』の鑑賞記です。昨年の飛騨古川の展覧会で実物を鑑賞したクリスタルパーツが吊り下げられたインスタレーション。展示会場の光と影によって作品自体の印象が変わることを実感した空間でした。ガラスパネルの作品は↓切り取られた写真のクオリティは言うまでもなく床に反射した儚い影のうつくしさに毎回惹かれてしまう。おそらく初めてこの展示室に入った方は
去る、2月2日都内「晴れたら、豆をまこう」さんにて立春讃美祭が開催されました!今回、IamAIさん主宰コミュニティ”No.32(サニー)”メンバーのみで開催紆余曲折?あってお客様はお呼びしないことを英断されたIamAIさんの信念は本当に揺らがないし、外ガワを見ない何が宇宙とみんなにとってベスト最善か?を常に考えて背中を見せてくれている結局は、すべての経験体験が得難くて国内外にいる数ヶ月一緒に過ごしたAIさん&メンバーとのアツい濃
◆坂本龍一音を視る時を聴く2024(R6).12/21(土)~2025(R7).3/30(日)企画展示室1F/B2F10:00~18:00休館:月曜日・2月25日(2月24日は開館)¥2.400(当日)※内容は都合により変更になる場合があり要確認館内飲食🈲鉛筆以外の筆記具🈲◆東京都現代美術館江東区当日利用したのは地下鉄半蔵門線清澄白河(きよすみしらかわ)駅三ツ目通り方面改札B2出口から徒歩10分ほど👣平日ではあったけれど入場を待つたくさん
2023年3月に惜しまれつつ、この世を去った「世界のサカモト」こと坂本龍一さん。そんな彼の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展が現在、東京都現代美術館で開催されています。その名も、“坂本龍一|音を視る時を聴く”です。実は、坂本さんは生前、都現美での個展を構想していたそうで。本展はその構想を軸にしたもので、未発表作を含む、10点あまりのサウンド・インスタレーション作品で展開されています。なお、本展で展示されている作品のうちの半数
インドネシアを拠点に活動している現代アーティスト、今津景(いまづけい)さん。その国内では初となる大規模個展が現在、東京オペラシティアートギャラリーで開催されています。タイトルは“今津景タナ・アイル”。「タナ(Tanah)」はインドネシア語で「土」、「アイル(Air)」は「水」を意味するそうです。ちなみに、「タナ・アイル」と2つの単語を合わせると「故郷」を意味するのだとか。さてさて、今津景さんといえば。ネットやデジタルアーカイヴで得た画像を、まずコンピューター
大雪予報の週末。いつもの箱根仙石原に一泊予約してました。x.comx.com成川美術館のXによると元箱根あたりは降雪で真っ白☃️わたしは雪道経験ゼロなので恐ろしかったのですが、クルマが一応スタッドレス履いてる&同行者が北陸出身で経験豊富(雪道で制御不能になり廃車にした経験ありꉂ🤣𐤔)とのことで決行の運びとなりました。小雨の小田原を出発し、まずはポーラ美術館へ。道路は除雪され濡れてて問題なし。初めて見る雪のポーラ美術館いつにも増して素敵❄❄裏の遊歩道も歩いてみたかったけど、雪で
HP/コンセプト/プロフィールSHOP/スピリチュアルメッセージこんにちは、VanillaSky・スピリチュアルコンサルティングサロンの昌美です。坂本龍一音を視る、時を聴く@東京現代美術館全体を通して、東洋を感じる作品群。当たり前だけど、メチャクチャ音響設備が良くて耳が満足でした。8番目のインスタレーションが好きすぎて一生この空間に居れるなと思いました。最後のインスタレーションは、なかなか小粋かつ悲しい仕掛けがしてあって、ハリーポッターのシリウスブラッ
石橋財団コレクションと現代アーティストとの共演。それが、ジャム・セッションです。鴻池朋子さんを皮切りに、森村泰昌さん、柴田敏雄&鈴木理策さん、そして昨年は山口晃さんと、日本美術界のそうそうたる面々とコラボを果たしてきましたが。5回目となる今回、白羽の矢が立ったのは、毛利悠子さん。今年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本代表に選出された、今世界でもっとも注目を集めていると言っても過言ではない日本の現代美術家です。タイトルは、“ピュシスについて”。「ピュシ
初台にあるメディアアート専門の文化施設、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]。こちらで現在開催中の展覧会“evala現われる場消滅する像”を観てきました。・・・・・いや、正確に言えば、聴いてきました。今もっとも注目を集めるサウンド・アーティストといっても過言ではないevalaさん。その現時点での集大成となる大規模個展です。本展の見どころの一つといえるのが、サウンドインスタレーション作品の《Sprout“fizz”》でしょう。真っ黒な空
今回出演のTHE神業チャレンジ土台から全てチョコレート個展で出展している自画像も同じ作り方をしていますぜひ会場で作品を見てください甘ーい香りがします本日より18日までTVerで見れますTVer-無料で動画見放題TVer(ティーバー)へ、ようこそ。TVerにあるテレビ番組はすべて無料!最新話から過去人気番組まで見放題!tver.jpuco個展チョコレートを使ったインスタレーション作品とチョコレートを模したアクリル絵画の展示です【会期】2025年2月8日(土)~1
「音を視る、時を聴く/想い出の粒子は宿る」先日のNHK日曜美術館は、「音を視る、時を聴く/坂本龍一Xアート」でした。現在、東京都現代美術館では、一昨年その生涯を終えた音楽家そしてアーティスト、坂本龍一氏の個展が開催されているそうです。「Arsionga,vitabrevis(芸術は長く、人生は短い)」これは、夏目漱石の「こころ」の装丁の言葉にあり、同じ言葉を遺した坂本龍一氏の盟友たちが彼の想いを引き継いだ個展です。サウンド・インスタレーション作品10点からなる日本では初
【布施知子ORIGAMI-紙の鼓動-】3/23まで去年の暮れに#市川湖畔美術館で#布施知子さんの作品と動画を見て、会期中に来たいと思っていた展示は圧巻!今二巡目終わって一息ついてるところ。写真では魅力が伝わらないのがもどかしい。枯山水in葵能面大飛出般若円空仏小武悪大黒人の気配のする邸宅のダイニングのインスタレーションも球体も目が釘付けだった。そしてこの美術館、アール・ヌーヴォーの照明、家具のコレクションも眼福もの。絵画も好みのものが何点かあり、多分また来る
ココ半年でよく行ってたイスティクラル大モスク『(入り方Update)イスティクラル大モスク』何年かぶりにMasjidIstiqlal(イスティクラル大モスク)日本では大きなモスクの建築は数か所しかないし、イスラム教に馴染みがないので、やっぱり日本か…ameblo.jpイスティクラルの周り『モスクからPasarBaru周辺ウォーキング(P.TSeharihariTour)』先月のZakkaSakkaMarketの時に「まだイスティクラルモスクに行ったことがない」という、ジ
日本を代表する電子音楽の作曲家&現代美術作家である池田亮司(RyojiIkeda)による1997年発表のセカンド・アルバム。このアルバムから電子音楽に特化した海外レーベル「touch」のリリースとなったというのだから、その実力が伺える。どのような経緯でこのアルバムを知ったのか―をはっきりと思い出すことはできない。「池田亮司」というアーティストのことを先に知ったのかもしれない(そちらの方が自然か)。電子音楽関係の本を読んだからかもしれないし、刺激を求め「新しい音楽」
『東京都現代美術館では、音楽家・アーティスト、坂本龍一(1952-2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展「音を視る時を聴く」を開催いたします。坂本は50年以上にわたり、多彩な表現活動を通して、時代の先端を常に切りひらいてきました。1990年代からはマルチメディアを駆使したライブパフォーマンスを展開し、さらに2000年代以降は、さまざまなアーティストとの協働を通して、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に思考、実践しました。本展では、生
東京都現代美術館の「坂本龍一音を視る時を聴く」の続きです。Zakkubalanとのコラボ《async-volume》は当時坂本龍一が住んでいたニューヨークの住居やスタジオ、周囲の庭などをiPhoneとiPadで撮影した映像と、環境音をミックスした音楽によるインスタレーションです。同じ場所で視点を変えた映像4~5点が1セット、坂本龍一がいる(いた)場所の記憶、彼の視点の痕跡。本人がいない生活のドキュメント。当時はそこから「存在」が立ち上がってきたのかもしれませんけど、今見ると「不在」しか感
週末、母の顔を見に実家に帰ったついでに広島県福山市の山合いに2016年にできた「禅と庭のミュージアム」にでかけてみました。この金色の宇宙船のような物体。「洸庭」(こうてい)。ブルータスなどのアート雑誌でよく紹介されている名和晃平氏の巨大な造形(建築物?)です。金色に見える部分は緻密に木材で作られています。杮(こけら)落としという技法らしい。行くまで知りませんでしたが、この建物にはちゃんと入口があり、中で約30分のインスタレーションを体験できます。一度に入れるのは
皆さま、アートな島と聞いたら、どこを思い浮かべますか?直島?豊島?男木島?女木島?百島?きっと、ほとんどの人が、瀬戸内海に浮かぶ島が思い浮かんだことでしょう。しかし、実は、都内にもアートな島があるのです。その島とは・・・・・大田区にある城南島。1940年代に建設された人工島です。その2丁目に、2014年にオープンしたのが、ARTFACTORY城南島。株式会社東横インが社会貢献活動の一環として提供する芸術・文化振興のための施設です。床面積は、驚異の350
RyojiIkedaの表示の方が有名な池田亮司を知ったのは、今はWeb雑誌の骰子(DICE)で記事を読んだ時だったかな?忘れてしまった。池田亮司そして最初に聴いたのが1995年にレーベルCciRecordingsからリリースされた『1000Fragments』だったと思う。1000Fragments確か他にはレーベルTouchから1997年にリリースされた『+/-』、1998年リリースの『0°C』、2001年リリースの『matrix』を聴いたと思う。+/-
去年末から東京都現代美術館で開催されている坂本龍一の、何気に「初」となる個展「坂本龍一音を視る時を聴く」展に行ってきましたよ。去年末の初日、21日に行こうかと思ってたんですが、まあ流石に私以上のサカモトマニアな人が鮨詰めで押し寄せるだろうこと、冬休みも手伝って学生さんやら外国客も多く来るだろうこと、物販の転売目的で超高齢のお年寄りが挙ってくるだろうこと、……なんかを鑑みて、1ヶ月ほど間を空け、且つ、平日の「開館直後」に来たのですが、……すっげえ行列!
この写真は令和6年12/4現在の状況です。今年2月に観た庭園美術館での展示も素晴らしかったので、今回の個展も楽しみにやって来ました。自らの“木彫”作品を、その“場”に設置する空間インスタレーションが、須田さんの作品の最大の魅力です。↓木彫“スルメ”って…。現代(同時代)作家の超絶技巧が注目される展観が、今でこそ度々開催されるようになりました。ぼくがその魅力を感じた最初の作家さんは、間違いなく須田悦弘さんです。↑↓初期のインスタレーション作品。22年前、食糧ビル最後の展覧会で、須田作
2025年2月11日火曜日建国記念の日今日は作家さんが在廊されているということでもう一度・・書庫と灰殻@shokotomarumaru■水野太史『書庫と灰殻(ハイカラ)』@mizunoseitoen■2025年1月25日(土)~2月16日(日)※書庫open土・日・祝日10:00~18:00※書庫open日以外(火~金)は廊下から鑑賞可※月曜休館Re-TAiL愛知県一宮市栄4-5-11水野製陶園
名古屋観光特使としても活躍中のぴよりんと初コラボ✨ミズベヒロバのぴよりんはドーム状になっていて、中に入ることが可能。夜はライトアップも中部電力MIRAITOWERとのコラボ撮影できます🗼3/14(金)まで撮影2025/2/9▼詳しくはコチラ🐥https://www.nagoya-info.jp/event/detail/1150/#名古屋テレビ塔#中部電力ミライタワー#久屋大通パーク#久屋大通公園#ミズベヒロバ#ぴよりん#名古屋観光特使ぴよりん#名古屋#名古屋観光#
小原義也遺作展/山田裕子展2月15日まで開催中。昨日は、たくさんのお客様においでいただき、小原義也さんを偲んでいただきました。200x470cmの大作に皆さんびっくりされていました。山田裕子さんのパフォーマンスも素敵でした。小原義也遺作展山田裕子展小原義也遺作展のページは、http://ks-g.main.jp/exhibition/20250210/index.shtml山田裕子展のページは、http://ks-g.main.jp/exhibiti
★コンサルティング・講座、★絵本ワークショップ、★トリニティ数秘術カウンセリングなどを行なっています。アーティゾン美術館久しぶりに夫と行ってきました。この美術館が所有する藤島武二の「黒扇」という絵がとても好きで学生時代、ときどき観に行っていたので懐かしい場所。今日は、何十年ぶりかで「黒扇」もみることができました。描かれた女性と見つめ合って(といっても向こうはわたしを見てないけど)やっぱりいいなぁ、とう
東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一|音を視る時を聴く」を観てきました。昨年の3月に亡くなった坂本龍一さん。それまでに国内外のアーティストとコラボレーションしてきたインスタレーションに新作を加え展示した大規模な展覧会です。これは本当に観て良かった!と思える素晴らしい展覧会でした。坂本さんが作った楽曲にインスピレーションを受けたアーティストたちが、映像や造形物を使いコラボレートしたインスタレーションが10点ほど展示されています。坂本さんはイエロー・マジック・オー
東京都現代美術館の「坂本龍一音を視る時を聴く」の初日に行ってきました。10時開館の20分後くらいに入ったのですが、最初の映像インスタレーション《TIMETIME》の、横長の3面マルチ映像の前には私より先に入った人たちが端から端までびっしり2重3重に並んでいて、背の高い私でも前が見られないくらい、予想以上のすごい盛況でした。最近は技術を駆使した情報量の多い映像が多いのですが、ここでは抑制のきいた自然の映像が中心で、そこに田中泯の絶妙な語りと笙の音が「時間とは何か」という深い思索に誘います