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潤に漸く気持ちを伝えられて、潤からも『好き』と言って貰えて、それからお互いの気持ちを確かめるように熱いキスもして、〝めでたし、めでたし〟だと思っていたら、潤の様子がおかしい、というかちょっと怒っていて、俺のキスがしつこ過ぎた所為に違いない、と思って、「潤ごめん。」「やっぱり翔、初めてじゃなかったんだ💢」「へっ?」「とぼけないでっ!誰としたの?」「えっ?『誰としたの?』って?」「だ〜か〜らぁ、キス!」「イヤ、イヤ、いや、嫌💦俺潤以外とキスした事ないし、」
また言われてしまった、、、『翔のバカ!』って。でも、本当に俺の片思いじゃないか、って思ったから。潤にとって俺は可愛い弟みたいなもので、小さい頃からいつも一緒にいたから、恋愛対象として見られないのかな、って。「はっきり聞きもしないで、なんで勝手に片思い、って決めちゃう訳?」「それは、、、岡田(君)が、俺よりずっと強いし頼り甲斐があるから、俺敵わないかな、って思って。」「もぉ、ホント呆れる!確かに師範は強くて頼れる人ではあるけど、だからと言って恋愛対象には
潤と2人で駅前のカラオケ店へ向かいながら内心ドキドキ。今まで友達と一緒にカラオケ店に入った事はあるけど、2人きりでというのは初めてだから。どんな歌を歌おう?潤は思いっきり発散しよう、と言ったけど、発散するような歌より、愛の歌を歌おうか?そしてそのあとはっきりと潤に『大好きだよ』って伝えようか?それともその前に、岡田(君)の事を本当はどう思っているのか聞いちゃおうか、、、考えが纏まらないままカラオケ店に着いて、ドキドキしながら部屋へ入ると、、、「ね、
寝起きで、まだ完全に覚醒しきれてなくてボ〜ッとしている俺に、バチン!おでこにデコピンされた!デコピンではっきりと覚醒した俺。「痛ぇ!何するんだよ、潤!」「おっ、やっと完全に目が覚めた?」「そりゃあ、おでこに思いっきりデコピンされたら流石に目が覚めるよ。それよりも潤酷くない?俺の可愛いおでこが青あざになっちゃうだろ?」「それは俺がメールしても全然返事来ない、既読にすらならないから。高校合格したらデートして欲しい、って俺に泣きついて来たくせに、、、」「俺
潤だけのスーパーヒーローになる!と決めた俺だけど、具体的に何をしたら良いのか、、、毎朝の電車の中で会う岡田(君)はまるでSPみたいに潤の周りに目を光らせていて、誰かが潤に近づこうとすると、迫力満点の目でギロッと睨んで潤から遠ざけるから俺の出番は全く無いし、第一、俺は周りのみんなから『翔君て、目がクリッとしてて可愛いよね。』って言われていて、岡田(君)みたいに迫力が無いから目だけで相手を威嚇するなんて無理だし、戦いを挑んだところで、武術家の岡田(君)に瞬殺される
明けましておめでとうございます。と言ってももう既に1月6日ですが、、、💦本年もどうぞ宜しくお願いします。今日から新しいお話しをUPしたいと思います。前回のお話しのあとがきで、お正月三ヶ日が過ぎたら、新しいお話しをUPする、と書いておきながら、なかなかお話が書けず、UPするのが今日になってしまいました。本年もお付き合い頂けたら嬉しいです。今回のお話し、[Jside]と[Sside]行ったり来たりしますが、楽しく読んで頂けたら、、、、と思っています。どうぞ宜
うかうかしてたら、松本君がウチの営業所の女子と付き合ってしまうかも、、、そう思ったら居ても立っても居られなくて、「ねぇ松本君、ちょっと相談に乗って欲しい事があるんだけど都合付かないかな?」「あ、、、すみません今日はちょっと、、、『早く帰るね』って言っちゃったんで。」「いや、今日じゃなくてもいいんだ。松本君の都合の良い時で、」「えっと、、、じゃあ今度のお休みの水曜日に待ち合わせしてお昼食べに行きません?何か予定入ってます?」「ない、ない、ない!何も予定入
高校に入学して1ヶ月の5月のゴールデンウィーク明け、世間一般では5月病という言葉があるけど、俺はそんな事は全く無く、高校生活満喫中。初めての電車通学も全然苦じゃなくて、電車の中で密かに人間観察して楽しんでいるし、学校の授業はかなり厳しくて、放課後に毎日豆テストがあってそれで100点を取れないと居残りになったり、宿題もかなりの量があって、大変といえば大変だけど、真面目なヤツが多いから宿題は昼休みにみんなで協力して終わらせちゃうし、宿題が終われば、
潤さんの家に泊まる前日、えっと、、、何を持って行けばいいんだろう?勉強道具は学校から直接行くから大丈夫だし、あとは、、、着替えの下着と普段着とパジャマと、、、あっ!歯ブラシも。バスタオルも持って行った方がいいかな?シャンプーやリンスは???、、、そこまではいらないかな?それから勉強の合間の息抜き用にゲーム🎮を持って行こうか、、、イヤイヤ、でもそんな物を持って行ったら、潤さんに『翔何でそんなもの持って来たの?必要無いでしょ💢』って言って怒られそう。だからゲーム
今日の授業内容をきちんと伝えられなくて、潤さんに冷たい目で見られてしまったけど、「あっ!でも宿題は数学のプリントで、、、ちょっと待って。」カバンの中から宿題のプリントを出すと、「コピーさせてくれる?」「うん、勿論♪」「ありがと、翔。」と言って貰えて、ちょっとだけ名誉挽回。ついでに一緒に宿題をやってしまおう、という話しになり、、、俺の方が先に終わって、潤さんが真剣に宿題をしている姿を『ホント、綺麗だよなぁ〜』なんて思いながら眺めていたら、「翔ちょっと最後の応用問
『どうぞ上がって。』という潤さんの言葉に甘えてお家にお邪魔すると外観とは違って中は洋風の造りで、広〜いLDKの窓際や出窓には大小様々な観葉植物があって、ここにいるだけで癒される感じ。「翔はそっちに座って。」「はい、」潤さんに言われるままソファーに座ると、「今ばあちゃん、近所の茶飲み友達の所に行っちゃってていないからナニをしても大丈夫だけど、どうする?」そう言いながら意味深に『ふふっ』と笑う潤さん。「そ、そんな事💦俺しません!」「そうなの?真面目だね
俺が潤さんに聞きたい事、って一体、、、一所懸命考えたけど〝聞きたい事〟が思い付かなくて、しかも潤さんが忘れ物を取りに行って戻って来たのが思いの外早くて、「あっ、お帰り早かったね💦」と焦る俺に、「ふふっ、そぉ?はい、翔が先に飲んでいいよ。」とお茶のペットボトルを差し出した潤さん。「(@_@)‼️」なに?なに??なに〜???先に飲んでいいとは?1本のお茶を2人でシェアする、って事?「い、いいの?俺が先に飲んでも。」「うんいいよ、あっ、でも全部飲まない
これから潤さんと俺、幸せな日を重ねて行くんだ❣️と確信していた俺だったけど、、、次の日学校へ行くと、潤さんの周りには数名のクラスメイトがいて、、、(o_o)❗️何で〜、俺だけの潤さんだと思っていたのに、、、ショック‼️だけど、潤さんが転入して来た時にクラスメイトと潤さんが仲良くなるのは、俺が望んでいた事でもある訳で、『みんなと仲良くしないで!』なんて言える筈がない。でも、でも、、、やっぱり面白くないしモヤモヤする潤さんとみんなが、どんな話しをしているか気
潤に対する感謝の気持ちを込めて、キスをしようと潤の肩に手を置いたら、「ふふっ、懐かしい♪小さい頃は俺がお菓子をあげたり、何か手助けしてあげると、お礼にほっぺに〝ちゅっ♡〟ってしてくれてたよね。」と言われ、一気に気持ちがダウン⤵️して、潤の肩から手を離したら、「えっ、なんでキスしてくれないの?小さい頃みたいに、ほっぺに〝ちゅっ〟ってしてくれるんじゃないの?」「・・」イヤイヤ、俺は小さい頃を思い出してキスしようとした訳じゃなくて、勿論小さい頃と同じように潤
潤さんから、「委員長待たせちゃってごめんなさい。」って言われたけど、俺は何の事かさっぱり分からない。「さ、早く行こ。」という潤さんの言葉に「うん。」と答えたものの、、、「ね、どこに行くの?潤さんと俺何か約束したっけ?」「いいから翔は俺のあとに着いて来て。」「、、、うん分かった。」潤さんに言われた通り、あとを着いて行くと、昇降口を出て、正門とは反対、校舎の裏側に向かって歩いて行く潤さん。もしかして、人がいない所に行こうとしている?という事は、考えられ
潤さんと連絡先を交換してから朝と夜には『おはよう』『おやすみ』のメールを送り合って、勿論それだけじゃなく直接電話もして、それが最初は一日おきくらいだったのに、いつしか毎日9時に電話を掛けるのが決まりになって、、、『今日の5限目の授業眠かった〜。だから全然授業内容が分からないんだけど、潤さん分かる?」『ふふっ、翔の場合5限目が眠いのは、今日だけじゃないでしょ?』『うっ、それを言われると、返す言葉がない、、、(◞‸◟)』『今日の授業はねぇ、、、』と勉強の
松本君に嫌われたく無い俺が、必死になって謝ると、「誰にも言わない?」「勿論!絶対に誰にも言わないよ、松本君が車に対してトラウマがある、なんて。」「(*`ω´)💢誰にも言わない、って言ったくせにもう言ってるじゃん‼️」「いや、だって松本君は本人だし、、、💦」「〝誰にも〟って言ったんだから、たとえ本人にも言ったらダメだ、ってなんで分からない訳⁉️」「、、、ごめん。金輪際もう絶対に誰にも言わないから許して貰えない?」「まあ許してやらなくも無いけど、、、」俺の言葉
潤さんのおばあちゃんがご馳走してくれる、って、、、でも俺、潤さんのおばあちゃんにご馳走して貰うような事、何もしてないし、、、潤さんに白玉あんみつは奢ったけど、それだけの事でご馳走して貰うのは、ちょっと悪いような気がして、さっきは潤さんに、『いつでも行く!』って返事しちゃったけど、やっぱり『ご馳走なんていいです。』って遠慮した方が良かったかな、と思い、昼休みに潤さんにその事を伝えようとしたら、その前に潤さんから、「明日でいいよね、」と言われてしまって、結局
突然、『翔』なんて呼び捨てにされたら、ドキドキして、真っ赤になっちゃうのは仕方ない事で、そんな俺を見て、潤さんはクスクス笑いながら、「翔、うぶで可愛い。もしかして親以外から『翔』って呼び捨てにされたの初めて?」「、、、悪い?」「バ〜カ、〝悪い〟なんて言ってないだろ?俺は〝可愛い〟って言ったんだけど?」「、、、///」「あっ、また赤くなってる。俺可愛い翔の事好きだよ♡」「えっ?(//∇//)」「もう💢聞こえなかった?『好き』って言ったの‼️」「勿
潤さんのパジャマ、、、着たかった💧💧落ち込んでる俺に、「さ、翔夕飯までまだ時間あるからその間俺の部屋で勉強しようよ。」「、、、うん、分かった。」俺は勉強をする為に来たのだから、パジャマの事でいつまでも落ち込んでる場合じゃ無い!と気持ちを切り替え、ちょっとドキドキしながら、2階の潤さんの部屋に行くと、その部屋は6畳ほどの洋室で、ベッドと本棚、それとローテーブルがあるだけの至ってシンプルな部屋で、俺の部屋と間取り的には似ているけど、中身は全然違ってて全く
大好きなカレの事を凄く嬉しそうに話す松本君。仕事の話しの時は、キリッとして全く隙がない雰囲気なのに、カレの話しになると途端に甘い空気を纏って、少し頬を染めながら、「カレって優しくて、強くて、カッコよくてイケメンなんですよ、、、♡」と話す松本君に、「へぇ、本当にステキな人なんだね。」と返しながら、『イヤ俺だって自分で言うのは烏滸がましいけど、優しくて、強くて、カッコよくて、イケメンでしかも頭がいいし、、、』と心の中で(カレに)一つ勝ってると思う俺。そんな事を思
今日から新しいお話を始めたいと思います。今回のお話は、翔君が高校に入学した時からのお話になります。今回の翔君は明るく聡明で適度にノリが良くどこにでも居そうなごく普通の高校生。そして潤君は、、、潤君がどんな人か?はお話の都合上今はまだ秘密という事で、、、。勿論今回も恋のお話。(悲恋ではありません)今のところ全編翔君目線からのお話になる予定です。皆さんに楽しく読んで頂けたら嬉しいです。〜優海〜それではどうぞ〜♪今春、中学を卒業して高校に進学
潤と初デート出来て、それは勿論嬉しかったけど、でも、、、「翔何でそんなにつまらなそうな顔してるの?俺翔の希望通りにしたのに何が不満?」「だって、、、帰って来るのが早過ぎるよ。」確かに潤はシャーペンとボールペンと消しゴムを入学祝いとしてプレゼントしてくれて、しかもシャーペンは、「翔俺の使ってるシャーペン、凄く書きやすいし、疲れにくくて良いから俺のと同じのでいいよね?」って言ってくれて潤とお揃いのを買って貰って、それは凄く凄く嬉しかったけど、ささっと買ってしま
あ〜、『まだ帰りたくない!』と言って愚痴っていた自分が恥ずかしい。自宅のある最寄り駅に戻って来て、そこから向かったのは家ではなく、この辺では一番人気のケーキ屋さん。潤は俺の入学祝いにケーキを予約してくれていて、「えっ?潤、ケーキ予約してくれてたの?」「勿論!そんなに大きなケーキじゃないけどね。でも分ける時翔に大きい方をあげるからさ、いいだろ?」「・・・(-_-;)」俺、もう子供じゃないから『大きい方がいい!』なんて言って駄々を捏ねたりしないしっ!💢でも
どうも変態です今日は、僕の最近の性事情についてお話ししたいと思います。正直、以前の僕は1日6回できるくらい性欲が強かったですが最近は、めっきり減ってしまいましたこれには理由があって僕は現在昼と夜の仕事を掛け持ちしてるのですが夜の仕事で毎日、毎日数多くの女性の方を見ていたら、あれだけ大好きだったセックスが、全くしたいと思わなくなりました笑今一番好きなことは日光浴一番興味ないことは、SEXここまで人が変わってしまった理由を今日はお話ししたいと思います。毎日女性とお話
松本君との待ち合わせのカフェで、松本君が座っていたのは、入り口近くの席で、お店の外からもよく見える場所。だから俺もすぐに見つける事が出来たのだけど、、、それにしても、周りの視線が気になる。勿論注目されているのは俺じゃなくて松本君の方だけど、、、。「ねぇ松本君凄いよ。」「えっ?何が凄いんですか?」「松本君みんなの注目を集めてる。」「えっ?僕何か変な物付いてます?」慌てて洋服を確かめる松本君。「あ、いや違う、違う💦松本君がめちゃめちゃカッコいいから見
まさか松本君から〝カノジョ〟ではなく、〝カレ〟の話を聞く事になるなんて、、、。松本君の恋愛対象が男性とは、1ミリも思っていなかったから、ショック!、、、というか、頭の中が混乱している。ただ、そんなセンシティブな話を俺にしてくれたのは、俺を信頼しているからこそであり、松本君に信頼されているんだ、と思うとほんのちょっと嬉しくもあったのは確かで、そんな俺の様子を見て安心したのか、次の日から松本君から惚気話しを聞かされる事となってしまったのには、、、(T-T)「もうね、カ
ようやく仕事がひと段落したのでMC-1のセット解説!今日はアッパー、サスアームの長さ!アッパーは50mmサスアームは57mmフロントキャンバーは11度です!明日はサスマウントについてお話します!
潤さんの〝お礼〟がキスじゃ無かったのは残念だったけど、でも本多君と一緒に帰るのを断る理由に俺を使ってくれた事はやっぱり嬉しい。今日は一日、モヤモヤしっぱなしだったけど〝終わり良ければ全て良し〟というか、ここがまだ風山高の敷地内とはいえ潤さんとこうして並んで歩くのは初めてだし、まるでデートしているような気分。そうして、潤さんに案内され着いた場所は、、、「ここだよ。」「ここが潤さんの癒しの場所?」「うん。」それは、運動部の部室の裏手の小高い丘で、「知らなかっ
【Ninoside】朝いつもの時間に出社して、ワタシのボスである翔さんが出社するのを待っていると、「いやぁ、昨日の夜は参ったよ///」第一声が『おはよう』でも『グッモーニン』でもないのはいつもの事だけど、今日はいつも以上に顔がデレデレ、、、でも、ちょっとお疲れ気味な様子。こんな時は何も聞かない方がいい、と分かっているけど、『聞いて欲しい!』と訴え掛けるような目でワタシを見るから、仕方なく、「疲れているように見えますが、大丈夫ですか?」と聞くと、めちゃく